L'ecole de Pskov

Pskov school
プスコフ派


 
プスコフ
 
 プスコフはロシア最古の都市のひとつで、10世紀初頭より知られている。ノブゴロドの西に位置しており、現在のエストニア共和国との国境に近い。1348年ノブゴロド公国(共和国)より独立し、1510年にモスクワ公国に併合される。
 
 
プスコフ派の特徴は
    
 プスコフはあらゆる面で大きくノブゴロドの影響下にあり、イコンもまた例外ではなかった。しかし、早い時期にプスコフ派のイコンはその独自な特徴を発展させる。ノブゴロド派の特徴のひとつであるはっきりとした輪郭は、13世紀以降のプスコフ派のイコンではほとんど見られなくなる。イコンに描かれる人物の顔は、縦長で、鼻筋が長く強調され、鼻頂にはしばしば楕円の淡いハイライトが入る。顎がとがり、首は長く描かれる傾向がある。プスコフ派の特徴である白い平行線のハイライトが目尻、首などに多用される。色調は全般的に明るいが、厳粛な雰囲気を失うことはない。
 
プスコフ派代表的なイコン画家 プスコフ派の代表的なイコン 参考書籍  
本ページの表記は整理の都合上、フランス語、英語、日本語の順になっています。フランス語に付いてはアクサン等が、Shift_JISによる日本語と同時に表示不能な為、省かれています。読みにくいかと思われますが、ご容赦を。


     Iaroslavl/Moscou/Tver/Novgorod/Pskov
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