2014年2月時点の治安情報
在マダガスカルの方によると、「現在のマダガスカルは経済状態は悪く、治安もひどいです。12月の大統領選挙で新大統領が決まりましたが、政府は混乱し、首相も決まっていません。1月には邦人が銃撃されたり、タナ市内でも爆弾事件が起こっています。タナではゴミ捨て場のゴミが放置されています。衛生状態も悪くなり、雨期に発生するペストも例年より患者数が多いです。」とのことです。渡航には外務省の海外安全ホームページをご覧ください。 |
シスター牧野がTV出演し、マダガスカルの現状についてお話し致します。 2011年12月11日放送NHK BS1 「地球アゴラ」(http://www.nhk.or.jp/agora/) テーマ<命を守る現場から> ナビゲーター田原総一郎氏 山奥や離島といった地理的条件や貧困などの経済的な理由から、十分な医療が受けられない国があります。そこでは、命を守るためにどんな取り組みが行われているのでしょうか?看護師を目指す若者たちとともに、“いのちを守る現場”を見つめます。 |
![]() マダガスカルで活動するシスター平間の取材記事 |
NHKスペシャル「ホットスポット 最後の楽園」 ~太古の生命が宿る島~ マダガスカルではインドリという絶滅危惧種のサルと出合い、DNAを超えてコミュニケーションを図ることができました。首が長いジラフビートルという昆虫も印象的でした。雌を得るために雄の首が長くなったそうで、長いほど雌に好かれるそうです。つがいで暮らし、僕が顔を近付けると雄が立ちはだかって雌を守る。「こいつ頑張っているな」と思いましたが、威嚇してきた瞬間、びびって逃げました。あんなに小さな虫なのに腹をくくってこられるとオッと思う。自分より大きな存在に見えました。 ホットスポットは生き物にとっては楽園かもしれません。でも、僕ら人間には生きられないとても過酷な場所です。人間と生き物は同じ場所には共存し得ないのかもしれないと感じました。しかし、地球という広がりの中では共存できるわけです。彼らと人間との境界線を人間側が知識や技術を得てどうやって引いていくのか。どのようにしたら共存・共栄できるのかを考えるきっかけになりました。 |
首都・アンタナナリボでの軍事クーデターの推移 <下から順次> |
マダガスカル軍の反乱、収束 けが人ゼロで解決 2010年11月21日23時14分
【ナイロビ=古谷祐伸】マダガスカルで軍の一部が17日に反乱を起こして政府を転覆しようとした事件は、20日夜、反乱派の拠点に軍が突入し、首謀した将校16人が逮捕されて失敗に終わった。 現地からの報道によると、反乱派は17日、首都アンタナナリボの空港そばを拠点に、政府の機能停止や実権掌握を宣言した。政府側は反乱派と交渉を開始したが、20日、兵士数百人が反乱派拠点に突入して銃撃戦になった。反乱派が投降したため、けが人なしに事件は解決した。 マダガスカルは2009年3月、軍事クーデターに乗じて元ディスクジョッキーのラジェリナ氏(36)が大統領に就任して以来、国際社会の制裁を受けて孤立している。ラジェリナ氏を後押しした軍幹部が、その後に軍の内紛で権力を失い、今回の事件を起こしたとされる。 周辺国は09年クーデター以来、マダガスカルの正常化に向けた解決策を模索してきた。しかしラジェリナ氏は仲介案に妥協せず、自身の権力掌握を合法化する新憲法案をつくり、17日に国民投票にかけた。今回のクーデターは未遂に終わったものの、国民の不満はくすぶっており、20日にも首都で数百人がデモを実施した。 |
軍突入、反乱兵士を拘束か マダガスカル ↑
アフリカ南東部の島国マダガスカルからの報道によると、同国軍は20日、17日に政府の実権を掌握したと宣言した軍の一部が立てこもった首都の国際空港近くの軍兵舎に突入、反乱軍の全兵士を拘束したもようだ。 ロイター通信によると、同国軍100人程度が突入後、反乱軍側が発砲、銃声は20分以上続いたという。 反乱軍はラジョエリナ暫定政府大統領が昨年3月、当時大統領だったラベロマナナ氏を退陣に追い込んだ際、ラジョエリナ氏を支持していた軍高官ら20人前後。 国際社会は暫定政府を認めておらず、同国は外交的に孤立しており、軍内部でラジョエリナ氏に対する不満が高まっていたとみられている。(共同) |
軍の一部がクーデターか 国民投票のマダガスカル ↑
ロイター通信によると、アフリカ南東部の島国マダガスカルで17日、軍の一部が政府の実権を掌握したと宣言した。ただ、軍高官は「反乱は許さない」と鎮圧の構えを見せており、クーデターが起きたかどうかは不明。首都の大統領官邸周辺は平静という。 マダガスカルではこの日、憲法改正の是非を問う国民投票を実施。昨年3月に当時のラベロマナナ大統領を退陣に追い込んだラジョエリナ暫定政府大統領(36)が、新大統領選出まで政権を保持することを可能にする内容。有力野党はボイコットしている。 ロイターによると、反乱軍は、ラベロマナナ氏を退陣に追い込んだ際にラジョエリナ氏を支持していた軍高官らという。 国際社会は暫定政府を認めておらず、同国は外交的に孤立。ラジョエリナ氏の支持も低下していた。(共同) |
前大統領に終身労働刑 マダガスカル ↑
アフリカ南東部の島国マダガスカルの裁判所は28日、昨年2月に大統領退陣を求めるデモ隊に治安部隊が発砲、約30人が死亡した事件に関与したとして、当時大統領だったラベロマナナ氏に、本人不在のまま殺人の共謀罪で終身強制労働刑の判決を言い渡した。ロイター通信 ラベロマナナ氏は事件後の昨年3月、軍の支持を得た当時の野党指導者ラジョエリナ氏に退陣に追い込まれ、現在は南アフリカに滞在している。ラジョエリナ氏はその後、暫定政府大統領に就任したが、政情不安は収まっていない。(共同) |
2010年5月12日に行われた ”世界で活躍する日本人:国際保健医療協力従事者からの報告会”について |
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ご参加の皆さん | マダガスカル公使・フェノ・ジャンノ氏 | マダガスカルから中継 | ||||
国際助産師の日、国際看護の日を記念して開催された 「世界で活躍する日本人:国際保健医療協力従事者からの報告会」が無事終了しました。 私たち「シスター牧野を支援する会」は、主催協力団体として協力させて頂きました。
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当日参加者の感想 ありがとうございました。 | ||||||
支援なさっている会の活動の様子が良くわかり、またシスター牧野さん、平間さんを拝 見することができてとても印象深かったです。 若い人たちの活発な質疑応答を見ていると、これからシスターお二人に続く活動をやってみたいという意欲を感じ、とても頼もしく思いました。 マダガスカルの人たちに対する愛情あふれるお二人を、何らかの形で支援する事ができないかと友人とも話し合いました。 子供達の目が皆輝いている、マダガスカルの人たちはとても暖かい、というシスターのお話が心に残り、劣悪な医療事情の中、無事に子供達が産まれるお手伝いが少しでもできればこんなに嬉しいことはありません。 ほとんど知識もなかったマダガスカルが、昨夜をもって急に身近になりました。地球上にはまだまだ貧しい国が一杯あり、私たち日本人も自分たちが恵まれていることを肝に銘じて、少しでもお役に立たねばなりませんね。 若い人たちの参加が多かったことに、いささかびっくりいたしました。 シスターとモニターを通して話をする順番を待っている時にも、二組くらいの人たちは、「マダガスカルで働くにはどうしたら良いのですか?」と質問されていました。 若い人たちが、フットワーク軽く、海外で気軽にボランティア活動に従事するようになってくれれば、嬉しいことですね。 きょう、きのう、会場で配布された資料や支援の会のHPを読ませてもらって、感動で胸が押しつぶされるほどでした。それにしてもシスター牧野やシスター平間は偉いですね。質問の中にもありましたが、確かに援助だけでは切りがないけれど、彼らの自覚を待つだけでも気の毒な状況ですよね。シスターたちの陰の力になるだけでも良いことではないでしょう。最終的には教育程度を高めて自立できる国になってほしいものです。きのうの報告会では若い参加者が結構いたのが、驚きでもあり、嬉しくもありました。 本日のシスターのお話、本当に目から汗がでてきました。御高齢なのに献身的に貧しい国の医療にとりくんでいらっしゃる御姿に感激致しました。日本にあるカトリックの施設のシスタ―が、最近は親から虐待を受けた子供を預かるケース増えていると嘆いておられたと聞き、貧しくても親に愛されている子供はある意味では幸福なのではとも思ってしまいました。物資調達、輸送の件など何もお役にたてないかもしれないけれど何かできないかなと考えています。何か必要なものなどありましたらお知らせ頂ければ嬉しいです。 様々な事情を抱えながらも大らかに受け止め命を見つめ続けて活躍されておられるシスターの方々の現場の声と、また支えておられる支援の会や後に続き活躍してくれそうな医療関係者の方々の率直な質疑応答など、可能な限り出席者の多くの皆様の賛同が得られた会であったと嬉しい気持ちで帰ってまいりました。有難うございました。 |
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会を終えて、シスター牧野からのメール | ||||||
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昨日はありがとうございました。無事に終わってほっとしました。12日、終わりましたらアンチラベに帰る予定でしたが、シスター平間の修道院に帰り着いたのが17時だったので、夜に車を走らせるのは大変危険と思い、12日の朝8時にタナを出発しまして12時にこちらに着きました。たくさんの方が聞きに来て下さり、本当に良かったと思いました。準備して下さいました皆様にも宜しくお伝え下さいませ。友人知人も多く聞きに来てくれていて、久しぶりにお会い出来た方もあり、また「支援の会」のHPを見て下さっている知人がたくさんあることを知りました。ありがとうございました。学生さんたちでマダガスカルに来てみたいという方が多かったのは嬉しいことでした。若い人が関心を持って下さったことは何か希望があるように思います。ではまず御礼まで 5月13日 牧野幸江 |
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シスター平間からのメール | ||||||
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ビデオ会議の企画有難うございました。 マダガスカルに居ながら東京と直接お話が出来るようになり日本も近くになりました。シスター牧野に頼まれて話をしましたが、私は産科の方ではないので本来の目的から少しずれていると思いましたが又別の面もいくらか参考になればと思い、話をさせていただきました。話の後ではマダガスカルに長年いらした方々とも直接話が出来て本当に喜びでした。シスター牧野と終わってホットしたこと、又なつかしい方々や今後マダガスカルに来たいと、とても興味を持って質問をしたり連絡方法を聞かれたりして私たちも満足しました。でも150人もどの様にして募集したのかしらんと2人で話していましたが…シスター牧野は4時にアンチラベに出発予定でしたが4時過ぎまでかかりましたので、今は夕方暗くなってからは治安が悪いので13日のミサのあと8時過ぎにタナナリブを出発してアンチラベに帰りました。今回の企画本当に有難うございました。 こちらでの今日のニュースでは、マダガスカルもやっと今年中に大統領選挙が行なわれることになりこの混乱から抜け出しそうですので、選挙が無事実行されるようにお祈り下さい。 シスター平間 |
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2010年8月 看護学を先行する学生さんがシスターの下に 世界銀行会議で特に感動したのは、看護学科、助産科、医療関係学科、さらには国際貢献を学ぶ学生さんらが多数参加されたことです。そのうちの数人が夏休みを利用してマダガスカルに旅立った行動力には感心しました。植松さん、喜納さんらもシスターの下で研修を受けたいというので、橋渡しをしました。シスターには和菓子をお土産に託しました。シスターはもとより現地の日本人学生らに懐かしい日本の味を堪能してもらえたようです。 福永 |
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“世界で活躍する日本人:国際保健医療協力従事者からの報告会” 国際助産師の日・国際看護の日 記念セミナー 世界銀行東京開発ラーニングセンター(TDLC)は、海外の保健医療に恵まれない地域にて医療に従事し、現地の草の根の保健医療の向上に協力している方から、発展途上国における医療問題や、基本的な設備や医薬品など何もかもが不足している状況の中での活動におけるニーズや苦労、現地活動の成果などについて、専門家によるビデオ会議講座を開催いたします。 今回のセミナーは、マダガスカル共和国にて長年にわたる活動を続けておられる日本人助産師の牧野 幸江シスター(77歳)、看護婦長の平間 理子シスター(71歳)より、マダガスカルでの活動について、ご講演いただきます。 多くの皆様のご参加をお待ちしております。 日時: 2010年5月12日 午後6:30-8:30 開催場所: 世界銀行東京開発ラーニングセンター (TDLC) 言語・参加費: 日本語 参加費無料 募集定員: 要事前登録。 先着80名(定員になり次第、締め切ります。) 講演内容: シスター牧野・シスター平間からの講演 (60分・マダガスカル共和国よりビデオ会議にてご出演) ·
マダガスカルの現状について ·
助産師・看護婦長としての活動内容について ·
現地のニーズや活動における苦労などについて 質疑応答 (30分) コーヒーレセプション (30分) 講師紹介: 牧野 幸江 1979年-82年、1994年から現在に至るまで、マダガスカル共和国首都アンタナナリブから約170km南のアンツィラベ市にあるアベマリア産院にて助産師として勤務。出産のための十分な施設が不足している中で多くのお産に関わりつづけている。 平間 理子 1992年から同国の首都アンタナナリブでアッシジの聖フランシスコ病院の看護婦長として勤務。医療体制の充実と看護師教育による医療レベル向上に尽くしている。 詳しくは、世界銀行TDLCホームページをご覧ください。↓お申し込みはこちらから http://www.jointokyo.org/ja/programs/catalogue/madagascar/
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