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大社門前・夜の寺子屋

TAISHA EXTRA 大社門前・夜の寺子屋
―古代の文字で論語を読み解く―

日時:2011年6月4日(土)・7月9日(土) 午後7時〜9時
講師:安田登(能楽師・下掛宝生流脇方)・槻宅聡(能楽師・森田流笛方)
参加費:500円+飲食費
会場:大社門前 いづも屋 (出雲市大社町杵築南775-5) TEL 0853-53-3890

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『論語』は、ひとことでいえば「心」の使い方マニュアル。

「心」という文字は、孔子の生まれる、ほんの500年前にできた、孔子の時代の人たちにとっては、できたてほやほやの文字だったのです

これによって、人々は全く新しい可能性を手に入れましたが、同時に「心」によって不安や悲しみという、いままで感じたことのない気持ちも副作用として得てしまった。 どうしたらいいんだろう。そんな「心」の疑問に答えようとしたのが孔子であり、そして「心」の使い方を世界で始めて解説したのが『論語』だったのです)

現代の私たちも「心」がうまく使えないのは、孔子の時代の人たちとあまり変わりません。私たちは、せっかくの孔子の言葉をちゃんと理解できていません。それは、孔子の生きていた文字と、現代の文字がだいぶ違うし、孔子の生きていた時代の文字(漢字)は身体系の文字がすごく多い。頭ではなく、からだで読むことが大切なのです。

『論語』を孔子の生きた時代に使われていた文字に置き換えて読みなおしてみると、思いも寄らないメッセージが・・・。

漢文なんか全然わからないし、どちらかというと嫌いという方も、ちょっと顔を出してみてください。全く違う世界が垣間見えます。

「大社門前・夜の寺子屋」では、江戸時代の寺子屋で行われていた謡(能の歌)や、能の話も交えて行います。『論語』と能にも、実は深い関係が…。

お楽しみに!

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