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名演6月例会 エイコーン公演
『薔薇の刺青』 6月5日(火)6時30分
6日(水)1時30分・6時30分プリマ・セラと呼ばれる日暮れ時…。メキシコ湾岸に近く、シシリー島からの程民たちが多く住む、まるで熟帯地方のようなヤシの樹に囲まれた小さなヴィレッジ。
セラフィナはトラックトライバーの夫と可愛い娘と貧しくとも幸福に暮らしている。仕立ての仕事をしているセラフィナ、女友達に話しかける。
「聞いておくれ。妊娠したその晩、この胸が急に熱くなったんだ。灯りをつけて、胸を見ていると、そこに何があったと思う、バラの刺青だよ。夫と同じバラの刺青が、はっきりと浮き出てたんだ。」
彼女は夫と娘との愛を信じ、愛の中で生きている。
そんな幸福も東の間、夫ロザリオは何者かに襲われ、命を断つ。セラフィナは悲嘆にくれ、娘ロ−ザは叫ぶ。
「パパが死んじやった」
三年後一一。娘ローザは美しい十五の春を迎える。
セラフィナに気がかりでなのは、ローザの恋人、水兵のジヤックのことだ。
「絶対認めません」
「ママ、邪魔しないで、今日は私、生涯の最も幸福な日なんですもの。」 二人を見送るセラフィナのもとに、数時間後、一人の男が飛び込んでくる。男の胸には、薔薇の刺青があった…。
セラフィナ・デルレ・ロ一ゼ 栗原 小巻
ローザ・デルレ・ローゼ 郡山 冬果
アスンタ 中村 たつ
エステル・ホーへン・ガルテン 木村 万里
セールスマン 矢野 和朗
ジュセピナ 二村 民子
ベッピナ 長 慶子
神父デ・レオ 森下 哲夫
医者 加藤 佳男
ミス・ヨーク 船坂 博子
フロラ 細川あゆみ
ベッシー 佐藤あかり
ジャック・ハンター 井上 純一
アルヴァロ・マンジャカヴァルロ外山 誠二声の出演
ストレガの声 中村美代子
声 安藤みどりSTAFF
作 テネシー・ウィリアムズ
翻訳・演出 加来 英治
美術 朝倉 摂
照明 山本 博史
効果 西田 実
舞台監督 大山 慎一
衣裳 若生 昌
床山 太田恵理子
協力 田村 悳
内御堂真弓企画制作 エイコーン
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最終更新日 2001/09/05