NEW YORK

INDEX

出発
introduction~Departure
到着/初日

Arrived at New York City
First Impression of New York City
Staten Island Ferry & Stature of Liberty
Liverty Helicopter Tours
Dinner at Deli
Madison Square Garden

2日目
WOODBURY COMMON PREMIUM OUTLETS
BLUE MAN GROUP “TUBES”
The Bottom Line

3日目
LOWER MANHATTAN Century21
China Town 麒麟金閣/Golden Unicorn
Metropolitan Museum of Art
Museum of Modern Art / MoMA
TITANIC /ASTOR PLAZA SONY THEATRES
NBA

4日目

5日目・帰国
ANNEX ANTIQUE FAIRE &FLEA MARKET
Brooklyn Bridge
Soho
The Sheep Meadow / Central Park
American Museum of Natural History
Guggenheim Museum
EMPIRE STATE BUILDING
Dinner at Grano
STOMP etc.
Roosevelt Is. Aerial Tramway & Harlem etc.



introduction ★★★〓〓〓

今回のツアー名称は「ニューヨークヒルトンに泊まるニューヨーク6日間」〜ウッドべリーコモン・アウトレットショッピングツアー付き〜。
会社の総務部が配布したWELL NETという会社のツアーで、料金は水曜発で79,800円。延泊はできないツアーだったが、HISでも全く同じ内容のツアーが149,000円だったので格安。ツアーのメンバーは会社の松原君(このホームページの
「憧れのギリシャ、エーゲ海、バンコク日記」の作者)+松原君の大学時代の友人(木村君)+会社の小林君、そして僕の4人。

往復はANAで、フライトスケジュールは、98年1月21日(水)午前11:00成田発、同日9:15ニューヨーク/ジョン・F・ケネディ国際空港着、帰りは1月25日(日)午前11:00発、翌日午後14:40着。
僕にとってANAは去年のGW(バルセロナ&南仏ツアー)に乗ったヨーロッパ往復便(成田-パリ、ロンドン-成田)以来だったが、記憶では機内サービスは座席のリクライニング角度が若干高い事以外はとりたてて特徴はなかった。パーソナルTVはなかったし(ANAは北京便の新型B-777から導入開始)、機内食のメインはマーボー豆腐とハッシュドビーフから選択できたが、他の前菜等のメニューは和洋中のメニューが混在していて今一だった。
この時一緒に乗った工藤君によると、去年の12月に出張でバンコク往復で乗ったJALは、前菜からきちんと和洋のいずれかに統一されていて、彼は「ANAとJALの2者択一ならJALを薦める」と証言していた。

機内サービスは今一だが、日系航空会社の安心感は高く、97年12月のUA/ユナイテッドのハワイ便みたいに乱気流で死人やケガ人がでても、会社としての記者会見もしないなんて事は日系航空会社ではあり得ないだろうし、機長の日本語のアナウンスや日本人スタッフが意外な程安心感を与えてくれるので、同じ値段なら僕は日系航空会社を薦めます。

今回乗ったANA010便は、毎日6便飛んでいる成田-ニューヨーク便(ANA,JAL,UA,NW,AA)の中では一番早く到着する便で、最も遅く到着するUA便(サンフランシスコ経由19:30着)と比べると10時間も早く到着する便だ。到着日に半日遊べるのは今回のように4泊しかしないツアーでは貴重だ。
ツアー料金が安かったので良くてアメリカ国内、最悪ソウルでの乗り継ぎ便を覚悟していた僕としては、行く前から自らの幸運に感謝していた。
僕の出発前の心配事は現地の寒さと突然の大雪だけだった。インターネットで行く前にアメリカ東海岸の
週間天気予報を調べたら、気温は平均-2〜+3で天気は水・木曜日が晴れ時々曇り、金曜日が雨、土曜日は曇り時々晴れ、という予報で大雪にはなりそうもなく安心した。


98年1月21日(水)・初日(1/4) 

Departure

待ちに待った出発日。
飛行機は11:00発だったが、ツアーの集合は成田の第2ターミナルの3階のANAのチェックンカウンター前に9:00。
チェックンカウンターに行くとツアーデスクに「JTB/ヒルトンに泊まるニューヨーク」という張り紙があった。今回の旅行の規約がJTBのものだったので、もしやとは思ってはいたが、張り紙を見てJTBがWELL NETに再販したものだと確信した。多分JTBの参加者よりは安く行けてるはずで大変満足した。

集合して荷物を預けた後は、第2旅客ターミナル・本館2階(到着階)の立体駐車場側にあるJCBのラウンジで休憩。このラウンジはJCBのゴールド会員向けのラウンジだが、若者向けのゴールド/ネクサスカードでも入る事ができる。
ラウンジは30畳位のこじんまりとした作りで、コーヒーやジュースは無料、しかも静か。あまり利用者がいないようなので穴場です。ラウンジでは訪問地のJCBプラザに行かないともらえない「SHOPPING&DINING PASSPORT」(レストラン等の割引クーポンと地図が入った小冊子)がもらえるので便利です(ゴールド会員の随行者は1,050円で利用可)。


往きの飛行機は70%位の搭乗率で定刻通り11時に出発。
エコノミーの乗客のほとんどが日本人でアメリカ人らしい白人と黒人は3〜4組のみ。
幸いビジネスクラスのすぐ後ろの通路側の席に座れ(右の列)、しかも隣が空いていたので楽だった。

途中機内で出た機内食は相変わらず和・洋・中の折衷料理で、今回のメインは「あなご御飯」と「ビーフとオニオンのカレー」(左下の画像。要はサフランライスに単なるビーフカレーをかけたもの)からのチョイスだった。
どちらを選んでもメイン以外は変わらないが、どちらとも合わない中華風春雨の存在が不思議だった。夜食のスナックサービスは「コンビニおにぎり」(梅干し入り)で良〜く冷えていて、少し乾燥していた。
映画はジョディー・フォスター主演のSF映画「コンタクト」と「ロストワールド/ジュラシックパーク」。
今回もシートのリクライニングの倒れる角度は高く、さらに今回乗ったB-747-ダッシュ400にはフットレストが装備されていて、ロングフライトにつきものの足のむくみ防止の助けになった。
フライトアテンダントのお姉さんは皆さん日本人で、気軽にいろいろお願いできて楽だったが、なんでも言えそうな感じがして、ファーストやビジネスクラスの世界一わがままで有名な日本人おやじの心理が少しわかったような気がして怖くなった。

成田からニューヨーク(以下NY)への空路は、千島列島の東の海上を東北に北上し、アリューシャン列島を通過してアラスカのアンカレッジとマッキンレー山の間を通り、カナダの大平原をアラスカ方面(北西)からトロント方面(南東)に横切り、ナイアガラ・フォールズの上空を通過してジョン・F・ケネディー空港(以下JFK)に北西から入る空路だ。この間距離にして約1万1,000km。成田からちょうどスペインのバルセロナに匹敵する距離で、直行便では僕の新記録になった。
ANAのB-747は平均時速1,000km強、高度約1万mの上空を東向きのジェット気流に乗って飛行した。上空から見るカナダは大小無数の凍結した湖が白く見えて、寒々としていた。いつか暖かい季節に行ってみたものだと思いながら僕はガイドブックをひたすら読んでいた。


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