尾瀬山野草用 地名・ポイント名

尾瀬には地名・橋の名・ポイント名がついている箇所が少なく、詳細な位置説明をするのに苦労します。そのため、皆さんが訪れようと思われた時に、必ずそこに到達できるように、独自の地名・ポイント名を採用しています。従って正式名称ではなく、当サイト独自ですので、他には通用しないとご理解願います。


下田代 三本シラビソ

下田代の見晴(下田代十字路)と赤田代分岐(東電小屋分岐)との間にあり、見晴から進むと、見晴、下田代A地点下田代B地点下田代三本シラビソ下田代段差、赤田代分岐の順となります。

尾瀬ヶ原の湿原内にはシラカバ、ダケカンバなどの落葉広葉樹の背丈の多いな木は多いものの、針葉樹は背丈の低い木ばかりですが、この下田代三本シラビソ’オオシラビソ)は、尾瀬沼:大江湿原の三本カラマツと同様に、背丈が高く、目立った存在となっていて、根元付近にはサラシナショウマ、トリカブト、ズミなどが生えていて、横を通る木道脇には、オオバタチツボスミレ、タカネアオヤギソウ、コバノトンボソウ、コバギボウシ、ウメバチソウ、エゾリンドウ、チョウジギクなどが生えています。

三本シラビソから赤田代分岐(東電小屋分岐)に向かった木道脇には、ミズバショウミツガシワクロバナロウゲ、尾瀬では珍しいコタヌキモなども分布しています。

赤田代分岐側から見晴に進んで見た下田代三本シラビソ 赤丸の中が三本シラビソ