10月21日(土) ベニスは晴

念願のゴンドラに

 朝食前にフロントにまだ届かない残りのスーツケースについて空港に問い合わせてもらうように頼んだ。結果今日の夕方に着くはずだとのこと(ただし飛行機がスケジュール通りに着けばという条件つき)朝食はなにも考えずBUFFETに突進したが、良く見るとこれは別料金ですと説明の札が立っていた。(気づかなかった...)朝食後部屋に戻ったところで今日着る服が無いではないかと言われる。結局何か買おうということになってしまった。で、その怒りを空港への電話で晴らすべくバリバリ文句を言った。
 衣類を買い物に行ったのはベネトン。結局セーターとスカートを買わされたのであった。(Lit219,000)このあと今日はまったくのお買いものDAY。連れはもっぱらお土産を(リネン類が中心)私もネクタイを3本買った。(Lit91,000)昼はセルフサービスのカフェテリアで。(Lit39,500)連れの方がベニスのガラス細工の人形をお土産に買ってくるように言われているので、何気なく入った店のおじさんがなんと日本語がとてもうまく驚いた。結局ここで買い、重いので航空便で送った。(本体1に対して送料が0.7くらいと高いこと)そのあと乗り場がなかなか分からなくて苦労した水上バスでムラノ島へ。

ベネチアングラスのお土産をいくつか連れが買った。この時点でもう外は暗かった。あわてて戻ってホテルの前から念願のゴンドラに乗った。(Lit120,000)暗くて良く見えないところもあったが、なかなか良かった。夕食はガイドブックにでていた「NOEMI」という店を夜9時から予約した。ここはイカ墨を練り込んだパスタがおすすめとのこと。店の人もそれを薦めてくる。間違いないだろうと言うことで頼んだら、これがかなりうまい! 正解であった。(Lit148,902)
ホテルに戻ったらフロントへ」これから空港からスーツケースを届ける」という連絡があったとのこと。電話でうるさく言ったからこんな連絡があるのだろうか。結構してからやっとスーツケースが届いてひと安心。荷造りをして寝た。明日は陸路でミラノへ。


 10月22日(日)ベニスは朝のうち曇りのち晴、ミラノは曇り
DUOMOは大きかった


ホテルからかなり重たくなったスーツケースを文字通り引きずって、水上バス(ヴァポレットという)乗り場へ。運河から街を名残惜しく眺めて駅へ。今日は列車でミラノへ。10:05発のIC646号。指定席を日本から取っていったので楽勝であったが、コンパートメントは6人のところに5人くらい(我々を含めて)と混んでいた。でも1つ目か2つ目の停車駅で降りていったので、あとは貸し切り状態。ミラノ着は12:55だが途中でお腹が空いてきた。
車内販売でサンドイッチとカプチーノを食べた(LIT7,300)。定刻にミラノ駅に着き(ここはムッソリーニ時代に建てられた壮大な建物の駅舎)タクシーでホテルへ。タクシーは初乗りがLIT 5,000 LIT200ごとにあがるので(日本円で約14円弱)頻繁にメータが上がること。結局の料金はLIT13,000。ホテルはヨーロッパ内のチェーンのホテルで近代的。さっそく出かけて昼を食べようと思うが、日曜で開いている店が少ない。ピザ屋を見つけて入った。しばらくメニューを眺めていたら、日本語のメニューを持ってきた!なんでこんなと
ころにあるんだろうか。たらふく食べてLIT46,000。DUOMOへ歩いて出かける(写真左上)。
初めに入ったのが裏口でなんか変な感じがした。表に出て正面から見て納得。屋上というか屋根の上に上れるのでエレベータコースで昇った(一人LIT14,000)。階段コースもある。眺めはいいのだが、文字通り屋根の上に昇っている感じで、ちょっと怖い。降りて街を歩いて古くからのアーケード(ビットリオエマニュエルII世ガレリア)を抜けてスカラ座博物館へ。音楽家の資料満載の超渋い博物館で私には少々退屈。隣がスカラ座(オペラハウス)で、順路に沿って歩くと客席を覗くことが出来る。ちょうど今夜のブーニンの弾くピアノの調律中だった。今日は買い物をしたかったのだが、日曜で殆どの店が開いていない。明日の飛行機までの時間に期待しよう。
ホテルへ戻って今晩の夕食をどこで食べるかを考える。ホテルのすぐ近くに南イタリア料理のレストランがある。8時頃行ったが満席で9時にまた来ることにした。9時になってもまだ店は結構込んでおり、いいにぎわいぶり。海老とアボガドの前菜とかミラノ風カツレツを食べた。とてもおいしかった(LIT140,000)。明日の買いものに期待して寝た。


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