鹿島館 かしまだて

工藤祐経が片平城の鬼門の方角にあるこの丘に鹿島神社を勧請したという伝説から、片平伊東氏が鬼門封じを兼ねて築いた出城、もしくは片平伊東氏に仕えた鹿島神社の神官の居館だろうか。現在は丘の上も下も水田。

▼遺構や見所

■ 主郭跡 ■

独立した丘にも関わらず頂上の主郭跡は水田に改造されており、画像左に見える土塁のような箇所にはポンプでくみ上げた水路が通されている。流石に改変されすぎて明確な遺構は確認できない。明治時代までここに鹿島神社が祀られていたという。


■ 副郭跡 ■

主郭より一段低い場所にある曲輪で、こちらも当然ながら水田に改造されている。主郭から北東にむけて梯郭式に近い形で展開している。


■ 堀跡? ■

独立した丘の周囲に堀があった可能性があるが、現状は圃場整備されてしまったせいで堀があったかどうかわからない。

▼歴史

▼詳細情報

最終訪城日 2019年3月21日
別名 -
前身 -
前身の築城年代 -
築城・普請開始 中世
築城完了 中世
築城者 (設計者) 伊東氏?
分類 中世丘城
規模 東西200m×南北200m
標高 標高:259m、比高:6m
文化財指定 -
現存建造物 -
復元建造物 -
模擬・復興建造物 -
遺構 郭跡、土塁跡?、堀跡?
標柱・説明板 なし
現状 水田
イベント -
注意事項 -
場所 福島県郡山市片平町字北鹿島、字鹿島

▼アクセス

 郡山駅からバスで

JR東北新幹線「郡山駅」から福島交通の「河内」行きのバスに乗り、「片平東町」で下車。徒歩10分で城跡のある丘。

 駐車場

城跡周囲に駐車場なし。主郭に登る農道があるが転回スペースは無いので注意。

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