アスベストの輸入量推移 |
最盛期 年35万トンも危険に曝されるいのちと健康 |
アスベストは、近代工業と共に日本で本格的に利用されるようになりました。第二次世界大戦以前は、日本の輸入量は、年間数万トン程度でしたが、戦争中の中断を経て1949年から輸入が再開され、経済成長と共に輸入量は急拡大して年間輸入量が20万トンを超えたのは25年間にも及びました。最盛期の1974年には35万トンにも達していました。1949年から2004年の55年間の総輸入量は、950万トンにもなります。 |
公害と同じ「人災」国の責任 大きく |
高度経済成長がもたらした大気汚染と水質汚染を中心にした公害問題は、企業が都市部への集積による利益を享受しながら、汚染物質の除去費用を使わずに企業成長を追求した結果、大都市の多くの住民の健康を蝕んだ結果として医療費の支出をもたらし、社会的存在すら問われました。 |
世界と日本 アスベスト規制のあゆみ |
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微少でも危険な閉鎖された空間 |
吹きつけ材としての使用を禁止し、その除去と囲い込みを行えば大きな危険はないとする意見が大勢として形成されているいることは危険です。 |
各省庁からは、情報が小出しに提供されています。詳細な情報は国民の手に届きにくく、実際国民はどうしたらいいのか判断できません。
朝日新聞2005年9月19日朝刊 |
アスベスト含む製品の一部です |
驚く広がりアスベスト使用製品 |
防音壁、接着剤、アスファルト床タイル、吹きつけ断熱材 ブリーチング断熱、コーキング・パテ、天井タイル、はめ込みタイル、セメント管、側壁、壁板、黒板、床タイル貼り付けよう建築接着剤、じゅうたん、冷却塔、装飾用漆喰、ダクト、可とう繊維製継ぎ手、電線絶縁体、電気布、カーテン及びドア、耐火材、床裏材、加熱及び電気ダクト、高熱ガスケット、HVACダクト断熱材、継ぎ手コンパウンド、実験室用手袋、フード及びテーブルトップ、パッキン材、パイプ保温材、屋根フェルト材及びシングル材、スパックル・コンパウンド、散布断熱材、耐熱テープ、織物ペイント及びコーティング、感熱紙製品、バーミキュライト断熱材、ビニル床タイル、ビニルシート床材、ビニル壁材 |