新婚旅行RTW/世界一周日記

この日記は1995年の10月15日から28日までの日程で、RTW(Round The World=世界一周)の旅に行ったときの日記です。今回は一生に一度の(はずです)新婚旅行でした。

ホームページ管理人/田中から一言;堀さんは「オビワンの部屋」という個人のホームページを持っていて、ベトナム、バリ島そして2004年11月の子連れハワイ日記も掲載されています。

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はじめに

RTWはまだ結婚なんてあまり考えてなかったころから、行きたいものだが、行けるのはそういう機会だけだろうと思っていました。
 今回の旅行は航空券をはじめホテルや鉄道も旅行代理店を通して手配してもらった手配旅行です。
 最初に簡単な旅程を記しますと、成田→マイアミ(単なる乗り継ぎのための宿泊)→ジャマイカのモンテゴベイ(3泊)→ベニス(2泊)→ミラノ(1泊)→ミュンヘン(4泊)の2週間。使った航空券はUA+LHのCクラスのRTWチケットです。このRTWチケットは日本発のものは存在せず、私の利用したのはソウル発→先の旅程→ソウルという格好の発券です。しかし本当は
そういう発券だとちゃんとソウルから乗り始めないといけないのですが、このチケットはUA、LHが東京から乗ってもいいとしているものです。値段はKRW2,733,200.-韓国ウォンでして私は約36万円くらいでした。予約は行く随分前からしており、発券時点で値段が決まることに(その時のレートで換算)なっており、あいにく円安で約1割以上高くなってしまいました。しかしCク
ラスで日本から単純にヨーロッパへの往復チケットが約58万円(だっけ)するのに比べればお安いと言えるでしょう。またUAとLHは例のマイレージプランで提携していて、この旅程で楽勝で2万マイルが稼げ、アジア往復タダ券
がもらえると言うわけです。(翌年GW直前にタダ券で香港へ行きました)

前置きが長くなってしまいました。始めることとしましょう。例によってネタはお小遣い帳からとってますから、飲んだり食べたりばかりのお話になってしまうことお許し下さい。


95年10月15日(日)

出発

成田までは旅行会社がおごってくれた成田エクスプレスにて。知人の知人がUAのレッドカーペットクラブで働いているので、Cクラスでも利用できた(本来成田以外ではCクラスでもレッドカーペットクラブを利用できるだが、成田だけはCクラスでは利用できないとのこと)でも例によって混んでいて席がなーい!でジュースだけ飲んで外へ出る。ちなみにレッドカーペットクラブの場所が変わっていて、搭乗ターミナル(搭乗口)の建物の真上(5F?)となり、一層便利になりました。このフロアには一般客向けの待合いスペースもあり、搭乗口のよりゆったりしたイスがあるので穴場かもしれません。

UAのCクラスは出張で利用して以来であったが、気のせいか足元が以前よりゆったりしているようであった。リクライニングの角度も深いような.. でも離陸前の飲み物のグラスがガラス製でなくプラスチック製だったのでちょっと驚き。(他キャリアではなかったぞこんなの)また食事のメニューが配られないとかコーヒーがぬるめだったりと気に障ることが少々。和食が売り切れってのもちょっと悔しかった。でもよく眠れました。成田発17:30、シカゴ着15:00シカゴへは定刻で到着。以前出張で来たときの乗り換えはバスに乗ってターミナルを移動し、フロアをひたすら歩いたりエレベータに乗ったりと結構大変でした。でも今回はターミナル間を移動するモノレールがあり、それに乗れば楽勝でした。待ち時間はレッドカーペットクラブへ今度は堂々と。
ここはさすがアメリカ、とても広くてゆったりしている。また電話のブースだけでなくテーブルにも結構たくさん電話がおいてあったり、パソコンで仕事が出来る机とイスと電話、コンセント付きの席がいくつかあり、利用しているお客がいたりと、アメリカしているもんです。シカゴ→マイアミは17:45発の21:43着で、機材は767。この便はCクラスが無くYとFだけなので、Fクラスが利用できたが、シカゴまでのCクラスより足元が狭い。また機内食が出て、食べて寝てでついたら暑ーいマイアミに着。ホテルからのお迎えを電話で依頼したが、なかなか来なくていらいらした。(特に連れが)なんとかチェックインした部屋は広かったがもう夜の11時をすぎており、文字通りバタンキュー状態であった。長い一日でした。
 続く。

注:UA=United Airline ユナイテッド航空
  LH=Luft Hansa ドイツ ルフトハンザ航空
  Cクラス=ビジネスクラス
  Yクラス=エコノミークラス
  Fクラス=ファーストクラス
  レッドカーペットクラブ=UAの会員制の空港ラウンジ