日合文雄、柳研二郎:ヒルベルト空間と線型作用素

作成日:2017-07-15
最終更新日:

概要

作用素論の全貌がある程度見渡せるような参考書が望ましいと考え, あくまで入門書であっても専門的な諸理論の入口辺りまで含ませるよう意図した. (まえがきより)

感想

この本は英語がほとんど出てこないので読みやすい。人名も、定理も、英語は排されている。 例外は、ONS 、CONS といった略語である。

文献ノートには次のようにある。

付録の A.1 説で言及した位相線型空間については,一時期盛んであったが,研究分野としてはかなり以前に終わっている.

ここまで断言されると清々しい。

記号

`ccB(ccH), ccB(X)`ヒルベルト空間`ccH` から `ccH` への有界線型作用素の全体、ノルム空間`X` から `X` への有界線型作用素の全体
`ccH`ヒルベルト空間

数式の記述と表現

数式記述にはASCIIMathML を、 数式表現にはMathJaxを用いている。

関数解析の本

書 名ヒルベルト空間と線型作用素
著 者日合文雄、柳研二郎
発行日 年 月 日
発行元牧野書店
定 価
サイズ
ISBN
NDC
その他

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MARUYAMA Satosi