外国生活で国際感覚を磨いた殿様、
旧加賀藩主前田家16代当主・利成の本邸。
この建物は、旧加賀百万石前田家の第16代当主前田利為の本邸として昭和4年(1929年)に建築され、当時東洋一の邸宅と称されました。
設計を担当したのは、当時東京帝国大学教授であった塚本靖と担当技師の高橋禎太郎。イギリス・チューダー式をとりいれています。
明治17年(1884年)、華族令発布により、前田家は侯爵の爵位を授与されて、百万石大名の威信を保ちましたが、
隣接して建てられた東京帝国大学の敷地拡張のため、本郷の地も駒場の東京帝国大学農学部実習地4万坪と交換されることになりました。
昭和4年から5年にかけて、前田家16代当主前田利為(としなり)侯爵は、
駒場の敷地に、地上3階・地下1階(見学は1、2階のみ)建ての洋館と、
これを渡り廊下で結んだ2階建て純日本風の和館とを、相次いで竣工。ちなみに、この屋敷で暮らした前田家の家族は6人。
その頃、住込みと通いを合わせて使用人は140人いたといわれています。
明治17年(1884年)、華族令発布により、前田家は侯爵の爵位を授与されて、百万石大名の威信を保ちましたが、
隣接して建てられた東京帝国大学の敷地拡張のため、本郷の地も駒場の東京帝国大学農学部実習地4万坪と交換されることになりました。
昭和4年から5年にかけて、前田家16代当主前田利為(としなり)侯爵は、
駒場の敷地に、地上3階・地下1階(見学は1、2階のみ)建ての洋館と、
これを渡り廊下で結んだ2階建て純日本風の和館とを、相次いで竣工。ちなみに、この屋敷で暮らした前田家の家族は6人。
その頃、住込みと通いを合わせて使用人は140人いたといわれています。
所在地 | 目黒区駒場4-3-55 駒場公園 |
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開園時間 | 午前9時から午後4時30分まで(和館は午後4時までとなっています) |
休園日 |
毎週月曜日。年末年始12月29日から1月3日。 (月曜日が祝日と重なる場合はその翌日。) |
交通 |
井の頭線 駒場東大前駅下車 徒歩8分 小田急線 東北沢駅下車 徒歩13分 |
入園料 | 無料 |
問合わせ | 東京都教育庁生涯学習スポーツ部計画課文化財保護係 Tel:03-5320-6862 |
補足 |
≪旧前田侯爵邸洋館≫ 開館: 土・日・祝祭日のみ 開館時間: 午前9時から午後4時30分 |
東京駅舎/法務省/旧近衛団司令部/旧岩崎邸/旧古河邸/慶応義塾旧図書館/
旧前田公爵邸/山本有三記念館/自由学園明日館
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