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   KANAYAMA’S ASTRONOMY HANDBOOK

 

 

 カナヤマ 天文学 辞典 

 日本語版 

 見出し語 『 う 

 No.1783。

 

 

メ ニュー (目次)  #jpmenu         

■ 次の項目を選び、クリックして下さい。    

□ 天文学 辞典 (総合)

□       ● 事柄順。

 

 

 うち  宇宙の構造 

            (うちゅうのこうぞう)。

 

 うち  宇宙の始まり

            (うちゅうのはじまり)。

 

 うち  宇宙の終わり

            (うちゅうのおわり)。

 

〇 うち  宇宙

            (うちゅう)。

 

〇 うち  宇宙 

       宇宙ガイドブック

 

〇 うち  宇宙 

       (宇宙年表 )

 

〇 うち  宇宙 

       (宇宙簡略年表 )

 

〇 うち  宇宙 

       宇宙詳細歴代年表)

 

〇 うち  宇宙 

       宇宙詳細未来年表 )

 

〇 うち  宇宙 

       宇宙の歩みと未来の

       概観ガイド

 

〇 うち  宇宙 

               現在の宇宙の構造ガイド)

 

〇 うち  宇宙 

               宇宙の変遷 簡明一覧表

 

〇 うち  宇宙距離表示単位 

       宇宙距離表示単位詳細

       ガイド

 

〇 うち  宇宙距離表示単位 

       宇宙距離表示単位簡明

       ガイド

 

 うち  宇宙関連 主要語・用語集 

            (うちゅうかんれん しゅようごようごしゅう)。

 

〇 うち  宇宙関連 ドキュメンタリー、

       ドラマ、映画 

            (うちゅうかんれん どきゅめんたりー、

            どらま、えいが)。

 

 うち  宇宙空間のガス 。

              (うちゅうくうかんのがす) 。

            (⇒ ガス)。

 

〇 うち  宇宙の構成 

               宇宙の構成 ガイド)

 

〇 うち  宇宙の秘密 

       宇宙の秘密 ガイド)

 

 

  ● 事柄順。

 

 

□ 天文学 辞典の 「 う 」 基本見出し語サイト

  の先頭ページヘ 

 

 

■ 上位のWEBサイト。

□ (KOH)  カナヤマ オフィシャル   >

          ホームページ。 

□ (Cse)   国際理解総合サイト     > 

         われら地球市民

□ (Ke)   百科事典。           >

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□ (Khas) 天文学辞典・日本語版。   >

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         「 う 」基本見出し語サイト

□ (Khas) この日本語ページ。 

 

 

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#jpdictionary(general)

 

◆ 天文学 辞典

 

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#u

 

#thecosmicstructure

 

■ 宇宙の構造  

     (うちゅうのこうぞう)。

 

■ 宇宙の構造。

■ 名称: 宇宙の構造 (うちゅうのこうぞう)。

■ 《宇宙論》。

■ 「私たちの宇宙」の成分

● 現在の「私たちの宇宙は、 

  (a) (「私たちの宇宙」の4.9%を占める

       普通(通常)(の)物質(= 元素、原子) 

  (b) 「私たちの宇宙」の26.8%を占める

      ダークマター(= 暗黒物質)、

  (c) 「私たちの宇宙」の68.3%を占める

     ダークエネルギー(= 暗黒エネルギー)

  の3つで、占められている(組成されている)。

■ 現在の「私たちの宇宙は、 普通(通常)の

  物質の銀河で成り立っている。

● TKKI カナヤマ著 天文学辞典 11036。

 

 

□ 「私たちの宇宙」の成分

□ 「私たちの宇宙」を構成する銀河

□ 「私たちの宇宙」の誕生

□ ヒト(人間)の体を構成する物質

□ 現在の宇宙 画像アルバム NO.1

□ 宇宙の構造が登場する、 興味深い、

    関連ドキュメンタリー、 ドラマ、映画

 

 

#cosmicstructure-compositionoftheuniverse

 

◆ 「私たちの宇宙」の成分

 

■ 「私たちの宇宙」の成分

  ■ 現在の「私たちの宇宙占める(組成する)

    ものは、 

    可視できる(目に見える)、「私たちの宇宙」

    の4.9%を占める普通(通常)(の)物質 と、

    現在の科学技術では可視できない (見るこ

    とができない)、2つのもの、即ち、「私たちの

    宇宙」の26.8%を占めるダークマター(= 暗

    黒物質) や 「私たちの宇宙」の68.3%

    占めるダークエネルギー(= 暗黒エネルギー)

    である。

  ● TKKI カナヤマ著 天文学辞典。

 

 

■ 「私たちの宇宙」の成分

  ■ 「私たちの宇宙」は、  

    (a) 約5%の普通(通常)の物質、 

    (b) 約4分の1の約27%のダークマター、  

    (c) 約7割の約68%のダークエネルギー、

    の3つで占められている(組成されている)。

 

  ■ 「私たちの宇宙」は、 

    (a) 4.9%の普通(通常)の物質(= 元素、

       原子)、 

    (b) 26.8%のダークマター(= 暗黒物質)、

    (c) 68.3%のダークエネルギー(= 暗黒

        エネルギー)、

        の3つで占められている(組成されている)。

  ● TKKI カナヤマ著 天文学辞典。

 

 

■ 「私たちの宇宙」の成分

  ■ 「私たちの宇宙」の成分の、普通(通常)の

    物質、ダークマター、ダークエネルギーは、     

    宇宙探査機WMAP、人工衛星プランクなど

    の観測によって、 2003年以後精度が高

    められ、現在、次の数値となっている。

 

   (a) 4.9%の普通(通常)の物質(= 元素、

      原子(= 原子核(陽子と中性子)と電子))。

            (⇒ 普通(通常)の物質元素原子)。

 

   (b) 26.8%のダークマター(= 暗黒物質(d)、

      未知の素粒子?、光を出さず質量をもつ

      物質)。

            (⇒ ダークマター)。

 

   (c) 68.3%のダークエネルギー(= 暗黒エネ

      ルギー、宇宙定数(Λ)、宇宙全体を一様に

      満たす真空のエネルギー)。

           (⇒ ダークエネルギー)。

 

 

■ 「私たちの宇宙」の成分

  ■ 2013年3月発表の、ESA(= ヨーロッパ宇宙

  機関)の探査機「プランク」(英:Planck)の観測

  データの分析結果では、 「私たちの宇宙」の誕生、

  即ち、ビックバンは、 今から「約138億年前」で

  あり、 現在の宇宙の成分は、 ダークエネルギ

  (= 暗黒エネルギー)が「約68%」で、 ダーク

  マター(= 暗黒物質)が「約27%」で、 普通(通

  常)(の)物質などが「約5%」となっている。

 

 

■ 「私たちの宇宙」の成分と銀河

  ■ 可視できる(目で見える)、千億個もの銀河は、

    「私たちの宇宙」の約5%に過ぎない。 現在、

    (元素のある)「私たちの宇宙」には、可視できる

    (目で見える)「普通(通常)の物質」でできてい

    る、約1000億個もの銀河がある。 

       そのすべての、可視できる(目に見える)、

    千億個の銀河は、 現在の「私たちの宇宙」の

    たった約5%を占めているにすぎない。

    □ 銀河 画像 アルバム NO.1

 

 

■ 「私たちの宇宙」の成分

  ■ 現在の私達の住む宇宙は、 ダークエネル

    ギー(= 暗黒エネルギー)、 ダークマター(=

    暗黒物質)、 普通(通常)の物質などで占め

    られている(組成されている)。 

  □ 現在の宇宙 画像 アルバム NO.1

 

  ■ 現在の私達の住む宇宙は、 約68%を占め 

    る「ダークエネルギー」 と 約27%を占める 

    「ダークマター」 と 約5%を占める 「普通(通

    常)の物質」 (通常見ることのできる物質、光や

    電波などの電磁波で見れる物質)」 で占められ

    ている(組成されている)。

  ● TKKI カナヤマ著 天文学辞典。

 

  ■ 2013年3月発表の、ESA(= ヨーロッパ宇宙

    機関)の宇宙探査機「プランク」(英:Planck)

    の観測データの分析結果では、 私たちの

    宇宙の誕生、即ち、ビックバンは、 今から「約

    138億年前」であり、 現在の「私たちの宇宙」

    の成分は、 「約68%」のダークエネルギー

    (= 暗黒エネルギー)、「約27%」のダークマタ

    (= 暗黒物質)、 「約5%」の普通(通常)(の)

    物質などがで占められている(組成されている)。 

 

 

 

■ 「私たちの宇宙」の構成

  ● 宇宙には、重力・引力(星の引力等)、宇宙放

    射線、等がある。

 

  ■ 現在の「私たちの宇宙」の中で、 普通(通常)

   の物質 (光や電波などの電磁波で見れる物質)

   とは、 天体 や ガス・チリ である。

  □ 通常物質 画像  アルバム NO.1

 

  ■ 現在の私たちの宇宙の中で、 普通(通常)

   の物質 (光や電波などの電磁波で見れる物質)

   とは、 銀河間の薄いガス と、 各銀河の中にあ

   る、各種天体(個々の星、他)、 星間の薄いまた

   は濃いガス、 天体の破片、 微粒物質 などで あ

   る。

 

  ■ 「私たちの宇宙」は、今も膨張している。

      宇宙は、空間そのものが膨張している。 

    風船に例えると風船の中が「私たちの宇宙」で

    あり、 風船が膨らみ大きくなるように、宇宙は

    膨張している。

 

 

■ 「私たちの宇宙」の成分

  ■ ダークエネルギー。

  ● ダークエネルギー (= 暗黒エネルギー、英:

    THE DARK ENERGY)は、 目に見えな

    いエネルギーである。 真空で無重力の空間

    の中で、増えても薄まることがないエネルギ

    ーである。

      現在、「私たちの宇宙」は、 加速度的に

    膨張しているが、 ダークエネルギーが増加

    しているためである。  

  ● TKKI カナヤマ著 天文学辞典。

 

  ● ダークエネルギー (= 暗黒エネルギー、英:

    THE DARK ENERGY)は、 未知のエネ

    ルギーであり、 現在、2つの提案された形

    態がある。 

       1つは、 静的なダークエネルギーで、 

    一般相対論の宇宙定数である「真空のエネル

    ギー」である。 もう1つは、動的なダークエネ

    ルギーで、 クインテセンス (英:QUINTES-

    SENCE) である。

 

  ■ ダークマター。

  ● ダークマター (= 暗黒物質英:DARK 

    MATTER)は、 未知の物質であり、 何か大

    きな質量をもったものであり、 光や電波など

    の電磁波では見えない物質である。 現在の

    科学技術では見ることができない物質である。

 

  ■ 普通(通常)の物質

   ● 普通(通常)の物質 (英:ORDINARY 

   OBJECTS SEEN BY LIGHT OR 

   ELECTRIC WAVES) とは、 通常見ること

   ができる物質であり、 光や電波などの電磁波

   で見れる物質である。

  ● TKKI カナヤマ著 天文学辞典。

 

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#cosmicstructure-galaxies

 

◆ 「私たちの宇宙」を構成する

   銀河。

 

■ 現在の「私たちの宇宙」にある銀河。

  ■ 現在の私達の住む宇宙は、 約1000億個

   の銀河で、構成されている。

 

  ● ビッグバン後誕生し、約138億年を経た、

   現在の私達の住む宇宙には、約1000億個の 

   銀河 (天体の巨大集団)がある。

  ● TKKI カナヤマ著 天文学辞典。

 

  ■ 現在の私達の住む宇宙は、 銀河が密集し

    た膜のような領域 と、 銀河をほとんど含ま

    ない空洞の領域からなる「泡構造」をつくっ

    ている。

 

 

■ 「私たちの宇宙」の成分と銀河

  ■ 可視できる(目で見える)、1000億個もの

    銀河は、「私たちの宇宙」の約5%に過ぎない。 

    現在、(元素のある)「私たちの宇宙」には、

    可視できる(目で見える)「普通(通常)の物

    質」でできている、約1000億個もの銀河が

    ある。 

       そのすべての、可視できる(目に見える)、

    1000億個の銀河は、 現在の「私たちの宇

    宙」のたった約5%を占めている(組成してい

    る)にすぎない。

    □ 銀河 画像 アルバム NO.1

 

 

■ 現在の「私たちの宇宙」にある、

   銀河の分布。

 ■ 銀河の集団。

  ■ 現在の私達の住む宇宙にある、銀河の大多

     数は、集団をつくっている。

 

  ● 超銀河団 (ちょうぎんがだん)は、 銀河群

    や銀河団が集まった、1億光年を超える領域

    の銀河の集団である。

 

  ● 銀河団 (ぎんがだん)は、 数百から数千個

    の銀河を含んだ集団である。

     (例) おとめ座銀河団。

 

  ● 銀河群 (ぎんがぐん)は、 3個以上数10個

    以下の銀河を含んだ集団である。

 

  ● 単独の銀河 (たんどくのぎんが)は、 1,2

    個の銀河である。

     (例) 天の川銀河 (英:MILKY WAY 

         GALAXY)。

  ● TKKI カナヤマ著 天文学辞典。

 

 

■ 各銀河の特徴。

  ■ 現在の私達の住む宇宙にある、 各銀河の

  中心部には、 巨大なブラックホール がある。

 

  ■ 形の違いにより、 渦巻(うずまき)銀河、 

  棒状渦巻(ぼうじょううずまき)銀河 (例、天

  の川銀河(= 銀河系))、 不規則銀河 (例、

  マゼラン雲)、 その他様々な形の銀河がある。

  ● TKKI カナヤマ 著 天文学 辞典。

 

  ■ 銀河を支える 「ダークマター」。

   一方、 (元素のある)宇宙で、宇宙の 約27

  %を占める、 可視できない (目に見えない) 

  「ダークマター」 は、現在、 可視できる(目

  に見える)「普通(通常)の物質」の(すべての) 

  銀河を支えている。

 

  ■ 宇宙の泡構造 (あわこうぞう)。

  ● 銀河とは、 星などの天体の巨大な集まり

    (集団)である。

 

  ● (元素のある)「私たちの宇宙」は、 現在、 

    約138億光年の大きさで、 約1000億個

    の銀河が存在しているが、 その宇宙の銀

    河の構造は、 「銀河が密集した膜のような

    領域」 と 「銀河をほとんど含まない空洞の

    領域」 からなる泡構造(あわこうぞう) をつ

    くっている。

  ● TKKI カナヤマ著 天文学辞典。

 

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#cosmicstructure-birthoftheuniverse

 

◆ 「私たちの宇宙」の誕生

 

■ 宇宙の始まり。

 

  ■ (1) 138億年前に、ビック・バン(= 大爆発)

       が、起こる。

     ● 3K宇宙背景放射の電波の観測から、

      現在の「私たちの宇宙」の年齢が、約138

      億年前ともとめられている。

 

  ■ (2) 138億年前のビック・バン直後は、 

      「私たちの宇宙」は、  超高温であり、 宇宙

      では、原子(元素)のもととなる、陽子、中性

      子、電子の粒子が、ばらばらに、飛び交って

      いた。

         光などの電磁波は、飛び交う電子に阻

      (はば)まれて遠くまで届かなかったので、 

      「私たちの宇宙」は、曇った状態であった。

      ● TKKI カナヤマ 著 天文学 辞典。

 

  ■ (3) その後、ビックバン発生の約38万年後

      に、 「私たちの宇宙」は、温度が下がり、 

      (陽子や中性子からなる)原子核の周りに、

      電子がまわる、原子(元素)(水素やヘリウ

      ムの原子)が、出現した(誕生した)。

         電子は、(陽子と中性子からなる電子

      核の)陽子に捕らえられて、 光などの電

      磁波をさえぎっていた、飛び交っていた

      電子がなくなり、 光などの電磁波が遠く

      に届くようになり、「私たちの宇宙」は、晴れ

      上がった状態になった。

      ● TKKI カナヤマ著 天文学辞典。

 

  ■ (4) その後、「私たちの宇宙」には、星(ほし、

       恒星)のもととなる、ガス(水素やヘリウム

       のガス)が出現し、 また、徐々に、「私た

       ちの宇宙」は、冷えていき、暗黒の状態と

       なる。 

 

   ■ (5) ビッグバンの約3億年後、ガス(水素や

      ヘリウムのガス)から、ファーストスター(最

      初の星(恒星))が生まれ、それ以後、更に、

      たくさんの星(恒星)が出現し、 星(恒星)

      が集まって銀河が生まれ、 約1000億個

      もの銀河がある、現在の壮大な宇宙の姿が

      形づくられる。

      ● TKKI カナヤマ著 天文学辞典。

 

 

■ ビックバン説。

 

  ■ ビックバン説とは、 「私たちの宇宙」は、

    約138億年前に、ビックバン(= 大爆発)によっ

    て誕生した(出現した)という説である。

       ビックバンの約38万年後の「宇宙の晴れ

    上がり」の頃の光が、現在、3K宇宙背景放射

    として、観測されている。

       また、ハッブル氏の望遠鏡による天体観

    測により、「遠い銀河ほど速い速度で遠ざかる」

    ことが解り私たちの宇宙は膨張していることが

    解かり、膨張の原点が、ビックバンであること

    が判明する。

  ● TKKI カナヤマ著 天文学辞典。

 

 

■ 宇宙の膨張。

  ■ 「私たちの宇宙」は、今も膨張している。

      「私たちの宇宙」は、空間そのものが膨張し

    ている。 

      風船に例えると風船の中が「私たちの宇宙」

    であり、風船が膨らみ大きくなるように、宇宙は

    膨張している。

   ● TKKI カナヤマ著 天文学 辞典。

 

 

■ 元素の出現。

 

 ■ 「私たちの宇宙」に元素(原子)が

   出現。

  ■ 約138億年前に、「私たちの宇宙」で、ビッ

    グ・バンが起き、 ビックバンの約38万年後

    元素(原子)が、誕生する(出現する)。

  ● ビックバン発生の約38万年後に、超高温の

    「私たちの宇宙」は、温度が下がり、 (陽子や

    中性子からなる)原子核の周りに、電子がまわ

    る、原子(元素)が誕生し、 水素やヘリウム、

    リチウム、ベリリウムの4元素(原子)が、出現

    する(誕生する)。

  ● TKKI カナヤマ 著 天文学 辞典。

 

 ■ 元素の多様化。

  ■ 私達・人類や生物のからだを構成する元素は、 

    約138億年前のビッグ・バン(= 大爆発)後に

    形成された、92の自然元素である。  

      但し、「私たちの宇宙」で、ビッグ・バンの

    38万年後の原子(元素)誕生時、 H (水素)、

    He(ヘリウム)、Li(リチウム) 、Be(ベリリウム)

    の4元素 (大量の水素やヘリウム と、ごく微

    量のLi(リチウム) やBe(ベリリウム)の4元素) 

    以外の元素(原子)は、無かった。

 

  ■ ビッグ・バンから約3億年後のファーストター誕

    生以後、天体の核融合反応により、他の88種

    類の様々な自然元素 (炭素(C)、酸素(O)、

    窒素(N)、カルシウム(Ca)、リン(P)、硫黄

    (S)、その他の元素)が、 多量につくり出され

    ていった。

  

  ■ そして、それらの大量の豊富な、様々な元素に

    より、 天体や生物や人類が形成された。

  ● TKKI カナヤマ著 天文学辞典。

 

 ■ 92種類の自然元素。

  ■ 「私たちの宇宙 」では、天体の地球や私達ヒト

    (人間)の体(からだ)の普通(通常)の物質

    を構成する、自然の元素(原子)(自然界(天

    然)に一定量存在する元素(原子))は、  92

    種類である。 

 

  ■ 元素(原子)の周期表の1番目から4番目まで

    の、H(水 素)、He(ヘリウム)、Li(リチウム)、

    Be(ベリリウム)は、 ビックバンの約38万年

    後の、約138億年前にできた元素(原子)

    ある。

 

  ■ 元素(原子)の周期表の5番目から92番目ま

    での元素(原子)は、 ビックバンの約3億年

    後の、ファースト・スター誕生以後、恒星(星)

    の 核融合反応によって、つくられた元素(原子)

    である。

  ● TKKI カナヤマ著 天文学辞典。

 

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#cosmicstructure-materialsofthehumanbody

 

◆ 私達ヒト(人間)の体を構成

   する物質。

 

■ 人体構成物質。

  ■ 私達、ヒト(人間)の体を構成する物質は、 

    水(H,O)、 タンパク質(C,H,O,N,S)、 

    脂質(C,H,O,P)、 炭水化物(C,H,O)、 

    核酸(C,H,O,P)、 無機塩類(Ca,P,Na,

    K,Cl,Mg,Fe,S など) である。

  ● TKKI カナヤマ 著 天文学 辞典。

 

  ● 私達ヒト(人間)の体を構成する元素(生重量)

    は、 酸素(O)66%、 炭素(C)17.5%、 

    水素(H)10.2%、 窒素(N)2.4%、 カル

    シウム(Ca)1.6%、 リン(P)0.9%、 その

    他の元素1.4% である。

  ● TKKI カナヤマ 著 天文学 辞典。

 

 

#cosmicstructure-appearingscenes

 

♪♪ 宇宙の構造が登場する、興味深い、

    関連ドキュメンタリー、ドラマ、映画。

 

★ 宇宙の構造が登場する、興味深い、

   関連ドキュメンタリー。

 

■ コズミックフロント☆NEXT 

  『 村山斉(むらやまひとし)の宇宙を

   めぐる大冒険 

    宇宙の始まりを探る 』。

    (NHKテレビ・2017年2月9日・

    本放送・科学ドキュメンタリー番組)。

 ■ 「私たちの宇宙」の構造を述べる。

 ■ 「私たちの宇宙」の始まりを述べる。

 ■ 「私たちの宇宙」の誕生から現在までを

  述べる。

 ■ 「私たちの宇宙」のダークマターの詳細を

  述べる。

 ■ 膨張する「私たちの宇宙」を述べる。

 ■ 「私たちの宇宙」の果てを述べる。

 ■ チョコレートを使って、標準理論の素粒子

  (17種類)の概略を述べる。

 

■ コズミックフロント☆NEXT 

  『 村山斉(むらやまひとし)の宇宙

   をめぐる大冒険 

    宇宙に終わりはあるのか? 』。

    (NHKテレビ・2017年2月16日・

     本放送・科学ドキュメンタリー番組)。

 ■ 「私たちの宇宙」の構造を述べる。

 ■ 「私たちの宇宙」の始まりや終わりを述

   べる。

 ■ 「私たちの宇宙」の誕生から現在まで、

  現在から終わりまでを述べる。

 ■ 「私たちの宇宙」のダークエネルギーや

  ダークマターの詳細を述べる。

 ■ 加速膨張する「私たちの宇宙」を述べる。

 ■ 「私たちの宇宙」の果てを述べる。

 ■ マルチバース(= 多宇宙)とダークエネ

  ルギーを述べる。

 

■ コズミックフロント   

  『 素粒子が解き明かす宇宙の

    始まり 』。 

    (NHKテレビ・2012年11月8日・

    本放送・科学ドキュメンタリー番組)。

 ■ 「私たちの宇宙」の構造を述べる。

 

■ コズミックフロント 

  『 End of the Universe 

    ‘‘宇宙の終わり’’に迫れ 』 。

   (NHKテレビ・2013年4月11日・

    本放送・科学ドキュメンタリー番組)。

 ■ 「私たちの宇宙」の構造を述べる。

 

 『 コズミックフロント〜発見!

    驚異の大宇宙〜 』。 

   (NHKテレビ・2011年4月よりの科学

    ドキュメンタリー)。

 ■ 第1回 「 コズミックフロント プロローグ 

    宇宙は謎に満ちている 」 

    (2011年4月3日本放送)。

 ■ 第2回 「 ハッブル宇宙望遠鏡 銀河の

    泡の謎に挑む 」

    (2011年4月5日本放送)。

 ■ 第3回 「 地球外生命を探せ〜ついに

    発見?! 生命の星〜 」

    (2011年4月12日本放送)。

 ■ 第4回 「 ダークマターの謎に挑む 」 

    (2011年4月19日本放送)。

 ■ 第5回 「 月への翼を手に入れろ!〜史

    上最大のエンジンはこうして作られた〜」 

    (2011年5月3日本放送)。

 ■ 第6回 「 火星探査車7年の冒険 

    〜スピリットとオポチュニティー〜 」 

    (2011年5月17日本放送)。

 ■ 第7回 「 ガリレオから始まる驚異の大宇宙 」

    (2011年5月24日本放送)。

 ■ 第8回 「 迫りくる太陽の異変 」

    (2011年6月7日本放送)。

 ■ 第9回 「 旧ソ連 幻の宇宙計画〜天才科

    学者コロリョフの見た夢〜 」 

    (2011年6月21日本放送)。

 ■ 第10回 「 爆発直前? 赤い巨星・

    ベテルギウス 」

    (2011年6月28日本放送)。

 ■ 第11回 「 太陽の民 マヤ〜いま

    明かされる驚異の暦〜 」

    (2011年7月5日本放送)。

 ■ 第12回 「 人類の夢を紡いだ宇宙船 

    〜スペースシャトル30年の軌跡〜」 

    (2011年7月12日本放送)。

 ■ 第13回 「 IMPACT(インパクト) 

   迫りくる天体衝突 」

   (2011年7月19日本放送)。

 ■ 第24回 「 COSMIC FRONT SPECIAL

    5つの疑問で 宇宙の謎に迫れ! 」 

   (2011年12月13日本放送)。

 ■ 第25回 「 ホーキング博士の宇宙137億年

   の物語 」

   (2012年1月17日本放送)。

 

 ■ 「私たちの宇宙」の構造を述べる。

 

 『 宇宙 未知への大紀行 』。 

    (NHKテレビ・科学ドキュメンタリー)

    (2001年4〜12月、NHKスペシャル、

      全9集(全9話))。

 ■ 第1集 「ふりそそぐ彗星が生命を育む」。

 ■ 第2集 「地球外生命を探せ」。

 ■ 第3集 「火星へのはるかな旅」。

 ■ 第4集 「惑星改造〜もうひとつの地球

         が生まれる〜」。

 ■ 第5集 「150億年の遺産〜生命に刻

         まれた星の生と死〜」。

 ■ 第6集 「〜もうひとつの地球を探せ〜」。

 ■ 第7集 「ブラックホール〜銀河を揺るが

         す謎の天体〜」。

 ■ 第8集 「〜宇宙に終わりはあるのか〜」。

 ■ 第9集 「〜エピローグ〜宇宙は生命に

         満ちているか」。

 

 ■ 「私たちの宇宙」の構造を述べる。

 

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#thebeginningoftheuniverse

 

■ 宇宙の始まり 

     (うちゅうのはじまり)。

 

■ 宇宙。

■ 名称 : 宇宙の始まり (うちゅうのはじまり)。

 

 

■ 「私たちの宇宙」の宇宙の始まり。

    「私たちの宇宙」では、 ビッグバン(= 大爆発)直後、

  素粒子が出現し、曇った状態であった。 その後、 ビッ

  グバンの約38万年後、原子(元素)が形成され晴れあ

  がり、 ビッグバンの約50万年後は、冷えて暗黒の宇宙

  となる。 ビッグバンの約3億年後、ガスが集まって、ファ

  ースト・スター(最初の星、最初の恒星)が出現し明るくな

  り、 その後、星(恒星)が集まって銀河が形成され光輝き、

  現在の宇宙が出現した。

● TKKI カナヤマ 著 天文学 辞典。

 

 

◆ 宇宙の誕生。

■ 約138億年前、「元素を持つ宇宙 」が 、

   誕生する。

 

■ 私達のいる宇宙の誕生。

● 約138億年前に、 「私たちの宇宙」で、ビッグ・バンが起き、

    現在、元素(原子)を持つ「私たちの宇宙」が、 誕生する(出

  現する)。

● 3K宇宙背景放射の電波の観測から、 現在の「私たちの宇

    宙」の年齢が、約138億年前 ともとめられている。

● TKKI カナヤマ著 天文学辞典。

 

■ 私達・人類や生物のからだを構成する元素は、 ビッグ・バ

  ン(= 大爆発)とその後形成された、92の自然元素である。  

      但し、ビッグ・バン時の「私たちの宇宙 」誕生時、 H

  (水素)やHe(ヘリウム)など (大量の水素やヘリウム と、

  ごく微量のLi(リチウム)やBe(ベリリウム)の4元素) 以外

  の元素は、無かった。

● TKKI カナヤマ著 天文学辞典。

● ビッグ・バン後、 天体の核融合反応による、他の88種類

  の様々な自然元素 (炭素(C)、酸素(O)、窒素(N)、カル

  シウム(Ca)、リン(P)、硫黄(S)、他) が、多量につくり

  出されていった。

● そして、それらの大量の豊富な、様々な元素により、 生

  物や人類が形成された。

● TKKI カナヤマ著 天文学辞典。

 

■ 私達ヒト(人間)の体(からだ)や地球や宇宙普 通(通

  常)の物質」を構成する、自然の元素(原子)(自然界(天

  然)に一定量存在する元素(原子))は、  92種類である。 

● 元素(原子)の周期表の1番目から4番目までの、H(水

  素)、He(ヘリウム)、Li(リチウム)、Be(ベリリウム)は、 

  約138億年前のビッグバン直後にできた元素(原子)であ

  る。

● 元素(原子)の周期表の5番目から92番目までの元素(原

  子)は、 ファースト・スターの星(恒星)の 核融合開始以後

  につくられた元素 である。

● TKKI カナヤマ著 天文学辞典。

 

■ 私達ヒト(人間)の体を構成する物質。

 

■ 私達、ヒト(人間)の体を構成する物質 は、 水(H,O)、 

  タンパク質(C,H,O,N,S)、 脂質(C,H,O,P)、 炭

  水化物(C,H,O)、 核酸(C,H,O,P)、 無機塩類 

  (Ca,P,Na,K,Cl,Mg,Fe,S など) である。

● TKKI カナヤマ 著 天文学 辞典。

 

● 私達ヒト(人間)の体を構成する元素 (生重量)は、 酸

  素(O)66%、 炭素(C)17.5%、 水素(H)10.2%、 

  窒素(N)2.4%、 カルシウム (Ca)1.6%、 リン(P)

  0.9%、 その他の元素1.4% である。

● TKKI カナヤマ著 天文学辞典。

 

 

■ 「私たち宇宙」の宇宙の始まり。

 

■ (1) 「私たちの宇宙」では、 138億年前に、 ビック・

     バン(= 大爆発)が、起こる。

 

■ (2) 138億年前のビック・バン直後は、 「私たちの宇

   宙」は、超高温であり、 「私たちの宇宙 」では、原子(元

   素)のもととなる、陽子、中性子、電子の粒子が、ばらば

   らに、飛び交っていた。

      光などの電磁波は、飛び交う電子に阻(はば)まれて

   遠くまで届かなかったので、 宇宙は、曇った状態であった。

● TKKI カナヤマ 著 天文学 辞典。

 

■ (3) その後、ビックバン発生の約38万年後に、宇宙は、

   温度が下がり、 (陽子や中性子からなる)原子核の周りに、

   電子がまわる、原子(元素)(水素やヘリウムの原子)が、

   出現した(誕生した)。

      電子は、(陽子と中性子からなる電子核の)陽子に捕

   らえられて、 光などの電磁波をさえぎっていた、飛び交っ

   ていた電子がなくなり、 光などの電磁波が遠くに届くよう

   になり、宇宙は、晴れ上がった状態になった。

● TKKI カナヤマ著 天文学 辞典。

 

■ (4) その後、宇宙には、星(ほし、恒星)のもととなる、ガ

   ス(水素やヘリウムのガス)が出現し、 また、徐々に、宇

   宙は、冷えていき、暗黒の状態となる。 

 

■ (5) ビッグバンの約3億年後、ガス(水素やヘリウムのガ

   ス)から、ファース トスター(最初の星(恒星))が生まれ、 

   更に、たくさんの星(恒星)が出現し、 星(恒星)が集まっ

   て銀河が生まれ、 約1000億個もの銀河がある、現在の

   壮大な宇宙の姿が形づくられた。

● TKKI カナヤマ著 天文学 辞典。

 

■ ビックバン説。

     ビックバン説とは、 私たちの宇宙は、 約138億年前に、

   ビックバン(= 大爆発)によって誕生した(出現した)という説

   である。

     ビックバンの約38万年後の「宇宙の晴れ上がり」の頃

   の光が、現在、3K宇宙背景放射として、観測されている。

   また、ハッブル氏の望遠鏡による天体観測により、「遠い銀

   河ほど速い速度で遠ざかる」ことが解り私たちの宇宙は膨

   張していることが解かり、膨張の原点が、ビックバンである

   ことが判明した。

● TKKI カナヤマ著 天文学 辞典。

 

■ 宇宙は、今も膨張している。

     宇宙は、空間そのものが膨張している。 

     風船に例えると風船の中が私たちの宇宙であり、風船が

  膨らみ大きくなるように、宇宙は膨張している。

● TKKI カナヤマ著 天文学 辞典。

 

 

 

1.ビックバン前の宇宙。

 

■ 宇宙は「無」から生まれる。 

  (多数宇宙出現説より)。 

(1) 真空の「無」の空間から沢山の宇宙の種が

  生まれる(出てくる)。

    例えば、 シャンパンをコップにそそぐと泡

  (あわ)がたくさん出てくるが、その泡の1つ1

  つを宇宙と見なすように、 真空の「無」の空

  間から沢山の宇宙が生まれる。 

● TKKI カナヤマ 著 天文学 辞典。

 

■ たくさんの宇宙の1つが私達の宇宙となる。

  (宇宙のインフレーション理論より)

(2) 1つの宇宙には、 ダークエネルギー(真

  空のエネルギー)が存在した。 素粒子より

  も小さな空間(大きさ)であった。 

    ダークエネルギー(真空のエネルギー)は、

  大きくなっても薄まらず、増え続ける性質をも

  つ。  

● TKKI カナヤマ 著 天文学 辞典。

 

(3) 1つの宇宙は、 ダークエネルギーにより

  空間を広げ、 私達の宇宙は、早いスピード

  で空間が広がっていった。

     その1つの宇宙は、ほんの少し、エネル

  ギーの高いところと低いところがあり、ムラが

  あった。

(4) 1つの宇宙で、あるとき、ダークエネルギ

  ーの一部は、 熱エネルギーに変わり、ビッグ

  バン(= 大爆発)という爆発を起こした (火の

  玉に変身した)。 

● TKKI カナヤマ著 天文学辞典。

 

2.ビックバン後の宇宙。

 

■ 私達の宇宙の中で、物資が誕生。

  (ビッグバン理論より)

(1) 物質の、素粒子の形成。

   約138億年前に、ダークエネルギーの一部は、

  熱エネルギーに変わり、ビッグ・バンという爆発

  を起こし(火の玉に変身し)、物質に変わった。 

    ビッグ・バンの火の玉の中で、物質の素粒子

  が現れる。 その後、素粒子から陽子と中性子

  が形成される。

  ● TKKI カナヤマ 著 天文学 辞典。

 

■ 2009年に、ESA(= ヨーロッパ宇宙機関)は、

  探査機「プランク」(英:Planck)を載せた、アリ

  アン5ロケットを発射し、 探査機「プランク」は、

  宇宙空間で、2009年から宇宙マイクロ背景放

  射(ビックバン後放出された光)をキャッチし、

  SAへ観測データを送り続け、 ESAは、スーパ

  ーコンピュータで、その観測データを解析し、観

  測データの分析結果を、 2013年3月に発表

  した。

 

■ 2013年3月発表の、ESA(= ヨーロッパ宇宙

  機関)の探査機「プランク」(英:Planck)の観測

  データの分析結果では、 私達の宇宙の誕生、

  即ち、ビックバンは、 今から「約138億年前」で

  あり、 現在の宇宙の構成は、 ダークエネルギ

  (= 暗黒エネルギー)が「約68%」で、 ダーク

  マター(= 暗黒物質)が「約27%」で、 普通(通

  常)(の)物質などが「約5%」となっている。

 

 @ ビッグ・バン直後の温度は、1兆度のそのま

  た1兆倍以上の温度であった。 素粒子は、まだ、

  質量(重さ)をもたず、光のスピードで飛び回って

  いた。

    これが、私達の宇宙の誕生である。

 A ビッグ・バンの約100億分の1秒後に、温度が

  1000兆度に下がると、 光のスピードで飛び回

  っていた素粒子は、  ヒッグス粒子の働きにより

  質量(重さ)をもち、ゆっくり動くようになり、また、

  各素粒子は、役割をもつようになった。 標準理

  の16種類(細分25種)の素粒子 (  ウィ ー

  クボソンをW粒子(=Wボソン)とZ粒子(=Zボソン)

  に分けると17種類の素粒子、全体細分26種の

  素粒子 ) が現れた。  

  ● TKKI カナヤマ 著 天文学 辞典。

 B ビッグ・バンの約1万分の1秒後に、 グルーオ

  ンがクォークを結びつけて、陽子と中性子が生

  まれていく。

 C ビッグ・バンの約1秒後に、 陽子、中性子、電

  子がそろった。

 

■ 私達の宇宙の中で、「宇宙の晴れ間」が出現。

  (宇宙背景放射より)。

 

(2) 原子(元素)の形成。

    ビッグ・バン(私達の宇宙誕生)の約38万

  年後、 宇宙の温度は約3000度に下がり、素

  粒子の電子が原子に取り込まれ、 光の素粒

  子の光子(こうし)がようやく直進できるように

  なり、 宇宙は、光であふれた。 また、陽子と

  中性子が原子核を形成し、そこに電子が加わ

  って、 原子(元素)が形成された。 ヘリウム

  原子や水素原子が形成された。

 ● TKKI カナヤマ 著 天文学 辞典。

 

 ● ビックバン直後は、宇宙は、超高温で素粒

  子が飛び交っていた。 光の素粒子の光子は、

  素粒子の電子にぶつかり、まっすぐ進めなか

  ったので、光を発せず、現在、ビックバン直後

  の様子は観測はできない。 

 ● TKKI カナヤマ 著 天文学 辞典。

 

 ● 宇宙背景放射(宇宙マイクロ波背景放射)

  は、 空のあらゆる方向からやって来る光で、 

  約138億年前の光であり、 ビックバン(私達

  の宇宙誕生)の約38万年後の光(マイクロ波) 

  である。 宇宙背景放射を観測した結果、わず

  かな温度のムラがあることがわかった。

 ● 宇宙背景放射は、宇宙に残る、ビックバン

  の証拠となっている。

 ● TKKI カナヤマ 著 天文学 辞典。

 

■ 私達の宇宙の中での、天体の形成。

(3) ファーストスターとその後の銀河の形成。

    ビッグ・バンの約38万年後、宇宙は、光で

  あふれた。 しかし、温度が更に下がり、ビッ

  グ・バンの約50万年以後は、 暗黒の宇宙と

  なる。

    ビッグバンの約50万年以後は、私達の

  暗黒の宇宙には、 わずかな温度のムラがあ

  ったため、物質の密度にもムラが生まれ、 そ

  のムラに重力が働き、 ガスが徐々に集まっ

  ていった。

     ビックバン (元素(原子)をもつ私達の宇宙

  誕生) の約3億年後、ガスが集まり、 ファースト

  スター(最初の星 (恒星))が生まれ、 それから

  星(恒星)が次々と生まれ、 星(恒星)が集まっ

  て銀河を形成し、 たくさんの銀河が形成され、

  現在の宇宙となった。

 ● TKKI カナヤマ 著 天文学 辞典。

 

 

◆ 素粒子。

■ 現代物理学の主流の素粒子理論では、

  質(「普通(通常)の物質)には、 17種類

  の素粒子(細分26種の素粒子)が存在する。

     有力な素粒子理論の、標準理論 (英:

  The Standard Model)では、 物質(「

  通(通常)の物質)には、  重力子を除く、

  16種類(細分25種)の素粒子 ( ウィークボ

  ソンをW粒子(=Wボソン)とZ粒子(=Zボソン)

  に2分すると17種類の素粒子、全体細分26

  種の素粒子 ) が存在する。

    17種類の素粒子は、 アップクオーク(u)、 

  ダウンクオーク(d)、 チャームクオーク(c)、 

  ストレンジクオーク(s)、 トップクオーク(t)、 

  ボトムクオーク(b)、 電子(e)、 ミュー粒子

  (μ)、 タウ粒子(τ)、 電子ニュートリノ(νe)、 

  ミューニュートリノ(νμ)、 タウニュートリノ

  (ντ)、 ヒッグス粒子(H)、  光子(γ)、 ウ

  ィークボソン(W・Z)、 グルーオン(g)、 

  重力子(未発見標準理論にはない素粒子) 

  である。

 

■ 物質(普通(通常)の物質)の構成。

■ 物質(「普通(通常)の物質)を分解していく

  と、素粒子になる。

    分子(化合物)を、分解すると、 原子(元

  素)になり、 原子を分解すると原子核と「素

  粒子の電子」になり、 原子核を分解すると

  陽子と中性子となり、 陽子を分解すると「素

  粒子のクォーク」になり、 中性子を分解する

  と「素粒子のクォーク」になる。

  ● TKKI カナヤマ 著 天文学 辞典。

 

■ (例) 水(みず) H0。

  水は、素粒子でできている(構成されてい

  る)。

   水は、電子とアップクォークとダウンクォ

  ークという素粒子で構成されている(でき

  ている)。

  ● TKKI カナヤマ 著 天文学 辞典。

■ 水を分解していくと、素粒子になる。

     水を分解していくと、電子とアップクォー

  クとダウンクォークという素粒子になる。

     水は、H20という水分子であり、 水分

  子のH20は、 水素原子(H)と酸素原子

  (O)に分解される。 

     水の水素原子(軽水素原子)は、電子と

  原子核に分解される。  水素原子(軽水素

  原子)の原子核は、陽子1個のみに分解さ

  れる。 陽子は、 アップクォーク2個 と 

  ダウンクォーク1個 の素粒子に分解され

  る。

     水の酸素原子は、電子と原子核に分解

  される。 酸素原子の原子核は、陽子と中

  性子に分解される。 陽子は、アップクォー

  ク2個 と ダウンクォーク1個の素粒子に

  分解される。 中性子は、アップクォーク1 

  個と ダウンクォーク2個の素粒子に分解さ

  れる。

  ● TKKI カナヤマ 著 天文学 辞典。

 

 

♪♪ 宇宙の始まり が登場する、 興味深い、

    関連ドキュメンタリ ー、ドラマ、映画。

 

★ 宇宙の始まり が登場する、興味深い、

   関連ドキュメンタリー。

 

■ コズミックフロント☆NEXT 

  『 村山斉(むらやまひとし)の宇宙を

   めぐる大冒険 

    宇宙の始まりを探る 』。

    (NHKテレビ・2017年2月9日・本放送・

    科学ドキュメンタリー番組)。

 「私たちの宇宙」の始まりを述べる。

 「私たちの宇宙」の誕生から現在までを

  述べる。

 「私たちの宇宙」のダークマターの詳細を

  述べる。

 膨張する「私たちの宇宙」を述べる。

 「私たちの宇宙」の果てを述べる。

 チョコレートを使って、標準理論の素粒子

  (17種類)の概略を述べる。

 

■ コズミックフロント☆NEXT 

  『 村山斉(むらやまひとし)の宇宙

   をめぐる大冒険 

    宇宙に終わりはあるのか? 』。

    (NHKテレビ・2017年2月16日・本放送・

     科学ドキュメンタリー番組)。

 「私たちの宇宙」の始まりや終わりを述べる。

 「私たちの宇宙」の誕生から現在まで、

  現在から終わりまでを述べる。

 「私たちの宇宙」のダークエネルギーや

  ダークマターの詳細を述べる。

 加速膨張する「私たちの宇宙」を述べる。

 「私たちの宇宙」の果てを述べる。

 マルチバース(= 多宇宙)とダークエネルギー

  を述べる。

 

■ コズミックフロント 『 素粒子が  

  解き明かす宇宙の始まり 』。 

  (2012年11月8日・本放送・NHK科学ド

  キュメンタリー番組)。

 宇宙の始まりや終わりを述べる。

 

■ コズミックフロント 『 End of 

  the Universe ‘‘宇宙の終わ

  り’’に迫れ 』 。

   (2013年4月11日・本放送・NHKテレビ・

    科学ドキュメンタリー番組)。

 宇宙の始まりや終わりを述べる。

 

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#theendoftheuniverse

 

■ 宇宙の終わり 

     (うちゅうのおわり)。

 

■ 宇宙。

■ 名称 : 宇宙の終わり (うちゅうのおわり)。

 

 

◆ 現在の、私達の宇宙は、大きく、そ

  して、加速度的に膨張している。

 現在の私たちの宇宙は、大きく、 現在、私達の

  宇宙の宇宙空間で、「ダークエネルギー」(=暗黒

   エネルギー)が、約68%を占めている。

 私達の宇宙では、 現在、 「ダークエネルギー」

  (=暗黒エネルギー) が、 増加し続けているため、 

  宇宙空間が 加速度的に膨張(ぼうちょう)し続け

   ている。 

 

■ 2009年に、ESA(= ヨーロッパ宇宙機関)は、

  探査機「プランク」(英:Planck)を載せた、アリ

  アン5ロケットを発射し、 探査機「プランク」は、

  宇宙空間で、2009年から宇宙マイクロ背景放

  射(ビックバン後放出された光)をキャッチし、

  SAへ観測データを送り続け、 ESAは、スーパ

  ーコンピュータで、その観測データを解析し、観

  測データの分析結果を、 2013年3月に発表

  した。

 

■ 2013年3月発表の、ESA(= ヨーロッパ宇宙

  機関)の探査機「プランク」(英:Planck)の観測

  データの分析結果では、 私達の宇宙の誕生、

  即ち、ビックバンは、 今から「約138億年前」で

  あり、 現在の宇宙の構成は、 ダークエネルギ

  (= 暗黒エネルギー)が「約68%」で、 ダーク

  マター(= 暗黒物質)が「約27%」で、 普通(通

  常)(の)物質などが「約5%」となっている。

 

◆ 未来の、私達の宇宙は、 ダークエ

   ネルギー(暗黒エネルギー)の増え

    方で決まる

● 私達の宇宙では、 ダークエネルギー(= 暗黒

  エネルギー)が、今後 、未来に、 一定の割合

  で 増加していく場合 と 超加速度的に増加し

  ていく場合 と 徐々に減少していく場合 とが

  ある。

 

 宇宙未来 詳細年表 (現在〜約1兆年後)。

 宇宙の終わり が登場する、興味深い、

   関連ドキュメンタリー、ドラマ、映画

 

 

 「私たち宇宙」の宇宙の終わり。

 「私たちの宇宙」の宇宙の終りには、 次のような仮

  説(推測される学説)がある。

 

 (A) 宇宙の終りと始まりが同じ。

● 「私たちの宇宙」は死と生(誕)を繰り返す。

● 「私たちの宇宙」の終りと始まりがつながる宇宙。

● ビックバンの繰り返し。

 「私たちの宇宙」では、 ほとんどの銀河は、その中

  心に、圧縮された強い重力源の巨大ブラックホー

  ルがある。

     ブラックホールは、近づく星を破壊し、ガスも

  吸い尽くしてしまう。

     私たちの宇宙では、 銀河には、寿命があり、

  有限である。 遠い未来に、銀河は、エネルギー

  がなくなり消滅していき、銀河の中心にある巨大ブ

  ラックホールは残り、 多くの巨大ブラックホール

  は、宇宙に漂うガスやチリのほとんどを飲み込む。

    私たちの宇宙では、 多数の巨大ブラックホー

  ルだけだけが残る。 極限までに圧縮された状態

  となる。

     しかし、最後に残った多数の巨大ブラックホ

  ールも、光子を放出しながら、蒸発し、消滅する。

     遂に、私たちの宇宙は、 光子(こうし)のみ

  が残る宇宙となる。 光子(=光の素粒子)は質量

  をもたないので、 私たちの宇宙は、すべての質

  量がなくなり、 138億年前のビックバン(=大爆

  発)の前と同じような状態となる。

     そして、光子だけの空間で、また、ビックバン

  (=大爆発)が起こり、新しい宇宙が生まれる。

  (ペンローズ仮説)。

 

 (B) 宇宙は徐々に膨張して、暗黒

     の世界へ。

 もし、ダークエネルギー(= 暗黒エネルギー) が、

    一定の割合で増加していく場合、 私達の宇宙で

  は、 未来 に、宇宙空間の膨張により、 徐々に、 

  銀河と銀河の間が遠ざかっていく。 私達の宇宙

  では、 宇宙空間の中で、 限りなく、 銀河や物

  質が分散していく。 遠い未来に、 「ビック・フリ

  ーズ」(英:Big Freeze)という現象が、起こる可

  能性がある。

● 一方、 私達の宇宙では、元素は徐々に消耗し、

  元素の量は減少し、最終的に、私達の宇宙から、

  元素が消滅する。 

● その後も、私達の宇宙では、ダークエネルギー

  (= 暗黒エネルギー)の増加により、 元素の無い

    暗黒の宇宙空間が、拡大していく。

 

 (C) 宇宙は急激に膨張して、暗黒

   の世界へ。

 1つの可能性として、もし、ダークエネルギー

    (= 暗黒エネルギー)が、 未 来に、 超加速度

     的に増加していく場合、 遠い未来に、「ビック・

  リップ 」(英:Big Rip) という現象が、起こる

  可能性がある。

 この仮説では、未来に、 反重力のダークエネ

  ルギー(= 暗黒エネルギー) の超加速度的な

  増加が続くことにより、  今から数百億年後から

  約1千億年後までに、 私達の宇宙では、銀河、

  恒星、惑星等の天体が引き裂かれ、 バラバラに

  なり、更に、分子や原子も引き裂かれて、 素粒

  子となり、 私達の宇宙から、元素が消滅する。

● その後も、私達の宇宙では、ダークエネルギー

  (= 暗黒エネルギー)の増加により、 元素の無

  い暗黒の宇宙空間 が、拡大していく。

 

      

#theendoftheuniverse-appearingscenes

 

♪♪ 宇宙の終わり が登場する、興味深 い、

   関連ドキュメンタリー、ドラマ、映画。

 

★ 宇宙の終わり が登場する、興味深い、

   関連ドキュメンタリー。

 

■ コズミックフロント☆NEXT 

   『 村山斉(むらやまひとし)の宇宙を

    めぐる大冒険 

     宇宙の始まりを探る 』。

     (NHKテレビ・2017年2月9日・本放送・

     科学ドキュメンタリー番組)。

 「私たちの宇宙」の始まりを述べる。

 「私たちの宇宙」の誕生から現在までを

  述べる。

 「私たちの宇宙」のダークマターの詳細を

  述べる。

 膨張する「私たちの宇宙」を述べる。

 「私たちの宇宙」の果てを述べる。

 チョコレートを使って、標準理論の素粒子

  (17種類)の概略を述べる。

 

■ コズミックフロント☆NEXT 

   『 村山斉(むらやまひとし)の宇宙

    をめぐる大冒険 

     宇宙に終わりはあるのか? 』。

     (NHKテレビ・2017年2月16日・本放送・

     科学ドキュメンタリー番組)。

 「私たちの宇宙」の始まりや終わりを述べる。

 「私たちの宇宙」の誕生から現在まで、

  現在から終わりまでを述べる。

 「私たちの宇宙」のダークエネルギーや

  ダークマターの詳細を述べる。

 加速膨張する「私たちの宇宙」を述べる。

 「私たちの宇宙」の果てを述べる。

 マルチバース(= 多宇宙)とダークエネルギー

  を述べる。

 

■ コズミックフロント☆NEXT 

   『 宇宙に満ちる謎 ダークエネ

    ルギー 』。

   (NHKテレビ・2016年9月8日・本放送・

   科学ドキュメンタリー番組)。

 「私たちの宇宙」の誕生から現在までの、

  ダークエネルギーの詳細を述べる。

 「私たちの宇宙」の終わりを述べる。

 

■ コズミックフロント☆NEXT 

  『 宇宙の果てのミステリー 』。

   (NHKテレビ・2015年10月22日・本放送・

   科学ドキュメンタリー番組)。

 宇宙の終りと始まりが同じという「宇宙の終り」

  の学説を述べる。

 「私たちの宇宙」の果てと「マルチバース(多数

  の宇宙がある空間)」の果てを述べる。

 

■ コズミックフロント 『 End of 

  the Universe ‘‘宇宙の終わ

  り’’に迫れ 』 。

   (NHKテレビ・2013年4月11日・本放送・

   科学ドキュメンタリー番組)。

  宇宙の始まりや終わりを述べる。

 

■ コズミックフロント 『 ダークエ

  ネルギー 発見! 加速する宇宙  』。

   (NHKテレビ・2011年9月13日・本放送・

   科学ドキュメンタリー番組)。

 宇宙の終わりを述べる。

 

 『 宇宙 未知への大紀行 』 

   (NHKテレビ・科学ドキュメンタリー)。

   (2001年4〜12月、NHKスペシャル、

   全9集(全9話))。

 第8集 「〜宇宙に終わりはある

  のか〜」。

 宇宙の終わりを述べる。

 

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『 あなたのハートには 何が残りましたか? 』

 

 

以  上