10月19日(木) モンテゴベイは晴
大西洋横断、ベネチアへ

今日は移動日である。初めての大西洋越えのフライトを初めて乗るLHで過ごすことになる。旅程を記すと、次のようになる。
モンテゴベイ→マイアミ  13:00/15:30 エアジャマイカ 33便Y
マイアミ→フランクフルト 17:10/07:10 LH463C
フランクフルト→ベニス  08:45/10:05 LH3560C
朝食はアラカルトで頼み軽くすませた。US$22.5 空港までの送(迎)サービスがお迎えのとき同様にホテルに通ってなくて、改めて頼むことになった。この料金はホテルのチェックアウトとは別に払った(US$30は日本で聞いていたのと同額であってる)さて昨日午後の中間精算額が大間違いだったのは今日のチェックアウトでどうなっているか。結果は大儲け。自分のメモではUS$235くらいのはずが請求はUS$155とUS$80も少ない。キャッシャーが不安そうに「OKか?」と尋ねるので「OK!」と言ってやっ
た。私の隣では顔を赤くしてなにやら怒っているおじさんがいたが、こっちは勘定が高くついたのだろうか。それより変だったのはルームチャージである。日本では予約だけしてあり、ここ現地ではらうはずが請求がない。一旦先のUS$155を払ってからそれに気づいた。このまましらばくれるのも悪いので、聞いたところいらないとのこと。でも変なので予約確認証を示して説明するが、あちらが言うのには「あなたはここに書いてある○□という旅行代理店に支払ったはずだからいらない。」と。こうまで言われてしまっては是非もない。あとで請求がくるのを待つことにしよう。→帰国後この旨を旅行代理店に言って確認してもらっていたが、いっこうに現地から返事がないとのこと。そうこうするうちにクレジットカードの請求が来たら、それにのってました。(US$300×3泊)しかも請求日は僕らが帰国した後になってる。予約の時にカード番号を教えたのと、チェックアウトの時カードで支払ったのでこういうことが出来てしまうわけだ。本来なら僕のサインのない請求なのでごねれば払わなくてもいいことになると思うが、払うべきルームチャージなのでそのままにした。かくもいい加減なホテルである。これで世界ベスト200ホテルに入っているのだそうだ。空港でしばらく時間があったが免税店で欲しいようなものは見あたらなかった。出国税が2人でUS$30。しかし帰りもまた時間通り飛ばず、遅れた。マイアミからのLHのCクラスのシートはJALのようにパーソナルビデオのディスプレイがついている。どこまで飛んだかとか速度等を示すのもみられるし、いろいろチャンネルを選べる。なにか日本の映画も見た(記憶にない)。
「ベートーベン不滅の恋」もやっていたが日本語吹き替えが無く、さっぱり分からなかった。LHはCクラスとしては普通のサービスレベルであり、満足できた。ギブアウェイの洗面セット(?)の入れ物が細長くて変わっていた。食事もまぁおいしい方であった。さすがLHは定刻についたのだが、フランクフルトでの乗り継ぎ時間が短いので荷物が大丈夫かと少々心配していた。なお大西洋を越えて日付は10月20日(金)となった。


10月20日(金)
ベニス到着

最終目的地のベニスにも定刻に着いたが、荷物が出てこない。悪い予感的中である。ロストバゲージは2回目である。しかし前は香港から台北乗り継ぎで着いた沖縄だったから日本だが、今回はイタリア、参ったなぁ。
気を取り直して窓口へ行くがすでに同様の申告者が並んでいる。結構待って受け付けてもらい、スーツケースのタイプとかを申告してホテル名を言って、通関のために鍵や暗証番号を教えた(これって理由は分かるけどいやですよね。)街まではバスで行こうと思ったがチケット売場が見あたらない。人に聞くと本屋のような売店を指さす。そこのレジで売っていた。ベニスで車に乗るのは初めてである。10年前の卒業旅行では列車でベニスの市街地の駅まで来たので、そこからの交通手段は船しかなかった。今回はその駅まで空港からバ
ス。駅のそばの水上バスのチケット売場で3日間有効チケットを買った(Lit 60,000=4,000円弱か Lit1は約0.065 円)リラは馬鹿でかい金額になるので面食らう。地図も買った。Lit3,000。水上バスをサンマルコ広場前で降りてホテルへ徒歩で。3分くらいで着けた。
場所的にはサンマルコ広場(左の写真)のすぐ裏手で広場から入る道がある。目の前が運河で(当然か)ゴンドラも停まっている。
結構落ちついたよさそうなホテルであるが、部屋が超狭い。今はスーツケースが届いてないからいいが、2つ来たら歩くところがない。フロントにロストバゲージの件を話して外出。BAR(バル)でお茶とピザをテイクアウトしてサンマルコ広場で食べた。サンマルコ寺院は外装を工事中であった。鐘楼(ジョットの鐘楼だっけ?)に10年ぶりで昇る。ここは前に来たときにエレベータ係のおばあさんが魔法使いみたいな不気味な感じの人だったが、今回は普通のおじさんっだった。

ここからの眺めはとても良く、ベニスが一望でき久しぶりに感動した。そこを降りたら連れが早速買い物を始める。広場の周りの回廊にはお土産もの屋みたいのとカフェとリネンやシルクを扱う店がたくさんある。おもに入ったのはリネンの店で、お土産にするハンカチとかを見て、買い始めていた。私はそういうのを買う予定はないので見てるだけ。買い物が一段落したら、ホテルへ戻ってひと休みし、荷物がないのでパジャマとかを買いに行くためにフロントに聞いた。(この街にはとてもデパートがあるわけがないし、前回きたときにそんな買い物はしなかったので)ホテルから近くに地元のちょっと大きめの洋品店があり、そこで必要なものを買った。夕食はホテルからぶらぶら歩いて見かけたレストランで。外の席しか空いてなかったので、少々涼しい中、セットメニューを食べた。抜群ではないが十分においしかった。
Lit79,000(5,000円くらい)ホテルに帰ったら、僕のスーツケースだけが届いていた。フロントに聞いてもこれだけだと言う。もう一つはどうなったかを尋ねて欲しいと頼んだが、夜なので空港の担当は電話に出ない。明日、ちゃんと届くことを願って寝た。


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