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2000/10/1〜7 南九州ツーリング (その4) |
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10月4日 |
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おはようさんと、目を覚ましたのは8時頃。さっそく恒例の朝風呂へと向かう。 くすのき荘は紫尾(しび)温泉ではいちばん大きな旅館ではないかと思う。
我々が泊ったのはどうも新館らしく、木造の自炊・湯治専門館もある。 そういえば、多分?ここの若女将さんとその妹さんだと思うのだが かわいらしいだけならまだしも、鹿児島弁が入り交じって持って帰りたいほどの不思議なキャラ! ぼけ味が抜群なんです。これは、見てもらわないとわからないと思いますが・・・ ぜひ皆さん一度行ってみてください。(^_^) 紫尾(しび)温泉くすのき荘:鹿児島県薩摩郡鶴田町2162-1 TEL0996-59-8841 |
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くすのき荘の皆さんに見送られて、夕べ飲んだ焼酎「紫尾の露」を買うべく、宿で聞いたマーケットへ。 ところが、ここが何と定休日。そういえば今日は水曜日。いやな予感はしていたが・・・ まぁどっかで売ってるだろうと、宮之城町の市街で酒屋さんへ行って買うことにする。 飛び込みで入ったこの酒屋さんはご主人も奥さんも非常に親切で、富山から来たというと 何とここの奥さんのお母さんは、富山の人だという。しばし富山の話で盛り上がり 「紫尾の露」ともう一銘柄焼酎を買い占めて、今日の目的地指宿に向かうことにする。 本日の予定走行距離は、100kmを少し越えるくらいなので、のんびり行けばいいのだが、 なんかそれじゃ物足りないと、管理人とヒデは海沿いのルート、はっちゃんは内陸ルート で温泉を巡りながらということで、川内市で別れる。再会場所は、16時に指宿市のすぐ近く 山川温泉天然砂蒸し風呂と決めて出発。 お互い気をつけて! 途中では、コスモスなどの花々が目を楽しませてくれる。 |
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なぜか、オートバイに乗る連中は岬が好きである。管理人も例外ではなく、地図を広げて見ると野間崎というのがある。 野間崎へ近づくと、岬の先っぽに風力発電機が林立しているのが見える。 ちょうどお昼前。竜飛岬のウィンドパークでおいしい三色丼に出会ったことがある管理人は、ここもきっと そんなレストランがある施設になっているに違いないと、風車を目当てにどんどん進むが・・・ そこには何もなく、九州電力の風車発電機があるだけだった。 仕方なく、引き返す二人・・・。しかし、ここの海の色はちょっと見たことがないほどきれい。 コバルトブルーを超越している。行ってよかった。 |
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そんなこんなで結局時間がなくなって、今日の昼飯はなし! 。ツーリングは、厳しい修業の場か? 枕崎市の市街を抜けて、いよいよ目的地である指宿が近くなってくると開聞岳が迎えてくれる。 薩摩富士と言われるこの山は、本当に美しい姿をしていて、何度来ても この山を見ると鹿児島に来たなーと思ってしまう管理人であった。 |
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予定通り、16時に山川温泉天然砂蒸し風呂へ到着。はっちゃんも少し遅れて到着。 砂蒸し風呂では、指宿温泉が有名だが、はっちゃんに言わせると、 こっちの方がおばさんの砂のかけかたが上手だという。 しかし なんということだ(*_*)今日は定休日!! やっぱり朝の予感は当たっていた。寂しくその場を立ち去る3人。 風呂に入れなかった3人は、仕方なくそのまま指宿へと向かい旅館にチェックインした後 指宿温泉天然砂蒸し風呂に入ることにする。 7年前に来たときには、なかった砂蒸し会館という立派な施設ができて、砂風呂もかなりよく整備されている。 やっぱり世の中動いていますねー。 砂蒸し風呂は、おばさんがどさどさと砂をかけてくれてから、15分ほどが適当らしい。 あんまり長く入っていると、低温やけどをすることもあるという。 それなのにヒデは、30分ぐらい入っていた。それでもやけどもせず、「そんなに熱なかったでー」 と涼しい顔。こいつの体の構造はいったい・・・(^_^;) |
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宿に帰って、まだ時間があるのでコインランドリーで洗濯をすることにする。 管理人は、ツーリングに行くときには必要最小限の荷物しか持たない主義であり、パジャマまで持参する はっちゃんの、1/4程度の荷物しか持たない。しかし、こうやってコインランドリーや、 お風呂場での洗濯など結構身綺麗にはしているんです。 コインランドリーで、洗濯物の番をしていると、そこへここ指宿の住人やっさんが家族を伴って現れた。 7年ぶりの再会。奥さんも子供さんも元気そうだし、前に来たときには赤ちゃんだった子が、小学生になっている。 時間の経つのは、早い。 洗濯物を乾燥機に放り込むまで、コインランドリー前でべたべた座り込んで昔話に花が咲く。 場所を宿に変えて、地元の料理をいただく事に。 鹿児島といえば、薩摩揚げ。 あつあつは本当においしい。その奥はイカナゴのお作り。これもおいしい。 ここでは、醤油ではなく酢みそでいただくのです。 |
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そしてこっこれは!ひょっとしてカブトガニと思ったら、この地方ではバチガニという珍しい蟹。 大きなシャコを、平べったく潰したような面白い形をしている。 あじは・・・う〜ん。エビのような蟹のような。 こんなアテで、地元の焼酎「喜利衛門」をいただけば、気分はすっかり薩摩っ子。 本日の宿は、民宿千成荘:指宿市湯の浜5丁目10−9 TEL0993-22-3379 ここは砂蒸し風呂へ約200mと、砂蒸しフェチにはベストポジションでご主人も奥さんもすごく親切である。 そして、料金もリーズナブル。 |
久しぶりに再会した昔の仲間3人。みんな年取ったね。 持ってきてくれたアルバムを肴に話が弾む。 やっさんは、最近マラソンに凝っている。子供のバレーボールの指導もやっている。 自治会の用事も忙しそうだし、犬やニワトリや、畑の世話。シンプルライフとは彼のような生き方を言うのだろう。 それに引き換え、我々3人は・・・。人生を考えさせられる。 けど、当分彼のような生き方は出来んやろなー。 |
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