ワールドカップ、決勝、ブラジルドイツ戦。
2-0でブラジル優勝。ブラジルチームがフィールドのあちこちで喜んでいる合い間の表彰式という感じ。いい雰囲気だった。
ドイツチームが負けたのは悔しかったが、4年後の楽しみが出来た、とも言えるかな。ゴールポストにもたれかかっているカーン選手の姿が印象的だった。(7月1日追記:カーン選手は後半開始直後に相手チームと接触した際、右手の靭帯を傷めたとのこと。以上zakzakより。でも、彼はゴールポストでは泣いてなかったように見えたのだが……あれって汗なのでは?)
ワールドカップ、3位決定、韓国トルコ戦。
20:30試合開始だと勘違いしていて、20:00ちょっと過ぎにTVをつけたら既に試合中、しかも0-1でトルコが先制していた。「今日だけ19:30試合開始だったのか」と思ったがそうではなかった……。不思議に和やかな雰囲気の試合だった。2-3でトルコが勝った。
眠い。
迷惑メール業者? 訴えられる(slashdot.jp)。
怪異・妖怪伝承データベース登場 (slashdot.jp)。さっちゃんも妖怪。
6月25日の韓国ドイツ戦をドイツ文化センターのパブリックヴューイングで観戦した知人の話によると、カーン様は女性にとても人気があるらしい。彼が画面にうつっただけで
「きゃー!!」
「オリー!」
と声が上がったとか。知人いわく、
「バックパスでボールがまわっただけでもこうですから……」
応援は和やか、かつ熱心でいい雰囲気だったそうだ。
ワールドカップ、準決勝、トルコブラジル戦。
昨日の韓国ドイツ戦ではミーハーにドイツを応援していたので緊張でつかれてしまったが、今日はどちらが勝ってもいい、と気楽な気分。途中でちょっと席を離れた間にロナウドがゴールを決め、トルコの必死の反撃(ものすごかった)も届かず、0-1でブラジルが勝った。
「真・女神転生2」に不具合、修正版を無償配布 アトラス(mainichi)。受付期間は6月27日〜8月31日まで。(関連日記:2002/03/26)
『QED 式の密室』(高田崇史 著/講談社ノベルス)読了。
陰陽師が、密室で喉に小刀を突き立てて死んだ。警察は事件を自殺として処理したが、陰陽師の孫は事件から30年後、自らの調査を元に他殺説を主張した――
タイトルの"式"は式神のこと。陰陽師が使役すると言われているそれが、事件を解く鍵でもある、というところが面白かった。
ワールドカップ、準決勝、韓国ドイツ戦。
私は、カーンのにわかファンになってしまったので「カーン様がゴールを決められませんように」と応援する。試合は淡々とした感じ。ゆるやかなパスが続いて、韓国側の応援が途切れることもあった。0-1でドイツが決勝進出を決める。
『屋根裏に誰かいるんですよ。都市伝説の精神病理』(春日武彦 著/河出書房新社)読了。
"幻の同居人"についての本。「自宅の屋根裏に人が隠れ住んで、いたずらをしたり、ちょっとしたものを盗んだりする」と訴える人々が居て、彼らのその訴えは明らかに奇妙なのだが、訴え以外は、ごく普通の人なのだという――
本書の最後の一文を読んで思い出したのが、
「文学研究の題材として"小説に書かれた家(室内)"を取り上げてみるのも面白いよ」
という、先生の提案だった。一般教養の授業中、夏目漱石の短編をテキストとして使っていた時の話である。
宝塚記念。地味な盛り上がりだ……。レースは淡々とすすみ、直線でローエングリンの外から、2頭が脱け出してきた。ダンツフレーム、ツルマルボーイ、ローエングリン。
インターネットラジオの深刻な危機(slashdot.jp)。
ワールドカップ、セネガルトルコ戦。
知人から「セネガルトルコ戦のチケットを定価より安い値段で入手した」という話を聞く。そんなに人気が無いのかと興味をひかれて見た試合は、サッカーのことをあまり知らない私にはとても面白く、見ているだけで楽しかった。
延長でトルコが勝った。
『不幸になりたがる人たち 自虐指向と破滅願望』(春日武彦 著/文春新書 113)読了。
第一章「理解しかねる人たち」で取り上げられている「電車で年賀状の仕分けをする男性」。著者が「正直なところ、彼のような人とはあまり付き合いたくない。」(p.18)と感想を述べるところで、思わず苦笑いしてしまった。というのも、私は新幹線の中や空港の待合室で年賀状を書いたことがあるからである。
著者の決めつけない文章の揺れ具合は魅力的なので、もっといろいろと読みたいなと思う。
ワールドカップ、ドイツアメリカ戦。ドイツのゴールキーパー(カーン)がすごい、と後輩から聞いた。で、試合開始前からTVを付け、楽しみに見ていたのだが――確かにすごい。顔の迫力だけで、ボールの半分は彼方へ飛んでいきそうだな、と思う。
『樒/榁』(殊能将之 著/講談社ノベルス)読了。
四国の温泉宿を訪れた、かの名探偵が密室の謎を解く……という話。ふたつの話の対比が面白い。
前作は『鏡の中は日曜日』(感想)。本書には前作のネタバレがあるので、前作未読のかたは、そちらから先に読むほうがいいと思う。
「Bug」という地名(slashdot.jp)。
ネットの威力:米国同時テロや中東問題を多角的にとらえ迅速に書籍化(Wired News)。
『心の闇に魔物は棲むか 異常犯罪の解剖学』(春日武彦 著/大和書房)読了。
「宮崎勤事件」「青物横丁銃撃事件」「斎藤家殺人事件」「金属バット殺人事件」などが取り上げあられている。
"サイコパス"という言葉の安易な使用は、ロンブローゾの生来性犯罪者説へつながる、という指摘は、なるほどなと思った。「金属バット殺人事件」について、ホームドラマ脚本家3名(橋田寿賀子氏、進藤兼人氏、山田太一氏)の意見、それに対する著者の突っ込みは、この人ならではというか。血液型占いの能見正比古氏の意見には、更に辛辣な突っ込みがはいっている(以上、本書 pp.210-211)。面白い。
「2章 かくも深く病めるからこそ」で引用される図表(『平成七年度/犯罪白書』『精神障害と犯罪/精神医学1994年8月号』『精神分裂病と犯罪』)から見て取れる"結果"は、かなり驚きだった。本文では、図表から見て取れる明らかな偏りについて、短絡的な決め付けを行なってはいない。著者は、章全体にわたって細やかな説明を行なっており、それは納得のいくものだった。
日本トルコ戦は。0-1でトルコが勝った。仕事場では、とてつもなく落ち込んでいる人がちらほらと。
韓国イタリア戦は、どたんばで追いついた韓国が、イタリアに競り勝った。
100%確実な量子テレポーテーション(slashdot.jp)。
『現代思想の遭難者たち』(いしいひさいち 著/講談社)を購入。ぱらぱらと拾い読み。「ニーチェか小泉か」(pp.39-41)のオチに大笑い。
『病んだ家族 散乱した室内 援助者にとっての不全感と困惑について』(春日武彦 著/医学書院)読了。
援助者を対象として書かれた本。私は援助者ではないが、面白く読めた。「閉塞した家庭について」(p.159〜)は、会社組織の比喩としても読めるように思う。「「選択肢」という視点」(p.194〜)の次の指摘は、個人的にもやもやしていた部分をすっきりさせてくれた。
「好きな酒で死ねれば本望だ!」とか「誰にも迷惑をかけていないのだから、いいじゃないの」といったふてくされた主張からは、いかにも底が浅く薄っぺらな印象が実感される。当然であろう、かれらは数多くの選択肢を想像するだけの気力や根気や経験を欠き、自らが発する安直な意見が持つ表面的な整合性を武器に居直っているだけだからである。我々がかれらの言葉に、えもいわれぬムカつきを感じるのも当然至極なことなのである。
(p.195「専門家は選択肢を用意する」より)
どれほどに知能指数が高くとも、どれほどに高学歴であっても、人格障害者たちは選択肢において豊潤なバリエーションを備えることができない。失敗から学んで選択肢を増やすことができない。だからいつも同じ「どつぼ」に嵌まる。そしてそのたびにいきり立ち、他人を憎み社会を憎み、ときにはいじけたり自己破壊的な振る舞いに魅力を感じてみたり、人生そのものを投げてしまったりする。まことに不思議なことではあるけれども、先天性ゆえかそれとも生育上での障害ゆえか、ともかくも呆れるばかりに選択肢の乏しい一連の人たちがいてそれが人格障害に相当し、他人を悩ませたり自分で苦しんだりする。
(pp.197-198「人格障害――選択肢の乏しい人びと」より)
文章の歯切れの良さは、今まで読んだ著者の本とかわりなく、にやりとさせられるところも多かった(「あの志の低い連中にはむかつく」とか)。バランスが取れた文章で、こういう表現を読んでも不愉快にならない。逆にもっと読みたくなる。
米軍がバルカン監視映像を平文CS放送(slashdot.jp)。暗号化されたら、そろそろってことなのだろうか?
MSDNにNimdaウイルス混入(slashdot.jp)。今更Nimda……admin泣き笑い。
ゲイツとジョブズを同性愛カップルに見立てたウェブ小説(Wired News)。
14〜15日にかけて、道頓堀に飛び込んだ人数は何人になるんだろう。どうせなら、もう少しきれいなところに飛び込めばいいのに、と思うが、あえて汚い川(そう見える)を選ぶことで、喜びの大きさ(?)を表現しているのだろうか……んなわけないか。
湿度が高い。気温はさほど高くないのに、荷物を持って歩いていると、汗が出てくる。
『システム障害はなぜ起きたか みずほの教訓』(日経コンピュータ 編/日経BP社)読了。
みずほグループが今年4月に引き起こしたシステム障害についての本。本書の構成は次のとおり。
第1部では、4月1日の故障の原因と、それに続く口座振替の遅延の原因、以上2点について簡潔にまとめてある。「みずほのあれってさ」「リレーコンピューターの故障……だったっけ?」あやふやな記憶で話していたので、これを読みながら苦笑いしてしまった。
第2部は、第1部との対比で「成功した」プロジェクト3例を取り上げている。旧拓銀の勘定系システムを全面採用した北洋銀行の例は、興味深い。
第3部では、システム障害に対する日ごろの心構えと実践について。「システム構築会社を下請け扱いしたり、開発費をむやみに値切ったりしない」には笑った(この手の客は実際にいる)。
「終わりに」を読んで、金融系の開発をしていた頃を思い出した。「死にそう」が冗談にならない仕事だからなあ……。だから、隠れた状況を誰かが気付いている、とそれだけで嬉しくなる。
新人歓迎会。「日が悪い」とぼやく上司(熱烈なサッカーファンであるらしい)。誰かが持ってきた号外を熱心に読んでいた。
経済産業省のspam対策の効果をアンケート調査(slashdot.jp)。減ってません。
迷惑スパムメールへの苦情が訴訟に発展(Wired News)。
訴えたのは、メールを出していたT3ダイレクト社。訴えられたのは、受け取ったスパムメールについての情報を自分のサイトに掲載したジョーイ・マクニコル氏。
T3ダイレクト社の主張は次のとおり。「お前のせいで、うちの会社のメールがスパム扱いされるようになった、弁償しろ」(大意)
「これは、スパム防御サービスを相手取った訴訟ではない」とマルコム弁護士。「スパム防御サービスにスパムの送信元を報告したと想定される人間を訴えている。つまり、スパム防御サービスという入り口ではなく、一歩踏み込んでインターネット利用者という1個人を攻撃しようとしているわけだ。これは憂慮すべき傾向だ」(同記事より。引用者註:マルコム弁護士は、マクニコル氏の弁護を担当している)
『90年代SF傑作選』(山岸真 編/ハヤカワ文庫SF)読了。
「バーナス鉱山全景図」(ショーン・ウィリアムズ/嶋田洋一 訳)、「フローティング・ドッグズ」(イアン・マクドナルド/古沢嘉通 訳)、「ルミナス」(グレッグ・イーガン/山岸真 訳)、「棺」(ロバート・リード/中原尚哉 訳)が特に面白かった。
キスも命がけ(slashdot.jp)。「カナダからの手紙」を思い出した(古い)。
サッカーW杯:コンピューターはフランス敗退を予測していた?(Wired News)
11日の朝は日食を見よう(slashdot.jp)。木漏れ日で、太陽の欠けている様子が分かる。この方法だと目にも優しいです。(日食 木漏れ日で検索)
ワールドカップ、日本ロシア戦。外からの歓声で、日本が得点したことを知る。
的場厩舎2勝目。(中京第7レース(ダート1700m)、マイネルロングラン号(幸英明騎手))。
セキュリティホールmemoの2002.06.07経由で第二の2000年問題か――金融業界を襲う「T+1」問題(日経 IT Pro)。
「T+1」とは、この記事によれば「「T」とは証券取引(Trade)が成立した約定日を指し,「+1」は約定日から数えて2日目(翌営業日)に決済することを意味する。」のこと。今年1月に内部面接で聞いた話によると、USは"911"の影響で、移行が遅れているそうだ。この記事を読むと全世界が「T+3」かと読み違えそうだが、そんなことはないし、元はそうでなくて「T+1」に移行した国も既にいくつかある。
日本はもちろん、まだまだ。
約60%が HTMLメール「受容派」(slashdot.jp)。
死者だけが知るパスワード――ノルウェー国立機関がハッカーに解読を要請(Wired News)とパスワード破りでノルウェーを救え(slashdot.jp)。
ICANNの組織改悪案、コメント募集中(slashdot.jp)。slashdotのコメントはおやじギャグ満載。
(関連日記:2002/02/27,2002/03/13,2002/03/16,2002/03/19,2002/03/20,2002/04/05)
米国特許が即日本特許に(slashdot.jp)。意味が良く分からない。とりあえずおおいに賛同して、火にもコピーライトを!と主張するかな。
「オープンソース・ソフトは危険」という報告書、裏でMSが関係?(Wired News)。そうそう、今年の4月馬鹿(?)ネタ2題、MS-UNISYSの“反UNIX”キャンペーンはUNIXで(slashdot.jp)と、反UNIXサイトがトラブル中(slashdot.jp)は、楽しうございました。
TRON、やっとお上に認められる(slashdot.jp)。TRONについては、正義は何処へ(その2)、(その3)(がんばれ!! ゲイツ君)と、黒木のなんでも掲示板2のまきのさんの書き込み(こことここ)が興味深かった。
仕事場にて。
「昨日、プレゼンルームで日本ベルギー戦見て帰ったんだよ。この会社入って良かった〜って初めて思った!」
新人さんですか。
ロボットの世界でもサッカーのワールドカップ開催(Wired News)。
会議。出なくても良かったような。まあ、いい。
あの宝塚記念から7年経過。忘れないものである。
帰宅途中、「おおっ!」「そこだ、いけ〜!」と声が聞こえてきた。窓を開けてTVを見ているようだ。のどかでいい感じ。
帰宅して夕飯を食べ、片付けてからTVをつけると、日本・ベルギー戦は既に終わっていた。
朝、メールをチェックすると、6月5日4日に会議の予定が入っていた。泣く。
ギコ猫の商標をタカラが出願中(slashdot.jp)。6月3日に取り下げた、とのこと。それにしても。
安田記念。ゴールの瞬間「え、アドマイヤコジーンの背中、吉田豊?」と勘違いするほど、ガッツポーズがそっくりだった後藤騎手。ウィニングランで大泣き(G1初制覇だったそうだ)。2着ダンツフレーム、3着ミレニアムバイオ。
的場厩舎初勝利(中京第8レース(ダート1700m)、ユウワンキング号(鹿戸雄一騎手))。おめでとうございます。