95年10月15日(日)晴れ

ジャマイカ上陸 

マイアミの朝の目覚めは割とよかった。二人とも時差ボケもなく、なんと鈍感なんだろうと笑いあった。

朝食はホテルにてBUFFETスタイルのをとる。二人でTIP込みでUS$29。ホテルでは天気は晴れであったが、空港まで行くと(送迎バスにて)雨が降っていた。いわゆるお天気雨というやつである。ホテルと空港はなるほど近くで送迎バスが走り出すとすぐに広大な空港が見えた。さてジャマイカ航空(air Jamaica)へのチェックインは当たり前に済んだのだが、時間になっても搭乗案内はない。30分ずつ出発が遅れるとの案内が3回あって、結局1時間30分遅れでようやく出発。予定では12:35発が2時を過ぎていた。待合いロビーで待っているお客全員がしまいには失笑していた。(度重なるさらなる30分遅延のアナウンスのたびに)。日本人のハネムーナーと見えるカップルが数組同じ便に乗った。機材はたしか737(いやエアバス社の小さいのだったか)。マイアミとモンテゴベイの間の往復だけがYクラス利用であったが、やはり座席は狭い。機内食(昼食)は結構得体の知れない食べ物もあり、食べると異様に甘いデザートだったりした。

フライト時間は1時間30分だが時差があり、到着は出発から30分後の時間となる。(2時半ころ) 入国審査では一言も会話せずに先へ進めた。空港内の両替所でUS$100を両替したらJ$3,602になった。旅行代理店経由でホテルへ送迎のサービス(有料)を頼んでおいたのだが、例の名前のプラカードみたいのを掲げてのお迎えの人がいない。それらしいカウンターに行って聞いてみると、どうも話が通ってない。で、予約証を引っぱり出して「送迎依頼済」と書いてあるのを見せて、他のツアー客と一緒にホテルへ。他の客はたぶんというか間違いなくパックツアー。これから毎日連れに「パックはいいねぇ」と言われることになってしまった。ところでここでも天気雨に遭遇。でもホテルに着いたらやんだ。ホテルまでの道は市街地を抜けると田舎の一本道状態。信号もない。(上の画像はジャマイカのビーチ)

まさにのんびりとしている。ホテルのチェックインも当然この旅行は、私が添乗員さんなのでレセプションへ。中庭にあって扇風機なぞがまわっていて、ここものんびりとしている。まずはウェルカムドリンクは飲むか?と聞かれ、ラムパンチ(これしかない)をもらうが、かなりきつい。ひとりひとりにクレジットカード状のカードをもらう。(部屋番号と名前と滞在期間が記載(手書き)。ホテルはガイドブックにあるとおり広大な土地に建ち、巡回バスが走っている。ホテルのカラーは白と黒で、随所にこの色が使われ可愛いマークもあちこちにある。スタッフの制服も上が白、下が黒となっている。部屋はメインビル(といってもフロントから歩いて2〜3分はかかる)の2階。目の前がビーチでビーチデッキも置いてあった。部屋はソファのある部屋と寝室があり、ローラアシュレイのような可愛い大柄の花柄で統一(左の写真)。エアコンは古い一体型ので結構音がうるさい(けど必需品)。天井にはルーフファンがある。部屋に案内してくれたボーイが最初にしたことは、ラジオをつけてレゲエをやっているラジオ局を選び流すことであった。
ひと休みしてから部屋の前の海へ出たり、部屋の近くのプールを見たりしてたら夕方に。夕食はホテルのレストランで。このホテルには4〜5くらいのレストランがあるが、いずれも屋外(オープンエア)であった。この日に行ったレストラン(Sea Grape)は照明が暗く、テーブルのろうそくがけっこう頼りであった。なにをこの晩食べたか記録が記憶がないが、二人で$US72であった。ところでモンテゴベイは充分暑く、連れは暑い暑いを連発していた。私は日本が寒い頃に南の島等へ行くのには慣れているのであるが、連れはなかなか順応しないようである。当然のことであるが星がきれいであったが、南十字星を探すでもなく寝てしまった。

補記:泊まったホテルはハーフムーンホテルである。


TOP
INDEX
NEXT DAY