過去の日記置き場です。
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北海道はまだ冬だけど気分だけ春。


4月1日(日): 箱だいすき

4月3日(火): 春

4月4日(水): 男の子女の子

4月5日(木): ありがとうアイノ

4月6日(金): ゲームボーイアドバンス

4月8日(日): 猫の呼び名

4月9日(月): 試練的ゲーム生活

4月10日(火): グーが好き。

4月11日(水): へとへと

4月13日(金): 家庭内地雷

4月15日(日): 寝違えた?


 箱だいすき
(4月1日)

 ああ、阪神よ。きみたちは健闘した。負けたとはいえ、あの金満チームをあそこまで苦しめてくれるとはっ!!どう考えても3タテ食って当然みたいなカードでひとつでも勝ってくれただけで十分だ!シシ神様もお喜びじゃ。オマエはよくやった、さあ森へ帰ろう。(←?)

 ・・ととりあえず野球ネタで入ってみたが、毎度巨○ファンの皆さんごめんなさい。うーん、巨○の選手たちにはウラミはないんだけどねぇ。斎藤がんばれ!松井いいぞ!南泣くな!(笑)・・でも巨○はキライ。なんでだろう??

 ここでおもむろに猫の話になるのだが、猫っていうのはどうしてこう袋とか箱とかが好きなのか。
 というのも他でもない。実はきょう、型落ちで激安だったファックス電話機を買ってきたのである。我が家のFAXは前からかなり調子が悪く、紙送りの時に手で筐体を押さえていないと「カタカタカタ」とかなんとかいって必ず紙詰まりを起こしてしまうという困ったクセがあったのだ。・・っていうか、それ、クセか?
 そんなところに「激安・5台限定!」のチラシが入ったら、物欲大魔王のワタシに依存があろうわけがない。これで我が家もついに普通紙FAXに移行できたぞ!ばんざーい。
 でもほんというとFAXってあんまり使わないんだけどさ。まぁそんなことは小さなことだ。気にするな。(?)

 いや、FAXのことはどうでもいいのだ。だから、猫ズがね、たいへんだったのね。
 猫とお暮らしの皆様ならば「新しい家電製品の箱」と「猫」というお題を貰った時点で既にどのような展開になるかはご想像がついていることであろう。それ、アタリです。完全にすっかり午後はまるごとおもいっきりアタリです。

 皆様のご想像のとおり、持ち帰った新しい電話機の箱を見るなりスオミの目が輝いた(ような気がした)。すおちゃんったら、もうぴったり箱から離れなくなっちゃって、くんくんしながらついてくる。ああヤッパリ・・・とがっくりしながらもとりあえず居間に箱を置けば、スオミのほうもとりあえずその箱の上に座ってみる。「おいおい、開けられないよ」と困っているとさらにその箱の上に寝そべってくつろいでみる。「おいおいおい、ますます開けられないよ」と深く困惑していると「なんだなんだ」とやじ猫のアイノとこゆめもわらわら集まってきてどんどん状況は悪化の一途をたどっていくではないか。

 さすがスオミ様!
 ニンゲンのジャマにかけては一流だ。ジャマのツボをこころえているね!

 やっとの思いでスオミ様におどきいただいて開封すれば、正しい猫のスオミ様は当然のように空き箱に入ってみる。猫界のことわざに曰く、「箱を見たら入れ」。いや、「箱があったら入りたい」かなぁ。とにかくさすが正しい猫・免許皆伝のスオミ様である。
 もういいからそのまま箱に入ってろと祈っていればさっさと出てきて、これから開けようとしている添付部品の箱の上にごろんと寝る。だから、どうしていちいち一番そこにいてほしくないと思うところに行くかなぁ。
 うーんスオミ様、ほんとうにナイスです!

 ホントに「猫がいる」というだけで、たかが箱一個開けて中味を出して設置するということが恐ろしく困難な作業にヘンシンしてしまうのである。なんという恐ろしさであろうか。「猫の手も借りたい」ってよくいうけど、ほんとに猫の手を借りたら絶対仕事が増えること間違いなしだ。あれはホントは「猫の手を借りた場合の惨状を想像すればどんな状況も耐えられるはず!それくらいならがんばって一人でやりなさい!」という祈りをこめた先人たちの強い戒めのコトバなのかもしれない。

 しかし、ほんとにどうして人類はそれでも猫と暮らしてきたんだろうね・・・
 やっぱりカワイイからだな。それしか考えられない。(以前展開したこの説を参照)

 ちなみに「正しい猫・修行中」のこゆめも箱にはいったり梱包材の中に入ってひとりでコーフンしてみたりとそれなりに健闘していた。うむ、そこの若いのはなかなか見込みがあるねぇ、とスオミも満足そうだ。よし、スオミが箱の上からどいた!・・と思うと今度はスオミのかわりにこゆめがすました顔ですわりこんでいたし。ああ、どうしてこんな時だけ似たもの姉妹になるんだろう。

 すおちゃん、あんまりこゆめを教育しないでね・・・・



 春
(4月3日)

 春だ。
 ワタシがスパロボにハマり「いけー、ツインバスターライフル!!」などと叫びつつマップ兵器を撃ちまくり敵機を落としまくっているあいだにも、巷にはどんどん春がやってきているらしい。
 きょうはついに雪ではなく雨がパラパラと降っていたし、お買い物のときにふと気づけば横断歩道の白もくっきりと目に鮮やかになっている。「ああ、春なのね・・」としみじみ思いました。

 あっ、横断歩道がくっきりしてるとなぜ「春」なのかというと、雪国では冬の間に道路に書かれた白い線がすっかり消えてしまうのである。それで雪解けが進む頃、毎年新たにくっきり白く横断歩道を書き直すのだそうだ。これはワタシもこちらに住むまで知らなかった。
 先週は確かにすっかり薄れて消えかかっていた横断歩道が、きょうはくっきりと目に眩しい。うーむ、なかなかいいかんじではないか。これ、北国では「春の季語」として使えそうだね。

 そういえば、うちの両親はワタシが生まれる前に何年か青森の豪雪地帯に住んでいたことがあるので、「北国の春」についてはワタシの先輩である。っていうか全面的に人生の先輩なのか。
 とにかくこのあいだ「北海道もだいぶ春っぽくなってきたよ」と電話で話していたら、「花が一斉に咲くのよね」という。母が住んでいた青森では、ふきのとうや福寿草や水芭蕉や、あらゆる植物があるとき一斉に芽吹いて「春」になるんだって。なんでもその土地、7月になっても時には暖房を使っているようなところだったそうで、怒涛のような春と短い夏のあとはまたすぐに長い冬がやってくるという。なんと8月の終わりにはまたも暖房を使う日があるのだというからオドロキだ。

 おいおい、そこはどこですか。北欧ですか?・・と思わず突っ込みたくなる。

 もうひとつ突っ込んでいいかなぁ。水芭蕉って、確か生育条件がかなり難しい花なんじゃなかったっけ。関東だったら尾瀬の山ん中とか、すごく限定されたところにしか咲かないんじゃないのか?

 母よ、アナタはいったいどんなすごいところに住んでいたんですか。人里でしたか?

 まぁ、ホントにすごいところだったのかもしれない。というのも母曰く、そこに引越して間もない頃に、近所の人が「ハシゴを貸してください」っていって訪ねて来たんだって。ところがその人の言ってることが、何回聞き直してもわからない。まるで外国語のようにカケラもわからない!困り果てたかーちゃんは、他の隣人に通訳を頼んでようやく彼が「ハシゴを貸して」と言っていたんだってことを理解できたんだそうな。
 複雑なことを言ってるならまだともかく、「ハシゴ貸して」ですよ?
 でも全然わからなかったんだってさ。
 つまりその人、いわゆる「本津軽弁」をしゃべる人だったらしい。「あれは絶対わからない!!」としみじみ言ってたけど、本当のホンモノの本津軽は琉球語とおんなじくらいわかんないんだそうだ。日本は広いからねぇ・・・

 あれれ、何の話をしてたんだっけ。
 そうだ、春だよ。春。

 というわけでスプリングハズカムなのである。しかしさすがは北海道(?)、実は明日の最高気温は5度の予想であるあたり、本土的常識に照らすと「春・・・?」と疑問形になるべきなのかもしれない。
 でも、これでも本当に暖かくなったんですよ。冬も楽しかったけど、やっぱり春も悪くないですねぇ。

 まぁ春が来たって何だって、どうせワタシは「よーし、ここで熱血かけて超電磁スピーン!」とか叫びながらスパロボやってるだけなんだけどさ。
 ああ、殺伐としている・・・



 男の子女の子
(4月4日)

 きょうもこゆめはやってくれた。
 なんと流し台に飛び乗り、解凍中だったお肉のカタマリを床にぶち落としてくれたのである。
 さすがは伝説の食い意地猫・こゆめだ!
 こゆめが食材を狙う姿は、あのアルタミラ洞窟の壁画にも残されているという。古代人たちにとってもこゆめの食い意地は恐るべきものだったのであろう。(←一部フィクション。っていうか完全にフィクション)

 もちろんワタシは怒り狂ったわけだが、しかし!!
 実は今回、現場を目撃したわけではないのである。気がついたらぶち落とされていたので、ホントにこゆめがやったかどうか確信はないのだ。
 つまり、犯人はスオミかもしれないのである。ああ、コシヒカリ殺米事件に次ぐ疑惑が生まれてしまった。

 そうそう、実はそのコシヒカリ事件のときもいったんは「こゆめが犯人だ!」と断定したものの、その数日後にワタシは見てしまったのである。こゆめと同じように、レンジ台に乗ってお菓子を探しているスオミの姿を!!
 かくして事件は迷宮入りしたのであった。

 まったくうちの女の子たちときたら、なんでこう悪の猫たちなんでしょう。
 それに比べてアイノは、意外にも(←しつれい)まったくそういう悪戯をやらないいい子なのだ。臆病だけど素直だし、キャットフードの選り好みもせず何でも食べてくれるし、とにかく「裏表がない」という印象なのである。

 こういう基本性格って、もしかして性別とも関係あるのかなぁと思うことがある。

 女の子たちは概してかしこくて、こちらの感情にも敏感なかわりに、なんというか「計算してる」カンジも見え隠れするのだ。ワタシが見てないところでこっそり悪さを働こう、なんてのもいつも女の子。しかもコイツら、「これをやったら怒られるな」ってのをうすうすわかっていながらやってるフシがあるのでタチが悪い。こゆめなんか、現場を抑えて「こらっ!」っていうと、「あ、みつかっちゃった・・・・」ってカンジで殊勝げにこっちを見てすぐやめるもん。なんつーか、悪賢いんだよね・・・・

 その点アイノにはそういうウラは全くない。仮に同じように流しにのぼった現場なんかを押さえたとしても「なになに、おこってるの?どうして??」ってカンジで、きょとんとするだけだと思う。怒られるんだ、ってわかったら多分もうやらない。
 なんというか男の子は、素直でどこかヌケてて無邪気で、みていてココロ休まるようなところがある。
 ・・単にアイノが「おばかちゃん」だからそうなのかもしれないけど。

 それで最近のワタシは、「男の子の無邪気さを持った三毛柄の子が欲しい」(笑)というかなりムリムリな野望を抱くに至っている。いいよねー、三毛少年。アコガレです。

 でもね、女の子もいいもんだよ(フォロー)。アタマがいいからかなりこっちの言葉が通じて、会話をするように意志疎通が出来るヨロコビを味わえるし、どんなに甘えん坊な子でもちょっとドライなところもあって、常にこちらの思うようには動いてくれないのがまたイイ感じなのだ。そういう「いまひとつ思い通りにならない子」が急に寄り添ってきたりするとぐっと来ちゃうでしょ。しかもニンゲンの感情にも敏感なので、落ちこんでるときなんかに寄り添ってもらえちゃったりするともう〜!!
 ニンゲンなんて骨抜きよ、ってなもんだ。

 結論としては、女の子にも男の子にもそれぞれの魅力があってどちらも良い!ということか。
 あ、おばかちゃんもいっぴきいるとすごくいいですよ。(・・・・・)

 おまけ
 **きょうのプロ野球コーナー** (←い、いつからこんなコーナーが?)
 えらいぞヤクルト!!キミたちの健闘を永遠に称えるため(?)これからもジョア・レモン味を愛飲させてもらうよ!(おいしいんです、レモンのジョア) そして、泣くな南!二軍に行ったら小野と西山と入来にヨロシクね!!



 ありがとうアイノ
(4月5日)

 きょうは、ものすごくうれしいことがあった。
 といっても、かわいそうな柏田と西山の勇姿に涙を禁じえないながらも喜んでしまったとかそういうことではない。でも西山ったら、せっかく二軍から上がってきたのに柏田と一緒に速攻逆戻りなのかなぁ。気の毒だなぁ。

 だから、そうじゃなくって!
 なんとなんと、アイノくんがヒザで眠ってくれたのである!!!!

 もっとも「うちの子はいつもヒザで寝るもん♪そんなのめずらしくないもん♪♪」・・なんていうムカつく・・・いやいや、ウラヤマシイ人も多いんだろうなぁと思うとこんなことで欣喜雀躍するジブンがちょっぴりむなしいが、どういうわけかうちの連中は揃いも揃って抱っこ嫌いなのだ。どの子もみんな仔猫のときはワタシのお腹の上で寝たりなんかして、そりゃもう超絶的にカワイかったもんだが、でかくなってからはサッパリなのである。
 布団の中に入ってきて足元で寝る、とか、寝てる脇にぴったりくっついて寝る、なんてのは良くあるのだが、とにかくヒザで寝てくれない。
 前にダンナの実家に遊びにいったときには、当時飼われていた猫がなぜか初対面のワタシのヒザで寝てくれちゃったりなんかしてそりゃもうウハウハで、うれしさのあまり筋肉痛になるまで同じ姿勢で頑張ってしまったということがあった。多分そうやってニンゲンに奉仕させるのが「正しい猫」の姿ってもんだと思うのだが、どういうわけかウチのあまあま猫ズときた日にゃ、やたらと甘えてハラ寝り(?)はしてくれるくせに何故かヒザ寝りをしてくれなかったのだ。

 膝の上で猫が寝る!
 これは男のロマンである。(←?) ・・じゃなくって、猫飼いのロマンである。
 映画に出てくるマフィアのボスの膝の上にはペルシャ猫が寝ているもんだし、縁側でひなたぼっこするおばあさんの膝の上には三毛猫が寝ているもんだ。遠く7世紀に「正しい猫の使用方法」を定めたという十七ヶ条憲法にも、「猫は膝で寝かすべし」と明記されているのである。(←いうまでもなくウソ。聖徳太子様ごめんなさい)

 とにかく!夜中にパソコンに向かっていたときアイノが甘えてきたので、「よしよし、アイたろくんはカワイイね♪」とかまっていたら、何を思ったのかアイノ、「しゅたっ」とヒザに登ってきたのね。しばらくそのままゴロゴロすりすりしていたかと思うと、アイノくんったら、いきなりそのままこてん!とヒザの上で横になって、甘えながら寝てしまったのである。

 か、かわいいいいいい。
 でも、くるしいいいいいいい。

 だってアイノ、でかいんだもん。同じ姿勢から動けないし、重いし、起こしちゃうから何にも出来ないし、そういうときに限ってトイレに行きたくなったりするし(マーフィーの法則)、ものすごくツラかった。

 だけど、そんなこと全部ガマンするっ!!・・ってくらいシアワセでした(笑)。
 考えてみると、実はきょうってワタシの公式誕生日(?)だったんです。もしかするとこれはアイノからのプレゼントだったのかも。ありがとう、アイちゃん♪

 それにしても、苦しい思いをさせられたうえに猫に感謝してしまうとは。
 ほんに猫好きとは因果な商売でござりまするなぁ〜。(歌右衛門追悼記念・歌舞伎調)



 ゲームボーイアドバンス
(4月6日)

 きのうの日記でちらっと「誕生日」なんて書いたら、皆様からお祝いの言葉をいただいてしまいました。
 
どうもありがとうございます!!

 それがね。奥様、ちょっときいてくださる?(←?)
 きょう、実家の母から電話がかかってきた。昨日はひとこともなかったけど、まあ「巨人戦でも見て怒り狂って寝ちゃったんだろう」(笑)と特に気にしてなかったのだが、何をいうかと思えば「アンタ、きょう誕生日だよね!」だって。

 ・・・・・・・・
 きのうだよ・・・・・・・・・・
 「アレ?きょうって5日でしょ?」だって。
 ・・・・・・・・・・・・・・・
 きょうは全国的に6日だよ・・・・・・・・・・・・

 母よ、アナタはアメリカ在住ですか。
 さすがはB型・射手座・ソフトボール部4番打者の母である。このナイスボケはただごとではない。
 っていうか気づけよ、A型の父が・・・・・

 そんなわけでいきなりがっくりする一日のハジマリであったのだが、きょうはすっごくイイことがあった。
 あのね、あのね、ダンナがプレゼントにゲームボーイアドバンスをくれたの!

 ・・・・・・・・・・・
 ???

 なんか今、モニタの前でがっくりする人々の気配が伝わってきたんだけど気のせいかなぁ。
 まぁいいや。

 ワタシはとにかくゲーム好きだ。ワタシのゲームの歴史は、今となっては名称もわからない「ピンポンゲーム」からはじまった。なんつーかあの、上下にしか動かせない棒線みたいな「ラケット」を操作して、画面のフチにぶつかって跳ね返る「ボール」を打ち合うヤツだ。
 つまんなかったなぁ。(・・・・・)
 でも、次に本格的に出会うことになったセガのマークVはおもしろかった。「スターフォース」のやりすぎで指が腫れるくらいハマった。それ以来、ファミコン・スーファミ・プレステと順調にハマり人生を送ってきたワタシであった(しみじみ)。今やウチには、サターンもPS2も64もワンダースワンも装備済だ。ないのはドリキャスとゲームボーイくらいだったのである。
 さすがにゲームボーイはお子様向けかなぁ、と思っていたのだが、このあいだ遊びに来た甥っ子が持っていたゲームボーイが実はけっこう面白かったのがまずかった。「こりゃいいなぁ」と思ったところに、タイムリーに後継機種が発売されて「行列騒ぎが起きている!」とか「品切れ中!!」とかって報道されてるの見たら、ワタシが欲しくならないわけがあろうか(いやない)。(←反語)

 そんなわけで、誕生日のプレゼントの第一希望はダメもとで「ゲームボーイアドバンス」だったのだが、まさか買えるとは思っていなかった。よくあったねぇ!すごい!!
 ところがここにひとつ問題がある。
 我が家には、ゲームボーイ用のソフトがいっこもないのである。

 思えばアレは何年前だろう、結婚して最初のクリスマスのことだった。
 当時発売されたばかりで、39,800円もしていたプレイステーション(もちろん初代)を、ある日突然ダンナが「クリスマスプレゼント」といって持って帰って来たのである!
 欲しかったけど、高いからなぁ。それにまだ品薄みたいだしなぁ。まだ買えないよね。・・なんて思っていたのだから、ユメのPSを目にしたワタシのヨロコビはいかばかりであったか!!

 しかしそこに落とし穴があったのだ。

 「わーい、わーい、プレステだぁ!ばんざーい!・・・で、ソフトは?」
 「えっ?」
 「・・・・ソフトは?
 「・・・あれっ??

 ダンナはカケラもソフトのことを考えていなかった。すっかりきっぱり本体だけを買ってきたのである。新品のピカピカの39,800円もするプレステを目の前にして、なんにも遊べないワタシの落胆はいかばかりであったか!!

 ああ、人生至るところに陥穽あり。

 でもさすがにダンナの前であからさまにガッカリも出来ないので、「いいよいいよ、とりあえずつないでみよう!(♪びよ〜ん、じゃ〜ん、ちゃら〜♪という起動画面)うわー、カッコいい!!すげーー!(←このヘン、なぐさめというより本気)ほらほら、CDもかけられるんだよ。ちょっとCDでもかけてみよっか!」
 というわけで、我が家のプレステ(39,800円)が最初に食べたソフトはタダの音楽CDであった。世界広しといえども、買ってきた当日にCDプレイヤーとしてプレステ(39,800円)を使用したヤツはワタシくらいではないだろうか。
 39,800円にヤケにこだわってるようだが、こだわっているのである。ちくしょー、あんなにめちゃくちゃに値下げしやがってぇ!!ワタシ、某メーカーでのサポート時代に「ソニーコンピュータエンターテインメント」さんからのデンワを取ったことがあるのだが、思わず電話口で「あっ、わたしプレステ持ってます!39,800円の時に買いました!」って叫んでやろうかと思ったね。それでも「パソコンこわれた」とか文句言えるもんなら言ってみやがれってんだぁ、けっ!(イヤ、言えるよね・・)

 おっと、話がそれた。
 まぁ、過去にそういうようなことがあったので、今回はさすがに「ソフトが必要である」ということはわかっていたのだが、いちおう合意の上(?)で「本体だけ買ってあげるから、ソフトは別ね!」ってことになっていたのである。ちょっぴりむなしいけど、しょうがないから電池入れて起動だけしてみた。
 思ったよりキレイな音とともにロゴが表示されるのを見て、ワタシは思わずあの日の「SONY」のロゴを幻視したのであった。このように、いつの日も歴史は繰り返すのである。

 いいもんねっ、明日ソフト買ってこよっと♪
 スパロボも終わってないのに、やばーい。(←うれしそう)



 猫の呼び名
(4月8日)

 いやー、きょうもいい日だったねぇ。「特命リサーチ」見てたから野球中継はあんまり見てなかったんだけど。でも小野は見たよ。すっごい久しぶりだねー、小野!でもチャンネル合わせて「小野だ!」って叫んだ次の瞬間に「カキーン!」とヒット食らってたのが大爆笑だった。
 さてと、野球ネタはこのくらいにして。

 皆さんは、自分ちの猫をどんな風に呼んでいるだろうか。
 アイノの名前をつける話のところでもちらっと触れたが、大抵の場合猫の呼び名というのは省略されているのではないかと思う。うちでもその例に漏れず、スオミは「すおちゃん」。アイノは「アイちゃん」。こゆめは「こゆたん」。・・というのが王道的省略ネームとして使用されている。

 しかしっ!!!
 我が家では同時に、常人には何故そんな呼び名になったのか想像もつかないような呼び名もまた使用されているのである。
 たとえば!
 スオミは「すおりこみ」。アイノは「たらちゃん」。こゆめは「たみたみ」。

 なんだかわかりますか?
 ぜったいわからないよね。
 スオミの「すおりこみ」はまだ最初に「すお」というのがついているから良いが(そうか?)、他のは原型すらとどめていない。こりゃ一体なんなのだとお思いでしょうが、これは全て下記のとおり、謎の活用を行った結果なのである。

 @スオミの場合: スオミ → スオミねこ → すおねこみ → すおりこみ
 Aアイノの場合: アイノ → あいのら → あいたら → たら → たらちゃん
 Bこゆめの場合: こゆめ → こゆたん → こゆたみ → たみたみ

 ふつうの人が見ても全て意味不明ながら、猫を飼ってらっしゃる皆さんの中には「あるあるある!」と懐かしの「100人にききました」のギャラリーのように叫んでしまった御仁もいるのではないだろうか。猫の呼び名というのはこのように複雑怪奇に活用されていくものなのである。・・・たぶん。おそらく。きっと。

 そんなわけで、「たみたみー」と呼ぶダンナをみて「たみさんは野菊のようなねこだねぇ」というコメントで切り返す、などという楽しい会話(?)が日夜繰り広げられているのであった。・・・楽しいかなぁ。

 そうそう、不思議なことに、ここまで全然違う名前で呼ばれててもみんな「これは自分のことだ」って理解してるみたいなのがすごいよね。いったい猫たちは、何をもって「コレはわたしを呼んでいるのだわっ!」と認識しているのだろうか。わからない。

 「うちの猫はもっとものすごく画期的かつ独創的な活用形で呼ばれている!!」という例をお持ちの方、是非とも教えてください。おもしろそうなので。っていうか、こんなヘンな活用するのがもしウチだけだったらすごくイヤなので。

 ウチだけだったら・・・どうしよう・・・・・・・



 試練的ゲーム生活
(4月9日)

 ゲームが、終わらないっ!!
 そりゃ当然だ。そうでなくてもボリュームのある「スパロボ」に加え、なぜか運良くゲットできてしまったゲームボーイアドバンスに気を良くして、ワタシはゲームボーイ用のソフトを二本も買ってしまったのである。
 ちなみに「アドバンス」専用ソフトではイマイチ今すぐやりたいものがなかったので、とりあえず買ってみたのは「ゼルダ」の最新作の一本と、そしてっ!!!!!

 あのポケモンである。(笑)

 しかも「金」でも「銀」でも「クリスタル」でもない。よりによって「ピカチュウ」だ。古典である。そのうえミーハー丸出しである。ああ恥ずかしい。
 でもさあ、元ゲームマニアとしては、あれだけ話題になったソフトはやってみたかったんだよね。しかも、どうせやるんだったらやっぱり古いやつからやってみたかったのだ。いくら情けなくても、それがゲーム好き野郎のサガってもんなのである。古いやつの中では、リメイク版だった「ピカチュウ」がいちばん安かったんだもん。(←いいわけ)
 で、やってみてどうだったかというと。

 ポケモン、おもしろいよ。あれって、ほんとにロールプレイングだったんだねー!(CMでも言ってたのに信じてなかったのか、コイツ・・)野生のポケモンをつかまえるのがまた楽しいし。なによりテイストがドラクエみたいにあったかい。いいねぇ。なるほど、これは人気が出るはずだよ!

 しかしワタシには同時に「スパロボ」を進めるという使命もまた課せられているのである。(誰から?)
 またこのゲームが難物なのだ。なにが難物って、普通に素直に進めていくだけではワタシは満足できない。各面でそれぞれ条件が違ううえに、どうやったら上がるのかまだ攻略本も出てなくてわからない「熟練度」というパラメータをきちんと上げなくては気がすまないのである。上げそこなったら速攻リセットしてやり直しだ。特定条件で撤退する敵を逃がしたときも「げっ、逃げられたぁ!」と叫んで光速リセットでやり直しだ。分岐が出てきたら、どちらにも行けるように二通りの攻略をやってそれぞれセーブしなければならない。おかげで同じ面を何度もトライしたりリセットしたり忙しいのだが、なんせハードがプレステだから、一度リセットするとロードに時間がかかるのである。PS2の高速モードでやってるんだけど、それでも結構かかっちゃうんだよね。

 うおお、なんてタイヘンなんだ。

 この二本で手一杯なので、まだゼルダに手をつけられない状態です。(当然でしょう・・・)
 最近は、夜中および日中はスパロボを進めて、ダンナが帰ってきてテレビを専有しづらい時間帯はポケモン、という具合にほとんど時間単位でゲームに追われる毎日である。
 ああ、いつになったらこのゲーム地獄(別名:天国ともいう)は終わるのであろうか。
 肩もこるし、よくないなぁ。すおちゃん、ちょっと肩もんでくんないかな。



 グーが好き。
(4月10日)

 猫というのは、「ごんずり」をするものだ。
 「ごんずり」とはナニかというと、あの猫族特有の、アタマとか口元を「ごーん」とニンゲンにぶつけてきて「すりすりー」とすりつけるアレのことである。
 以前の日記でも書いたが、ワタシはアレに滅法弱い。甘え顔でやってきてスリスリされると、もう猫愛大爆発でしんぼうたまらん状態になってしまう。

 うちの猫たちはもちろん全員「ごんずりー」をやってくれるが、特に激しいのがアイノだ。
 やっぱり男の子だから「ニオイつけ本能」が女の子よりも強いのか、はたまた妙にひとなつっこかったお父さん猫の遺伝なのかは不明だが、とにかくアイノはやたらとスリスリ甘えてくれることが多い。

 その「スリスリ」のなにがおもしろいって、アイノときたら「グー」に目がないのだ。グー、つまりジャンケンのグーの形である。アイノの目の前に「ぎゅっ」とにぎりこぶしを作って「ほれほれ」と見せると、ヤツは必ず「ごんずり」をしに来る。くつろいでいるときだろうと、眠そうなときであろうと、何かを求めてうろうろしているときだろうと、単に通りかかっただけであろうとも、「グー」を見せられるとアイノはまったく抵抗できないのである。それはまさにフラフラと誘蛾灯に集まる蛾か、はたまた猫缶にむらがるこゆめの意地汚い姿か、ってくらいに反射行動化しているってカンジなのだ。
 しかも、続けて何回「グー」を出そうとも律儀に何度でも「ごんずりー」を繰り返すのが笑える。
 ヤツの遺伝子には「グーを見たらぶつかれ!」と書かれた塩基が存在しているのだろうか。である。
 でも、おもしろカワイイ。

 かくて我が家において「グーによわい猫・アイノ」の評価は確立されたのであった。(←?)

 こうなると他のも試してみたくなるのが人情だが(そうかなぁ・・)、さっきダンナがはじめて「パー」を試してみたときの反応はイマイチだった。いくらなんでも「ぱー」な子が「パー」にスリスリするのは話としてオイシすぎるよね。っていうか失礼だよね。やっぱり「グー」だけが好きなんだねぇ、アイノ・・・と思った次の瞬間、おそろしいことが起こったのである。

 いくらなんでもコレには反応しないだろう、と冗談で出したチョキに、アイノが思いっきりぶつかってきたのだ。
 しかも、「チョキ」の中心(?)である、指と指の間めがけてである。

 思わぬ反応に驚く我々であったが、あぶね−よアイノ。もう少しでプロレスの悪役の目つぶし攻撃になるところだったぞ。
 しかし笑えた。笑えたので、もう一回チョキを出してみたら、また指の間めがけて「ごんずりー」をしに来るではないか。

 アイちゃん、「グー」も好きだけど「チョキ」もイケるクチだったんだね!!(←?)
 これにはウケた。ウケたので試しにもういっぺん「パー」を出したら、なんと今度はパーにもスリスリするではないか。

 ・・・・・・・・
 前言撤回。
 アイノ、キミはホントになんでもいい子だったんだね。

 でも、「チョキ」の形をつくって自分の顔に向けてみると、「ざくーっ」と刺さりそうでけっこうイヤなカンジだ。先端恐怖のヒトはもっとイヤだろうな。こんな形のモノに向かって正面からぶつかっていくなんて、アイノって実はすごく勇気がある子なのかもしれない。・・はたまた、やっぱりちょっとばかばかちゃんなのかもしれない。(笑)

 ちなみに、グーだのパーだのに際限なくスリスリ甘えるアイノの姿を「けっ、ばかみたい・・」といいたげな醒めた目で淡々と眺めているこゆめの姿が非常に印象的であったことを特に書き添えておきたい。

 ああ、きょうもブラックね、こゆめちゃん。



 へとへと
(4月11日)

 きょうはダンナが出張で留守なので、ココロおきなくゲームに取り組むことができた。・・・っていうかいつもやってるけどね。
 そんで、これを書いてる今現在の時間は午前3時40分過ぎなのだが、ちょうど0時前くらいからぶっ通しで「スパロボ」をやってました。それも、ずーーっと同じステージだよ!!それがね、それがね。ちょっと聞いて。スパロボやったことない人には聞いてもつまんないだけだと思うけどそれでも書かせて、おねがい!

 3時間もの間ずっとやってたのは「第24話」、すなわち24ステージ目であった。普通にクリアするだけなら何時間も前にとっくにオッケーだったのだが、おとといも書いたように、一定条件をクリアすることでしか得られない「熟練度」がどうしても欲しかったのだ。ところがこのステージ、えらい遠くにじっと動かずにいるボス機を、たったの3ターンで撃破しなければならないのである。普通にやってたら、ボスのところまでたどりつく前にターン制限が来て撤退されてしまうのだ。
 まぁ、いうなれば「あと何手のうちに王手をかけよ」ってカンジの「詰め将棋」のようなものと思っていただければイメージ的にはそう遠くないと思う。

 これがツラかった!!
 ワタシ、クリアまで持ちこんだあとに3度リセットかけましたよ。
 そして、4度目の正直でついに条件を満たしたのであるーー!!!!!!

 ついに倒せた瞬間のヨロコビは、あたかもあの「ドラクエU」において、辛い二段構えのラスボス戦を乗り越えてついにたどりついたエンディングを、深夜にひとり感慨にふけりながら見たときの感動に近いものがあった。(←この比喩は・・・)
 ありがとうコンバトラーV!キミの「「超電磁スピン」がなかったらとても倒せなかっただろう。

 でもまだ全然途中なのに・・・・これからどんどんキツくなるのかなぁ。たったワンステージに何時間もかかってさぁ・・・
 ああ、へとへと。
 まぁええわ、今日のところはこのくらいにしといたるでぇ!(オーソドックスな捨て台詞)

 というわけで、おやすみなさい。つまんない日記ですいません。



 家庭内地雷
(4月13日)

 きのうはまた日記をさぼってしまった。それもこれも異常な長電話のせいである。あげくの果て、とうとうゲームもしないで寝てしまった。せっかく早く(朝の5時に寝るのが早いのか遅いのかすでにワタシにはわからない)寝たというのに、結局きょうも激しく惰眠をむさぼったワタシである、が!

 ふと目がさめたら、スオミがくっついて眠っていた。
 それも、どどどアップである。あのひかえめすおちゃんが、ワタシの肩のあたりに顔をのっけて、腕にカワイイお手々をかけて、すーやすーや寝ているなんてぇぇぇぇ。

 か、か、か、かわいい!!!

 すおちゃんのおヒゲがワタシの顔にあたってムズムズするくらいの至近距離である。

 う、う、う、うれしい!!!!

 あまりのウレシサに、せっかく目が覚めたにも関わらず起きられなくなったことはいうまでもない。
 もちろんこれは言い訳ではない。
 まさか「すおちゃんを起こさないように・・」とじっとしてるうちにまた眠ってしまって、気がついたらさらに一時間半が経過していたなんてことは、しかもそれが午後○時(自主規制)だったなんてことは、口が裂けても言えない。っていうか、言ってるけどさ。

 さてそのようにシアワセをたっぷり味わったワタシは、非常にさわやかな気分で起床したのであった。
 きょうはあんまり天気が良くないわねぇ、っていうか良くなかったみたいねぇ、などと思いながら居間にぺたぺた入っていったときのことだ。

 ぬちゃっ。

 一瞬にしてサワヤカホールズ気分が吹き飛んで、地獄の三丁目の街頭テレビで横浜のサイトウが最後のバッター仁志に同点ホームランをくらう場面を目の当たりにしてしまったような最悪な感触に、ざーっと血の気が引くのを感じた。

 なんじゃこりゃあああ!(松田優作様(C))

 っていうか、もちろん猫のウ○コに決まっている。そうじゃなくってぇ、なんでこんなところに落としてるんだよぉ・・・
 普通だったら踏む前に気づいていたと思うのだが、なんせ寝起きでぼーっとしていたので全く足元なんか見ちゃいなかったのが敗因といえよう。まさにフェイントである。さすがは13日の金曜日、もれなく不吉な事件が起こるようになっているらしい。
 ああ、ワタシのシアワセは短く、苦悩の時は長い。せっかくすおちゃんに添い寝してもらえてうれしかったのに、いったいダレがこんなところに地雷を埋めたのだ!カンボジアに平和を!我が家からウ○コ爆弾の追放をっ!!

 ちなみに、犯人候補の猫ズたちはといえば、一様に「ワタシじゃないもんね」「ぼくしらないよ」「あたしのわけないじゃん」というしれっとした態度で事態を遠巻きに眺めていたのが印象的であった。このやろう〜、自主しやがれ。月夜ばかりと思うなよ。(←?)

 とにかく、皆さんもバクダンの不法投棄には十分ご注意ください・・・



 寝違えた?
(4月15日)

 なんだかおとといあたりから、背中が痛い。
 ゲームのやりすぎ(笑)で肩がこったのかなぁとも思ったが、どうもそういうのではなくてほんとに「イタイ」のである。動かすとズキズキするし、肩こりと連動してる感じでもないし、これはもしかして寝違えたのかもしれない。うーん、ババくさいなぁ。・・・と思っていたのだが!

 きょう、いきなり理由がわかってしまった。

 というのも他でもない。寝坊してうとうと寝ているときに、きょうもスオミが「しゅたっ!」とやってきて「こてん!」とめちゃくちゃかわいく添い寝モードになった。またもすおちゃんの世界一カワイイお顔(←おやばか・・)がどアップで、それはそれは小さく控えめにゴロゴロいっているのも聞こえてくる。

 あああ、かわいいいいいい。

 その瞬間からワタシは完全にカンペキに一分の隙もなくスオミの奴隷と化したのである。すおちゃんの眠りをさまたげるような寝返りなんかはもちろん打ってはいけないし、すおちゃんがからだを「でろーん」と伸ばしてくれば、スオミ様のくつろぎの邪魔にならないように一生懸命小さくならなくてはいけない。
 そのように耐えているうちに、最初はワタシに添い寝していたすおちゃんが、なぜかワタシと垂直になって「びろーん」と垂れ寝りする体勢になってしまった。つまり、ワタシのおなかにむかってスオミの足がぐっさり刺さってるような形である。はっきりいってめちゃくちゃハバを取っている。ムダにハバを取っている。ニンゲンよりもずーっとハバを取っている。

 く、くるしい。

 しかも最悪なことに、ワタシの袖をはさみこむ形ですやすや寝ているではないか。おかげで、腕も動かすことが出来なくなってしまった。

 く、く、くるしい。かつ、イタイ。

 ん?
 イタイ??

 わかったぁぁ!!コレだ!!!
 コレがワタシの「寝違え」の小隊、いやさ正体だったのだぁ。
 そういえばここ数日、うれしさ大爆発の夢心地でスオミ様に添い寝をいただくのが日課であった。そのたんびにこのような硬直状態で寝ていたんだから、そりゃ寝違えもするってもんじゃないか・・・

 このようにひとつの謎は解けたが、解けたところで解決には至らないのが悲しい。いくら寝違えたって、すおちゃんが一緒に寝てくれるのをこのワタシがむげに出来るわけがあろうか(いやない)。(←反語)

 このように「猫好き」という人種は、猫が好きだというたったそれだけのために、打ち身切り傷虫さされ・・じゃなくって、寝違え筋肉痛にも耐えねばならないのであった。

 ああっ、ワタシがナニをしたっていうの!ただ猫が好きなだけなのにぃぃぃ!(魂の叫び)
 でもシアワセだからいいか。



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