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▼小説【小さな天使が眠るとき】

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†第1章(あらすじ)
 絵を描く少女
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 冬の夜、警告音の鳴り響く踏切に一人佇むミサキ。
 傷を重ねたその手には、家族をはじめとする許せない人間達に対し確実に報復する武器が握られていた。
 それは彼女が『爆弾』と呼ぶスマホ。
 そのメモリの中には許せない人間達の醜悪なデータがたくさん蓄えられていて、それらをネットにばらまいて電車に飛び込むのが復讐。
 目の前を電車が次々と行き交う。
 市販薬の副作用によって震えだした指でデータの送信アイコンをタップし、誘われるように線路へ。
 人生最大にして最後の仕事をなし終え、これでこの世とサヨナラしたはずだった。
 なのに目が覚めたのはあの世などではなく、なぜか丘の上の空き地。
 その夕暮れの空き地で、コンクリートの地面に絵を描く少女と出会う。

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(あらすじ)
†第1章『絵を描く少女』
†第2章『壊れた家』
†第3章『裏切り』
†第4章『嘘の記憶』
†第5章『衝 動』
†第6章『雪の舞い降るあの坂を』
†第7章『哀しい再会』
†最終章『小さな天使が眠るとき』

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(C) Natural-Rain.