QアンドA26
 シンハラ語でe-mail を出したいのですが、方法はありますか


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No-26 


 
 シンハラ2000のソフトでもシンハラ e-mail がありますが、もっと簡単にシンハラ語で e-mail を出す方法があります。
 スリランカのグッズを Web site で扱っている KAPRUKA という会社が、無料サービスとしてシンハラ語の e-mail を提供しています。webでカプラカ社のホームページを開き、ここのE・メール・コーナーに登録すると無料でシンハラ語のメールが出せます。→Kapruka 社の無料Sinhala E-mail

 この仕組みは、***@lanka.info のメールアドレスをKapruka から取って、あなたがシンハラ語のメールを 書いて kapruka へ送ると、そこからあなたが希望するアドレスに送ってくれると言うわけ。
アドレスの***の部分はあなたの希望する名前が登録できます。

 では、なぜシンハラ語でメールが送れるかというと、シンハラ語のメールはgif. (kapruka では jpeg. の例を挙げているが、実際には gif.だった)の画像に処理されているのです。しかも、普通の量なら60kb以下という軽い画像になっているのです。これならメールを受ける相手に負担をかけることもないはず。つまり、kapruka 社のシンハラ語 e-mail の利点は、シンハラ語の手紙を送る相手がシンハラ・フォントをもっていない場合でもシンハラ語の手紙が届く、しかも軽い量で届くというメリットにあります。

 ただし、こうした仕組みですから、仲介者には、もしその気になればですが、手紙の内容の傍受が可能です。通信の秘密は有史以来の人間社会の鉄則ですが、ホット・メイルのような危うさがここにもあるのです。また、Web mail ですから、出したメールの控えもあなたのマシンには自動的には残りません。控えが欲しければ、CC(カーボンコピー)を自分のアドレス宛てに送るというチェックマークを入れなければなりません。これらの点を充分に留意したなら、これは使えるサービスです。
 また、シンハラ語のタイピングはかなり簡略されていて、使える文字に制約があります。しかし、このシンハラ語 e-mail タイピングは、例えば頻繁に使う長音記号の「」がキーボード手前の 「z」 に託されているなど、使い易い面もあります。

 kapruka ではシンハラ小説、シンハラ歌のCD, バティックなどの販売をメインに扱っています。これらはもちろん有料。無料なのは、このシンハラ語メール・サービスとコロンボ市内の地図サービスだけです。