旧帝国ホテルなどをデザインした20世紀の巨匠、
フランク・ロイド・ライト設計の建物。
自由学園明日館(みょうにちかん)は、大正10年(1921年)、日本初の女性新聞記者であり、
女子教育家でもあった羽仁もと子・吉一夫妻によって創立されました。設計は、
旧帝国ホテルなどで知られるアメリカの巨匠フランク・ロイド・ライト。
自由学園明日館は、大正10年(1921年)、日本初の女性新聞記者であり、女子教育家でもあった羽仁もと子・吉一夫妻によって創立され、
旧帝国ホテルなどで知られるアメリカの巨匠フランク・ロイド・ライトの設計により建設されました。
建設にあたり羽仁夫妻とライトを引き合わせたのはライトの助手の遠藤新。
そして、夫妻の目指す教育理念に共感したライトは、「簡素な外形のなかにすぐれた思いを充たしめたい」という夫妻の希望を取り入れ自由学園を設計しました。
その後、歴史的・芸術的価値が評価され、1997年(平成9年)、国の重要文化財指定を受けましたが、老朽化により1999年から2001年まで保存修理工事が行われ、
同年11月に再開業しました。
この建物は、中央棟を中心に左右に伸びた東教室棟、西教室棟を厳密なシンメトリーに配しています。 建物の高さはこじんまりとしているが、 内部の天井を見上げると屋根の形になっているので、思ったより閉塞感はありません。 このような天井プレイリースタイル(広大な草原の中に、はいつくばるように建つ草原様式)と呼ばれるそれは、 ライトの出身地・ウィスコンシンの大草原から着想を得たもの。
所在地 | 東京都豊島区西池袋2-31-3 |
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開園時間 | 毎週月曜日(月曜日が祝日または振替休日の場合は、その翌日)、年末年始 ※詳しくはこちらをご覧ください。 |
休園日 | 年末・年始(12月29日〜翌年1月1日まで) ※詳しくはこちらの案内をご覧ください。 |
交通 |
JR池袋駅メトロポリタン口より徒歩5分 JR目白駅より徒歩7分 |
入園料 | 見学のみ:400円(中学生以下無料) 喫茶付見学:600円 |
問合わせ | TEL03-3971-7535 |
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