2010.10.16〜17   
    主催 JPS福岡支部 
    会場 博多パークホテル2階平安の間
小型印小型印申請イメージ図毎年、その年に発行される「ふみの日」切手(50円)を使って、楽しくおたよりを出せるようなデザインを考えています。
入手しやすい切手を使える、と言うのはとても大事なことですので。


「スタンプショウはかた」という催しは歴史ある切手展で、それに併設された「全九州ジュニア切手展」ももう28回を迎えるのですからたいしたものです。
が、若い方の切手離れで、どこの郵趣団体も高齢化しており、ジュニアの応募作品を集めるのは苦労されていらっしゃるようです。それでも毎年きちんと指導し、作品を集めて、切手展を開催することは大変立派なことだと思います。
ぜひ、続けていかれることを祈っています。

わたしがこちらのデザインを依頼されてから9年目、来年は節目の10年目になります。
今年も小倉百人一首です。
小倉百人一首もいろいろな絵がありますが、江戸中期の著名な画家 尾形光琳(1658〜1716)の筆と目されるいわゆる「光琳かるた」をモデルにしてあるそうです。
光琳の描いた歌仙の表情は独特で、表情豊かで好きです。

今年は、伊勢と前大僧正行尊を選びました。
このシリーズは長く続いていますが、101人の歌仙を登場させるためには約20年かかります。
2006年から5年間続いているこのシリーズがもっと続いてほしいと思いますので、昨年小倉百人一首の本を2冊求めましたが、いずれにも光琳の札が載っていない場合もあります。今回は崇徳院の札が見つかりませんでしたので、残念ですが、崇徳院は外れていただきました。
伊勢は三十六歌仙のうちでも特に有名な方でぜひ入れたいですし、レイアウト上のバランスや、特徴ある人物を、ということで、もうひとりは前大僧正行尊にしました。

昨年同様、楽しくおたよりを・・・と言う思いをこめて、短冊を持ってもらいました。

大型フレーム切手を作成しました。

第28回全九州ジュニア切手展 記念カード
絵をクリックすると切手と消印が大きく見られます。
第28回全九州ジュニア切手展 記念カード
9月まで大変忙しかったものですから、準備を先延ばしにし、10月に入ろうという頃、ようやく絵を描き始めました。好きなシリーズですので絵はなるべく丁寧に描きたくて時間がかかりました。
ほんとうは途中で何度もスキャンして、色の具合を見ながら、レイアウトを調整しながら描き進めないとならなかったのですが、その回数が足りず、ちょっと後悔しています。
第28回全九州ジュニア切手展 記念カード
第23回全九州ジュニア切手展
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