「小沼さん、皆さん ありがとう!」  2010年撮影




*ご旅行の際、支援物資をアベマリア産院へ直接運んでくださる
ボランティアの方を募集しています。ご連絡をお待ちしています。
  
2011年11月 タナにて

こちらは,雷雨が続いて雨季に入ったと思ったのですが,このところ晴天続きで,時に涼しくもあり,まだまだ季節の変わり目の中で,天気も揺れ動いているようです。

さて,16日の午前中にシスターにお会いして,お預かりした固形粉ミルクをお渡してきました。

今回が我々の最後の訪問になることをご存じだったようで、過分なる感謝の言葉のみならず,おみやげまで頂いてしまいました。やさしいお気遣い,心にしみ入りました。

シスターは変わらずお元気です。
今回は急ぐ道中ではなかったので,またまた産院の食堂に上がりこみ,改めていろいろな話を伺い,なごやかで楽しいひと時となりました。

シスターはパソコンで電子メールを始められたということですが,ご苦労も多いようです。
でも,これでさらに世界が広がることでしょう。

 
         
*小沼さんが最後の任務を終えられてご帰国されました。お仕事でマダガスカルを訪れるたびに当支援する会からの支援物資をシスター牧野に届けてくださいました。有難うございました。心より御礼申し上げます。

      
*このジャカランダはシスターを支援する会メンバーの松本さんの御主人が11年前に苗木で植えられたもので,今年やっと満開の花を咲かせるようになったということです。
これからは毎年,紫色に染まる記念樹を愛でることができますね。

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2011年11月<タナから>
こちらは雨季に入り,曇りがちで,雷雨の日も続いています。
雨模様の日は涼しい時もありますが,晴れると暑いですね。
首都にいても,雷雨の時はよく停電になります。
レストランで夕食中に停電となり,
ロウソクの灯りの元で食事をしたことも何度かあります。

さて,今泊まっているホテルの部屋の窓から
身をグイっと乗り出すと,見える景色の写真を送ります。
ジャカランダの花の盛りは過ぎており,
散り落ちた花びらが路面を飾り立てるのですが
もうしばらく,樹上と地面のアンサンブルを楽しめそうです。




 
2011年

<7月の小沼さんからのメール>

予定通りに26日昼前にシスターに粉ミルクをお届けしてきました。
今回は病院の食堂で自家製ヨーグルトとハーブティーをごちそうになり,いつもに増して,長話となってしまいました。
今回は幸いに早めにアンチラベに到着していたので,長居を楽しんだ次第です。

6
月の昭和医大先生たちによる多数の手術の大成功とそれに関する様々な話題を聞いてきました。アンチラベ周辺だけではなく,マダガスカル各地から手術希望者が殺到したこと,先生たちは朝から夜遅くまで,手術に明け暮れて産院に寝泊りしたこと,
手術の成功とその質の高さにシスターも驚いたこと,
手術を受けた子供たちと親の喜び具合は,計り知れないこと,
結果的には,来年も同様の手術が行われることになったこと,などなど。

本当に現地の人たちの為になるという活動に身を置くことのすばらしさを、シスターの話から実感しました。
そういう意味でも,貴会の活動に寄与できたことは幸せに思っています。
今回の固形粉ミルクのことはシスターも知っており,扱いやすいせいなのか,喜んでいました。また,日本製の粉ミルクの品質の高さと栄養分の高さを力説していました。

今年は冬の終わりが早くて,予想していた寒さはどこへやら,でした。
現場ではすでに夏の陽気で,長袖もほとんど不要で,持って行った防寒の下着と使いきりカイロは全く出番なし。
寒さに震えていた昨年の同時期とは全く異なる陽気に戸惑いました。

タナでは,朝晩は涼しさが残っていますが,乾季の乾いた風が心地よく,過ごしやすい陽気です。街中ではイチゴが出回っています。            小沼 タナにて

    



     
     マリア産院の二階にあるマリア像        産院前でシスターと小沼さん

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今回も地質調査のためにマダガスカル入りした小沼さん他メンバーの方々は、5月21日にシスター牧野のアベマリア産院まで直接粉ミルクを届けて下さいました。


<2011年5月20日、マダガスカルのアンタナナリブから頂いた小沼さんのメールの抜粋>

 予定通りに15日にマダガスカル入りして、必要な業務と準備作業を行なってきました。
調査団(私をのぞく日本人4名)は明朝タナを発ち、昼頃にアベマリア産院を訪問して、お預かりした荷物2箱と手紙をシスターにお渡しする予定です。
実は今回、運悪く空港税関でミルク缶入りのダンボール箱を開けられて、ミルク缶を没収されそうになったため、一計を案じてなんとか全てを持ち込むことができました。
開発途上国ではよく有ることですが、次回はなんらかの対策を取ることが必要かもしれません。

タナでは雨季が終わり,少しずつ寒さが忍び寄ってきています。その代わり,澄んだ青空と満天の星空が心地よいです。 今が旬の果物は,りんご,柿,ライチのようで,存分に味わっています。

          



   
 2010年

「先日の世銀セミナーに参加した際に名刺交換させて頂いた住鉱コンサルタントの小沼と申します…」で始まるメールが届いたのが5月25日のことです。

「当社は昨年からマダガスカルで地質調査の業務を実施しており、首都のアンタナナリボから現場まで丸2日かけて車で移動しますが、その際にアンチラベを通過することになります。貴会が日本から発送しようとする荷物を我々が直接マダガスカルまで持って行き、アンチラベのアベマリア産院にお届けすることが可能です」との願ってもない有難いご提案が書かれてありました。

6月16日出発予定で業務計画を進めておられ,20s程度の段ボール箱2箱をお引き受けして下さると仰って頂き、私たちは小沼さんのご出発に併せて粉ミルク30缶を頂いた会社のご住所宛にお送りさせて頂きました。

上記の写真は「任務完了しました」とご報告頂いた際のご一行の写真です。

シスターは小沼さんたちがアンチラベに着いた時、朝から予防接種でお忙しくされておられたのが一段落されたタイミングで、小沼さんたちとしばしお話をすることができたようです。

小沼さん曰く。「先日のビデオ会議の画面で感じた通り、お元気で素敵な方でした。すぐにおいとましようと思っていたのですが、話が止まらず、30分もの立ち話となりました」。

直後にシスターから「直接荷物を運んで下さる方とどうやってお知り合いになったの?本当に素晴らしい」と感嘆のファックスが届きました。

小沼さんたちのご尽力に心から感謝です。



<ふたたび・・・>

小沼さんが8月末の再渡航時にも荷物をことづかって下さいました。

前回は4人でご出発だったので段ボールが2箱。今回はおふたりのでしたので1箱を事前にお送りしました。

「うちの子が飲まなかった未使用の粉ミルクの缶を是非役立てて下さい」という方から2缶が。うちの孫のもの(哺乳瓶が嫌いで粉ミルクが必要なかった)も加え、合計で12缶。

隙間にはシスターが「薬の小分けに役立つから」と仰ったフィルムケースを入れて荷造り完了。小沼さん宛てに宅送させて頂きました。いまどきフィルムケースを探すのは難義なことですが、安崎さんがどこぞから集めてきてくれました。


更新10/19
8月31日に日本を発たれた小沼さんご一行は9月5日にアベマリア産院を訪問。シスターに粉ミルクを手渡して下さいました。その時の写真です。

 
 


こんにちは。

125日に予定通りに帰国しました。

今年度の渡航はこれが最後です。

タナでは雨期が始まり,夏の日差しで日中は暑くなっています。

ジャカランダの花もかなり散ってしまい,

街中にはスイカやマンゴーが溢れて,季節の変化を感じました。

11月上旬に調査現場の南部に行き,調査員と合流して,調査員全員でタナに引き上げてくる途中,1116日の昼過ぎに,アベマリア産院を3名で訪問して,シスター牧野にお会いしてきました。

シスターはいつものようにお元気でしたが,今回はとても顔色が良かったと感じました。

前が悪かったわけでもなく,今回はツヤツヤ・ピンク色の肌に見えました。

季節的に,冬が終わり,春から夏への移ろいの中で,自然と心身の状態も良くなっていたのでしょうか。

今年は6月と9月の2回,お預かりした荷物を配達しましたが,来年も微力ながらお手伝いします(シスターにも約束してきました)。

来年は5月と8月にアンチラベを通って現場入りする計画ですので,その頃が近づいてきましたら,改めてご連絡さしあげます。

小沼   <2010年12月>


 *荷物をアベマリア産院へ直接運んでくださる方、ご連絡をお待ちしています。
  
         
  
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