横沢城 よこざわじょう

1213年に伊東祐行が横沢村を分与されて築いた平城で、横沢氏代々の居城となる。1589年の「摺上原の合戦」時に横沢氏は伊達政宗に恭順し、その後政宗に従って仙台へと移り住んだため廃城となった。現在は住宅地と畑。

▼遺構や見所

■ 城鎮稲荷神社と土塁 ■

城は内館又は侍屋敷と呼ばれる主郭に相当する方形の曲輪と東館と呼ばれる副郭から成っており、現在どちらも住宅地等になってしまったが、内館北東の土塁の一部だけが現存しており、ここに横沢氏が祀っていた城鎮稲荷神社が鎮座している。


■ 岩上神社 ■

横沢氏が堂林の御札宮を城内に移した頃と同じ頃に岩上山から現在地へ遷宮させた神社。神社の周囲は正面以外全て土塁で囲まれており、画像には写っていないが水路もあってまるで出城のようになっている。

▼歴史

▼詳細情報

最終訪城日 2019年12月15日
別名 岩邊城、岩辺地城、横沢館
前身 -
前身の築城年代 -
築城・普請開始 1213年
築城完了 1213年
築城者 (設計者) 伊東祐行
分類 中世平城
規模 東西350m×南北300m
標高 標高:518m、比高:-
文化財指定 -
現存建造物 -
復元建造物 -
模擬・復興建造物 -
遺構 土塁
標柱・説明板 稲荷神社前に城址碑あり
現状 住宅地
イベント -
注意事項 -
場所 福島県郡山市湖南町舘

▼アクセス

 上戸駅からバスで

JR磐越西線「上戸駅」から会津バスの「赤津」又は「勝田内」行きに乗り、「湖南民俗館前」で下車。そこから徒歩3分で城址碑のある稲荷神社。

 駐車場

駐車場なし。県道9号沿いの集落中ほどにある元コンビニの駐車場をお借りするのが妥当か。

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