茶臼館 ちゃうすだて
大鰐温泉に隣接する山の上に築かれたエミシのチャシの跡で、室町時代には城としても利用されたとされるが詳細不明。現在は「茶臼山公園」。▼遺構や見所

■ 茶臼山の頂 ■
ほぼ自然地形に近いため、公園化の際も削平されていないと思われる。仮に室町時代に使用されたとしても見張り台か狼煙台程度の場所か。

■ 茶臼山展望台 ■
山頂よりも手前の街に近い位置に展望台が築かれている。眺めは悪くないが、もうちょい温泉街が見下ろせるくらい視界が開けていたらとは思う。

■ 中腹の平場 ■
公園化で多少手が入っていると思われるが、茶臼山で最も曲輪っぽい場所はここくらい。

■ 中腹の平場から見た景色 ■
大鰐の街が一望出来てなかなかの景色。大鰐から津軽平野に抜ける場所は平川の両脇に山が迫っており、街自体は小さな盆地の中にあるように見える。なお、天気が良ければ岩木山が遠くに見えるらしい。
▼歴史
- 年月日出来事城主・城代・持分・守備
- 古代エミシ(蝦夷)によってチャシが築かれ、後にチャシが訛ってチャウスになった。
『茶臼山公園の説明板』エミシ - 室町時代山城として利用されたとされるが詳細不明。-
▼詳細情報
| 最終訪城日 | 2018年5月2日 |
|---|---|
| 別名 | - |
| 前身 | - |
| 前身の築城年代 | - |
| 築城・普請開始 | 古代 |
| 築城完了 | 古代 |
| 築城者 (設計者) | エミシ |
| 分類 | チャシ、中世山城? |
| 規模 | 東西200m×南北250m |
| 標高 | 標高:177m、比高:約100m |
| 文化財指定 | - |
| 現存建造物 | - |
| 復元建造物 | - |
| 模擬・復興建造物 | - |
| 遺構 | 郭跡、空堀(※城郭大系に記載があるが見つけられず) |
| 標柱・説明板 | 展望台の説明板に若干説明あり |
| 現状 | 茶臼山公園 |
| イベント | - |
| 注意事項 | - |
| 場所 | 青森県南津軽郡大鰐町大鰐字茶臼館 |
