![]() |
過去の日記置き場です。 いちおうしばらくは置いときます。 |
箱だいすき(4月1日) ああ、阪神よ。きみたちは健闘した。負けたとはいえ、あの金満チームをあそこまで苦しめてくれるとはっ!!どう考えても3タテ食って当然みたいなカードでひとつでも勝ってくれただけで十分だ!シシ神様もお喜びじゃ。オマエはよくやった、さあ森へ帰ろう。(←?) ・・ととりあえず野球ネタで入ってみたが、毎度巨○ファンの皆さんごめんなさい。うーん、巨○の選手たちにはウラミはないんだけどねぇ。斎藤がんばれ!松井いいぞ!南泣くな!(笑)・・でも巨○はキライ。なんでだろう?? ここでおもむろに猫の話になるのだが、猫っていうのはどうしてこう袋とか箱とかが好きなのか。 というのも他でもない。実はきょう、型落ちで激安だったファックス電話機を買ってきたのである。我が家のFAXは前からかなり調子が悪く、紙送りの時に手で筐体を押さえていないと「カタカタカタ」とかなんとかいって必ず紙詰まりを起こしてしまうという困ったクセがあったのだ。・・っていうか、それ、クセか? そんなところに「激安・5台限定!」のチラシが入ったら、物欲大魔王のワタシに依存があろうわけがない。これで我が家もついに普通紙FAXに移行できたぞ!ばんざーい。 でもほんというとFAXってあんまり使わないんだけどさ。まぁそんなことは小さなことだ。気にするな。(?) いや、FAXのことはどうでもいいのだ。だから、猫ズがね、たいへんだったのね。 猫とお暮らしの皆様ならば「新しい家電製品の箱」と「猫」というお題を貰った時点で既にどのような展開になるかはご想像がついていることであろう。それ、アタリです。完全にすっかり午後はまるごとおもいっきりアタリです。 皆様のご想像のとおり、持ち帰った新しい電話機の箱を見るなりスオミの目が輝いた(ような気がした)。すおちゃんったら、もうぴったり箱から離れなくなっちゃって、くんくんしながらついてくる。ああヤッパリ・・・とがっくりしながらもとりあえず居間に箱を置けば、スオミのほうもとりあえずその箱の上に座ってみる。「おいおい、開けられないよ」と困っているとさらにその箱の上に寝そべってくつろいでみる。「おいおいおい、ますます開けられないよ」と深く困惑していると「なんだなんだ」とやじ猫のアイノとこゆめもわらわら集まってきてどんどん状況は悪化の一途をたどっていくではないか。 さすがスオミ様! ニンゲンのジャマにかけては一流だ。ジャマのツボをこころえているね! やっとの思いでスオミ様におどきいただいて開封すれば、正しい猫のスオミ様は当然のように空き箱に入ってみる。猫界のことわざに曰く、「箱を見たら入れ」。いや、「箱があったら入りたい」かなぁ。とにかくさすが正しい猫・免許皆伝のスオミ様である。 もういいからそのまま箱に入ってろと祈っていればさっさと出てきて、これから開けようとしている添付部品の箱の上にごろんと寝る。だから、どうしていちいち一番そこにいてほしくないと思うところに行くかなぁ。 うーんスオミ様、ほんとうにナイスです! ホントに「猫がいる」というだけで、たかが箱一個開けて中味を出して設置するということが恐ろしく困難な作業にヘンシンしてしまうのである。なんという恐ろしさであろうか。「猫の手も借りたい」ってよくいうけど、ほんとに猫の手を借りたら絶対仕事が増えること間違いなしだ。あれはホントは「猫の手を借りた場合の惨状を想像すればどんな状況も耐えられるはず!それくらいならがんばって一人でやりなさい!」という祈りをこめた先人たちの強い戒めのコトバなのかもしれない。 しかし、ほんとにどうして人類はそれでも猫と暮らしてきたんだろうね・・・ やっぱりカワイイからだな。それしか考えられない。(以前展開したこの説を参照) ちなみに「正しい猫・修行中」のこゆめも箱にはいったり梱包材の中に入ってひとりでコーフンしてみたりとそれなりに健闘していた。うむ、そこの若いのはなかなか見込みがあるねぇ、とスオミも満足そうだ。よし、スオミが箱の上からどいた!・・と思うと今度はスオミのかわりにこゆめがすました顔ですわりこんでいたし。ああ、どうしてこんな時だけ似たもの姉妹になるんだろう。 すおちゃん、あんまりこゆめを教育しないでね・・・・ |
男の子女の子(4月4日) きょうもこゆめはやってくれた。 なんと流し台に飛び乗り、解凍中だったお肉のカタマリを床にぶち落としてくれたのである。 さすがは伝説の食い意地猫・こゆめだ! こゆめが食材を狙う姿は、あのアルタミラ洞窟の壁画にも残されているという。古代人たちにとってもこゆめの食い意地は恐るべきものだったのであろう。(←一部フィクション。っていうか完全にフィクション) もちろんワタシは怒り狂ったわけだが、しかし!! 実は今回、現場を目撃したわけではないのである。気がついたらぶち落とされていたので、ホントにこゆめがやったかどうか確信はないのだ。 つまり、犯人はスオミかもしれないのである。ああ、コシヒカリ殺米事件に次ぐ疑惑が生まれてしまった。 そうそう、実はそのコシヒカリ事件のときもいったんは「こゆめが犯人だ!」と断定したものの、その数日後にワタシは見てしまったのである。こゆめと同じように、レンジ台に乗ってお菓子を探しているスオミの姿を!! かくして事件は迷宮入りしたのであった。 まったくうちの女の子たちときたら、なんでこう悪の猫たちなんでしょう。 それに比べてアイノは、意外にも(←しつれい)まったくそういう悪戯をやらないいい子なのだ。臆病だけど素直だし、キャットフードの選り好みもせず何でも食べてくれるし、とにかく「裏表がない」という印象なのである。 こういう基本性格って、もしかして性別とも関係あるのかなぁと思うことがある。 女の子たちは概してかしこくて、こちらの感情にも敏感なかわりに、なんというか「計算してる」カンジも見え隠れするのだ。ワタシが見てないところでこっそり悪さを働こう、なんてのもいつも女の子。しかもコイツら、「これをやったら怒られるな」ってのをうすうすわかっていながらやってるフシがあるのでタチが悪い。こゆめなんか、現場を抑えて「こらっ!」っていうと、「あ、みつかっちゃった・・・・」ってカンジで殊勝げにこっちを見てすぐやめるもん。なんつーか、悪賢いんだよね・・・・ その点アイノにはそういうウラは全くない。仮に同じように流しにのぼった現場なんかを押さえたとしても「なになに、おこってるの?どうして??」ってカンジで、きょとんとするだけだと思う。怒られるんだ、ってわかったら多分もうやらない。 なんというか男の子は、素直でどこかヌケてて無邪気で、みていてココロ休まるようなところがある。 ・・単にアイノが「おばかちゃん」だからそうなのかもしれないけど。 それで最近のワタシは、「男の子の無邪気さを持った三毛柄の子が欲しい」(笑)というかなりムリムリな野望を抱くに至っている。いいよねー、三毛少年。アコガレです。 でもね、女の子もいいもんだよ(フォロー)。アタマがいいからかなりこっちの言葉が通じて、会話をするように意志疎通が出来るヨロコビを味わえるし、どんなに甘えん坊な子でもちょっとドライなところもあって、常にこちらの思うようには動いてくれないのがまたイイ感じなのだ。そういう「いまひとつ思い通りにならない子」が急に寄り添ってきたりするとぐっと来ちゃうでしょ。しかもニンゲンの感情にも敏感なので、落ちこんでるときなんかに寄り添ってもらえちゃったりするともう〜!! ニンゲンなんて骨抜きよ、ってなもんだ。 結論としては、女の子にも男の子にもそれぞれの魅力があってどちらも良い!ということか。 あ、おばかちゃんもいっぴきいるとすごくいいですよ。(・・・・・) おまけ **きょうのプロ野球コーナー** (←い、いつからこんなコーナーが?) えらいぞヤクルト!!キミたちの健闘を永遠に称えるため(?)これからもジョア・レモン味を愛飲させてもらうよ!(おいしいんです、レモンのジョア) そして、泣くな南!二軍に行ったら小野と西山と入来にヨロシクね!! |
猫の呼び名(4月8日) いやー、きょうもいい日だったねぇ。「特命リサーチ」見てたから野球中継はあんまり見てなかったんだけど。でも小野は見たよ。すっごい久しぶりだねー、小野!でもチャンネル合わせて「小野だ!」って叫んだ次の瞬間に「カキーン!」とヒット食らってたのが大爆笑だった。 さてと、野球ネタはこのくらいにして。 皆さんは、自分ちの猫をどんな風に呼んでいるだろうか。 アイノの名前をつける話のところでもちらっと触れたが、大抵の場合猫の呼び名というのは省略されているのではないかと思う。うちでもその例に漏れず、スオミは「すおちゃん」。アイノは「アイちゃん」。こゆめは「こゆたん」。・・というのが王道的省略ネームとして使用されている。 しかしっ!!! 我が家では同時に、常人には何故そんな呼び名になったのか想像もつかないような呼び名もまた使用されているのである。 たとえば! スオミは「すおりこみ」。アイノは「たらちゃん」。こゆめは「たみたみ」。 なんだかわかりますか? ぜったいわからないよね。 スオミの「すおりこみ」はまだ最初に「すお」というのがついているから良いが(そうか?)、他のは原型すらとどめていない。こりゃ一体なんなのだとお思いでしょうが、これは全て下記のとおり、謎の活用を行った結果なのである。 @スオミの場合: スオミ → スオミねこ → すおねこみ → すおりこみ Aアイノの場合: アイノ → あいのら → あいたら → たら → たらちゃん Bこゆめの場合: こゆめ → こゆたん → こゆたみ → たみたみ ふつうの人が見ても全て意味不明ながら、猫を飼ってらっしゃる皆さんの中には「あるあるある!」と懐かしの「100人にききました」のギャラリーのように叫んでしまった御仁もいるのではないだろうか。猫の呼び名というのはこのように複雑怪奇に活用されていくものなのである。・・・たぶん。おそらく。きっと。 そんなわけで、「たみたみー」と呼ぶダンナをみて「たみさんは野菊のようなねこだねぇ」というコメントで切り返す、などという楽しい会話(?)が日夜繰り広げられているのであった。・・・楽しいかなぁ。 そうそう、不思議なことに、ここまで全然違う名前で呼ばれててもみんな「これは自分のことだ」って理解してるみたいなのがすごいよね。いったい猫たちは、何をもって「コレはわたしを呼んでいるのだわっ!」と認識しているのだろうか。わからない。 「うちの猫はもっとものすごく画期的かつ独創的な活用形で呼ばれている!!」という例をお持ちの方、是非とも教えてください。おもしろそうなので。っていうか、こんなヘンな活用するのがもしウチだけだったらすごくイヤなので。 ウチだけだったら・・・どうしよう・・・・・・・ |
グーが好き。(4月10日) 猫というのは、「ごんずり」をするものだ。 「ごんずり」とはナニかというと、あの猫族特有の、アタマとか口元を「ごーん」とニンゲンにぶつけてきて「すりすりー」とすりつけるアレのことである。 以前の日記でも書いたが、ワタシはアレに滅法弱い。甘え顔でやってきてスリスリされると、もう猫愛大爆発でしんぼうたまらん状態になってしまう。 うちの猫たちはもちろん全員「ごんずりー」をやってくれるが、特に激しいのがアイノだ。 やっぱり男の子だから「ニオイつけ本能」が女の子よりも強いのか、はたまた妙にひとなつっこかったお父さん猫の遺伝なのかは不明だが、とにかくアイノはやたらとスリスリ甘えてくれることが多い。 その「スリスリ」のなにがおもしろいって、アイノときたら「グー」に目がないのだ。グー、つまりジャンケンのグーの形である。アイノの目の前に「ぎゅっ」とにぎりこぶしを作って「ほれほれ」と見せると、ヤツは必ず「ごんずり」をしに来る。くつろいでいるときだろうと、眠そうなときであろうと、何かを求めてうろうろしているときだろうと、単に通りかかっただけであろうとも、「グー」を見せられるとアイノはまったく抵抗できないのである。それはまさにフラフラと誘蛾灯に集まる蛾か、はたまた猫缶にむらがるこゆめの意地汚い姿か、ってくらいに反射行動化しているってカンジなのだ。 しかも、続けて何回「グー」を出そうとも律儀に何度でも「ごんずりー」を繰り返すのが笑える。 ヤツの遺伝子には「グーを見たらぶつかれ!」と書かれた塩基が存在しているのだろうか。謎である。 でも、おもしろカワイイ。 かくて我が家において「グーによわい猫・アイノ」の評価は確立されたのであった。(←?) こうなると他のも試してみたくなるのが人情だが(そうかなぁ・・)、さっきダンナがはじめて「パー」を試してみたときの反応はイマイチだった。いくらなんでも「ぱー」な子が「パー」にスリスリするのは話としてオイシすぎるよね。っていうか失礼だよね。やっぱり「グー」だけが好きなんだねぇ、アイノ・・・と思った次の瞬間、おそろしいことが起こったのである。 いくらなんでもコレには反応しないだろう、と冗談で出したチョキに、アイノが思いっきりぶつかってきたのだ。 しかも、「チョキ」の中心(?)である、指と指の間めがけてである。 思わぬ反応に驚く我々であったが、あぶね−よアイノ。もう少しでプロレスの悪役の目つぶし攻撃になるところだったぞ。 しかし笑えた。笑えたので、もう一回チョキを出してみたら、また指の間めがけて「ごんずりー」をしに来るではないか。 アイちゃん、「グー」も好きだけど「チョキ」もイケるクチだったんだね!!(←?) これにはウケた。ウケたので試しにもういっぺん「パー」を出したら、なんと今度はパーにもスリスリするではないか。 ・・・・・・・・ 前言撤回。 アイノ、キミはホントになんでもいい子だったんだね。 でも、「チョキ」の形をつくって自分の顔に向けてみると、「ざくーっ」と刺さりそうでけっこうイヤなカンジだ。先端恐怖のヒトはもっとイヤだろうな。こんな形のモノに向かって正面からぶつかっていくなんて、アイノって実はすごく勇気がある子なのかもしれない。・・はたまた、やっぱりちょっとばかばかちゃんなのかもしれない。(笑) ちなみに、グーだのパーだのに際限なくスリスリ甘えるアイノの姿を「けっ、ばかみたい・・」といいたげな醒めた目で淡々と眺めているこゆめの姿が非常に印象的であったことを特に書き添えておきたい。 ああ、きょうもブラックね、こゆめちゃん。 |
●三毛猫党宣言 ●うちのねこたち ●定番!ふぉとぎゃらりー ●ぼちぼちだいありー
●自己紹介 ●ここがヘンだよ!北海道 ●リンク