思い出の指揮者

指揮が専門でない指揮者もいる。日本フィルのコンサートマスター、大河内弘先生

ヴァイオリニストだけにやはり弦楽器には厳しかった。その分、我々弦楽器奏者は鍛えられた。指導中に楽器を弾いて手本を見せてくれる。これがとても勉強になるのである。

高名な音楽評論家の金子健志先生。TVやFMの音楽番組で解説するその美声に、小さい頃から憧れていた。

指導の時は、さすが本職、作品や手本となる音楽家の演奏の解説は説得力に溢れていた。気さくな“カネケン”先生ともいつの間にか親しくなり、練習の後に飲みに行ったり、合宿中に仲間達と一緒に深夜青木ヶ原樹海を探検したり、懐かしい思い出だ。会社にいきなり先生から電話が来て「今度、ウチのオケにのってくれない?」なんてこともあった。

同じく高名な音楽評論家、宇野功芳先生でブルックナー(8番)を演奏したことがある。ん、ちょっと指揮は分り辛かったかな。そんな時は、できるだけコンサートマスターを見て、周りの音を良く聴いて合わすのがコツ。

山本直純先生
山田一雄先生
小澤征爾先生
井上道義先生
ゲルハルト・ボッセ先生
大友直人先生/汐澤安彦先生
小林研一郎先生
大河内弘先生/金子健志先生/宇野功芳先生
オンドレイ・レナルド先生/飯森範親先生



Last update:Jun.2 2007
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