幸せの地図
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 サチ アップ
   主に哲学、宗教、道徳的立場で論ぜられる分野でありましょうから、
  ここでは大事なポイントだけを簡単に述べるにとどめます。

   一言でいえば、人がなんと思っていようが、外見がどうであれ、
  五体不満足だろうが、如何なる境遇であれ、そんなことに関係なく、
  心の底から「幸せだ」と思うことだと思います。

   何かをしなければ、何かがなければ、何かを信じなければ、
  何かを禁じなければ、何かにならなければ幸せになれないという考えや、
  何かをすれば、何かがあれば、何かを信じれば、何かを禁ずれば、
  何かになれば幸せになれるという考えは、「偽物」であり、
  「酸化」し、結果として不幸へと導かれてしまうのではないでしょうか。

   逆に「本物」は、今そのままでここにある幸せに気付くことであり、
  自ずと感謝と笑いのある生活へと「還元化」するのではないでしょうか。
  何かが有り難いのではなく、ただ有り難い状態になれば、
  脳波もリラックスして、奇跡といわれることも起こり得るのではないでしょうか。
   「脳波が (シータ)波の4〜8hz以下になればガン細胞が消えていく。」
  と発表したお医者さんもいるそうです。
  ちなみに (シータ)波は感謝した状態の時に優勢になる脳波です。

   外面の条件や環境に左右されずに「私は常に幸せだ」と心の底から思っていること。

   つまり感謝の心で楽しく生きること。
   結果として外面の幸せにもつながると思います。

   正直に言ってありません。(笑)
  私自身「感謝しなさい」と言われて、「はい感謝します」と簡単には出来ません。
  しかし、感謝しようという気になれば、その方法はあると思います。
  そこで始めて少しはお役に立てるかもしれません。

   この、そうしよう、そうなろうという気が最も大事で、最も難しいのかもしれません。

   誰もが今すぐ簡単に出来て、しかも全てに通ずる万能の方法。

   普通人は外側の世界で起きる出来事にふりまわされて、一喜一憂されてしまいがちです。
  しかし自分の人生は自分で決めるもの。

   1.まずありのままの自分を知り、認め、現状に満足する。
     過去の出来事も現在の状況も必然必要だったと認める。
     いわゆる自分を肯定すること。自分を大好きになること。
     最初はそう思えなくても嘘でもいいから思うこと。
    (例)「全てのことは私にとって必然必要でした。
        あぁ、私はなんて素晴らしいんだろう。も〜ぅ大好き。」

   2.未来のことを先に決めてしまう。過去形で強く思う。明確なイメージ化が出来ればする。
    (例)朝一番に「今日も本当に幸せな一日でした。ありがとうございました。」

   3.そして鏡を見て最高の笑顔をする。実際に大声で笑えば効果大。
     笑いが重要なポイントです。
     また人の笑い声を聞いたり、自分の一番お気に入りの最高の笑顔をしている
     写真を見ることでも可。

    以上たったこれだけです。

   ポイントは、現象がどうであれ、先に決めてしまえということです。
   先に決めてしまえば、楽なんです。例えば、好きな人に会いに行くときは、
   たとえ向かい風でも心は楽しいでしょう?しかし、行きたくないなぁ、なんて
   思ってるところに行くときは、ちょっとしたことにも腹を立てたりしませんか?

   たとえ今、あなたが現状において病に伏せっているとしても
   先に決めるんです。誰が何と言おうと、「私は今もこれからもずっと幸せだ
   ありがたいと。もっと言えば、高次元の波動と自分の意識を同調させて、
   人間本来の心に気付こうということです。

   「現状が不幸なのにそんなこと思えない。」と言うでしょう。
   苦しいでしょう。しかし、だからって、そのままでは何も始まりません。

   何かから何かに変わりましょうと言っているわけではありません。
   本来のあなたに気付きましょうと言っているのです。
   確かに日本という国の歴史においても、変化がありました。例えば、明治維新。
   色んな議論はあるとは思いますが、人々が、より自由になったという意味では、
   素晴らしい変化です。そのきっかけは、黒船に驚いたことから始まったんだと思います。
   外の世界から大きな衝撃を受けたんです。びっくりしたんです。
   もし黒船が未だに来ていなかったら、島国日本は今でもちょんまげをしていたかも
   知れません。黒船のおかげで、人間の力に気付いたんです。自由に気付いたんです。

   だから、あなたも本物の人物に学んで下さい。本物といわれるものに触れて下さい。
   本物にびっくりや感動をして下さい。必ず気付きが生まれるでしょう。

   イサム野口という、私が大好きな彫刻家がいました。
   その方の作品を年代順に見てみると、最初の頃は、非常に洗練されていて、
   美しい作品なんです。自然の石を人為的に美しく彫刻しているんです。
   しかし、晩年になればなるほど、石そのままに近づいていくんです。手を加えないんです。
   最後の作品なんて、ただ目の前の石を見つめるだけの時間が多かったそうです。
   何時間もその石の前でただ座っているんだそうです。しかし、その作品は、
   イサム野口の墓石でもあるんですが、本当に深く、得も言われぬ情感を感じさせてくれます。
   ほとんど何も手を加えていない石ですが、本物の作品であると思います。
   きっとイサム野口は、石本来の美しさに気付いたんではないかと思います。

   たしか道元の逸話だったと思いますが、ある仏像を彫った人が、道元に
   見てもらいましたところ、その立派な仏像を見て、こう言ったそうです。
   「仏をしてただの木にしてしまいおったな。」と一喝。
   おもしろいですねぇ。仏像を彫ったのに、仏を木にしてしまいやがって、なんて。
   きっとイサム野口の晩年の作品を道元禅師が見られたら、
   「ウム。」と頷いていた事だろうと思います。

   そのままでいいんです。ありのままでありがたいんです。
   今この瞬間も、あなたは無条件で幸せなんです。

   信仰心が厚く、毎日のお祈りも欠かさない方もおられるでしょう。
   不平不満、悲しみ、怒りなどのネガティヴな心は、決して高次元の波動と同調できません。
   そういう心を抱え込んでいませんか?平和な心にこそ、平和が訪れるんです。

   「こころだに誠の道にかないなば 祈らずとても 神やまもらん」

   どうか、今この瞬間既にある幸せに気付いて下さい。

   それが、大自然の意志ですから。



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