QアンドA11
  通じました!目からウロコです


ちょうど本日バンコク経由で帰国しました。丹野さんの本は南船北馬舎からDMをいただいているのですべて読ませていただいています。今までシンハリ語を覚えようとしましたが、ほんの片言しかわかりませんでした。ついつい英語でやり取りしてしまうし、シンハラ語を喋ろうとすると日本語→英語→シンハラ語になり文法が空中分解をおこしてしまってました。『熱帯語』を目下読んでいるところですが、日本語とシンハラ語の共通点を例を用いてあげ、忘れかけていた古文の文法も絡めた解説は興味深かったです。さっそく覚えた言葉を話してみると、通じた!! 目からウロコでした。  (まんまる 満月)
 


No-11 2004-**-** 2015-Dec-16 


通じた? よかった、よかった。簡単でしょう? シンハラ語って面白いんですよねェ。何てったって日本語気分で話せる!のですから。私の「シンハラ語の話し方」は日本語=シンハラ語の不思議な「ダイレクト・メソッド」(日本語がそのままシンハラ語になっちゃう、シンハラ語が日本語のように聞こえる)だから覚えるのにまったく無理がないんです。普通、ダイレクト・メソッドと言うと外国語だけで学習することだけど、シンハラ語学習の場合は日本語を使ってもダイレクト。日本語がシンハラ語に通じてしまうからです。これは、これまでのシンハラ語教授法にない新しい学習方法です。革命的、かなぁ。
 シンハラ語の習得に日本語の古語を利用する、それも特殊な古語ではなくて学校で習った単語を利用すれば充分なのです。日本人ならこれを利用しない手はない。学校で習った古文もこうすれば利用価値大です。シンハラ語が何だか懐かしくなります。
 日本語の古語をシンハラ語会話に使うなんて思ってもみなかった、という感想を他の方からも多くいただいています。大体は、すでにシンハラ語でシンハラ人とのコミュニケーションを図っている方々からです。
 いえ、日本人ばかりではないんです。東京のスリランカ大使館の前書記官は『万葉集』に出てくる日本語がシンハラ語と同じ単語で出来ていると知ってびっくりしていました。
 今回の「シンハラ語の話し方」は『熱帯語の記憶』を実践したい方のための会話書です。会話実践とシンハラ語を品詞別に説明した章に分けられています。確実にシンハラ語力がつくように作られています。

※「シンハラ語の話し方」は2014年2月現在「シンハラ語の話し方・増補改訂」となってかしゃぐら通信自身から発売されています。
また、絶版となった旧版はAmazonのキンドル本で読むことができます。