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  ●ヘルニア摘出術 ●
   
  ● ページの内容 ●
 腰椎椎間板ヘルニアを切除する2つの手術法について解説します。これら手術法は腰部を小さく切開して神経根を圧迫している椎間板ヘルニアを取り除く方法です。
   
■ 腰椎椎間板ヘルニア摘出術
  手術の傷を小さくすることで、手術後の痛みをできるだけ小さくすることと、手術部の回復を早めることを目的に専用の機材を用います。
1.手術用顕微鏡を用いて小さな切開部から神経・ヘルニアを拡大し見ながら操作する
  (顕微鏡視下ラブ法)
2.内視鏡を神経・ヘルニアのそばまで挿入してカメラで見ながら操作する
  (MED法)
 
  皮膚を2〜3cm程度、縦に切開します。筋肉をよけて骨を少し削りヘルニアに近づきます。操作中に筋肉をよけておく筒状の開創器か内視鏡用の筒を設置します。神経とヘルニア拡大して見るための光学機械、手術用顕微鏡か内視鏡を差し入れて手術操作をします。ヘルニアを切除して神経の圧迫が除去されたのを確認して手術を終わります。これで神経痛が取れます。