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2004年のAnimerica Extra

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2004年10月のAnimerica Extra

2004 October
   



久々にBANANA FISHの表紙でした!



今月の掲載分はコミックス10巻の最後です。
画像4枚お楽しみください。


   
Banana Fish © Akimi Yoshida/Shogakukan Inc.

今月の英語

今回はじいさん、じじい特集です。

「走れ じいさん!」
"Come on, Doc, run!"

「行くぜ じいさん!」
"Let's go, Doc!"

「あばれるな じいさん・・・」
"Just keep still, Doc..."

「なんて重いんだ じじいのくせに・・・」
"Man, he's heavy for an old geezer..."

「すまねえなじいさんちょっとガマンしてろよ」
"Sorry, Doc. This'll take me a minute."

「・・・しっかりつかまってろよじいさん・・・」
"Hold on real tight now, Doc..."

ドースン博士と逃げているので、日本語の「じいさん」は英語では「博士」に あたる Doc ですが、「じじい」は "old geezer"。

2004年9月のAnimerica Extra

2004 September
   
Banana Fish © Akimi Yoshida/Shogakukan Inc.

巻頭の特集は、白泉社、集英社、講談社、小学館、秋田書店、新書館、角川書店が 出してる少女漫雑誌それぞれのごく簡単な紹介です。

今月と来月のBANANA FISHは、アッシュがドースン博士を連れて精神衛生センターから 逃げ出すシーン。

画像4枚お楽しみください。




今月の英語

「この世で唯一の魔性の生き物なのだからな」
"That "child" is the only truly diabolical creature in this world."

"diabolical" を英和辞典で引くと「極悪非道な」という意味が出てきて、 「魔性の女」とかいう場合に感じる意味とは少し違います。

2004年8月のAnimerica Extra

2004 August
   
Banana Fish © Akimi Yoshida/Shogakukan Inc.

今月は、あのキャンディ・バーの回です。

タイトルは「5分で天国へ」。

何はともあれ、 画像4枚お楽しみください。





2004年7月のAnimerica Extra

2004 July
   
Banana Fish © Akimi Yoshida/Shogakukan Inc.

巻頭の特集は少女漫画の歴史ですが、60年代のはじめに発刊された 漫画週刊誌の名前が「明星」と「女性自身」。


画像4枚アップしました。

今月の英語

「必ず生きのび はいあがって見せろ!」
"Live through this and get yourself out!"

「あのおっそろしく強えにーちゃんがそうかんたんに死ぬとは思えねえ」
"Ash was way too strong to just roll over and die, is what I think."



2004年6月のAnimerica Extra

2004 June
   
Banana Fish © Akimi Yoshida/Shogakukan Inc.

巻頭の特集は Queen of the Dark という題で由貴香織里の 紹介です。「天使禁猟区」Angel Sanctuary は、英語版も 出始めました。

画像3枚アップしました。

今月の英語

最近の翻訳は原作からやや離れて、よりアメリカ的に、より難解に、より長文に、 の傾向がありますが、画像一枚目の下段から次のページのはじめにかけても 原作とはけっこう違います。「オレが野蛮人ならてめえはなんだ!!」から 始まるところ。
"I guess I just don't have the education to appreciate your work. But don't be quite so proud of it, Dr. Mannerheim. First of all...I've killed far more men than you. Have you ever heard that barbarians scalp their corpses....cut them up..boast about their trophies?"
「オレはあんたの仕事が理解できるほど学があるわけじゃないが、 あんまりいい気になるなよ、マナーハイム。オレはあんたよりずっとたくさん殺してるぜ。しかし 野蛮人が死体の頭の皮をはいで切り刻んで戦利品を自慢するなんて聞いたことあるか?」くらいの意味 でしょうか。


2004年5月のAnimerica Extra

2004 May
   
Banana Fish © Akimi Yoshida/Shogakukan Inc.

今月はアッシュが脳波測定のための電極をつけて知能テストを 受けるシーンがおもしろいので画像3枚アップしました。

「こんな妙ちきりんな物をくっつけられて気分のいいわけないだろう!」が、 英文では "Like a Christmas Tree." (クリスマスツリーみたいだ)になってます。

今月の英語

electroencephalogram
脳波図 (EEG)

「ではテスト開始」
"The test will now begin."

「いったい何をやる気だね博士」
"What's with the S.A.T., Doc?""

S.A.TとはScholastic Assessment Test。アメリカの大学に入るための共通試験です。


「第1問: 右の立体の展開図を下の図形の中から選び出してください。数に制限はありません。」
"Question 1. If the solid at right were made from one piece of paper, what would it look like when opened up and laid flat? Choose one or more of the figures below."




2004年4月のAnimerica Extra

2004 April
   
Banana Fish © Akimi Yoshida/Shogakukan Inc.

今月は冒頭の特集が新條まゆです。"In Depth"という作品紹介の頁では「輝夜姫」が 紹介されています。

BANANA FISHの画像4枚アップしたので見てください。










今月の英語

「お前なんかにわかるもんか!!」
"Someone like you will never understand!!"
「あいつスキだらけだった」
"He was wide open."
「長いつきあいなんだ」
"I've been through a lot with that kid."




2004年3月のAnimerica Extra

2004 March
   
Banana Fish © Akimi Yoshida/Shogakukan Inc.

Animerica Extraの最後のページは読者からのお便りのページです。
今月は、BANANA FISHの新版の単行本は出ないのか、と心配している手紙が 紹介されていました。それに対し編集者は、今年は新版が出る、と回答して います。それに加えて、この作品は1980年代の傑作の一つなので、編集者の力の 及ぶ限りBANANA FISHはで続けますよ、とも言っています。

今月は珍しく英二が活躍するシーンなので、最近には珍しく台詞が少なく、 しかも英語が簡単です。 画像3枚アップしたので見てください。










今月の英語

月龍は次のように言ってますが、英二はごく簡単なことしか言ってないし、 冠詞などが多少抜けてるだけで十分通じる英語です。発音さえひどくなければ。
たとえば、
「彼らも英語はよくわからない」
"Their English isn't very good, you see."
「まして君のたどたどしい英語じゃね」
"And Frankly, neither is yours. So I provided a translation."

この二つの台詞のうち、最初の方は日本語と英語が大体同じですが、 下の方は英語の方が日本語より遠慮した言い方ですね。「正直言って、君の 英語もあんまりうまくない。だから通訳したんだ。」


2004年2月のAnimerica Extra

2004 February
   
Banana Fish © Akimi Yoshida/Shogakukan Inc.

今月号のBANANA FISHはコミックスで言えば9巻の最後です。英文版は7が出た後 次の巻が出てませんが、Animerica Extraの最後のページによると画像を左右逆転 しない新版が2ヶ月に一度のペースで出るそうです。1巻は既に出て、 2巻は5月に出る予定なので、まだ単行本化されてない8巻は来年の5月に出るという ことになりますね。
新版はサイズも変わりましたが翻訳も変えてあるので、おもしろいところは別のページで紹介したいと 思っています。

今月はアッシュ死亡のニュースが流れるシーンです。 画像3枚アップしたので見てください。










今月の英語

今の翻訳者はマット・ソーンの頃と比べて意訳が多いです。
たとえば、
「いつまでもひよっ子のカラを尻にくっつけてんじゃねえ!!」は
"The real world's uglier than you think, Charlie. Grow up and face the facts."
で、「現実の世界はおまえが思ってるより醜いんだ、チャーリー。 大人になって事実を直視しろ」になってます。


2004年1月のAnimerica Extra

2004 January
   
Banana Fish © Akimi Yoshida/Shogakukan Inc.

Animerica Extra誌にBANANA FISHtが掲載されるようになって足掛け3年です。

今月のBANANA FISHはおじさん達に次ぐおじさん達でヴィジュアル的に地味ですが一応 画像3枚アップしたので見てください。










今月の英語

さすがにアメリカは朝鮮戦争の当事者だけあって資料が豊富なんでしょうね。 画像の一枚目のマックス達の台詞は見ただけでも日本語より多いし、よく 突き合わせて見ると、右上の台詞の下半分は英語だけの追加、真中と左上は 日本語と違います。

右上追加分
"That's not fiction! All that stuff came out after Watergate."
 「これはフィクションじゃないんだ。 ウォーターゲート事件後こういうこと が明らかになった。」

真中
"The Church Commitee had page after page on this in the 70s. As early as the Korean War, the CIA was testing LSD to observe its effects on personality and memory." 
「アメリカ議会文書は70年代、このことについて何ページもさいている。朝鮮戦争当時から CIAはLSDが人格と記憶に及ぼす影響を調べるためのテストをしていた。」 

原作ではプロジェクト名はBluebirdしか挙げてないですが、左上では Durby Hat、 Third Chance、Artichoke、MK-Ultraという固有名詞も挙げています。

二枚目の画像の最初のコマでチャーリーは「殺し屋だよ!」と言ってますが、 これは看護婦が実は殺し屋だった、ということですよね? だから主語は "she" で ないとおかしいのに英語では"he" になってます。翻訳者はここの「殺し屋」は アッシュを指してると思ったんでしょう。




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