10月18日(水) モンテゴベイはまたも晴れて暑い。

グレートハウスへ


朝食はホテルで今度はBUFFETではなく、私はジャマイカンブレックファースト(写真左)なるものを頼み、連れはフィットネスブレックファーストを頼んだ。ジャマイカンは現地の人が常食とするアキーの身の塩だらとの煮込み(これも朝食の定番だそうだ)とバナナをどうにかして味がすっかり抜けたもののように見えるプランテン(スペイン語ではプラティノ)というものと揚げた丸いパンのようなもの(多分バミー)とかが中身。フィットネスのほうはフルーツとヨーグルトが入ってました。二人でUS$25と昨日よりずっと安く、これなら納得。味の方はなかなかおいしかった、というか私はけっこう変わったものでも食べてしまうので、この朝食の場合そういう意味でのなかなかおいしかったということである。さてジャマイカドルがなくなってきたので再度両替を今度はホテルでした(US$40=J$1,300) 

今日はローズホールと言うところのグレートハウスへ観光へ行こうと思っている。これはジャマイカがイギリスの植民地であった時のプランテーションの領主様の立派なお館が観光名所となって残っているのだ(写真左下)。

例によって昨日と同じ旅行会社へ電話してツアーの申込をしたところ、「今はそのツアーは催行していない」とのこと。そこでレセプション脇の別の旅行社のツアーデスクに聞いてみたが無線で連絡を取るも、やってないというような理由で、NG。で、困ったなぁと思ったら、タクシーをチャーターしていけばよいと言われた。なるほどベルデスクに行くと壁にグレートハウスまでのツアーの場合のタクシーの値段が書いてある。US$25と安い。ベルマンに値段を確認してから、タクシーを呼んでもらった。結構大きなアメリカ車が来た。グレートハウスまでは海沿いの一本道を単に飛ばすだけ。あっと言う間に到着。しかし入場料が一人US$15と高い。(日本でも映画が見られる値段だ)ガイドに付いて順路に沿って見て廻る。しかし英語がよくわからんので、言ってることの30〜60%くらいしか理解できない、ハハッ。よく整備というか掃除がしてあるし、お揃いの制服(当時のメイドさんの格好みたいなの)を着たスタッフもたくさん居るのであんなに入場料が高いのだろうか。地下にはバーやお土産物屋もある。特にほしい物もないので何も買わず、帰りに駐車場脇の店で冷たい飲み物を飲んで、どっかへ行っちゃったタクシーを待つ。ホテルへ戻れば昼食の時間少し前。このホテルの宿泊棟(離れみたいのがいくつもあるという感じ)からずっと離れたところにショッピングタウンのようなところがある。そこへお土産ものを買うのと昼食をとるために行った。そこはクリーム色の塀に囲まれ、建物もかわいいお城っぽい感じでちょうどディズニーの世界のようである。まずお土産物屋で連れがなにか買った(私の買い物じゃないので記録がない)。次にTシャツ専門店で私も1〜2枚買った。結構いい柄のがあった。

昼食はイギリス式のPUBがあり営業してたので、サンドイッチとビールとサラダを食べた(J$1,100<US$40ですね)。それが出てくる前にビリヤードに少し似たゲームを教えてもらってやった。100年以上前からあるゲームだそうである。ここはエアコンがなかったが、割と涼しかった。次に小さなスーパーマーケットへ。店内は変な芳香剤のにおいがした。缶詰類がなかなか面白い。ホットソース(辛いやつ)があり、買おうかと思ったが重そうだし割れたらしゃれにならないと考えて断念。(今となっては後悔)結局買ったのはガーリックパウダー。これなら軽い。最後に行ったのはコーヒーショップ(コーヒー豆を売っている)。ここには缶入りのちょっと上品なコーヒーが売られていた。これなら仲人さんとかにちょうどいいのでいくつか買った。
ブルーマウンテンの豆の値段は日本の1/2〜1/3くらいである。カウンターではドトールのようにコーヒーが飲めるので味見的に飲んだ。なかなかうまい。巡回バスが来たので乗ろうとしたら、運転手が降りてしまった。なんと彼がこのショッピングタウンで昼食をとるのだそうだ。よって次のバスを待てとのこと。次のバスでホテル(部屋)へ戻る。ホテルのショッピングモールへ行き、連れがまたなにか買った。たしかこの後プールに行って遊び、部屋へ戻ってひと休み。

部屋には明日のチェックアウトの前に今日までの分として確認してほしいという意味でお勘定が入っていた。でもこれが大間違い。食事の際に飲み物と食べ物は別々の伝票となり、サインも別にしていたが、飲み物の請求だけの食事があったり、ひどいのは外へ出て昼食を食べた日があったのに、その請求(額はいい加減)が入っていたり。でも私のメモとくらべてUS$70以上安いので、明日のチェックアウトの時の請求でも安かったら、そのまま払ってしまおうということにした。そうこうしているうちにドアがノックされ、我々が到着した日にあった、歓迎レセプションの際の写真を売りにきた。最初タダかと思っていたら、売りに来たのは写真屋のおばさんで、結構な値段を言ってきた。アジアの国にパックで行くとよくある商売だがここでであうとは。「写真を撮る時に有料だとは一切言われてないし、ホテルのマネージャーが主催した歓迎レセプションでの写真撮影だから、どう考えたって無料だと思うのが普通だ。こいつは全然フェアな取引/商売ではない」と文句を言ったものの、記念に一枚くらいは買おうかと思いなおして、数枚持ってきた物のうち一番良く撮れているのだけを買った。(US$4)
 夕食は昼に行ったところに日本食(鉄板焼)レストラン「さくら」があるので、行った。鉄板焼を食べたが、目の前で調理してくれるコックが当然黒人さんで、それがコックの衣装(上下が白)着ると「かわいいコックさん」状態でとても可愛い。(目がクリッとしてて) しかし味付けが不気味というか野菜だろうがシーフードだろうが肉だろうが、何でもゴマ油を加えてしまうものであった。誰だぁこんな味付け教えたのは!? 二人でUS$65だった。ジャマイカ最後の夜は荷造りが面倒だった。



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