CHINA EXPRESS ホームページにようこそ
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広告とスローガン(北京)
これは、政府系統の建物なのでしょう。いかにも中国という赤い地色の横断幕が見えます。 しかし、屋上にあるその数倍のボリュームの「Kodak」の立体広告塔は、なんと言ったらいいのでしょうか。 ビルの屋根は東洋風にアレンジしてあります(日本で戦前にはやった帝冠様式−名古屋市役所や神奈川県庁で有名−の現代版でしょうか?)から、最初からこの大広告があったわけではないのでしょう。 横断幕のスローガンの中には、「社会主義」の文字が見えます。 これも大中国の包容力でしょうか、それとも社会主義の変貌なのでしょうか。 なお、中国の街角で一番目に入る広告は、日本のものでもアメリカのものでもなく、なぜか韓国の企業のものです。 |
交通事情(各地)
写真は、万里の長城付近で「こけて」いたトラックです。 中国は、自動車の性能がバラバラで、トラックなどは、夜間も尾灯なしで走ります。高速道路でトラックの背後につくとちょっと怖いです。 そのためか、遅い車を追い越すためのむちゃな追い抜きも頻繁で、事故「清」理のクレーンはご覧のように大忙しというわけです。 交通事情は都市部の方が悪く、自転車から市内バス(本当です)まで「赤信号みんなで渡れば」の世界です。北京市の様子は 自転車の洪水をご覧ください。 その市バスは、日本より大型で、それがいつも満員の乗客を乗せて、ものすごい排気ガスをまき散らして走って行きます。 この排気ガスを見ると、今でもトロリーバスも活躍している理由が、なんとなくわかります。 |
バスと地下鉄(各地)
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写真は、西安駅前でUターンするトロリーバスです。 運転士+車掌2人の乗務で、後ろの車掌は1人で二つのドアを担当するため、いつも満員の車内を移動できるように、狭い車内にわざわざ車掌専用の通路が作ってあります。 中国でトロリーバスが元気なのは、一般のディーゼルバスの性能が悪く、音と排気ガスはものすごいものの、速度はサッパリという事情があるのかもしれません。 乗車券ですが、赤色のは西安市公交車(市バス)の乗車券。(但し、緑など他の色のものもあります。) 料金は5角。よく見ると西安のシンボル大雁塔が描かれています。 青色は北京地鉄(地下鉄)の乗車券。料金は2元です。 ところで、中国は、自動販売機がまったくと言っていいほどありません。 人が余っているからなのか、基本的に紙幣の国だからなのか、この地鉄の乗車券はもちろんのこと、街角の公衆電話も、必ず人がいるのには感心します。 なお、市バスに乗るときは、初めての路線では右側に座らないと、バス停の標識(終点までのバス停が黒色で、そのバス停だけが赤色で出ています−なかなか親切、日本でも真似するとよい)が満員の乗客で見えません。 余談ですが、どんなガイドブックにも出てないので、参考までに。 |
駅弁(西安)
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西安駅の待合室で売っていた駅弁です。写真の左でキャスターを押している白い服の女性が、駅弁売りです。 ものの本に、駅弁があるのは、日本とイタリアぐらいなどと書かれていたりしますが、ちゃんと中国にも有ります。 内容は、白飯の上に青梗菜(チンゲンサイ)とハムがのっていて、容器は透明パック、包装紙は無しという素朴なものです。 しかしながら、温かいこともあって、味は結構いけました。 なお、右に写っている袋の中は、売店で買った中国製のスプライトです。日本の値段より少し安いだけで、バス、地下鉄の驚異的な安さとは、対照的でした。 |
北京〜天津間高速列車「神州号」
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北京駅のホームで撮影した北京と天津を結ぶ高速列車の「神州号」です。 両端がディーゼル機関車のプッシュプル編成で、客車は2階建てです。設計上の最高速度は180Km/hですが、線路の改良の遅れから、最高時速130Km/hにとどまっているようで、2002年秋の時刻表によると、北京と天津間は74分運転です。 それにしても、内陸の西安あたりでも電化しているのに、北京〜天津という主要幹線が非電化とは意外な感じがします。中国の鉄道の貨物優先の現れでしょうか。 この写真の撮影は、大和権兵衛さんです。大和権兵衛さんの北京駅見学記は ココをクリック願います。 |
高速電車「先峰」
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中国国鉄の最新鋭高速電車「先峰」です。 交流25KV、VVVF制御で日本の新幹線300系をベースに設計しており、最高時速200kmを誇ります。2002年3月8日から、シンセン〜広州間で運転中です。 (撮影はNAGOYAEXPRESS特約のワカルカ記者です。) 九広鉄路のページは下のバナーをクリック願います。 |
二階建て列車
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中国国鉄の2階建て客車です。上海から蘇州方面に向かう列車です。 昔の近鉄の団体用二階建電車のあおぞら号と塗装などがどこか似ていると思うのは私だけでしょうか? もっとも車両限界がはるかに大きなアメリカンサイズの中国ですので、客室内は余裕です。 (写真は読者提供) |
二重料金(西安)
その西安のシンボルの大雁塔のある大慈恩寺の入場券です。
よくみると、(中国では珍しくありませんが)外国人「外賓」と中国人「内賓」の二重価格であることが分かります。 なお、塔に登るには、中でさらに「登塔券」を買う必要があります。 いずれもなんともしっかりしています。 なお、パッケージツアーにはあまり組み込まれていませんが、展望だけならば頂上が昔の地震で崩れてからオープンになっている小雁塔の方が、はるかにGOODです。 |
厠所(西安)
中国の有名な扉なし便所「厠所」です。(内部は上の画像のどれかをクリック) 碑林付近で見かけたタイプは、男性の「大」用にも、仕切りも扉もありませんでした。 街角の厠所は、北京では大抵無料ですが、西安では、このようなタイプでも有料便所「有費厠所」がほとんどなのは恐れ入ります。 もっとも、大雁塔や西の城門のような超一級名所は、「外賓」用の有料扉あり厠所と、「内賓」用の無料扉なし厠所があり、商売上手なところを覗かせています。 しかし、観光地でも小雁塔の厠所や西安駅の厠所は、有料なのに扉なししかありません。 無料で西欧並の「トイレ」があるのは、来訪した周恩来氏に言われて、陜西省の威信をかけて建設したという「陜西歴史博物館」ぐらいと思われます。 ところで、「元」の下に「角」という通貨単位があります−日本円で10円以下なのにお札です−が、インフレのため、今では先程の市バスと、この有費厠所ぐらいでしか、使い道がないようです。 |
中国の話はこれぐらいです。「INUYAMAEXPRESS」「トロッコで行こう」「路面電車の元気な街」もよろしくお願いします。 |