尾瀬の花 コース案内013
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 至仏山→鳩待峠(下山) 
  


013:至仏山〜小至仏〜オヤマ沢田代〜鳩待峠


詳しい花の生育場所などは鳩待峠→至仏山をご覧いただくとして、

至仏山小至仏ベンチ&テラスには至仏山特有植物・高山植物が多くあり、花の名山との名に相応しい山野草の宝庫です。

至仏山から鳩待峠向かって進むと、至仏山から鞍部に下って小至仏頂上に上るか、鞍部から小至仏の右:尾瀬ヶ原と反対側を巻くかして一旦は少し上り返します。

小至仏の先で登山道は合流し、そこからベンチ&テラスまで蛇紋岩の大岩だらけの悪路を我慢して降りて行き、

鳩待峠に向かって行くと

ベンチ&テラスからは、左手に尾瀬ヶ原を望みながらオヤマ沢田代まで木道を歩き、

オヤマ沢田代

湿原を通り過ぎた先の急な階段状木道を下って、オヤマ沢水場に到着します。

水場前の標識

水場からは木道の殆ど無い山土の上を歩き、

長い階段の下にはトカゲ岩

しばらく下っていくと階段が出てきて、シーズンにはコバイケイソウシナノキンバイなどが多く、クモイイカリソウも見つかるトカゲ岩(至仏山原見岩)が見えてきます。トカゲ岩が事実上、尾瀬ヶ原側が最後に見える場所で、

トカゲ岩・尾瀬ヶ原・燧ヶ岳が写って

トカゲ岩から鳩待峠までに生えている山野草は、他でも多い種類となりますので、時間的に余裕があるならトカゲ岩にリュックを置いて、

トカゲ岩の上で休む登山者

周囲で珍しい花を探すと良いでしょう。7月初旬にここを通るなら、尾瀬ではなかなか見られないベニサラサドウダンツツジの真っ赤な花も観賞できます。

トカゲ岩の先を進むと暫くで「鳩待峠まで2km標識」を通過し、やがて尾瀬ヶ原と反対側の斜面に出て、

平坦な木道、ダケカンバ

平坦な木道で、所々にダケカンバの木が木道脇にある個所を通ると、最後に尾瀬ヶ原側(尾瀬ヶ原そのものは見えませんが)が見えるポイントに到着し、そこからは木道の殆どない割と悪路で笹原・雑木林を通って、「鳩待峠まで1km標識」を見て、20分ほどで大勢のハイカー達が尾瀬ヶ原から戻っている鳩待峠に到着します。

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