
硝酸態及び亜硝酸態窒素の除去!
最近 地下水より硝酸態及び亜硝酸態窒素の溶存量が増加傾向にあるということが問題になってきています。
各地で、水質基準(環境基本法)を上回る高濃度の硝酸態及び亜硝酸態窒素が検出されています。
厚生労働省では 地下水中の硝酸態及び亜硝酸態窒素濃度の上昇を鑑み、水道法基準を改定し、
平成26年4月1日より
従来からの基準値硝酸性窒素と亜硝酸性窒素の合計量としての基準値10mg/Lに加えて、
亜硝酸性窒素単独で水質基準を「0.04mg/L以下であること」と定め、飲料水水質検査項目に「亜硝酸態窒素」の
項目が追加されることになりました。
飲用井戸の水質基準項目にも追加されています。 | |
硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素による健康影響
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硝酸態窒素は体内に入ると 体内で還元されて体内に亜硝酸態窒素として吸収されます。
亜硝酸態窒素は血中で酸素を運ぶ働きをするヘモグロビンを酸化して、メトヘモグロビンに変化させます。
(メトヘモグロビン血症)
メトヘモグロビンは酸素運搬する能力がないため、体内の酸素供給が不十分となり、酸欠状態を起こしやすく、
チアノーゼ症状の原因となります。
特に乳幼児の場合、硝酸態窒素の還元をおさえる胃酸の分泌が大人より少ないので、胃の中で硝酸態窒素が
亜硝酸態窒素になりやすく、その結果チアノーゼ症状を起こす度合がおおきくなります。
ブルーベビー症といわれる重大な健康被害などの例もあげられています。
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軟水装置の能力を再確認
従来、硝酸態窒素および亜硝酸態窒素の除去は
なかなか困難だといわれておりました。が、最近は
軟水装置の樹脂を入れ替えることで、比較的簡単に
除去できるようになっています。
新規に井戸を施工したけど、水質が思わしくなかっ
た・・・という場合だけでなく、以前から使っている井戸
の水質が悪化して既設の水処理機器では処理がで
きないという場合でも既設の軟水器の充填樹脂の入
れ替えや樹脂配合を施すことで対応できます。
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充填樹脂を入れ替える
原水の水質(硝酸態窒素や硬度の多寡)によって機
器の処理能力が決定しますので、水質検査の結果と
クライアントの浄水使用量や状況の調査結果を吟味
して 樹脂タンク内のカチオン樹脂とアニオン樹脂の
充填量を決定します。
各々の水源、水質、使用状況毎に設定しますので
アニオン、カチオン各樹脂量、樹脂再生用の塩剤使
用量についても無駄なく効率よく処理ができます。
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カチオン樹脂 硬度除去 |
アニオン樹脂 硝酸態、亜硝酸態窒素除去 |
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原水水質(クリックすると別画面がひらきます。) |
処理水水質(クリックすると別画面がひらきます。) |
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