尾瀬山野草用 地名・ポイント名

尾瀬には地名・橋の名・ポイント名がついている箇所が少なく、詳細な位置説明をするのに苦労します。そのため、皆さんが訪れようと思われた時に、必ずそこに到達できるように、独自の地名・ポイント名を採用しています。従って正式名称ではなく、当サイト独自ですので、他には通用しないとご理解願います。


下田代 段差

下田代の見晴(下田代十字路)と赤田代分岐(東電小屋分岐)との間にあり、見晴から進むと、見晴、下田代A地点、下田代B地点、下田代3本シラビソ、下田代段差、赤田代分岐の順となる。

下田代段差の赤田代分岐側は高くなっていて、ミズバショウの名所の1ヶ所で、日当たりが良いので開花が早い。付近の植生は複雑で、低層湿原のミズバショウだけでなく、珍しいコアニチドリも分布していて、いっぽう高層湿原を代表するツルコケモモも多い。

段差の見晴側は低くなっていて低層湿原中心で水の流れが多く、ミズバショウだけではなくミツガシワクロバナロウゲ、尾瀬では珍しいコタヌキモなども分布している。

見晴側から赤田代分岐(東電小屋分岐)に進んで見た下田代段差 段差上のミズバショウ群生地
赤田代分岐側から見晴に進んで見た下田代段差