思い出の指揮者(1)

思い出の指揮者

「オーケストラの指揮って、皆同じじゃない？指揮者によって何か違うの？」と良く言われる。皆違うのです。百人指揮者がいたら百通りです。テンポも色々、振り方も色々、教え方も色々、十人十色。初顔合わせでは、演奏者にとって「さあ、今回はどんな指揮者かな」って、いつも楽しみなところである。

僕(Cb.:J.F)はこれまで通算２５年に及ぶオケ活動（一時期の合唱も含む）のなかで百人を越す指揮者の元で演奏してきた。

個性豊かな指揮者達。その中でも、特に印象に残っている指揮者の思い出を、練習＆本番中の知られざる（？）エピソードを交えて紹介したい。

山本直純先生
 山田一雄先生
 小澤征爾先生
 井上道義先生
 ゲルハルト・ボッセ先生
 大友直人先生/汐澤安彦先生
 小林研一郎先生
 大河内弘先生/金子健志先生/宇野功芳先生
 オンドレイ・レナルド先生/飯森範親先生

区民響機関紙「ポコ・ア・ポコ」第35号(2007年4月28日発行)より収録