過去の日記置き場です。
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「いらかの波」ってマンガしってます?すごい好きだったんですけど。(笑)


5月17日(金): 夜鳴き猫アイノ

5月21日(火): アイノのいたずら

5月23日(木): ブロックくずし

5月24日(金): なんでだろう・・・

5月27日(月): いまどきの若いもん

5月29日(水): カールのいたずら

5月31日(金): 午前4時40分の悪魔


 夜鳴き猫アイノ
(5月17日)

 近頃、我が家の癒し系猫アイちゃんがヘンだ。
 といってもアイノがヘンなのは今にはじまったことじゃない。なぜかニンゲンの帰宅直後は、まるで我々のことを忘れてしまっているかのように必死の形相で逃げまくる猫アイノ。しかし運動神経がわるいので、おしりをひょこひょこさせて逃げまどう後姿はとろくさいことこのうえなく猫としてのアイデンティティ喪失しまくりの猫・アイノ。しかもさっきまで逃げていたはずなのに、その事実すら忘れ果てたかのように突然しっぽぴんぴんで現れて「グー」だの「チョキ」だのにスリスリして甘えまくるなぞの猫・アイノ。しつこくてうるさくて場の空気が読めないために女の子ズにきらわれてもきらわれても気づかないシアワセな猫・アイノ。そして、あんなに仲良しさんだったカールのことをたった一ヶ月ちょいでキレイさっぱり記憶から消去してしまった薄情なばかばか猫・アイノ。

 アタマがわるくて運動神経がわるくて器量もわるい、三拍子そろったダメダメちゃんのアイたろう!
 なのにオマエはなぜそんなにかわいいんだ!!なぜぺったぺったと歩いているだけで我々の心をこんなにもなごませるのだアイノ!!

 ・・・ただのおやばかですね。すみません。でも、アイちゃんを見ていると親というもののありがたさがよーーくわかります。おばかでもブサイクでもとろくてもいい、しまいにゃー訳もなくワタシからまで逃げまどいやがるが、それでもいい!そんなアイノがかわいくてしょーがない!!っていう気持は、たぶん親がこどもを愛するときの無償の愛なんじゃないかなぁと想像しているんだけどいかがでしょう。ああ、猫を持って知る親心。(←?)

 さて、そんな「とりえはないけど愛される猫」・アイノくんがこのところ挙動不審なのである。・・・ああ、やっと最初の一行のところに戻ってきた。・・・
 ふりだしに戻ったついでにさらにタイトルまで戻ると何がどうヘンなのかは一目瞭然ですね!そうなんです、アイちゃんったら最近、夜中になると決まってむずかるみたいにかぼそい声で「にゃーん・・・みゃーん・・・」と訴えてくるんです。

 最初は「おいおい、まさかトイレにいきたいけどおしっこ出ないとかで苦しんでるんじゃないだろうな!だけはカンベンして!!」などと、どこか具合でも悪いのではと大変心配したのだが、幸いにしてアイちゃんは今のところ快食快便快おしっこのようである。かといって、こゆめのようにおなかがすいたとかいう訴えでもなさそうだ。
 これではこちらとしても何がいいたいのかわからないので、むずかるアイノを呼んで「アイちゃんどうしたの?」とグーを出してあげると「ごろごろ・・・」とかなんとかいいながらスリスリしてきて、そのときだけは少し落ち着く。さすが、いかなるときもグーの好きな猫アイノである。しかしまた少し経つと謎の「うにゃーん・・・」を何度か繰り返すのだ。いったいどうしたんだろうと見ていると、そのうち急におさまってどこかで静かに寝てしまう。

 これってなんなんだろう。

 ホントにかわいい声でにゃーにゃーいうだけなので、ゴハン要求過多の地獄のなまはげ猫・こゆめに比べると全然目立たないし別にうるさくもなんともないのだが、なぜ夜中だけむずかるんだか意味不明なのである。単に夜中になると甘えたくなるんだろうか。それとも・・・・・・

 ここだけの話、実はアイノ、いつも和室の壁の上のほうの中空に向かって「うにゃーん・・・」といってるんだよね。
 もちろんそこにはなんにもないんだけど。

 なにか壁に虫みたいに見える汚れがあるとかそういうことかなぁとも思ったのだが、他の猫たちはぜんぜん反応しないからその説はあやしい。それにアイノも昼間はまったくそんな行動をとらないのである。そうだなぁ、改めて考えてみるとこれっていつもきまって午前二時から三時くらい。

 ・・・・・・
 な、なんかイヤな時間だなぁ。
 しかも、よりによって我が家で一番ぴゅあーなアイノだけが何かに反応している・・・!?

 先生、宜○愛子か織田○道に相談したほうがいいですか?

 でも、我が家の霊感担当であるダンナが平気にしてるみたいなので、とりあえずそういうこと(どういうこと!?)ではないんじゃないかと。うーん、やっぱりこういうとき家庭内に霊感担当者をキープしていると便利ですね!(←?)
 ということで、ダンナがなにかあやしいものを感じはじめたらアン○リーバボーにハガキ出してみよう!そのときはテレビでお会いしましょう。でもアイノは逃げまどって撮影不可だとおもうけど。・・・・・・



 アイノのいたずら
(5月21日)

 さて、また日記がずいぶんとご無沙汰になってしまいました。実は昨日の朝早起きして日記書いてからバイトに行こうと思ってたんだけど、ちょっとしたアクシデントがあって時間切れになってしまった。
 それはなんと、ばかばか猫アイちゃんのナイスな働きのせいだったのである。

 ことのおこりは台所の食器棚の戸をあけっぱなしにしていたことだった。居間でパソコンに向かっていたら、突然台所のほうで「がらがっちゃーん!」という大音響がしたかと思うと白いアクマが「きゃーーーーっ!!」というカンジで文字通り脱兎のごとく飛び出してきたのである。
 見る前からイヤな予感を抱きつつコレはいったいなにごとじゃー、と見に行けば、食器棚の一番下の段にあったお皿が数枚床に落ちていて、そのうち一枚は見事に割れている。状況からして明らかにアイノが未知の場所である食器棚の中に飛び乗ってみようと無謀な挑戦を行った結果だとしか思えない。

 あ、あいの・・・!

 しかもお皿の落ちた場所が、ちょうど直下にあったたっぷり水の入った猫の水飲み皿の中だったからすごい。(←?) まさにストラーイク!で水にはまり落ちた皿はさんざん周囲をびちょ濡れにしたあげく、そのまま水皿の中でぱっきり割れているという非常に高度な壊れ方を披露していたのである。
 さらに言えば、割れたのは夏らしいきれいな水色の半透明のガラスボールで、花びらが重なったような形がお気に入りの六枚揃いの一枚だったのもイタかった。

 他に割れてもいいお皿なんていくらでもあるのにぃぃぃ。うーん、いい仕事してますね!
 っていうか、アイノーーーー!!!

 ワタシはびくびく猫アイたろうをはげしく叱り飛ばした。冷静に考えると食器棚をあけっぱなしにしてその場を離れたワタシも絶対悪いのだが、「コノヤロー!」という瞬間的な怒りに駆られたニンゲンにそんなことを淡々と分析する余裕はない。いや、他のもっとオトナな人なら違うのかもしれないが少なくともワタシにはない。そして怒ったワタシは激怒巨烈である。

 ぽへーっとしているくせに飛びぬけて臆病者のアイちゃんは「怒られてコワイ思いするくらいなら最初っから悪さなんてしないもんね!」というカンジの子なので、考えてみたらこれまでにワタシを怒らせるような悪さをしたことなんて一度もない。「コラー!」としかられるのは常にこゆめかカールであり、アイノはといえばそんな光景を傍から見ているだけで恐怖を募らせて逃げまどうというわけのわからん行動を取るばかりの罪のないウサギ猫にすぎなかったのである。

 そんなアイノがストレートに叱られたんだからそりゃもうふるえあがったことはいうまでもない。しかも悪いことに、奇しくもその前夜にもまたアイノはコワイ目に遭っていた。

 というのはもちろん謎の見えない訪問者(?)とは全く関係なくて、トイレ後のアイノのケツにころんころんと数珠つなぎになったウ○コのカタマリがふたつぶらさがっているのを我々が見てしまったのがいけなかった。いや気づいてよかった。(・・・・・)
 とにかく「そんなケツであちこち座るなー!特にフトンの上!!」と逆上した我々に部屋中追いまわされたアイノは、ついに逃げ場を失って椅子のうしろに追いつめられ、そのまま恐怖でかちーんとかたまってしまったところを二人がかりで押さえつけられて、かたまった毛ごとハサミでちょっきんと切られちゃったんだからタイヘンだ。アイノ的には今月の十大ニュースにランクイン間違いなしの大事件だったことは明らかである。

 昨夜からの恐怖の連続に、アイノはすっかり小動物モードになっていずこかの物陰に隠れて出てこなくなってしまった。怒りをぶつける相手を失ったワタシはまだぷんぷん怒りながら割れた破片を片付け、猫の水飲み皿の中に落ちた破片もぜんぶ拾った。・・・つもりだった。

 万が一にもカケラが入ってたりして猫が飲んじゃったらタイヘンなので、改めてお皿を洗って水を替えようと思ったときに悲劇は起こった。お皿を洗うとき指先できゅきゅっと汚れを取るようにするのがクセのワタシは、深く考えずにいつものように指でおもいっきり皿のすみっこを磨いてしまったのである。

 ざくっ。

 あっ。
 さ、ささった。・・・・・・

 そうなんです、ひそかにお皿の中に残っていた小さいカケラを中指のおなかにぐさっと刺しちゃったんです。幸い傷はちっちゃかったんだけど、水を使っていたせいもあって流血はかなーり多かった・・・流しの中と台所の床に点々と落ちた真っ赤な血の鮮やかなこと鮮やかなこと。ああがっくり・・・

 その凄惨な光景に、ワタシがますますアイノ(隠れてるので不在)にやつあたりしたことはいうまでもない。
 でも猫が破片飲まなくてよかったです。そんなことになるくらいだったら、ワタシの指に刺さっといてくれてよかった。

 とにかくやっと皿を片付け終わり、パソコンの前に戻ってきて何気なくキーを打ったら。

 いたい・・・・・・

 なんかいたいよアイちゃん。しかも右手の中指だよ。右手の中指といえばタイピング上は基本中の基本である大事な位置。うーん、前にもこんなことがあったような気が・・・(コレですね)

 そんなわけで更新は一日伸びてしまいましたとさ。あははは。でも傷はホントに小さかったから、もうそんなに痛くないです。そもそも指のどまんなかでなく少し薬指側に寄ったところをやったので、実はキー入力よりマウスの右クリックのほうが痛いんだよね。まぁパソコンを使う人は指先一般の怪我には注意しましょうってことですね!皆さんも気をつけてくださいね。(なにに?)

 おまけの後日譚。
 結局その朝はアイノの姿を見ることなく出勤したワタシは、帰宅後「アイちゃん朝は怒ってごめんねぇぇ!!!」とヤツを猫可愛がった。脳みその容量が極小のアイちゃんは今朝のことなどすっかり忘れたように(・・・・)、ごろごろのコテコテのモミモミで甘えまくったのであるが!

 アイちゃんったら、目を細めて甘え顔でワタシの顔面にスリスリしている最中にいきなり「っぷくしょぉおん!!」と特大のくしゃみをかましてくれました。超至近距離で。
 ええ、ワタシの顔はアイノのツバだらけになりましたとも。・・・・・・

 これも今朝アイノを叱ったお返しなんだろうか。しくしくしく
 でも今度は怒らなかったよ。ただがっくりしただけ。しくしくしくしく

 ほんとに猫って、猫って・・・!



 ブロックくずし
(5月23日)

 みなさん、新コンテンツ(?)のゲームはみていただけましたか?どうかなぁ、猫好きさんもこういうのやるのかなぁと不安に思いつつも勢いで設置してしまったばかばかなワタシ。皆様がどのような感想を抱かれるかはともかく、ちょっとここで色々打ち明け話をさせてください。

 ゲームのページのトップに書いていつまでも人目にさらすには恥ずかしすぎるので自粛した事実をココで白状しよう。実はあのブロック崩しにはすごいヒミツがある。
 なんとあれは、元々は脱衣ブロックくずしとしてネット各所でかなーりブレイクしている代物なのである!!
 つまりかわいい女の子とかが背景になっていて、ブロックがお洋服になっているという。
 ・・・・・・

 いま何人かウィンドウを閉じましたね。ああっ、ごめんなさい。引かないでくださいっ!!
 心の底からじぶんがなさけないが、これがけっこうおもしろくてつい・・・!!ゆ、ゆるしてくださいっ!出来心なんですぅぅぅ!!
 ああ、我が党のクリーンなイメージが・・・これじゃ歩く猥褻物・山○拓ではないか。イカンイカン!

 いくら「なんでもアリ」のネット世界とはいえ、そして漫画に関しては相当のマニアであるために常人よりはるかにオタク文化への理解と共感も持ち合わせているとはいえ、なぜいっかいの罪のない猫好き(そうか?)であるワタシがそんな異文化なものに出会ってしまったのか。
 それはもちろん偶然知ったとかそういうんではなく、なんとバイト先で知り合ったわかーーいお友達のおかげであった。
 彼女は「アイドル系!」というカンジのとっても可愛い女の子なのだが、話をしてみると意外にもちょっと・・・いやかなりオタク入った子だったのである。雑談の最中、彼女が運営している危険なサイトのネタ元の漫画をワタシも読んでいることが判明したため、気をよくした彼女は自分のサイトのアドレスを快く教えてくれた。教えてもらったらそりゃ見に行きますよねぇ!

 そんなわけでディープな異文化の世界に足を踏み入れてしまったワタシは、そこで問題のブロックくずしを発見した。それはまさに砂漠のオアシスのごとく光り輝いており、ワタシの霞む目にはそのサイトの中でいちばん安全で清らかな場所であるかのように見えたのである。そのうえ彼女からも「ブロックくずしはおすすめコンテンツです!」といわれていたのでとりあえずプレイしてみたところ、あろうことかしっかりハマってしまった。

 おもしろい。単純なのになぜかやめられなーい!
 っていうか、ワタシはとにかくこの手のものはクリアしないと気がすまない性格なのがまずかった。別にごほうび(・・・)のクリア画像がどうしても血反吐をはくほど心の底から見たい!!というわけでは全然なかったのだが、ついブロックをすべて消すまでムキになってやってしまったのである。
 その日のワタシの睡眠時間が極小であったのはいうまでもない。

 翌日彼女に「ブロックくずし面白かったよ!」と報告すると、実はこのゲームはその世界(ど、どの世界!?)ではかなーりポピュラーで、あちこちのサイトにいろんな絵柄で設置されているというではないか。

 そ、そうだったのか・・・
 まだまだ世の中にはワタシの知らないことがたくさんあるんだなぁ。(・・・・)

 言われて検索してみるとヒットするヒットする!!いくらでもばんばんヒットするではないか。こりゃ確かにいろんな絵柄で遊び放題である。
 その日からワタシは、ブロック崩し検索に燃えた。燃えたあげくに突然「これって猫写真でも出来るじゃん!」とひらめいたためにこんなことになってしまったのである。ああ・・・

 このアプレットを設置してるサイトはそれこそ星の数ほどあるかもしれないが、猫ばかサイトでコレを置いたヤツはおそらくこの世でワタシが最初ではないだろうか。異文化コミュニケーションって時には役立つものですね!

 とりあえず今回は試作品というカンジなのでありあわせの画像でつくってみたが、もう少し凝ったヤツも作ってみたいなぁなんてことも考えてたりなんかするのだが、こんなもん面白がる猫好きはワタシだけかもしれないと思うとマジで泣けてくる。だれかひとりでも「こんなのも面白いじゃん!」と思ってくれて、自分のところにも置いてみようかな!なーんて考えてくれる同志がいることを心から祈っています。

 ・・・ところで、彼女の運営しているサイトがどんなものかということは・・・どうか聞かないで下さい。世の中には知らない方がいいことというのもあるのです。ちなみに彼女のサイトで脱いでいるのは女の子ではありませんでした。それで察してください。べつにワタシもキライじゃないんだけどね。あははは。(・・・・・・・・・)

 いやー、ネットってホントにおもしろいですねぇ!!



 なんでだろう・・・
(5月24日)

 さて皆様!きょうは懺悔の言葉から。昨日の日記のネタにまでして大々的にデビューしたはずの三毛党ゲームコーナーだが、アップ直後からいきなりオンラインでは動作しないことが判明してしまうという最強に恥ずかしい事態に陥ってしまっていたことをまずお詫びいたします。

 ナゼ公開する前に試してみなかったのだ、ワタシ!!
 本番一発更新で大失敗なんて、どう見てもみ○ほ銀行と一緒じゃないかぁぁぁ。
 ばかばか!ワタシのばか!!!

 しかしわけのわからない猫ページと一括りにされる大銀行というのもかなり哀れなものがありますね。それで思い出したんだけど。

 学生時代に在籍していた合唱団で、シューベルトの隠れた名曲であるそれは美しいミサ曲を歌ったことがある。それまで一度も聴いたことがなかったマイナーめな曲とはいえ、さすがシューベルト様!というカンジのものすごく美しい旋律が随所に詰まった、穏やかであたたかみのあるホントにいい曲だったのだが、中盤に出てくるフーガだけは素人目にもあぶなっかしい代物だった。
 シューベルトさんはちゃんと音楽を勉強したヒトではなかったらしいし、不幸にも若くして亡くなっているので、こういう作曲技法をちゃんと身に付けるには至らなかったのだろう。結局そのフーガは、指揮者の指示もあって大幅にカットされてしまった。

 その際、なにかの時に当時の某先輩が「へんてこなフーガですね」とさらっと言い放ったのを聞いたワタシは「シューベルトさんもアレだよなぁ。自分の曲が百年後くらいに、極東のわけのわからん学生さんに『へんてこ』とまで言われるとは思ってなかっただろうなぁ。おちおち死んでもいられないよなぁ」としみじみ同情してしまった記憶がある。
 ねっ、知らないところで個人の猫HPと同格の扱いを受けるみず○ってのはコレと同じようなカンジじゃないですか?あははは。ごめんねみ○ほ銀行。

 でもそのフーガ、悪いけどたしかにへんてこだったけどね。(・・・・・・)
 それにみず○もホントにばかばかだけどね。いひひひ。

 とにかくっ!
 テストとチェックはひじょーーに大事である。人様にお見せする前にちゃんと読み返せ!そして動作を確認しろ!というのは基本中の基本だ。わかってたのに、わかってたのにぃぃぃ。ハイ、めちゃくちゃ反省してます。・・・

 で、肝心のブロックくずしのほうはどうなったかというと、結論から言えばどうやら動作するようになりました。ああよかった。
 じゃあいったいどうして動かなかったのか?と疑問に思われる方も多いでしょう。考えられるのはまずJPEG画像をプログレッシブで保存していたこと。そこを直した時点でCGエラーは出なくなった。しかし実をいうと、それだけでは動作しなかったのである。
 そのあとワタシがナニをしたかというと、サーバにあげたファイルを一度全部削除して、「そーれ動け、うごけ〜」とあやしく念を送りながらFTPでもう一度送信しなおしてみただけ。はっきりいってファイル構成は別になにもかわっちゃーいないはずなんだけど!

 これで直りました。すっきりキッパリ直りました。

 ・・・・・・
 なんでだろう。わかんないけどまぁいいや。(この境地についてはコレも参照)
 もしかしたら念がきいたのかなぁ。(・・・・・)やっぱりこの世界って人知でははかりきれない部分がありますね。(そうか?)

 そんなわけでやっとブロックがくずれるようになりましたので、ぜひやってみてください。好評・・・じゃなくても有無をいわさず第二弾が作成されるもようです。あははは。あーあ。



 いまどきの若いもん
(5月27日)

 おいおい、このタイトルはいったいなんだ。イヤだなぁ、ババくさくて・・・でもまぁ、このままいってみよう。

 どうやらこの週末、某東京大学の五月祭が開催されていたらしい。とはいっても別に五月祭には行ったこともないし、東大さんとは学生時代のジョイントコンサートでちょっぴりお知り合いになったことがあるという程度のおつきあいしかない。
 ちなみにそのとき受けた東大生に対する印象は、ひとことに尽きる。「がっくり」である。(・・・・・・)
 だってだって、あの人たちがいずれ社会の中枢で働くのかと思うと・・・わたしゃ涙を禁じえません。ううう・・・(マジメでマトモな東大生のみなさん、ごめんなさい)

 そのように東大になんの思い入れもなければ(不幸にして)尊敬の念すらないワタシであるが、実はそれとは無関係に「東大五月祭」と聞くたびに鮮やかによみがえる記憶がある。

 それは今を去ることウン年前、まだワタシが就職してまもないころのことであった。五月のある朝、通勤電車で近くに乗り合わせた女子高校生たちが大きな声で交わしている会話を聞くともなしに聞いていたところ、彼女たちの話題は「直近に迫った東大五月祭」のことになっていった。
 最初は「東大の五月祭いく?」「どうしようかな」「いこうよぉ」というようなごく普通の会話だったのだが、そのうちに中のひとりが驚くべき発言をしたのである。

 「ひとりくらいアタマのいい友達がいるといいしぃ。そのオトコを種イモにして、かっこいい子探せるかもしれないじゃん!」

 た、たねイモ・・・
 なるほど、東大にタネを蒔いておいて、そこからいろいろと収穫すると・・・!

 すごい発想である。しかもある意味おそらく東大生より頭脳的だ。きっと当の東大生だって自分がタネイモだとは気づかないだろう。

 その内容のあまりのインパクトにワタシの目は点になったが、周囲でその会話を耳にしてしまった多くの会社員・OL・男子高校生などの目も点になっていただろうことは想像に難くない。車両のその一画だけ妙に目が点になった集団が「・・・・・」と無言でがたんごとん揺られている光景を想像すると、なかなか心あたたまるものがある。(←?)

 それにしても高校生ってこわいですね。そして東大生のみなさん、知らないうちにイモにされないように気をつけてください。

 しかしこんなのはまだいい。かなーり狡猾な発想とはいえ、少なくとも未来への展望にあふれていた。ところが最近の高校生たちの精神世界はもっと殺伐としているらしいのである。二年ほど前に小耳にはさんでしまった女子高校生の会話はある意味これよりもっとおそろしかった。

 駅からぞろぞろ出てくる人の群れに混じって歩いていたときに、たまたま近くを歩いている高校生のふたり連れがいた。そのときも聞くともなしに彼女らの会話を聞いていたところ、片方の子に何か欲しいものがあったらしく「どうしよう、あれ買おうかな」としきりに迷っている。それをもうひとりの子が「買っちゃいなよ!」と煽っているという、どこにでもありがちなひとコマに見えたのだが。
 追い抜きざまに聞いた次の言葉にワタシはガクゼンとした。

 「だって明日世界が滅んじゃうかもしれないし、死んじゃうかもしれないんだからー。ガマンしてもしょうがないって!ほしいんだったら買っちゃったほうがいいって!」
 「そぉだよね!買ったほうがいいよね!」

 ・・・・・・
 すごくビックリしました。
 最近の高校生は、いつもこんなことを考えているんですか?

 もしかしたら突然死ぬかもしれない、なんてことを常に頭の片隅に置いてるんだろうか。そしてアイノのようにいまこの瞬間だけを生きているんだろうか。すごすぎる。(いや、アイノの生き様とは明らかにちょっと意味がちがう・・・)

 ちなみに彼女たちは特にギャル系というわけではなく、むしろあまり目立たない感じのごく普通の女の子たちだった。そんな子たちがこんな会話をさらっと交わして、おたがいそれを奇異なことともなんとも思ってないような雰囲気なのがかえって衝撃であった。オウムとか阪神大震災のあと、若い世代の死生観みたいなものがずいぶん変わったらしいという報道を目にしたことはあるけど、こうして実際にごくふつうの子たちがこんなこと考えて毎日過ごしているのかと思うとなんだか深く考えさせられます。っていうかこの子たちの世代、みんな保険に入らないだろうな・・・保険屋さん、やばいよ!

 でも、我々の世代も実はノストラダムスの刷り込みを受けてたりして。2000年になったときふと思ったんだけど、なぜか2000年より先の未来のことってあんまり考えたことがなかったことに気づいたんだよね。ダンナも「そういえばそうだ」って言ってたから、我々の世代にはそういう人が意外と多いような気がする。小さいときはともかく、オトナになってからも真剣にアレを信じてたってわけじゃないのにどうしてだろう。刷り込みってあるんだなぁ。
 きっと今の中学生・高校生くらいの子たちは、我々がノストラダムスにおびえた年齢のころにオウムだの震災だのという遥かに深刻な事態を目の当たりにして、「日常が簡単にこわれるさま」みたいなものを刷り込まれてしまったのかもしれない。うーん。

 とにかく、妙に刹那的な子たちよりはタネイモ植えて未来に備える子たちのほうが健康的だと思うワタシであった。それに関しては自分がタネじゃなければ別におもしろいだけだもんね!(・・・) 男性のみなさんは知らないうちにカモにされないようくれぐれもご注意を。いひひ。



 カールのいたずら
(5月29日)

 ほんの数回前のタイトルと対になったような今回の日記ですが、文字通りやられてしまいました。
 タイトルを見れば一目瞭然だろうが、もちろん今度の犯人はアイノではない。我が家の天然野郎・がっくりまぬけな問題児カールあかおに思いっきりやられてしまったのである!

 そう、そぉーなんです!カールはとっても問題児なのだ。
 思えばヤツはこれまでにも壁でがーりがーりとツメを研ぐ・「あうおーん、うるるーん」と深夜にむずかり鳴く・ニンゲンの膝に強制的に乗っかってきてちゅぱちゅぱすることで気力を吸い取る究極クサいウ○コをする・かわいがってくださいアピールをするなどの数々のご乱行を繰り返してきた。(←一部よくわからないもの含む)
 そのあかおが性懲りもなくまたやってくれたのである。これが嘆かずにいられようか!

 ・・・そういえばカールのつめとぎ話ははじめてだったかもしれませんね。うちではスオミもアイノも絶対壁でガリガリしたりしないいい子ちゃんだったというのに、カールばかおだけがところ構わずガリガリしたがるのでひじょーに困っている。発見すると常に「ダメでーす!」とニンゲンが突進していって、ひょいっと持ち上げてつめとぎ柱に強制送還することにしているのだが、それでもなかなか壁をガリガリするクセが直らないのである。うーむ。これってもしかしてしつけ大失敗かしら・・・

 あ、こゆめの名前が出てないと思った方。あなたは鋭い!(←?)こゆたんは普段は絶対やらないくせに、ゴハンが欲しいときだけ台所の近くで「みにょーん」とおもいっきりのびあがって「がーりがーり」とはじめやがるのである。これは明らかに我々に対するアピールとしか思えない。ガリガリすると「あーこゆたん、ダメー!!」とニンゲンが台所方面に飛んでくることを知っているのである。

 邪悪だ・・・・・・無心にやってるばかおちゃんの百倍は邪悪である。

 でもこゆたんはかわいいんだよねぇ(顔が)。それでつい甘やかしちゃうんだよね・・・これはまさに、猫もニンゲンもルックスがいいと色々お得であるという生きた実例といえよう。

 というところでカールのいたずら話に戻る。今回ヤツがやってくれたのは、なんと!手つかずでダンボールの箱の中に入っていた米袋(5キロ)をぶち破るという最高に兇悪な行為であった。

 そもそも我が家ではいつもネット通販で新潟のお米屋さんからおいしいコシヒカリちゃんを届けてもらっているのだが、ニンゲン2名で10キロ袋だとでかすぎるので、毎回5キロ袋をふたっつ注文することにしている。送料との兼ね合いでコレがベストな分量なのである。
 先日そのコシヒカリさんが届いたのだが、10キロ入りだからなにせ重い。運ぶのも一苦労である。それでつい不精をして、一袋だけ「よいしょ!」と台所に運んだところでそのままダンボールごと置きっぱなしにしていたワタシが悪かったのだ。考えてもみてほしい、日頃からダンボールにもぐりこんで瞑想(・・・・)するのが大好きなあかおが新品の箱を見逃すわけがあるだろうか(いやない)。(←今日も反語)

 かくしてこれは起こるべくして起こった悲劇なのであった。

 おそらく箱に潜り込もうとしたあかお、中に何か入っているのを発見して「なんだろう、ジャマだなぁ。かじっちゃえ、がりがり。あれっ、意外とやわらかい歯ごたえ・・・よーし、もっとかじっちゃうぞ。がりがりがり」とネズミさんのように大事な米袋を襲撃したあげく、袋に大穴をあけておもいっきりお米をばらまいてしまったのである。

 ああ〜、ぼくのコシヒカリが・・・コシヒカリがぁぁぁ!!!
 お米には七人の神様が住んでいるんだぞぉ!・・・ってほんとなのかなぁ?(・・・・・)

 しかし不幸中の幸いといおうか、ワタシの不精のせいで米袋が未だにダンボールの中だったのが助かった。米粒がちらばったといってもすべてダンボールの箱の中に「ずしゃーっ」とあふれたにとどまったので、これならいちおう復旧は可能である。よかったぁ!
 お百姓さんごめんなさい。ちゃんと全部拾って食べますから許してください。あと今度からはちゃんとすぐに猫の届かないところにしまいます。

 いきなり米ばらまきやがるあかおもあかおだが、ニンゲンとしても決して予測不可能ではなかったこの事態を引き起こしたことを深く反省せねばなるまい。事前にテロ情報を知っていながら無視してしまったFBIとか、こりゃ絶対やばいと知っていながら移行してシステム障害を引き起こしたみ○ほと同じですってば。・・・だから、ご家庭のばかばか事故を連邦捜査局とか大銀行と一緒にするのはやめなさいと何度いったらわかるんですか。(←自己つっこみ)

 余談ながら、しかられたあかおはとってもかわいかったりするんだなコレが。「こらーっ!」と声を荒げられると、「なんで?なんで??」とすごくかなしそうな目をして「にゃぁーん・・・」と細い声でかわいくお返事するんですぅ。あのかなしそうな表情、ホントにみたいなんだもん。かわいーー!!あれが見たくて、つい叱っちゃうんだよね!!あははは!(ひ、ひどい・・・)

 だけどあかお、なんだって米袋なんか噛み破ったんだろう。猫が生米食べたがるとも思えないのでかなり謎である。やっぱり食感、いや歯ごたえがいいカンジだったんだろうか・・・それともやっぱり、ネズミさん??



 午前4時40分の悪魔
(5月31日)

 おーはーよーうーごーざーいーまーす〜・・・今マシンの時計は5時でーす〜・・・
 サワヤカな朝ですね。でもワタシはきょうもひどい目に遭っていまーす〜・・・

 というどよーんとした書き出しで猫好きの皆さんなら大体事情はおわかりだと思う。そうです、こんな時間に猫ズにたたき起こされました。くそーー!!

 おとといやや睡眠不足だったせいか昨夜は早い時間にすごーーく眠くなったワタシ、10時半ごろに「だめだぁ、寝る・・・」とばったり倒れてシアワセな眠りについた。眠いときに寝るのって、すごーーくしあわせですよね!しかしもちろんその前に猫のゴハンをたっぷり出しておくことは忘れなかった。そうしないとまたいつ悪魔の食い意地猫がやってきて安眠妨害するか知れたもんじゃないからである。
 そこまでちゃんとわかっていて、予防策もとったつもりだったのにぃぃ!!

 それでも今日もまたワタシの安眠を妨げる悪魔のみーみー声。あまりのうるささに目が覚めてみれば、ジオンの赤い彗星・カールあかおと黒い三連星・こゆめが寝室を「ハラがへったー、メシよこせー。出さねばオマエをかじったる!」と例によって秋田名物なまはげのような言い知れぬ迫力で練り歩いているではないか。
 またこまったことにうちのなまはげはかわいいのである。電気が消えているのでよくわからないが、しっぽぴんぴんで「みゅーん」とかなんとか甘え声を出しながら時折ゴロゴロいって「さあ起きれ!」と顔にスリスリしてきたりする。

 そんなふうにしていただけると(特にこゆめ様)、うれしいことはうれしいんだけどね・・・ただキミたちの場合、動機が不純すぎてあんまり手放しによろこべない。

 とにかくこんなあまあまジェットストリームアタックをかけられてはとても寝ていられない。「ああ〜」と絶望的な気分で手元の時計をのぞきこめば、時刻はまさに午前4時40分

 ・・・・・・
 アンタたちはほんまもんのアクマですか!!

 出勤前のひととき、あまりにも起きたくない時刻を目の当たりにしたワタシは意地でももう少し寝てやろうと努力した。しかしさらに「むゆーん」「なぁーお」と鳴き鳴き攻撃をくりひろげる悪魔猫たち!それでもがんばって無視としていたら、あかおがいきなり「みょーん」とのびあがって思いっきり壁でがーりがーりやりはじめたではないか。

 ああっ、ダメーーー!!

 これを止めるためについに起き上がってしまったワタシには、すでに敗北の道しか残されていなかった。ええ、しょうがないから起きてきてゴハンあげました・・・
 負けた。ワタシは猫ズにカンペキに負けた。っていうか勝ったことなんてあったっけ。(・・・・・)

 確かにお皿はほぼからっぽになってはいたけど、あと二時間やそこら待ってくれたっていいじゃないかぁぁぁ。スオミもアイノも余程のことがない限りちゃんとニンゲンが起きるまで待ってくれるのにぃぃぃ。ホントにうちのばか夫婦(元)は邪悪である。少なくともお皿がカラになるまで食い尽くしてから起こしにきなさーい!!ああ眠い。

 まぁいいや、それでも昨日は早く寝たから6時間は眠れたし。ちょっぴり悲しいけど、これもなにかの運命と思って日記の更新でもしよう・・・

 と起きてきて二度びっくり!!
 いつもこの更新を行っているダンナのノートパソコンがテーブルの上から消えているではないか。まさかこれは引田天巧イリュージョン??
 っていうか、おもいっきり床にぶち落ちてました。!!!

 ぎゃあああああ!!!
 ダレだ、誰がやったんだぁあ!!!!!
 ノートパソコンは衝撃によわいんだぞぉぉ。液晶が割れたりハードディスクがいっちゃったりしたらもうおしまいなのにぃぃ!!

 そういえばしばらくバックアップとってなかったことを思い出して慄然としながら電源を入れたワタシは、文句もいわず正常に起動してくれたマシン様に心から感謝した。これもウラについてる「ストライクゾーン」という名前の衝撃緩衝用ゴムのおかげだろうか。思えばかつてコレがマシンにつきはじめたとき、「ストライクゾーン?ああ、HDDのあたりにそんなのがついたんだ。でもなに、そのネーミング。ぷぷっ」なーんてあからさまにばかにして笑ったりしてごめんなさい!!ありがとうストライクゾーン!ストライクゾーンばんざい!一生ついていきまーす!(←?)

 でも、なんだかキーボードがかしかしするなぁ。気のせいかしら。気のせいね!(・・・・・)

 とかなんとか言ってるうちに五時半をまわってしまった。なんだか再びじわーっと眠気が・・・
 ああ、まだあと二時間くらいは寝れるなぁ・・・寝ようかなぁ。しくしく。



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