思い出の指揮者(6)

思い出の指揮者

ゲルハルト・ボッセ先生。旧東独出身。奥様が日本人ということもあり、最近は日本でも指揮者として活躍中。

戦後間もない頃から、３０年以上に渡って由緒あるライプツィヒ・ゲバントハウス管弦楽団のコンサートマスターを努めた偉大な方。それ故、練習ではボッセ先生が薫陶を受けた往年の名指揮者の話をよくしてくれた。フルトヴェングラーやワルターはこうだった、ベームはこんなことを言っていた、カラヤンはこのように振った、とか。自らの実体験の話だけに、その場が何か音楽の世界の中心のように感じた。

フルトヴェングラーやカラヤンら巨匠の伝統を受け継ぐ演奏ができることの喜びを実感したものだ。

山本直純先生
 山田一雄先生
 小澤征爾先生
 井上道義先生
ゲルハルト・ボッセ先生
大友直人先生/汐澤安彦先生
 小林研一郎先生
 大河内弘先生/金子健志先生/宇野功芳先生
 オンドレイ・レナルド先生/飯森範親先生