学校内のライフラインも
切断されていた

 建物の被害以上に深刻だったのは、給水・排水・衛生設備からプールという授業に欠かせない施設も大きなダメージを受けていました。建物の被害が少なくても、水の出ないトイレは用を足せませんし、ガスが供給されなければ給湯・給食といった生活機能は働きません。

プールの被害

 災害で防火用水の指定を受け、消火活動とトイレ用水の供給源と期待されたプールは、126校園で被害があった。水が失われた所は、その内100校園以上に上った。

グラウンドの被害207校園で

 60%207校園で被害。校舎出入り口付近の地盤の被害は、216校園でありました。

塀の被害

全体の55%にあたる191校園で被害があった。
鉄筋コンクリート、鉄筋ブロック積みでの被害が多かった。

給食設備は30%で被害

震災のあった平成7年3月1日現在での小学校給食設備の被害を受けた学校調査結果では、88校での被害報告がありました。

ガス等の復旧により実施可能な学校      39校

設備の損傷により実施不可能な学校      38校

給食室が他目的に使用されている学校      7校

大規模補修及び建て替え等の必要な学校     4校

 
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