
茶臼館 ちゃうすだて
築城年代は不明だが、横沢氏によって小高い丘に築かれた横沢城の出城。ここに蘆名氏を招待するための花見御殿があったとも伝わる。現在は雷神社と雑木林。▼遺構や見所
■ 物見台 ■
丘の最高所が物見台と思われる場所で、主郭と接する南側は切岸になっている。花見御殿の異名から考えると、ここから花見をしていた可能性もある。
■ 主郭跡 ■
物見台の南にある長方形の曲輪で、北東側に帯郭に降りる虎口が付いている。物見台の詰所的なものがあったと想像するが、花見御殿と呼ばれているので案外立派な建物があったのかもしれない。
■ 主郭の土塁 ■
主郭は南側に土塁が現存しており、現在は雷神社の小さな社が土塁の上に鎮座している。雷神社の参道はこの土塁の上に繋がっており、主郭の内部は通っていない。
■ 帯郭跡 ■
主郭の周囲の一段下に帯郭が付いており、主郭の虎口と繋がっている。このため、、。。、本来の登城路はこの帯郭を通っていたものと思われる。
▼歴史
- 年月日出来事城主・城代・持分・守備
- 13~14世紀横沢城が出来た後に死角をカバーするための出城として築かれたものと推測される。横沢氏
- 15~16世紀蘆名氏を招待するため花見御殿が建てられる。横沢氏
▼詳細情報
最終訪城日 | 2019年12月15日 |
---|---|
別名 | 花見御殿 |
前身 | - |
前身の築城年代 | - |
築城・普請開始 | 不明 |
築城完了 | 不明 |
築城者 (設計者) | 横沢氏 |
分類 | 中世丘城 |
規模 | 東西70m×南北100m |
標高 | 標高:548m、比高:約30m |
文化財指定 | - |
現存建造物 | - |
復元建造物 | - |
模擬・復興建造物 | - |
遺構 | 曲輪跡、土塁 |
標柱・説明板 | - |
現状 | 雷神社、雑木林 |
イベント | - |
注意事項 | - |
場所 | 福島県郡山市湖南町舘糀屋 |