シスター牧野からのお便り

                         
       

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 2015年3月

3月26日に5個の小包を受け取りました。ありがとうございます。

今回の小包は、少し盗まれたのが2個ありました。

新しい衣類の箱 でした。

まだよく見ておりませんが、冬の衣類が沢山ありましたので、

これから寒くなりますから助かります。ありがとうございました。

小包を作ってくださった方や、新しい衣類を買つてくださいました皆様に、

どうぞ「ありがとうございました」とお伝えくださいませ。

もしも赤ちやんのちいさい衣類がございましたら

未熟児のために使いたいので、下さいませ。お願いいたします。

ではお元気で                     牧野

 2015年3月

お元気ですか?

3月16日に7個の小包を受け取りました。

お鍋、フライパン、靴、赤ちゃんの衣類、大人の衣類、

さらに新品の傘など、いろいろ入っておりました。

たくさんの素晴らしい品物を有難うございました。

何も盗まれず、壊れずに無事に着きました。本当に有難うございます。

またよく見てからメールをいたします。小包をお送り頂き、さらに

そのためにいろいろ買って頂いたことをとても有難く思います。

皆様にどうぞ宜しく乙宛下さい。

揃ってどうぞお元気でお過ごし下さい。

まずは無事に荷物が着いたお知らせまで。

牧野

 2015年3月
メールをありがとうございました

皆がとても喜んでおります。ズボンがおおきくて大笑いしましたが、

看護師の人はとても大きいので良い具合でした。ありがとうございます。

小さい 人に半ズボンをあげましたら、お腹が小さいので2人分入りそうで 、

皆で大笑いしまして、楽しいひと時を過ごしました。ありがとうございます。

台所のシスターがとても喜んでいました。

傘は先生方に差し上げましたが、2〜3日前から雨季が終わったのか、

良い天気が続きまして残念がっております。

来年使うのを楽しみに大切にしまつておくそうです。

本当にありがとうございました。

荷物あと3個はタナナリイボについているそうです

感謝とともに 牧野


2014年1月

今日1月14日に6個の小包をいただきました。有難うございます。

中には、色々な新しい子供の衣類が沢山ありまして驚きました。

ミルクも5個の袋をみつけました。なにも盗まれていませんでした。

無事にすべてを頂き感謝でございます。沢山の人に助けられありがたいことです。皆様にどうぞ宜しくお伝えくださいませ。

今年もお元気でお過ごしくださいませ  牧野幸江

2013年7月18日

郵便局で、到着したばかりのお手紙を開封したら、5月10日に送って下さった小包(510日に送った8個の小包)のことが書かれてあり、まさしくそれでした。ありがとうございました。思いがけないもので、本当にうれしい朝でした。

午後から楽しみに小包をあけます。(間もなく正午です)

皆様からの援助、また、大変な労力がいると思われるパッキングもありがとうございました。

感謝でいっぱいです。

日本の暑さは大変なようですが、こちらの日中の寒さは幾分、よくなった感じがあります。こちらの冷たい風を送って差し上げたいです。

ポーラ(TVで登場した未熟児)はミルクですくすく大きくなって、今は3700gになり、予防注射も始めました。かわいくなったんですよ。
ありがとうございました。

牧野幸江

2013年7月12日

日本は猛暑とのことですが、こちらは言いようのない寒さです。いつも暑いといわれるベレーブでも寒くて厚着をしていると聞きました。やはり地球がおかしくなっているのでしょうか。

テレビ(バースデーという番組。7月6日放映)を見ていただき、ありがとうございました。

まさかあの、道から畑に落ちたところが出るとは思っていませんでした。(未熟児を産んだ母親の家を一緒に尋ねる途中、畑で足を踏み外してドテッと転ばれた)幸いなことになんともありませんでしたので、ご心配ございません。

6月には例年の口蓋裂の手術のため昭和大学の医療チームの方々が2週間滞在され、7月に帰られたばかりです。

最近は疲れを感じるようになりました。そのために少し怠けております。

少しは日本の暑さを送っていただきたいほどですが、脱水症にはくれぐれもお気をつけください。

おお、さむい、さむい。

牧野幸江

2012年9月23日

大変ご無沙汰しております間に、9月も残り少なくなってしまいましたが、お元気でお過ごしでしょうか。

10月29日より11月2日までの1か月間、2つのグループに分かれて、日本からの学生が産科実習のためにマダガスカルに来るので、その準備に追われております。

来年もまた昭和医大の先生方がマダガスカルに来て下さるとのことで、今からたくさんの子どもたちが手術を心待ちにしています。
今後何年ぐらい続けて下さるのか、私も体力が年々1年落ちていくので心配です。

今、政情がひどく悪化しており、ムルンダバやチュリアの方はとても危険で、個人の車は夜間走行が禁止となっています。

本当に日ごとに不安が増す日々です。アンチラベも時々、集団強盗に襲われる被害が出ていて、首都アンタナナリブよりはましですが、今の政府はお金を自分の懐に入れることしか考えていないようです。

中国の人たちがアフリカにどんどん侵入してきていて、これからどうなるのか心配です。

自然破壊をしていくことでしょう。マダガスカル人がどうするのかわかりませんが、とても不安です。またお便りします。

 牧野幸江

2012年7月29日
日本は大変な暑さと思いますが、お元気でお過ごしでしょうか。
7月25日に有馬先生が沢山のミルクを届けてくださいました。8月まではいろいろな所で地質の研究をなさるようですが、お元気でした。

今とても沢山の子供が、栄養不良でミルクをもらいに来ているので大変です。
でも、飲ませないと死んでしまいますので、苦労していますが、いろいろな方が助けてくださるので、それに希望をかけております。

マダガスカルは朝10℃、昼間が20℃ほどになりますが、夕方は12℃ほどで冬です。小雨が降る日は寒いですが、まれです。

いつもいつもご無沙汰致しておりますが、今年も半分が過ぎてしまいました。
政治情勢は非常に悪くなる一方で本当に大変ですが、食べることには困らないとても良い国です。
何年も豊作ですが、物価は日ごとに高くなりますのは、本当に困ります。
塩も砂糖も高くなり、甘い物好きなマダガスカル人たちには大変です。

それに、強盗が集団的に来て、あちこちの修道院に入り、全ての物を盗まれた話が毎日耳に入ります、私たちの所は今のところは大丈夫ですが、恐ろしい思いで毎夜戸締りを厳重にしています。
早く情勢が良くなるよう祈っています。

暑い毎日、お体を大切にお過ごしくださいませ。 牧野 幸江
2012年6月

お元気ですか?
6月13日から20日までの1週間、昭和医大の先生方が夜の9時まで手術をして下さいました。

他の病院では手術をしてもらえない重症な子どもたちでしたから、ご両親の喜びは格別でした。
あんなにもひどい状態の口をどのように手術をされるのか、心配でたまらなかったのですが、第一日目は80人ほどの子どもが列をなしました。来年まで待たなくてはならない子どもが30人ほどいますが、先生方はまた必ず来て下さるので、希望を持つよう説得しました。

先生方ご一行のお世話もありましたが、多くの方々に結果的に喜びを与えることができ、よい宣教の日々となりました。

22日にご帰国されるのを見送り、またアベマリア産院に戻って未熟児の世話をします。 6回目の妊娠でやっと1900gの赤ちゃんが生まれたという貴重な児ですので、何とか元気に育つよう懸命に努力を続けています。

   6月28日 牧野幸江  
 
6月半ばに昭和医大の先生方が口唇蓋裂の手術等でアベマリア産院に行かれました。
  このような症状を持つ子の多さにも驚かされます。

 

2012年5月
 5月も半ばを過ぎ、緑の美しい日本を思い出しています。ご無沙汰を致しておりますが、お変わりなくお元気でお過ごしでしょうか。先日、2月24日に送って下さいました小包3個を受け取りました。有難うございました。

赤ちゃんの新しい衣類が沢山と、粉ミルクとボールペンを山のように頂き、大喜びしています。ボールペンはいつも必要なので大変に助かりました。今年の乾期は少し遅く、5月に入ってから毎日毎日良い天気で”ほこり”がすごく、それに朝10℃、昼間28℃と温度差が大きいので風邪の大流行です。子どもたちも多く診察に来ています。

今年も6月13日に昭和医大の形成外科の先生が来て下さるので、その準備に取りかかっているところです。マダガスカルは貧しい人が多くなり、衣類と薬をもらうために産院に来ます。衣類はいいのですが、薬代をなぜか私が支払うことになってしまい、大変です。そろそろ断らなければと思っていたら、どこからか援助金を頂き、何とかその支払が続いています。神様に感謝です。

2月、3月は未熟児が多く、大変でしたが、4月になってからは急に少なくなり、今はのんびりと6月の準備中です。本当に日本の皆々様に助けられて仕事が続けられることに大変感謝しています。

 そろそろ梅雨に入る事と思いますが、どうぞお体を大切になさって下さいませ。5月19日 牧野 幸江

 2011年8月27日
  9月が近くなりましたが、残暑の厳しい毎日でしょうか。お元気でいらっしゃいますか?
8月25日に小沼様がアベ・マリア産院に寄ってくださり、沢山のミルクを頂きました。ありがとうございます。紙入りのミルクですが、これは以前日本から送っていただいたことがあり、とても便利なので助かります。大変喜んでおります。
来年も日本から大学病院の医療チームの皆さんがこちらに来てくださることになり、マダガスカルの人は喜んでおります。
九月から十一月まで、タナナリーブに居るシスター平間が日本に帰省します。天使大学院の学生と共に、その間ひとりで少し淋しいですが、今パソコンの勉強中です。でもなかなか進みません。e-mailを受け取るだけでもできれば、と思うのですが、何か手が上手に動かなくて、変な所を押して変なことになっています。マダガスカルはネット接続がカード式なので、費用がかかって困りますが、何とか練習中です。

本当に沢山のミルクをありがとうございました。
毎日忙しくて何をしているのか・・・でも元気です。 牧野幸江
 2011年5月20日<抜粋>                    上に
 小沼さんと御一行の皆さまから、粉ミルク24缶と、山田さんからのマダガスカル紙幣を受け取りました。本当にたくさんのミルク、大喜びです。去年頂いたミルクを飲んで、大きくなった3人の未熟児たちが1年経って、愛らしく歩くようになり、よちよちですが太っていて凄く元気です。本当にありがとうございました。
 山田さんのことも覚えています。私のためにたくさんの援助をしてくださっていたのですね。早々にお礼のお手紙を書きます。

 日本の皆さまが、地震から早く回復されますことをお祈りしております。 


        

                             牧野幸江
 2011年5月15日 <お手紙より抜粋>
 2月24日に送ってくださった6個の小包が届きました。受け取り手数料もとても安く、その上100%何も盗まれていませんでした。たくさんのミルク24缶、とても助かります。

        

 日本人商社マンの方に新聞を見せてもらい日本の地震の大変な姿にただただ目を見張り、心が痛みました。小包の中に、たくさんの子供のための新しい衣類を入れてくださり、感謝感激です。地震の後でしたら、こんなにたくさんの品物を頂戴できませんでした。

 マダガスカルは最近路上生活者が増え、町は貧しい人が多くなり、盗みの大流行です。
 2月29日から昭和医大の形成外科の先生2人と麻酔科のドクター3人がいらして、口蓋裂の子供たちの手術をしてくださいますので、準備に追われています。2日間で56人もの子供たちが来て、四日間で締切になってしまいました。まさかこのように多くの子供たちが来るとは考えておりませんでした。顔の形が良くなり、食事が出来ることは大きな喜びです。

 日本は地震でいろいろ大変でしょう。私たちは停電に慣れていますが、日本人には辛いことと思います。
こちらでは貧しいことには慣れていますが、地震が有ったらマダガスカルは国ごと消えてしまうでしょう。 
                            牧野幸江
 2011年2月
  2月も終わりに近づき、日本は桃の花が咲き始めたでしょうか?
ご無沙汰致しております。

 昨年11月29日に送って下さいました小包を、郵便局で無事受け取りました。有難うございました。
5月28日に○○医科大学の形成外科の先生方2人と麻酔科の先生3人と看護師1人と曽野綾子先生が来られます。
6月1日〜9日までこちらで手術をしてくださいます。
曽野先生は援助で作った学校や病院を見に行かれます。私たちの手術棟もものすごい援助の金額で建てましたので、是非見て頂きたく、昨年より何回もご招待申し上げて、今年実現となりました。
石の調査に来られる方も5月にまた来られるとのこと。お会いできるのを楽しみにしております。
ではお元気で。 御礼まで。          牧野幸江
 2010年9月6日<抜粋>
  9月5日に小沼様が粉ミルク13缶届けてくださいました。小沼様は本当にご親切な方で、また来る折には支援物資を届けますのでどうぞ待っていてください、と言われ本当に大助かりです。

 マダガスカルも初夏に近いのか暑くなってきました。
 2010年6月22日<抜粋>
  小沼さんら地質調査団の方が6月21日、粉ミルクを30缶運んでくださいました。丁度ワクチン注射の日で250人ほどの赤ちゃんが来て混乱しており、ゆっくりお話ができず申し訳ないことでした。

*(小沼さんたちは地質調査が終わった後にも産院に立ち寄ってくださり、この時は30分ほどお話ができたとの報告を頂いております。シスターは、直接粉ミルクを運んでくださる地質調査団の方々と、どういう経緯で知り合いになったのか、不思議に思われていましたが、先に行われた世界銀行のビデオ会議にいらして頂いたご縁です)支援する会補足
 2010年6月10日
 荷物のNo112〜114が届きました。
粉ミルクは無事でしたが、衣類は全部盗まれていました。小包を作ってくださる折り、荷物全体をシーツにくるんで頂くと、ダンボールを破って手を突っ込み、中身を盗み出す行為ができなくなると思います。

*(シスターが荷物の詰め方を図解してくださいました。以後、シーツにくるむ作戦を実行しています)
支援する会補足 
 2010年5月14日
 5月12日のビデオ会議を終えて
  
 昨日はありがとうございました。無事に終わってほっとしました。
12日、終わりましたらアンチラベに帰る予定でしたが、シスター平間の修道院に帰り着いたのが17時だったので、夜に車を走らせるのは大変危険と思い、12日の朝8時にタナを出発しまして12時にこちらに着きました。たくさんの方が聞きに来て下さり、本当に良かったと思いました。準備して下さいました皆様にも宜しくお伝え下さいませ。友人知人も多く聞きに来てくれていて、久しぶりにお会い出来た方もあり、また「支援の会」のHPを見て下さっている知人がたくさんあることを知りました。ありがとうございました。学生さんたちでマダガスカルに来てみたいという方が多かったのは嬉しいことでした。若い人が関心を持って下さったことは何か希望があるように思います。ではまず御礼まで  
              5月
13日 牧野幸江
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 シスター平間からのメール

ビデオ会議の企画有難うございました。
マダガスカルに居ながら東京と直接お話が出来るようになり日本も近くになりました。シスター牧野に頼まれて話をしましたが、私は産科の方ではないので本来の目的から少しずれていると思いましたが又別の面もいくらか参考になればと思い、話をさせていただきました。話の後ではマダガスカルに長年いらした方々とも直接話が出来て本当に喜びでした。シスター牧野と終わってホットしたこと、又なつかしい方々や今後マダガスカルに来たいと、とても興味を持って質問をしたり連絡方法を聞かれたりして私たちも満足しました。でも150人もどの様にして募集したのかしらんと2人で話していましたが…シスター牧野は4時にアンチラベに出発予定でしたが4時過ぎまでかかりましたので、今は夕方暗くなってからは治安が悪いので13日のミサのあと8時過ぎにタナナリブを出発してアンチラベに帰りました。今回の企画本当に有難うございました。
こちらでの今日のニュースでは、マダガスカルもやっと今年中に大統領選挙が行なわれることになりこの混乱から抜け出しそうですので、選挙が無事実行されるようにお祈り下さい。

                     シスター平間
 2010年1月
 明けましておめでとうございます。
私は、クリスマスから元旦にかけて、10人の分娩と3件の帝王切開分娩があり、大変な年明けで、お正月気分ゼロでした。
1月10日までは、すごい毎日で全スタッフくたくたで、やっと落ち着いた時、一番古くて18年勤めて下さった助産師さんが心臓発作を起こしてダウンし、その後快復したのですが、この機会に退職願を出しまして、助産師欠員で、私も休むところが頑張って歩きまわっている状態で、すごく元気でお正月を迎えました。
昨年1月から始めた帝王切開分娩も80件を1年で超えました。ありがたいのか大変なのか解りませんが、アベマリア産院は大繁盛していますが、その割りに収入が少なく出費が多くてまた大変です。日本も大変のようですね。
No110の小包が届きましたが、No108の小包は着いていません。
昨年も色々とお世話になり、有難うございました。本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。新しい年、共に元気で過ごせるようお祈り申し上げます。

                               牧野幸江
 2009年12月
 後1ヶ月もすればクリスマスですね。
7月22日に送ってくださいました小包2個(No106・107)と8月24日(No109)の分をタナナリブから持ってきましたが、本当にすごく盗まれており、ミルクも7個だけ受け取りました。No108は届いていません。

 今620gの未熟児が育っています。7ヶ月の赤ちゃんです。奇跡的な赤ちゃんで、神様が命を与えて下さったことを教えるために生まれてきた赤ちゃんみたいで大切に育てています。
 それでは、皆様お体を大切になさってください。  牧野幸江
 2009年12月
  今年も残り少なくなりましたが、お変わりなくお過ごしでしょうか。
松本さんが記念に植えたジャカランタの木に初めて花が咲きました。小さかった木も大きくなり、いつ花が咲くかと待っておりましたので大喜びしました。

 小包がタナナリブに着いておりましたが、中味は半分以上盗まれているみたいです。10月28日〜11月16日まで札幌の大学院生が実習に来ておりましたので、帰国時にこの手紙を託けました。
小包を開けてまた中味をご報告しますね。    牧野幸江
 2009年11月
  もうすぐクリスマスですね。楽しかった福永さんの家でのクリスマスを思い出します。目の方も順調に快復しまして良く見えるようになり安心しております。(*シスターは、一時帰国中、三箇所の骨折手術に加え、目の手術も受けていらっしゃいます。↓2009年4月日本にてのお便り参照)老眼鏡が必要ですが、字も読めるようになりました。神に感謝です。
では又アンチラベに戻りましたらお手紙致します。 牧野幸江
 2009年4月
 東京も暑かったり寒かったりと気候の変わる毎日ですが、お元気でいらっしゃいますか。
 私も4月28日、無事退院になり修道院に戻り連休は静かにリハビリを続ける予定ですが、90%全快しておりますのでご安心くださいませ。
5月10日から20日まで黙想会で、その後京都の方に参り、神戸にも少し。その後マダガスカルへ戻りたいと思いますが、国情がどのようになっているか、また経由地のタイも何だか政治不安ですからどうなることでしょう。

一ヶ月があまりに早く過ぎ驚いていますが、この一ヶ月の入院生活も大切な日々でした。あちらもこちらも痛みがなくなり、以前よりも元気になってしまいました。また、マダガスカルの母子の為に働く事ができるようになりました事を感謝しております。
ではそろそろ夏も近づいて参ります。お体に気をつけてお過ごしくださいませ。
豚インフルエンザには充分に気をつけてくださいますように。
では、さようなら。               牧野幸江
 2009年4月 日本にて
 桜の美しい日本へ3月21日に帰省してまいりました。
3月34日、検査のため整形外科でレントゲンを撮りました折、昨年12月に転んで打った腰は腰椎圧迫骨折でした。帰る1週間前にまた転んで打った膝はお皿の骨の骨折。胸は肋骨骨折と、まあ三ヶ所も骨折

でも知らない者の強み、先生は一人で帰ってきた事に驚いていましたが、私の方はその後直ぐに足にギブス、胸は肋骨のバストバンドということになり、診察に来ましたのに入院という事になり、焦ってしまいました。
2週間が過ぎ、ギブスも三分の一になり肋骨はほとんど良く腰は骨折して三ヶ月経っていましたのでそのままでしたが、今は少し足を引きづりながら歩いておりますが、大丈夫ですのでご安心ください。

マダガスカルに新しく建てた手術棟も、物品は不十分なところがありますが、1月から手術を始めました。 帝王切開で赤ちゃんを出産、親子共に元気で、皆様に喜ばれています。
貧しい人の為なので、費用は他の病院より安くしている関係上赤字経済です。
帰ってくる前、1日4人もの帝王切開があり、足の痛さも忘れて出発の日まで働いていたので、急に入院となり頭がボーっとした感じでした。

小包で送ってくださったミルク、本当に感謝でございます。栄養不良の双子の子供が丸々と太って参りました。ありがとうございます。

                        牧野幸江
★病院維持のためのご寄付をお待ちしています。
 2009年3月
 3月に入り、桃の花の美しい頃かと思いますが、お元気でお過ごしですか。
昨年の11月に送って下さいました小包が、何故か郵便局に1個(No102)着きました。ミルク6個を頂き喜んでいます。双子4組が母乳不足で栄養不良となっていましたので、大助かりで大喜びしています。
 ありがとうございました。

 日本に帰ることにしました。暮れに転んで痛めた腰は良くなったのですが、長時間座れないので、できればリハビリをしたいのと全身検査を兼ねて、ふた月分日本食を食べに帰ります。お会いできる機会があれば幸いと思っています。 では、その日を楽しみに。さようなら。    牧野幸江
 2009年2月                           上に
 2月も中旬となり、梅の花の美しい頃でしょうか。お元気でお過ごしですか。
今年の夏は例年より涼しく、アンチラベの朝は寒さを感じるほどですから、元気になり(*下記の手紙にあるように、シスターは転倒してお怪我をされていました)忙しい毎日を送っております。
 11月19日に送って下さいました小包6個の中から、荷物が多かったので3個だけ持って帰ってきました。ミルク4個と衣装、ありがとうございました。
 これまで100個の小包を送って頂きました。初めのミルクを飲んだ子供達はもう小学生になったと思いますが、長い年月のご援助ほんとうにありがとうございました。沢山の衣装、寒さで困っている人たちをどれほど助けて頂いたことでしょうか。
 
 新しく建てた手術棟(建築中の写真はこちら)で1月から帝王切開の手術ができるようになり、もう10人の赤ちゃんが色々な事情で手術となり、元気に生まれました。まだまだ部品などが足りませんが、何とかお母さんと子供を助ける事ができるようになり、神に感謝しています。 
 ではお元気で。さようなら。      牧野幸江
 2009年1月
 明けましておめでとうございます。
皆様御元気で御正月をお迎えになられた事と思います。
私は12月にすべって転んで腰を打って歩けなくなり、クリスマスも御正月も痛い痛いでやっと1月になり座る事ができ、手紙を書けるようになりました。老化で回復が遅れますね。
 2005年のクリスマスを思い出しています。皆様御元気でしょうね?
いつも小包を送って頂きありがとうございます。
マダガスカルは雨期。毎日午後に大雨と雷の毎日ですが、果実が豊かでアンズリンゴを食べて元気になりました。

では新しい年も昨年と同じように御世話になる事と思いますが、そうぞ宜しくお願い致します。御元気で。
                              牧野幸江
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 2008年10月
 10月も半ばに入り、日本も秋らしくなりましたでしょうか。マダガスカルの日中は暑くなり夏らしくなってきました。御元気でお過ごしですか。
 6月30日に送って下さいました小包7個、無事に届きました。9月末に着いたのですが、タナナリブに行く便がなく10月10日に7個持って帰って参りました。ミルク18個受け取りました。2個しか入っていないのが3個あり、ひどく箱が破損していたので盗まれたのかなと思いましたが・・・・。
 その他ボンボンを山の様に戴きありがとうございます。クリスマスに使わせていただきます。本当にありがとうございました。まずは無事に小包が着いたお知らせまで。 又お便りいたします。                   牧野幸江
 2008年7月
 7月になりそろそろ日本は暑さの厳しい日々と思います。
4月8日に送って下さいました91個目の小包1個だけ7月3日に受け取りました。小包の中味は半分盗まれている様でしたが、ミルク6個は無事だったので安心しました。有難うございました。
 マダガスカルは他の地域は暖かくなったようですが、アンチラベは高地なので朝夕はまだ寒くて毛糸の衣類に包まれています。でもビワが豊かに実り、この寒さの中で花が咲いているのは日中20℃になるからでしょうか。温度差が大きいので風邪が流行っていますが、私もやっと咳から開放されて元気になりました。きっと悪性の風邪だったのでしょうね、3ヶ月以上かかりましたが、毎日忙しい日々を送っています。今年に入り、急に分娩数が多くなり毎月100人を超えています。出産率が高くなったのでしょうか??
では又お便り致します。祈りの内で感謝を捧げながら。   牧野幸江
 
 2008年3月
 3月も早や中になり、櫻、梅、桃と花の美しい時と思いますが、お元気でお過ごしでしょうか。12月に送って下さいました小包5個無事に受け取りました。少し盗まれているようですが、ミルク6個は無事でした。ありがとうございます。
 マダガスカルの今年の夏は雨が少なく暑い日も少なく、日本の初秋のような毎日で、少し暑い日がほしいと思う程です。 りんご,柿が豊かに実っております。
マダガスカルは風邪の流行で、私も2ヶ月も咳が止まらず困っております。何の薬を飲んでも治らず結核や肺がんじゃないかしらと言って笑っておりますが、働けるほどですから大丈夫です。ご心配なく。
 では又お便りいたします。                   牧野幸江
 2008年1月
 年賀はがきありがとうございました。
心配致しておりました98番目の小包も無事に受け取り、ミルク、飴を沢山頂きました。又1月5日に送ってくださいました小包、大好きなお餅を見てやっと新年が来たような気分になりキナ粉餅にして頂きます。
 寒くなりますので風邪などにかからない様、お元気でお過ごし下さいませ。
 有難うございました。                    牧野幸江
 2007年12月              TOPへ
 時の流れは早く今年もクリスマス・お正月が近くなって参りました。
ご無沙汰申し上げておりますが、お元気でお過ごしでいらっしゃいますか。
 マダガスカルは雨期に入りましても、お天気の良い日が1週間も続きやや田植えに水不足の様ですが、1月2月無事に過ぎれば田舎の方は安心なのですが、どのように過ぎるでしょうか。なんだか毎日忙しい忙しいと言っている間に1年が過ぎてしまいます。旧年は大変お世話になり有難うございました。また新しい年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
 色々と問題があった新しい建物もやっと完成近くになりましたが、中は空っぽでまだ何年もかけて充実させなければならないでしょうね。外科医としてフランス人のドクターが来て下さることになり、奥様は皮膚科のドクターで良かったと思っています。神に感謝です。
 12月に入って5人もクベースに入り、2台のクベースは3人に2人という有様でしたが、やっと大きな子が外に出ましてほっとしています。
送っていただいたミルクを飲んで、栄養不良の子が丸々となりました。日本のミルクに感謝です。ありがとうございました。
 では新しい年をお元気でお過ごし下さいませ。
  感謝の祈りと共に。                     牧野幸江
 2007年8月
 今年の梅雨の入りは遅かったそうですが、8月に入り少しは晴れの日が続くようになりましたでしょうか?
一昨日、福永様から住所を教えて頂いたと言う事で、8個のミルクを持ってマダガスカルへ来られた○○様と言う方がいらっしゃいました。また岩手県の○○様からは送金がございました。本当に助けて頂いております。
少しでも皆様の援助にふさわしい働きをしたいと思いますが、年が思いの所に行かせないのが残念です。でも健康が続く限りマダガスカルの母と子の為に頑張りたいと思います
では、御体大切に。               牧野幸江
 2007年5月
 長らくご無沙汰しておりますが、お変わりなくお過ごしでございますか。
マダガスカルは乾季に入り、天気の良い日が続いておりますが、埃がすごくて大変です。朝夕が寒くなり、日中は21度程で気持ちの良い日を元気で過ごしております。
アベマリア産院の建設中の手術場も外部はほとんど形となり、今屋根を作っておりますが、あと1年はかかりそうです。それから内部の作りといったことで、どうなるのでしょうね。
 お産が多くて、毎日なんだかすごく早く日が過ぎてしまいます。でも、マダガスカルはゆっくりとした時間で少しづつ良くなっているようです。
今、家産分娩でお母さんが亡くなった男の子を養っていますが、男の子って本当に良く飲んで、すごく体重が増えてどうなるか心配なほどですが、男の子らしい顔になるのは驚きです。
 これから暑さ梅雨に向かいます折り、どうぞお体に気をつけて。
                            牧野幸江
 2007年1月
1月も半ばを過ぎ、日本は寒い毎日の事と思いますが、お元気でお過ごしでしょうか?
マダガスカルは今年は雨期が早く田植えも良かったのですが、1月に入って台風が1週間も上空をうろうろしまして洪水になり、ずいぶんと田んぼや私の畑がだめになりました。午前中少し太陽が出るようになりましたが、夕方からまた雨で洗濯物が大変で困っております。
10月に送ってくださった小包5個を1月16日無事に全部受け取りましたが、ミルク大11個、衣類はなんだかずいぶんと盗まれたみたいです。
TAXが毎回上昇して、1個が125.000FMGもして驚いてしまいました。どうしたらよいのか頭が痛い問題です。

12月16日にアンブイノールで働いていたシスターが、急性心不全で亡くなりまして、私どもはすごいショックを受けています。9日〜14日までシスターの荷物の整理に行ってきましたが、その道の悪い事で命がけの旅行でした。
あまりショックが大きくてまだ信じられない気持ちと悲しみで私どもは元気を無くしております。彼女の霊魂の安らぎの為にお祈りくださいませ。

                  1月18日  牧野幸江
 2006年11月 
お元気でいらっしゃいますか。
こちらへ戻ってきて、やっとマダガスカル流に流れていけるようになりました。
ご心配頂いている手術棟建築の方も少しづつ進み、やっと壁になるレンガを一部積み重ねております。再来年までかかるようなので、気長に出来上がるまでゆっくり待ちます。一番大きな問題であった建物が順調に進んでいるので、全員安心したようです。
皆様にご心配して頂きありがとうございました。なんと神さまのお恵みもあって、無事今日まで進めることができました事を感謝しております。
毎日が飛ぶように過ぎていく思いの日々ですが、元気に過ごしております。
では、どうぞお元気で。
工事写真

                          牧野幸江
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 2006年9月 
9月になり少し涼しくなりましたでしょうか。お元気でお過ごしですか。
マダガスカルも少し春らしくなりました。建築の方も少しずつ進んでいますが、3mも掘ると水が出てくるので大変です。私達は湖水の上に住んでいるようです。ここは1500mの高地ですのに。
さて小包がやっと正常に届くようになりましたが、やはり手数料とTAXで100.000 FMG を取られています。荷物も6月か12月に着かなければ盗まれません。住所に赤字でECAR EPISCOPALと書いてくださいませ。
一度に4個以上は送らないで下さい。盗まれる率が高くなりますので。ミルクは何かでよく包んで下のほうに見えないように入れて下さい。
8月はお産のラッシュでかなり疲れましたが元気です。さよなら。
                            牧野幸江
*(注)現在産院では手術棟建設が進められています。
 シスターから緊急お知らせが入りました  2006年5月
以前、海外からの荷物はアンチラベの郵便局で受け取る事ができましたが、今年から首都のアンタナナリブまで受け取りに行かなくてはなりません。その間ガタガタの山道を車に乗って3時間余り。ガソリン代も高く、また税金が大変高くその全てがシスター個人の出費になってしまいます。皆さんからお送り頂く物資を受け取るのが難しい状態です。何か良い方法はないものかと、シスターは思案していらっしゃいます。 
 
 2006年3月

梅の花の美しい季節となりましたがお元気でお過ごしでしょうか。
後2週間余りでマダガスカに戻る事になり、1年間の本当の黄金の日は何と早く過ぎたのだろうかと、その早さに驚きます。その間本当にいろいろお世話になりました。楽しかった日の思い出と神様から頂いた沢山の恵み、日々沢山の方々から頂きました御心、ご親切に感謝の心で一杯でございます。有難うございました。クリスマスの思い出も、きっといつもクリスマスには思い出すのではないかと思います。
日本を離れるのはやはり一抹の寂しさもございますが、マダガスカルでしなければならない色々な事を思いますと、やはり早く戻らなければと心の揺れる日もありますが、荷物作りに頭が一杯で感傷的な気持ちに浸っている事もできずにおります。
では本当にありがとうございました。     牧野幸江


 2006年1月

主の御降誕と新年おめでとうございます。
旧年中は大変お世話になり、ありがとうございました。
どうぞ新しい年2006年も何卒宜しく御願い申し上げます。
新しい年も健康に恵まれ、お元気に過ごされますようにお祈り申し上げております。
                       牧野 幸江

 2005年9月

やっと涼しくなったのも1日だけで、日中は相変わらずの暑い日が続いています。
9月も中旬になり、昨日は久しぶりに美しい月を眺めました。いつも東京は青空がないと言っているのですが、友人が「今日はきれいな青空ね」と言ったのです。でも、マダガスカルの青空より白いので残念でした。
7月末から9月4日まで夏期休暇で、7日は東京聖母病院の新生児室で勉強、8月4日から北海道の千歳に近い北広島の施設で、暴力を受けた経験を持つ子供たちと共に楽しい有意義な日を送ってまいりました。
9月2・3・4日と大阪・釜ケ崎の”おっちゃん”達の所で色々なことを勉強させてもらい、5日から第二学期が始まり、また毎日通学しています。
色々とある日本での1年間はすごく勉強になりますが、少し日本の将来が心配になります。2万人もの人が100歳を超えて、全人口の20%が老人人口ですから考えさせられています。マダガスカルは70歳以上の人口が3%ということで、私も永住権を頂いたほどですから、若い人たちの国ですね。平均年齢が54歳ですから。自民党圧勝で、憲法9条の改正が心配です。若い人が居ない日本でどうなるのでしょうか。私を含めて老人がウヨウヨ。早々にマダガスカルに帰った方が良さそうです。
この暑さ、どうぞ御身体大切になさってください。  牧野幸江



 2005年7月

神戸は大変な暑さですが、そちらは如何ですか?
嬉しい便りがありました。
ある病院から、赤ちゃんの心音を聞くドプラを頂くことができ、幸せを感じています。
産院を閉めることになり、不要になりました産科の機器頂けそうなのです。
本当に嬉しくありがたいことです。          牧野幸江

 

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