子供たちを救って下さい

  
マダガスカルでは、母親の栄養不良も影響してか未熟児で生まれる子が多い。
品質の良い粉ミルクさえ買い与える事ができれば助ける事ができるのだが、
それを買う余裕が彼らにはない。

 
 
      
 
 
 
 
無事に成長した子供たちも、一旦
おできや傷ができるとたんぱく質不足の為に
どんどん悪化し、治りにくいのが現状だ。

しかしこうした子供たちにも、
良質の粉ミルク
を与えると免疫力が向上し、
すぐに完治する傾向がみられる。

良質の粉ミルクを買う資金が今すぐに必要なのです。

又、粉ミルクの送料、マダガスカルで受け取る際の
税金が非常に高く困難を極めています。

マダガスカルへ行かれる方に手荷物として
持って行って頂ければ、とても助かります。
ご連絡はこちらからお願い致します。

    子供たちの命を救って下さい。         photo by 福永佳津子
 
シスターから緊急お知らせが入りました  2006年5月


 
産院の住所を調べて、個人的に品物をお送りくださる方がいらっしゃいます。大変ありがたいのですが、引き取りに税金がかかりますので、そのこともお考え頂けましたら幸いです。

以前、海外からの荷物はアンチラベの郵便局で受け取る事ができましたが、今年から首都のアンタナナリブまで受け取りに行かなくてはなりません。その間ガタガタの山道を車に乗って3時間余り。ガソリン代が高く、また荷物を受け取る際の税金も大変高く、その全てがシスター個人の出費になってしまい、受け取りが難しい状況です。


税金とガソリン代について  2006年6月

現在マダガスカルでは、重さに係わらず1ケ当たり日本円で千円の税金がかかります。また首都アンタナナリブから産院まで配送を頼むと、10ケ当たり日本円で1万円ほど配送料がかかります。お荷物を送りたいという方は、下記の口座にその分をお振込み頂ければまとめてシスターに送金することも可能です(海外送金には1回ごとに4〜5千円の手数料がかかります)。
その際、振込みのメモ欄(郵貯)にその旨お書き添え頂くか、下記メールでお知らせください。こちらから改めてご連絡申し上げます。
ご支援、真にありがとうございます。

 シスター牧野を支援する会
               
支援金のお振込みはこちらへ御願い致します。

郵便振替え口座番号  00160-9-630570  

口座名義 シスター牧野を支援する会


ご支援下さった方々には、どのように使わせて頂いたのかお知らせ致しておりますので、どうぞご住所・TEL/FAX番号・メルアドなどご連絡方法も、合わせてお知らせ下さいませ。よろしく御願い致します。
ゆうちょ銀行以外の銀行から振り込む場合の番号はこちらです。

銀行名       ゆうちょ銀行
金融機関コード  9900
店番         019
店名(カナ)     〇一九(ゼロイチキュウ店)
預金種目      当座 
口座番号      0630570
受取人名      シスターマキノヲシエンスルカイ(カタカナ表記)
           シスター牧野を支援する会(漢字表記)

■ 住鉱資源開発株式会社 資源環境調査部の二ノ宮 淳さんが新人の町田さんと一緒に、粉ミルクをマリア産院へ届けてくださいました。
ありがとうございました。
m(__)m <2012年10月>

 10月にマダガスカルで地質調査をおこないました。アンタナナリボから調査地域へ移動する途中,シスターをお訪ねし、“支援する会”が用意して下さった粉ミルクをお届けしました。

相変わらずお元気なシスターと研修の学生さんらを交え,一時間近くも話し込んでしまいました。

現在マダガスカルでは,残念ながら,政治状況の悪化から経済状況が悪化しており,それに伴って治安も悪くなっている,ということで,あまり良いお話を伺うことはできませんでした。

調査に同行してもらったマダガスカル人地質研究者も,良くない状況が続いているが,どうしようも無い,と言うばかりでした。日本でもそうですが,政治的経済的社会構造“悪”を変えることは,なかなかできないことです。

マダガスカルの将来はマダガスカルの人々が決めることですが,支援する会の皆さんの“気持ち”は,きっと伝わっています。
微力ながら,気持ちをお届けするお手伝いができて,嬉しく思っています。(二宮)



 ■横浜国立大学環境情報研究院の有馬 眞教授が粉ミルクを届けてくださいました。
 ありがとうございました。<2012年7月>
   

7月26日にアベマリア産院を訪問し、シスター牧野にミルクをお届けしました。

一時間ばかりお話をしましたが、その折の写真を添付でお送りします。小生の学生2名との写真もお送りします(マダガスカル人の国費留学生です)

シスター牧野は大変お元気なご様子でした。取り急ぎ、ご報告まで。有馬

 
 
 
 
 
 


ご寄付を頂戴致しております亀井輝さまの旅行報告です.
 <2015年>

 ムロンベ村のこどもたち

世界最大と言われる「聖なるバオバブ」を見に行きました。お供え用としてラム酒と煙草が必要なので、市場で買いました。


 

昼食の予約をしに行ったホテルの壁には、沢山来る日本人用と言っていましたが?

バオバブの絵が描いてありました。

 
 

最大のバオバブの村では、最近は沢山の観光客が来るようになったので、柵が、樹の回りに出来ていました。みんな写真を撮られたがります。何気ない子供の姿を撮りたいのに、みんな整列してしまうので困りました。

 

 

川の中に、ザーと言う種類のバオバブがあって、少年が釣りをしていました。

 

 
 町で見かけた子供達
 

 

近くの村へ訪問しました。大人も大勢寄って来ました。日焼け止めを縫っているお母さんが、家の中を見せてくれました



 




 サラリー村のこどもたち

 マダガスカルは中央高地の山脈で、東西に分けられています。西側はモザンビーク海峡に面し、その向こうは、アフリカ大陸。そこに住む人々も、アフリカから移住してきたサカラバ族が多いです。私達は主にバオバブを巡る旅でしたので、西海岸を旅しました。  

         

 首都のアンタナナリボから国内線で1時間ほど飛び、チュレアルの飛行場へ。そこから四駆に分乗し、白い砂を蹴立てて100キロの道無き道を、丘を登ったり下ったりして4時間。着いたのは、サラリー村。エメラルドグリーンの海と真っ白な砂浜が広がり、乾燥に耐えるようにトゲトゲの植物が生えていました。  

          

ホテルサラリーベイは、フランス人のマダムが経営するおしゃれなホテル。コテージ形式です。食材は、その日に穫れたシーフード三昧

      


  

 翌日は近くのサラリー村を訪問しました。
日本から用意していった衣服や文房具をもらって頂く為です。村民は
300人、子供は200人くらいとか。大きなエイを焼いていました。今日は学校がお休みで、アッという間に沢山の大人や子供に取り囲まれました。「カドウ、カドウ」と言って寄って来ます。 「贈り物」という意味のフランス語だそうです。こんなに大勢で、どう分けるのか? 村長さんと学校の先生に一任しました。ボロボロ、よれよれの衣服の子もたくさんいましたが、みんなの瞳の明るかったこと! 

 
 



  



亀井輝様のリポート2015年3月更新
 
マダガスカルあれこれ          

                                                

マダガスカルに行って以来、私はこの国がとても好きになり、世界最貧国の一つと言われているこの国の子供達の、貧しいけれど明るい笑顔が、帰国しても忘れられませんでした。「幸せって何だろう」と、考えさせられたのです。

偶然、帰国してすぐの頃に、テレビでシスター牧野の放映を観ました、本当にささやかなことしか出来ないけれど、何か協力できないものかと思って捜したところ、福永佳都子さんの「シスター牧野を支援する会」に行き着いたのです。

昨年末、誘われて2週間のインドツアーに参加しました。インドは身分制度が未だに厳しい国です。カースト上位の子供達は、きれいで明るいでした。

一方、ツアー中に沢山の物乞いを見ました。「バクシーシ、バクシーシ(施し)」と言って、口に手を当てては伸ばすのを繰り返します。兄が太鼓を叩き、妹が踊りを踊ったり、暗い道を歩く私達に道案内をしてくれる子供達もみんな、「マニー、マニー」と手を出します。小さい子が弟の子守りをして、みんな働いているのです。彼らの目の中には、深い悲しみとあきらめと怒りのようなものがありました、帰国の日、渋滞中のバスに近寄って物乞いをする兄の姿が忘れられません。

ツアーの同行者に薦められた本を読みました。インド人を夫に持つアメリカのジャーナリストが、ムンバイのスラム街を3年にわたって取材したドキュメンタリーです。ご興味があったら読んでみて下さい。

(「いつまでも美しく」 キャサリン・ブー著 2014年発行)

まず、そんなわけで、マダガスカルについて何か書くように言われたのを機会に、現地で会った子供達の事から始めようと思います。

    
 

 
 



<2013年>

マダガスカル西部のバオバブをたずねて     

「星の王子様」・フランスの飛行家で作家のサン・テクジュベリのお話に出てくる「バオバブ」の樹に憧れて何十年。このたびやっと、見に行くことができました。

首都のアンタナナリヴから飛行機で1時間ほど。チュレアールに到着。サイザル麻が点在する埃っぽい道を、モザンビーク海峡をはるかに見ながら四駆で走ること4時間。白砂の丘とエメラルドグリーンのモザンビーク海峡が美しいサラリーベイへ着きました。フランス人のマダムが経営するおしゃれなリゾートホテルです。



翌日は、持参の衣類や文房具をもらって頂くために、サラリー村に行きました。
300人くらいの集落で、はじけるような笑顔の子ども達。ボロボロの服を着ていても、幸せって何だろうと深く考えさせられました。


















さらに、四駆で
4時間走った所、アンダヴァドアカにバオバブ群生地があります。北のムルンダヴァにある有名な並木道のバオバブと同じ、グランデイデイエリという種類なのですが、この乾燥地では水分を溜め込むためとかで、みんな太っちょのバオバブなのです。
これは象さんと呼ばれているバオバブ。









次は木登りが出来るバオバブのエリアに行きました。
うまい具合に手がかりの穴が開いているのは、住民が木の実を採るためだそうです。実は12月頃になると食べられ、ジュースや種からは油がとれます。私達は大喜びで、6人全員がささっと登ってしまいました。高さは7メートルくらいあります。木の上からは90本近い巨大バオバブ群を眺め、夕焼けを見たいと待ちましたが、この日はうっすらとしか赤くなりませんでした。


    
木の幹に、まるでアフリカンアートの抽象画のようなきれいな模様がある木が、何本もありました。どうしてこうなるのか、まだ解っていないそうです





翌日はモロンベ村でラム酒とタバコを買いました。世界最大の「聖なるバオバブ」のお供えの為です。アンドンビリーの村長さんは背広を着込んで、木にラム酒を注ぎ、なにやら「むにゃむにゃ」。それからやっと、この「ツイタカクイケ」(木の向こう側にいると、声が届かないという意味)と呼ばれている周囲
30メートルのバオバブを見たり、写真を撮ったりすることが許されたのでした。




世界遺産になった石灰岩の針山ツインギに登ってから、有名な並木道のあるムルンダヴァに戻ってきました。フニイという種類の、絡みあった「恋人バオバブ」や「双子バオバブ」を見て、並木道へやってきました。同じ種類なのにすっきりと背の高いバオバブ達。


















沼地にはホテイアオイの花が満開で、水気のある土地だとわかります。














夕焼けバオバブを期待したのですが、今回もほんのり明るんだだけでした。


2.5臆年くらいの昔、南半球には超大陸ゴンドワナがあって、マダガスカルはその中心にありました。大陸の分裂によって、マダガスカルはアフリカやオーストラリアから分かれました。だからバオバブは、マダガスカルとアフリカ東部とオーストラリアの一部にしかないのです。
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貴重な体験記とお写真、有難うございました。
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<更新2013年5月>亀井さまより現地ガイドのご紹介を頂きました。

「マダガスカルへ行った時のガイドから以下のメールが来ました。
マルカさんという38歳くらいの男性です。
andriamaheninajeanmarc@yahoo.fr
日本語はかなり出来ます。平仮名だとメールのやりとりが出来ます。<亀井>
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こんにちは。りょうこうがいしゃ つくったから、 おきゃくさん ほ しいよ。 
たすけて もらいたい。
かいしゃの ことが まだ エイゴですけれども、 まだ やくします。
でも これから HP つくる とちゅうです。 
おきゃくさん  いたら、しごと すご はじまれます。
それで、おねがい しますね
マルカ
    
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ご寄付のご報告 2005年9月14日から2011年6月7日現在まで

現金:156454円
振込:809360円
合計:965814円

品物購入代+送料等に、これまで940457円使わせて頂いております。

残金:25357円
三菱東京UFJ銀行J柏支店の口座に97691円の残がございますので、
現在合計額は合計123048円となっております。

たくさんの方からご支援を頂戴していることに、心より感謝申し上げます。

                2011年6月7日
2010年  小沼さんと同僚の皆様が、シスター牧野を支援する会からの援助品を二回に渡って産院に運んでくださいました。ありがとうございました。 
2009年1月  毎月振込みをして下さっている田中さん、青木さん、ヤスカワさん,小川さん、そしてこれまで折りあるごとに気持ちを寄せて下さった全ての方々に心より御礼申し上げます。頂いたお金は、粉ミルクや毛布、ベビー衣類や学用品等々の品に代えて、マダガスカル・アベマリア産院のシスター牧野宛にお送りしています。すでに100箱を送り届けました。本当に本当に、有難うございます。 
2005年6月 愛知県にお住まいの吉田勝次さんが、シスターが用意したミルク・医療機器をマダガスカルまで運んでくださいました。有難うございました。


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