過去の日記置き場です。
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もう3月なんですねぇ。


3月16日(土): 狩りをされる動物

3月20日(火): 犯人はオマエだ!

3月21日(水): いまどきのコドモ

3月22日(木): まだまだ・チョコエッグ戦記(またまたヘンな写真つき)

3月23日(金): 停電の恐怖

3月26日(月): 猫が出た!!(しつこくヘンな写真つき)

3月27日(火): すおちゃん、元通り

3月28日(水): ぱくっ!

3月29日(木): 徹夜でゲーム

3月30日(金): きょうもゲーム


 狩りをされる動物
(3月16日)

 最近ワタシが楽しんでいることのひとつに「アイノいぢめ」がある。
 すわ虐待?!・・とドキドキしないように。いぢめといっても遊んでるだけなので心配しないでください。
 では具体的にナニをしているのかというと、びびりアイノを追い回して遊んでいるのである。
 それってやっぱり虐待?!!・・と衝撃も受けないように。

 以前にも何度か書いたような気がするが、ワタシがどこかに出かけて帰ってくるとスオミとこゆめは「あっ、かえってきたよ!」「かえってきたね!」とわらわら玄関までおむかえに来てくれてそりゃーカワイイ。ところがその間アイノがどうしているかというと、ひとりひっそり竹の子竹になる。・・じゃなくって、ひとりひっそり廊下の奥からびくびくと玄関のほうをうかがっているのである。それで、ワタシたちが近づいてくると大慌てで逃げ出しやがるのだ。

 オマエはなんでワタシのことまで忘れるのねん!

 それも何日も留守にしたというならまだアキラメもつくが、ほんの一時間かそこら買い物に出かけただけでソレなのである。すおちゃんなんかだったら何日留守にしてもしっぽをぴーんと立ててゴロゴロでおむかえしてくれて、その場で「こてん」とおなか出したりして甘えちゃったりするのでカワイすぎてもうなかなか部屋の中まで辿りつけない!・・ってくらい熱烈歓迎してくれるのに、アイノはあまりにも冷たくかつヒドイのである。

 しかし最近わかってきたのだが、名高いばかばか猫アイノといえども実は「完全に忘れてる」というわけじゃーないらしいのだ。その証拠にたとえ帰宅直後でも、こちらがすぐにいつものようにリラックスしてだらーんと座ってたりするとしっぽを立ててスリスリしに来る。
 第二の証拠として挙げられるのは、ワタシはずっと家の中にいてダンナだけが外から帰ってきたような場合だ。そういうときもアイノはビビって逃げはじめるのだが、いったん逃げ始めると、ずっとうちにいたワタシが寄っていっても逃げまどうのだからこれはやっぱり絶対ヘンだ。

 じゃあなんで逃げるのかというとこれが良くわからないのだが、今のところの仮説としては、多分急にヒトが入ってきて静寂(?)が乱れること自体にびっくりビビって本能的に逃げまどってしまうのか?と想像している。なんだかイマイチしっくりこない説明だけど他に理由らしきものが思いつかないので仕方ない。

 なんだ、いちおう「このヒトは知っている」とは思ってるんだ。
 それならなんで逃げるのねん!かえってアタマにくるではないか。
 わしらを信用しとらんのか、キミは!

 そこである日の帰宅時にちょっとふざけて、ビビるアイノを「あいのぉー」とバタバタ追っかけてみたところ。
 あわてふためいて逃げる逃げる!
 しっぽは立ってないのでマジで逃げている!!
 おもしろい!

 追いつめられたアイノくん、ワタシの部屋のすみっこにだだーっと逃げていって隅っこでちんまり座ってまっくろな目でこっちを見ていた。なんかその姿が笑えるので、「アンタはホントにおばかちゃんだねぇ」といいながら少し元来たほうへ戻ってみると、アイノはおそるおそる部屋の入り口まで出て来て顔だけのぞかせて「じーっ」とこちらの様子をうかがっている。そこで、ちょっとからかうつもりでもう一回「アイノ〜!」とバタバタ戻っていくと、「ぴゅっ!」とアタマがひっこむ。
 また立ち去るふりをして少し離れてみると「ぴょこっ」とアタマが出てこっちを見る。
 近寄っていくと「ぴゅっ!」とアタマがひっこむ。
 まるでモグラたたき状態だ。
 すごくおもしろい。(←ひどい・・?)

 そいでもってさらに「あいちゃーん!」と追っかけまわすと、あわてて逃げまどったあげく最後には必ず「すすすすっ・・・」とベッドの下に潜っていってしまうのだが、それがまたたまらなくおもしろい。おしりをひょこひょこさせ、たら〜んとしっぽをぶらさげてスルスルベッド下にもぐっていく後ろ姿がとにかくマヌケなのである。
 ああ、あの情けなくもぷりちーな姿をぜひ皆様にもお見せしたいものだ!

 それにしても本来猫というのは小動物を狩って生きる「狩りをする動物」のはずだというのに、その姿は非常にリスというかネズミさんというかとにかく小動物チックであり、まさに「狩りをされる動物」をほうふつとさせて笑える。

 アイちゃん、アンタは「狩りをされる動物」だったんだね・・
 そういえばちょっとウサギっぽいし。

 とにかくこの「おしりひょこひょこ逃げまくりアイノ」がかわいくて可愛くて、最近は帰宅のたびにこのイケナイ遊びにふけってしまうワタシなのである。これってもしかして歪んだ愛情かしら。
 でもウチにはスオミとこゆめという「正統派・狩りをする動物」がいることだし、気をつけるんだよ。留守中に狩られるなよ、アイノ。(笑)



 犯人はオマエだ!
(3月20日)

 突然ですが、数日間のご無沙汰でした。掲示板にも書いたとおり、ここ数日のワタシは姉一家の「接待スキー」に追われておりました。「ナイスシュプール!」ぱちぱちぱち(拍手)!・・ってなもんです。
 はぁ・・・・・・・(疲労)
 では本日の本題に入ります。

 先日、我が家ではある怪事件が発生した。
 タップリ4合も炊いた大事なコシヒカリ様がムダになってしまったのである!

 まず何が起きたのか順を追って説明せねばなるまい。うちの電気釜は、大半の電気釜がそうであるように上部のボタンを押すと「かぱっ」と開くタイプのものだ。その電気釜で金曜の夜にタップリ炊いたご飯を翌朝食べようとしたときに事件は発覚したのである。

 第一発見者はダンナであった。
 台所に行ったヤツが「うぎゃあああ!」という叫びとともに、「タイヘンなことが!!」とワタシを呼ぶではないか。
 「なになに?」と訊こうととしても「とにかく見てくれ!」というのでてっきりアイノのウ○コスオミのゲロでも床に落ちてるんだろうな、ちっ、そんなことで大騒ぎするなよ!・・ってカンジでしぶしぶ見に行ったワタシは絶句した!

 なんとお釜のフタが何者かによって全開にされていたのである。
 当然ながら中のゴハンはきれいさっぱり水気というものを全て失ったカピカピの固まりと化しており、その姿はあたかも「黒くないおこげ料理」か「固焼きそば・ゴハン版」かという凄まじさだ。はっきりいって食えない。煮ても焼いても炒めても食えそうにない。
 よ、4合も炊いたのに・・・・・・
 ワタシも思わず「うぎゃああああああ!!」と断末魔の叫びをあげてしまったことは言うまでもない。

 もったいない!もったいなすぎて泣けるではないか!!なんたってお米には7人のカミサマが住んでいるのである。ゼイタクは敵だし心頭滅却すれば火もまた涼しいしお父さんお母さんを大切にしようなのである。(怒りのあまり意味不明)
 いったいこのような凶悪事件を許してよいものであろうか。ワタシはこのとき「犯人逮捕」をかたく誓ったのであった。

 ここでさっそく捜査線上に浮上した第一容疑者はスオミだ。
 なぜならかつて電気釜を置いているレンジ台に上がった姿を目撃されているのはスオミだけであり、さらにヤツには台の奥に貯蔵しておいた「シーバデュオ」や「ビスカル」をひっぱりだされてカジカジにかじりやがったという前科があるのである。
 それを覚えていて、またお菓子をゲットしようと「ぴょーん」とレンジ台に飛び乗ったスオミが、誤って電気釜の開閉ボタンを踏んでしまった可能性は高い。
 ワタシはスオミを疑った。
 「すおちゃん、アンタやった?アンタなの?」
 背景におどろおどろしい炎を飛ばしながらうらみがましくスオミに迫るが、すおちゃんは「ゴロゴロ」とか言っている。
 ゴロゴロじゃねーだろうが!!
 っていうか、この甘え態度はあやしくないだろうか。何かやましいことがあるのではないのかっ!

 しかしまだスオミを犯人と決め付けるのは早い。
 我が家で食い意地ナンバーワンといえばこゆめに決まっている。こゆめが目新しい食い物を求めてレンジ台に上がってみた、という可能性もぬぐいきれない。
 「こゆたん、アンタなにかやった〜?」
 ワタシの後ろにいはヒトダマが飛んでいたと思う。しかしこゆめは「きゅう」とかカワイイ声を出して甘えている。
 「きゅう」じゃねーだろうが!!
 っていうか、このワザとらしい媚の売り方はあやしくないだろうか。何かやましいことが(以下同文)。

 そして残る容疑者はアイノということになるのだが、ワタシはアイノに関してはまったく疑いを持っていなかった。
 なぜならアイノにかぎって「レンジ台に上がる」という運動神経および知恵を持っているとは思えなかったからだ。・・・いや、いくらなんでもレンジ台にジャンプするくらいの運動神経はあるよね。ごめんねアイノ。でも知恵はぜったいないよね。

 かくて「アイノはばかばかだから犯罪に手を染める知恵などなし!」というかなり失礼な理由から容疑者は二名に絞り込まれたが、目撃者も物証もない以上どちらが犯人とも断定できない。我々はスオミとこゆめに疑いの目を向けたが、その場ではそれ以上の追求はあきらめるほかなかったのである。

 ところが、その翌日。
 居間にいるワタシの耳に台所のほうから「カサカサカサ・・・」というあやしい音が聞こえてきた。
 これはスーパーのビニールの立てる音だ。となれば、こゆめか?(1月29日の日記参照)しかしこゆたんが届くところに袋を放置した覚えはない。ではいったい何故??・・とあわてて見にいったワタシが見たものはっ!!

 レンジ台の上でスーパー袋をかじかじしているこゆめの姿であった。
 確かに、ゴミ袋として再利用するためにしばって貯めておいたスーパー袋の備蓄場所はレンジ台の奥だった。しかしそれはまったく考えていなかったあ!
 な、なんということだ。
 謎はすべて解けた!っていうか真実はいつもヒトツ!っていうか、どっちもあんまり読んでなくてわかんないから省略。
 とにかく、この悪のこゆたんめっ、オマエが「ゴハン殺人事件」の犯人だったのだな!!!!!
 「犯人は必ず現場に戻る」ってのはホントウだったんだね。

 このようにして事件は急速に解決へ向かったが、ここまで怒るタイミングを外した以上どのようにして叱れというのか。
 結局われわれ被害者同盟は泣き寝入りするほかなかったのである・・・・
 しかし二度とこゆめが乗れないように足場をなくしたことはいうまでもない。

 それにしてもこゆめ、オマエはなんでそんなに食い意地がはってるのだあ!!



 いまどきのコドモ
(3月21日)

 昨日まで遊びに来ていた姉一家の子供は小学2年・男だった。この春休みが終われば3年生である。
 彼はどこにでもいる普通の小学2年生ですが、ちょっとだけ違うところがありました。そう、奥様は魔女だったのです。・・じゃなくって、彼は私立小学校に通っていたのです。・・・「奥様は魔女」のオープニングってこんなんだったかなぁ。忘れたなぁ。

 とにかく、このガキの通ってる小学校ってのがまた普通じゃないのだ。実はワタシもうちのダンナも、それぞれ別の県のではあるが地方国大の附属小学校に通った経験があるので「フツウじゃない小学校」にはわりと免疫があるほうなのだが、ヤツの学校はそんなレベルではない。もうびっくりしちゃうんだ、これが。

 ヒロくん(仮名)の通う学校は、私立ではあるがどこかの附属とかではなく、中学部も存在しない。ほんとうに小学校教育だけを行う学校だ。つまりそこの生徒たちは、中学校に入るときにまたそれぞれの希望校の入試に挑まなければならないのである。いきおい先生も生徒も「いずれやってくる受験」を視野にいれて、勉強熱心になるというわけらしい。
 小学生のときから受験を意識して勉強しなきゃなんないとは、ガキどもにしてみれば気の毒な話ではあるが、ふつうの学校に通いながら中学受験のためにがっちり塾に!・・っていうよりはもしかしたら少しはラクなのかもしれない。

 ウチのすちゃらかな姉がなにを考えてそんなところにガキを放りこんだのかは知らないが、おかげで習ってることも一味違うのである。
 たとえば!みなさんは「セイユ」っていわれたら何を想像するだろうか。ワタシはまず「西友?」と聞き間違えて、「セイユ」だとわかると次に頭に浮かんだのは「製油」だった。が、なんか違うような気がしたので「それってなんのこと?」と尋ねると、「ワンワン」とか「ニャンニャン」とかいう続き言葉の擬音のことだというではないか。
 つまりそういう擬音のことを文法用語で「声喩」というんだそうだ。そんなことを小学2年生の国語で習っているらしい。

 なんじゃそらぁ????
 そんなのきいたことあります?奥様。

 っていうか、絶対に習ったことないし、別に知らなくてもこれまでの人生において特に不都合がなかったことも断言できる。今後必要があるとしても、クイズ番組に出演したときくらいだろう。

 もしやその学校は「未来のクイズ王」養成機関なのだろうか。
 おそるべし、クイズ小学校!!

 日夜そのようにオタクなことを学ぶヒロくんだが、その中味は少々ボキャブラリーが豊富ながらもフツウのコドモであり、「ゼルダ」攻略に燃えるガキであったことは安堵すべき事実であったと書き添えておこう。
 そうそう、ワタシ「ゴロンのダンス」のプラチナレベルと、どうしてもやっつけられなくて苦しんでた花が4つ生えたみたいな中ボスの攻略をおねがいされて思わず請け負ってしまいました。ちなみにちゃんとどっちもクリアしてあげたよ。ふっふっふ。

 ホントに全然関係ないけど、ゲームボーイってはじめてさわりました。けっこう使いやすいしゼルダ面白そうだった。ああっ、ゲームボーイアドバンス欲しい!欲しいよ〜。(←小学生並みのオトナ・タマシイの叫び)



 まだまだ・チョコエッグ戦記
(3月22日)

 これまで何度か書いてきた「チョコエッグ」の話だが(2/202/28の日記参照)、その後も営々として挑戦は続いている。

 続いているが、はっきりいって結果が伴っていない。

 まず依然として猫が出ない。あれから当たった猫は、最初に当たったのと同じアメショのシルバー一匹のみだ。
 どうしてここまで当たらないのだろう。逆にめちゃくちゃツイているような気さえしてくる。toto買ってみようかな。

 第二の問題は、ある種類が一度当たりはじめるとなぜか際限なく当たってしまうということである。
 たとえば、一時期妙にウサギづいていて、あっというまにウサギをコンプリートしてしまった。そのままウサギが当たりつづけたらそれはそれでがっくり来るものがあったが、幸いにしてその後のウサギ率はぐんと下がったから、まぁそれはそれで良かったといえよう。

 しかし、今のウチのトレンドはネズミである。お子様にも大人気!おもちゃ屋さんでも売ってるよ!というあのゴールデンハムスター様ご一行が当たって当たって当たりまくっているのだ。
 全然関係ないが、昨今のハムスターブームってなんだか心配だよね。子供でも買えるくらい単価が安いから、思いつきでいい加減に買ってこられてひどい目にあうネズミさんもいるんじゃないだろうか。いくら売れるからって、生き物をおもちゃと一緒に売るのはどうかと思うのだが・・

 むっ、思わずマジメかつ暗い方向に話がそれてしまった。
 とにかく、ネズミが当たるのである。「またですか!」ってくらい当たりまくるのである。
 あんまり当たるから、ついに「ネズミボウリング」が出来るようになってしまった。

                   これが伝説のネズミボウリングだ!

 むなしい。
 いくら「ストラ〜イク!」とか叫びながらガラガラねずみさんたちを倒してみても、心の底からしんしんと冷えてくるいっぽうだ。
 さすがネズミ算!いっぴきいたらその30倍!というのはホントウだったんだね。(それは違う生き物でしょう・・)

 もうすぐこの「ペット動物」シリーズの販売は終わっちゃうらしいのだが、いったいそれまでにもう一回くらい猫は当たるのだろうか。こんなにエサを用意して待ってるのに・・・・(←ブラック)



 停電の恐怖
(3月23日)

 ワタシが子供の頃は、けっこう「停電」って多かったような気がする。
 九州に住んでいたこともあって、夏になると何度か台風に直撃されるのが常であったのだが、そのたびに思いっきり停電になったもんだ。ローソクつけて花札やったりローソクの灯りでお風呂入ったり、なかなか「非日常」な感じが子供心におもしろくってワクワクした記憶がある。
 ・・・そういえば大学時代の同期に長崎出身の青年がいたが、カレはあの「長崎大水害」(めがね橋が落ちちゃったり何人も死者が出たやつ)が起きた時、ローソクつけて家族でマージャンをやっていたそうだ。近隣で死者が出る騒ぎだというのにお気楽に「ロン!」とか言っていたのかと思うと情けなさのあまりナミダが出そうになる。

 まあそのように昔はよく停電したのであるが、最近は電力会社の努力のおかげなのか居住地域的に台風だの落雷だのが少ないせいなのか、事前に連絡される工事停電以外の停電にはとんとお目にかからなくなった。

 ところが、めずらしくも今夜我が家で二度も停電が起きたのである。

 もっとも正確に言えば「停電」というよりは「瞬断」のようなものだ。突然「ばちっ」と照明もテレビも消えて「ヒューズが飛んだのか?!」と驚いているとすぐに「ばちっ!」と全部再点灯した。なんだなんだ、と思っているとまもなくもう一回「ばちっ」と消えて、またもやすぐに再点灯したのである。
 ヒューズが飛ぶほど電化製品使ってなかったし、明らかに何らかの理由でほんの一瞬の停電が発生したのだと思う。
 今回幸いにして「瞬断」だったので、家電製品のタイマー類が無事で助かった。まともに停電されたら、電話機だのビデオだのオーブンレンジだの、何もかもぜーーんぶ時刻設定をしなおさなくちゃいけないところであった。それにしてもなんだって近頃の家電製品は「時刻設定」が必要なものが多いんだろう。別にいいじゃん、レンジなんて・・・

 それにも増して幸いだったのは、パソコンを立ち上げて作業してる時じゃなかったことである。バチン!と落ちた上データが壊れたりなんかしたらもう泣くに泣けない。

 そういえば、前の会社でワタシが入る前に「フロア停電」があったと聞いたことがある。そこはユーザサポート部門だったので、何十人もの社員がパソコンを操作しながら電話で客と話していたわけだ。そんなときにいきなり照明もマシンも「バチン!」と落ちたらたまらない。
 「うわあっ!!」という悲鳴が自然発生的にフロアじゅうから上がったらしい。(笑)
 その話をしてくれた友人もちょうどお客さんと話している最中だったのだが、思わず「あっ!!」と叫んでしまってお客さんに「ど、どうしたんですか!」と訊かれちゃったそうだ。だははは。でもこの場合叫ぶよねぇ、やっぱり。

 とにかく、技術の進歩はありがたいもんだ。停電が減ってホントによかったよね。・・とはいえ、きょうのアレはなんだったんだろう。その後も何回か、完全に消えこそしないものの「ふっ」と暗くなったりする、電圧低下?ってカンジの現象が何度もあった。
 うーん、心配だ。この日記も早いところ書き切ってとっととセーブせねば。どきどき。



 猫が出た!!
(3月26日)

 ほんとにしつこくてすみません。またチョコエッグの話です。
 しかし、これまでの苦闘の歴史を綴ってきたココだからこそ、このヨロコビを高らかにうたいあげたいのであるっ!

 猫が出ましたぁぁぁ!!

 思えば苦しい日々であった。苦節?日、ついに今回の購入分で三毛系の猫がそろって出たのだ!

 まずこれが、スコティッシュフォールド・トービーアンドホワイト。

                 キャットショーでは勝てないかも(笑)

 ・・・・・・・・
 期待したわりには、あんまりかわいくない。
 でも、腕のあたりにも「みーっ」と模様がはみだしてる感じがなかなかリアルだ。実はすおちゃんの足にも、こんなふうにはみだし模様があるんだよね。なかなか芸が細かくてうれしい。
 でも、かわいくない。(・・・・・・・)

 気をとりなおして次いってみよう。これが日本猫・三毛だ!
左甚五郎・作(ウソ) これが横向き。

 うーん、これはリストの写真で見たイメージより可愛いかも。へへっ。(←・・・)
 せっかくの念願の三毛猫だから、もういっちょ写真を!

                        我が家にやってきたばかりの三毛猫たち

 ピンクのおはなと口元がけっこうぷりちーでしょ。いやー、よかったよかった。このまま三毛猫が出なかったら、三毛猫党のコケンにかかわるところだった。(なぜ?)

 しかしこの猫を出すために我々がはらった犠牲は大きい。
 前回ナミダで紹介させてもらった「ハムスターボウル」はまだ記憶に新しいかと思うが、実はそのほかに「ウサギオーケストラ」まで組めちゃってるのである。

           指揮・ハムスター先生、演奏・ウサギフィルハーモニーオーケストラ

 このとおり、三管編成のウサオケだ。・・っていうか、楽器もってないからウサギ合唱隊かもしれない。
 ためしに並べてみたら妙にハマっているゴールデンハムスターの指揮者が哀感をそそる。

 とりあえず三毛系の猫が出たからちょっとは気がすんだが、お店に出まわっているうちはもうちょっと挑戦してみます。ウサギオーケストラが四管編成とかにならないように祈っててください・・・



 すおちゃん、元通り
(3月27日)

 アイノがうちにやってきて約一年経った。・・ということにこのあいだ気がついたから急にうちのねこたちを更新したりしているのだが、それにしてもまだ一年だなんて信じられない。
 ぺったぺったと足音つきで歩くアイちゃんはほんとに可愛くて、「ああっ、ブサイクでもいいのよアイノ!」・・と例によって愛があるのか失礼なのか紙一重なことを考える毎日である。

 それよりも近頃感慨深いのはスオミの変化だ。

 すおちゃんときたら元々すさまじい甘えん坊のうえに控えめというなんだか良くわからない複雑な性格のため、一人っ子時代は本当に大変だった。
 「かまって!かまって!!こっち見て!!!あそんでぇぇぇ!!!!」とそれはそれは可愛らしく要求してくるのだが、そのわりに「スオミ、こっちへおいで♪」と呼んでも来ない。たまに近寄ってきたかと思うと、必ずこちらの手が届かないくらいの距離をおいたところで「こてん」と倒れて切なげに見る。それがあんまりかわいいので仕方なくニンゲンのほうが立ち上がって傍まで行き、「すおちゃん、ちゅきちゅきー♪」(・・・・・)となでなですれば、ふいっと立ちあがってまた少し遠くに行ってしまう。あれっ、じつは構われたくないのかな?と思ってニンゲンが戻ればまた「みゃ〜ん」とハイソプラノの甘え声で呼ぶ。

 スオミ様、アナタはどうしたいんですか。

 ・・とマジギレしたくなるくらいそれはそれはタチのわるい甘えっぷりだったのである。

 しかし、アイノが来てからというもの、スオミの凶悪甘えはぱったりと影を潜めた。
 すおちゃん、なんだかちょっと余所余所しいのである。
 アイノとも(一方的に)仲良く暮らしているし、問題行動も何もない。外出から帰ってくれば以前と同じようにお迎えにも来てくれる。ときには甘えてくれることだってあることはあるのだが、そこにアイノがやってくると「すーっ」とフェイドアウトしてしまう。

 ・・そういえばこれは現在でもその傾向があるのだが、アイノやこゆめにはあからさまにワタシに甘える自分を見られたくないようなのである。やっぱり自分は年上でおねえさんっていう意識があるのかなぁ。
 なんというか、猫って・・・・・
 感情のレベルがホントに人間並みだよね。感心しちゃう。

 とにかくアイノ到来後は、ちょっぴり人間に・・というか特にワタシに対して距離をおくようなところがあったスオミなのだが、それがあるとき急に改善されてしまった。
 「あるとき」とはほかでもない、こゆめがやってきてからである。
 どうしてそうなったのかは良くわからないが、新入りの元気なちびすけに「しゃーっ!」とすごむアイノの姿を見て「あっ、この白いのも過去の自分と同じ困惑を味わっているんだわ。ざまーみろ。」(・・・・)とかなんとか思って何かふっきれたのかもしれない。

 それから急に前のような甘えが復活して、「ああ、すおちゃんは半年ものあいだずーーーっとスネていたのかぁ!」と目からウロコが落ちる思いだったが、その甘えっぷりが最近またどんどんすさまじくなってきたのである。
 特に夜!
 パソコンに向かっていると、横にあるテーブルの上に乗って、「きゅーっ」と甘え鳴きしながらワタシの肩に手をかけてくる。
 びっくりしてすおちゃんを見ると、もう目がうるうる小さくゴロゴロ言っている。
 めちゃくちゃカワイイ。
 でも爪がイタイ。

 ・・まぁ、ここまではまだいい。問題はこれからなのである。

 あぁん、すおちゃぁぁん♪・・とだっこすると嫌がって床に下りちゃうから、またパソコンに向かうでしょ。そうするとスオミもまた「みゃ〜ん・・」とせつなく鳴いてゴロゴロいうのね。あまりのことに耐えられないので仕方なくまた可愛がるんだけど、これがもう際限がない。際限がないので、そのうちにやめて作業に戻るとまた「きゅーん」とかいいながらのびあがってヒザにすがったりするし。そんなことされちゃうとまた「すおちゃーん♪」と可愛がらずにはいられない。でも永遠に可愛がってもいられないのでそのうちやめるでしょ。そしたらまたテーブルの上からワタシの腕に手をかけて(以下同文)
 それはまさに終わりのない試練!

 あああ、たすけてくれえ。

 毎日毎日、コレを一時間も続けられる身になってほしい。
 スオミ様、すっかりきっぱり200パーセント元通りになったようだ。
 うううん、いいの。カワイイからうれしいんだけどね。でももうちょっとラクな甘え方ってあるよね。ヒザに乗ってくれるとか、足元で寝るとか・・・・・

 めちゃくちゃ温厚ないい子で控えめで可愛いすおちゃんは、実は我が家で一番手がかかる子だったのである。
 人生なにが災い(?)するかわかんないもんだよねぇ。



 ぱくっ!
(3月28日)

 最近「アイノを追っかけて遊ぶ」のが好きだと書いたが、もうひとつばかな遊びに凝っている。
 それは、猫が「くわ〜」とアクビをしたときにすかさず口の中に指を突っ込む!・・という危険な遊びである。あぶないので良い子はマネをしてはいけませんよ。(←そうか?)

 でもこれって、猫を飼っている人なら一度はやってみたことがあるんじゃないだろうか。だって目の前で無防備に「ぽかーん」と大口を開けてるのを見るとつい指を入れたくなっちゃうのが人情ってもんでしょ、ねえ若旦那。(ダレに言っているのだ・・)

 もちろんうちの猫たちは全員この洗礼を受けているが、特に成功率が高いのはアイノだ。「くあ〜」と大口を開けたところに「それっ!」とひとさし指を突っ込むと「かくん」と閉じたときにはさまる指に「????」とホントに意外そうにきょとんとするのがたまらなくマヌケかわいい。
 しかもコイツは、何回同じことをされても毎回おもいっきり引っかかるところがサイコーにマヌケでポイント高い。やはりこういう遊びにアイノのようなマヌー小僧は欠かせないようだ。ブラボー、アイノ!

 でも、ワタシの指をくわえてきょとんとするアイノのおくちを見ると、いつのまにかとっても太く強そうになったまっしろな犬歯にちょっと感心してしまう。やっぱり歯ひとつ取っても、女の子よりもがっちりして大きくて強そうで、まさに「キバ」ってかんじがするのである。うーん、男の子だなぁ。なんといっても「狩りをする動物」だしね!・・っていうか、アイノは「狩りをされる動物」だったっけ。ははは。

 女の子たちにもこの遊びは時々仕掛けるけれど、アイノくんよりかしこくてちょっぴりナマイキな女性陣にはいつもちょっと憮然とした表情をされてしまうのでつい「ごめんごめん」と謝ってしまう。・・いや、ホントに謝るようなことしてるんだけどさ。はははは。
 でもこゆめの口は他の子にくらべてサイズが小さいので、よく外しちゃうんだよね。早く大きくなってくれないかなぁ。(そ、そんな理由で・・・?)

 とにかく猫のアクビに指を突っ込むのは楽しいです。猫と暮らす皆さんは是非お試しあれ。



 徹夜でゲーム
(3月29日)

 ワタシは今日から突然忙しくなってしまった。
 というのもゲームのせいである。きょうは珍しく午前中のうちに某ヨドバシカメラへ向かい、本日発売のゲーム「スパロボα外伝」を速攻ゲットしてきたのだ。

 突然ですがワタシはゲームが好きだ!!(魂の叫び)

 若い時分(・・・・)に比べるとゲームに賭ける根気も迫力もだいぶ減退したとはいえ、イケてるゲームをゲットするとやっぱり朝までやってしまうくらいのやる気はまだ残っている。
 それにしても若い頃は良かった。(←?!)ドラクエを明け方までプレイした挙句フラフラで会社に行き、「今日は寝ないと死ぬなぁ」と思いつつも家に帰るとついスーファミの電源を入れてしまったあの日。はたまた、久しぶりにひっぱりだしたマリオ3がやっぱり面白いので、「何故今ごろこんな昔にクリアしたゲームを必死こいてやっているのか我ながらわからない」と一抹のむなしさを抱きながらも朝までプレイしてしまった平日の夜。そうそう、スーファミと一緒に買ってきた最初のソフトはグラディウス3だったなぁ。初めて電源を入れて、デモの画像を見たときのあの感動!2面のボス・クリスタルコアに美しさにふるえながらも瞬殺してしまったときの悲しみ!!

 思い起こせばすべてが美しい思い出だ。(ほんとにそうか?)

 とにかくワタシはけっこうなゲームおたくなのである。ドラクエもファイナルファンタジーもメガテンも1からほぼリアルタイムで全部クリアしているし、なかでも特に偏愛するメガテンシリーズをプレイするためならサターンだって買っちゃうのである。

 まぁそんなわけで、お気に入りのシリーズである「スパロボ外伝」をゲットしたからにはもちろん狂ったようにプレイしなければならない。そのことはちゃんと黙示録にも予言されている規定の出来事なのである。(←?)
 あっ、関係ないけど黙示録ってこわいよね。あれはつまり終末予言らしいんだけど、あの中に出てくる「ニガヨモギ」の話ってポピュラーなのかなぁ。いや、黙示録の中の「終末がはじまるとこれこれこういう現象が起こる」って列記されてる事象の中に「星が落ちてくる」っていうくだりがあってさ。確か「その星のために世界の海の三分の一が苦くなる」みたいな話なのだが、「その星の名は『ニガヨモギ』という」ってはっきり書いてあるの。これだけ読むと何のことなのか、どうして唐突に「ニガヨモギ」という名前の星が落ちるんだか意味がわからないでしょう。じっさい聖書学者の人たちも何百年も意味がわかんなかったんじゃないかと思うんだけど。
 それがね・・あの原発のあった場所の名前、「チェルノブイリ」っていう単語はロシア語で「ニガヨモギ」っていう意味なんだって。元ロシア語学科のうちのダンナに露語辞典ひいてもらったけどホントなんだよ〜。
 これって、コワイでしょう?!ものすごくコワイでしょう?!?!

 ああ、夜中にまた無意味にぞっとしてしまった。イカンイカン、ワタシにはそんなことをしているヒマはないのだっ!ゲームをしなければっ!!

 というわけで、クリア前に世界が終わっちゃったら困るので(?)今日はこれから徹夜でゲームします。ほんとにクズね、ワタシって。



 きょうもゲーム
(3月30日)

 ほんとに朝までゲームをやってしまった。外が明るくなってカラスがカーカー鳴いて猫たちがその声に反応して「きゅぴーん」となって走り回るまでやってしまった。

 徹夜でゲームをやって、「どよーん」としたアタマでサワヤカな鳥の声を聞いたときほどむなしいものはない。この独特の無常感は、体験したものにしかわからないであろう。

 ああ、ワタシってなんでこんなにバカでクズなんだろう。

 まあやってしまったものは仕方ないので、今日は思いっきり昼間寝て(笑)「よし、そろそろはじめるか!」・・と思ったところにタイミング悪くダンナが早く帰ってきてしまった。それもこれもセリーグの開幕戦のせいである。ヤツはとにかく野球好きなので、絶対アレが見たいたためにとっとと帰って来たに違いない。
 くそー、野球め。(絵に描いたようなサカウラミ)
 おかげでゲームが出来ないばかりか、くそ巨○が17点もとりやがるという胸くそ悪い試合を見せられてしまって、もう心の底からがっくりイヤな気分である。ああつまらない。今年もこんなのばっかりだったらもう野球なんて見ないぞ。どうせ中継するならパリーグの試合をやれ、パリーグの!!・・・あっ、巨○ファンの方、ごめんなさい。負け犬の遠吠えだと思って笑って許してね。(・・・・)

 そんなわけできょうはこれからが勝負だ。寝てばっかいたおかげで書くこともないし(なさけない・・・)、さっそくプレステ様を起動することにします。えへへ。

 ところで、これってホントウに日記ですね。
 このアホ日記もなんだかやっとフツウの日記っぽくなってきたなぁと思う今日この頃。
 うーん、春ですねぇ。(←?)
 でも北海道は今日も雪が降ってたけどね。



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