地下水は地域、水脈によって水質・水量に大きな差異が生じます。水質の良い地点ででた水は、塩素消毒だけで飲用として利用できることもありますが、その井戸から5m離れた地点で採水したら、塩水混じりであったということも珍しい話ではありません。 |
水道料金削減プラン
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左の写真は井戸の側管です。塩ビ製で縦にスリット (ストレーナー)を切ってあり、管と管との継手はねじ切 り加工してあります。 塩水がでる井戸や電蝕がおこると予想される井戸、地圧が 比較的低い層の井戸に使用します。
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![]() 上記2種類の管と比較して高価なものですが地下水の浸出がすくない井戸であっても管の壁面 全体から地下水が浸透してくるので揚水量が無理なく upします。 上記の管を設置したあとで、水量が不足するということでポンプの吸引力にまかせ、井戸の出水能 力以上の揚水をおこなっていると、地下水の水質が急激に悪化したり、近辺の井戸の水涸れを引き 起こし紛争の種となったりすることがあります。 少しでも揚水量に不安があるときは、はじめからウェルスクリーンの使用を検討します。 トータルコストパフォーマンスを求めるための手段としての井戸ボーリング施工は水質・水量 の変化をきたすことなく 水源を如何に長持ちさせるかを第一に考えます。 |
井戸の寿命は水がある限り尽きることがありません。 50年、100年 それ以上 一般に井戸の寿命といわれるものは、スクリーンやストレーナの目詰まり、 ポンプや揚水管へのスケール付着による揚水量減、または過剰揚水による 井戸崩落、水質の激変、悪化などです。 新設時の水質や揚水量、揚水時間の設定によって異なりますが、普通 3年〜5年程で揚水量が少なくなってきますので、井戸内に付着したスケ ールやストレーナー部の目詰まり、井戸孔底に溜まったスライムなどを取 り除くメンテナンス作業をブラッシング、ベーラー、エアーリフトなどの 工法にて行います。 このメンテナンス作業を確実におこなうことが後々の大きな出費を防ぎます。 人間でいうと 高コレステロール、動脈硬化の兆候が出たときに早めに処置をしておけば、 ポンプ(心臓)に過剰な負担をかけたり体の隅々に血液をおくれなかったりする不具合はさけられるのです。 空気や水は『あって当たり前』という気持ちになりがちですが、いざ「水が出てこない」となると、たちまち事業、生活に支障をきたすこととなります。普段のメンテナンスが一番大切です。 |
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