textnerd@mind

  - 思うこと、ただなんとなく綴る場所 -

RSS1.0


- diary log 51 -

<< これより昔の日記 | この後の日記>>

通勤ノベルゲーム その68

Crimson_Roots (for Android)

 傑作!(※意見には個人差があります)

 公式にも書いてありますが、もう何処を取っても救いがなさすぎる。鬱です。ええ鬱ですとも。それが悲劇マニアな自分には悶絶ものでした。いやー。もー。いわゆる乙女ゲームは最近……うん……まあ……ちょっと色々食傷気味だったのですが、手を出した自分を褒めてあげたい気分。
 同作家さんの他のゲームはここまで鬱々じゃなさそうですね。でもドロイドさんに降りて来ることがあればやってみたいかも。
 という訳でどーひっくり返っても悲しい結末にしかならないノベルゲームです。一見乙女ゲーム風。いやまあ、ある意味恋愛ADVではあるのですが、お姫様は王子様と結ばれて幸せになんかならねえよーなのです。
 ちなみに以前はGooglePlayで公開してましたが現在はapk直接配布デス。

 お話。
 目が覚めるといきなり主人公女子は記憶喪失です。周りからの説明によると、自分は偉大な魔術師・エルジェ様の生まれ変わりであるらしい。
 エルジェ様は自分の魂を「魂の石」なるものに閉じ込めており、今まで何度かその石を使って転生を繰り返していると説明されます。
 ここは魔術の研究などを行う組織、レーゲトン。その創設者の1人がエルジェ様。人々はエルジェ様を神のごとく尊敬している。そんなエルジェ様の記憶を受け継ぐために主人公が選ばれ、転生の儀式が行われた時、魔術排斥派に邪魔をされて儀式は中断。影響で主人公も記憶を失ってしまいます。
 自分の名前すら憶えていない状態で始まり、自分自身の謎(引いてはエルジェ様の謎)を見つけてゆく物語です。
 大きく分けてレナトスのルートとジェドのルートに分かれます。最初から主人公憎悪路線のレナトス、主人公大事(過ぎ)路線のジェド、というかなり対照的な2人です。

 1プレイは短め、だと思います。でエンディングは10種。物語の本質に迫るルート(あえて言おう、キャラ攻略ではないと!)に入る条件は、多分、何も情報ないとげっそりする難しさの予感です。
 ただそれが「予感」で済んでいるのは、何周かしてバッドエンドやら意味不明エンドやらそれでいいのかエンドやらを繰り返してゆくと、そのうち、ご親切な魔術師さんが「攻略本」をくれます(笑)。ルートに入るための選択肢(の一例)がそれで判ります。なので、ノーヒントだとだいぶ難易度高いですが(ライトユーザーから見ると)、怖がらなくても大丈夫。ただ、ノーヒントでも「あそこのあれが分岐点なのかも」とかなんとなーく想像はつくような作りになってはいます。うん。ウデに自信のある方(?)はノーヒントで頑張ってみても行けるんじゃないかな。私は10種のうち6種まではノーヒントで出せました。ほぼバッドですけどねw
 という訳で、ゲームの中で攻略情報が見えるので、外部の攻略サイトに頼ったりする必要はなく、通勤にも優しい仕様です。完璧オフラインでOK。

========== 微かなネタバレ結界 ==========

 「だいたいこいつのせい」と言い切ってしまえる「黒幕」が明らかになるのはジェドのルートなので、存分に堪能したい方は、ジェド後回し強く強く強くおススメ。うん。是非。

固定リンク / 2019.3.30


脱Flash失敗したもの成功したもの

 アメーパピグPC版が脱Flash開発に頓挫してPC版サービスの終了を発表したのが3月12日。
 ニコッとタウンが脱Flash開発に目途をつけて6月から非Flash版のテスト運用を始めると発表したのが3月13日。
 ……そして3月13日夜から翌朝にかけてニコッとタウンのサーバがダウンしました。14日午前には復旧していますが。
 ハード障害が原因だったようですけれども、あまりにタイミングが良過ぎて、ピグ難民が押し寄せて来たのかぁとのんびり思っておりました。

 元ソシャゲ開発者としては、この2つのサービスの差は、サイバーエージェントが無能でスマイルラボが有能だった訳ではない、とは思います。

 ピグはFlashアプリ内で全て完結する作りに見えるので、なんつーか、1つの大きな風船の中に色んな機能がぎっしり詰めてある感じ。なので中身の1つを取り出したり直したりしようと思うと、他の中身に触っちゃったり突いちゃったり位置が変わっちゃったりしてうまいこと動かなくなっちゃう、みたいな部分がありそうに見える。
 ニコッとタウンのタウン機能は、元々が小さい各機能の風船が点在していて、その間に橋を渡して行き来が出来るようにしてある感じなのです。

 ピグは着替えも部屋の模様替えもペット育成も釣りもミニゲームも全部1つのFlashの中でやるようになっていた。
 でもニコッとタウンはタウン機能、着替え、部屋の模様替え、ペット育成、釣り、とか、元々全部別ページでやる仕組みになってて、着替えた結果の服とかペットとかをタウンに持ち込むことも出来る、っていう感じ。
 あと圧倒的にエリア数が少ない。ニコッとタウンはイベントエリア含めて14エリアしかないので。ピグは150エリア以上ある。
 …なので。ピグの今の仕組みを見ると開発を細分化して分業するのがすんげえ難しいだろうなぁ、と想像する。一番外側の大きな風船をきちんと管理出来る人がどうしても必要で、その人に対する負担がずっしり重いタイプのシステムに見える。
 あと、リリースするとしたらその風船の中身が全部揃ってからでないとリリース出来ない訳で、アバターだけ、部屋機能だけ、みたいな段階的なリリースが多分出来ないと思われる。
 ニコッとタウンは各機能を分割してそれぞれ開発して、後で橋渡しの部分だけ擦り合わせりゃどうにかなる、みたいな感じの仕様に見える。つまり分業し易そう。柔軟に人とかスケジュールとか調整が効きそう。特定の人だけ背負わなくていい感じに見える。そして、元々機能間の接続が緩めなので、各機能ごとにバラバラに、段階的にリリースすることが可能なんだろうなと(実際に段階的にリリースすると告知もされています)。

 ……んだけれどね。
 そういう目線で両方を見比べられるのは開発経験者だけなので、一般ユーザーからすると、なんでニコッとタウンが出来たのにピグは放り投げたの? みたいに見えちゃうこのタイミングの悪さったら。いや別にわざとじゃないんだろうけれども。スマイルラボさん「してやったり」とか思ってたりするのかひょっとして。にやにやしてたりしたら面白いなぁ(※あくまで個人の感想です)。

 MMORPGとかでも、仮想世界でチャットしたり仲間を作ったりお着替えしたりみたいなことはもちろん出来るけど、モンスターを狩るだのクエストを達成するだのといったゲームの目的が別にあるものじゃなくて、純粋に「それだけ」のものっていうと意外にそう多くはないのか? と何となく。少なくとも私は他にはあまり詳しく知らない。あえて挙げるならセカンドライフとかなんだろうけど、洋ゲー独特のあのキャラメイクではピンと来ない人は多いだろうしなぁ。

 ニコッとタウンがサーバダウンしていた時に公式ついったも何も言ってくれねーので、Yahooのリアルタイム検索に頼って、ああ私だけじゃないのか、ということが把握出来た。で、その隙間にちらちらと、ピグ終わるからニコッとタウンに登録した系のツイートが挟まっていたので、ピグ難民がニコッとタウンに流れ込んで来る流れはあるんだろうなぁとは思ってる。
 ……ただサービス規模もかなり違うし(ピグは1500万人超えてるけどニコッとタウンは約1/10だしねえ…)、ピグ民たちの受け皿には…なるのかなぁ。どうなんだろ。ニコッとタウンはかなり年齢層上だしねえ。サイバーエージェントが悪い訳じゃないんだけどピグは色んな意味で「若い」子が多いから、ニコッとタウンのユーザー層が変質してしまったりするのかしら。むーん。

固定リンク / 2019.3.22


カメラを止めるな!

 今月はテレビ放送ものとはいえ珍しく映画を見てます。とは言え例によって録画して後からですけれども。

 見た人が感想とかをSNSで拡散する時もネタバレに慎重になる人が多かったり、確かニコニコで上映会やったた時「ネタバレあり」「ネタバレなし」で上映を分けたりしましたが、ふむなるほど、と思った。
 あと。…映像製作の現場にいる人たちにとって特に「刺さる」作品なんだろうなぁ、としみじみ思いました。ええ。SNSでの拡散のされ方で、大きな起点の1つは指原さんのツイートだと思うのですけど、彼女も……に限らないけど、自分の意志とかじゃなく求められた役割を演じなければならない、みたいな立ち位置にいる人の方が感じ入るものがあるのかなぁと。

 作品が進むにつれてメタが剥がれてゆく展開は純粋に面白い。小さな小さな「?」が後半一気にががーっと回収されてゆく面白さ。感動したとか泣いたって感想は何処から来るのか判らないぞ…どういう感性なんだ…w 純粋コメディだと思いますけど、ねえ。親子の絆、はちらっと見えはするけれども。
 「監督」の、「出すんじゃない、出るんだよ!」という第一声からして、2度目に聴いた時の感触が全然違う。どちらかと言うと映画の物語というより演劇っぽい感じですね。

 俳優さんたちのキャラクターが、演じる人が先で当て書きされて脚本が出来ているというのは事前情報で知ってはいたけど、演じる人たちってそれどう思ったんだろう……私こんな風に思われてる!? みたいなショックはなかったんだろうか…(笑)。
 ただまあ、だからこそなのか、本当に、もちろん演技なんだけどリアリティがあって。それもまた作品の色になってますね。本当に、この人たちでないと出来ない作品。

 以下はちょっと余談ですけれども。

 ……ゾンビチャンネルという設定自体で思った、けど、今時はぐったりするほど多チャンネル時代、ですよね。テレビ波だけではなくて今はネットでの動画配信サービスが増え過ぎてうんざりするぐらい。仕事上、そういうの使っている方々からの問い合わせに答える機会もあります、が、こんな苦労してまで何十ものチャンネル手に入れて何処に見る時間あるんだろう皆様…と内心思っていたりします。
 で、そういうサービスのチャンネル一覧見てると、ものすごくニッチな趣味の分野でチャンネルが1つ独立していたりする。そればっかり24時間やるのマジで? みたいな。
 で、ゾンビチャンネルみたいなものも、今はもちろんないけれど、そのうちニーズが細分化するとこういうのも出て来るのかな、そして「安い、早い、質はそこそこ」が、湯水のように使い捨てられてゆく世界が待っているのだろうか、なーんてことをしんみり思ったりもしました。
 300万をやたらに強調するには絶対可哀想だ。スタッフや俳優の皆様からの「持ち出し」ありきでしょう、これ。300万で収まってるはずがない。一番嫌なのは、300万でカメ止めが作れるんだからあんたもこの額でやれるよね? 的な展開になるのが日本人ってことですね。遠い目。無理させられる人が出ないことを祈りたい…。

固定リンク / 2019.3.14


マイロ・マーフィーが

 DLifeに下りて来たー!
 以前にちらっと書いていたことが実現して嬉しいです。ありがとうDLife。それだけこの作品ももう新作ではなくなった、っていうことではあるけれども。それでも私にとっては初見が多いです。ありがたや。
 今まではディズニーチャンネルの無料放送とかち合った時にしか見ていないので、ストーリー全体の流れが全くつかめないままだった…ちょこちょこ見えて来るエピソードから、タイムマシンものだったのか! とか、ドゥーフェンシュマーツ博士がマイロの家に居候してたりとか、経過がわかんなくてなんでそうなってるのか、と思いつつ見ていたので、やっと経緯が判明しそうで嬉しいです。少なくとも新作尽きるまでは順番にやってもらえる…と思っていいのよね…きっと…。
 それにしても多田野曜平さん凄いな。ドゥーフェンシュマーツ博士とダコタ2役、別人としか思えない…と思ったら原語声優も同一人物だった。しかも原作者だった。すげえ。今更気づいた。

 なんというか…考えてみたらフィニアスとファーブも、ドゥーフェンシュマーツ博士がやったことと兄弟の発明が、バタフライ効果のごとく意外な所で影響し合ってる、というのが面白さの1つでもあったんだなぁと改めて思ったりしています。マイロ・マーフィーはまさにそのバタフライ効果だけで物語が進んじゃってる感。
 それにしてもメリッサは凄いな。完全に巻き込まれちゃったザックと違って前から判った上で一緒にいるんだもんねー。

 相変わらずドタバタSFとでもいうような、魔法より科学(超科学)寄りの展開なのがやっぱりディズニーにしては珍しい…のかも? 今まで知らなかったピースがちょこちょこ埋まってゆくのを楽しみに追いかけようと思います。

固定リンク / 2019.3.8


ボブという名の猫 幸せのハイタッチ

 BSテレ東に感謝ですよ。ビッグイシュー購入者としては当然気にはなっていたのだ。まさかテレビ放映される日が来るとはねー。しみじみ。
 日本だとバラエティ番組でエピソードが取り上げられてたことがあったらしいですね。そっちで知ってる人も多いかも。

 ボブが本人…じゃなく本猫(?)出演なので、彼がどれだけ猫としては珍しく、達観して、落ち着いている猫なのかっていうのはよく判るねえ。彼はジェイムズに対して「わしが見守ってやらんとだめじゃのう」とか考えてる感じがしてしまう。映画になった時点で推定12歳だから、ジェイムズと出会った時点でもう子猫じゃなくて既におっさんだった。その落ち着きがいい方に働いたのかなという気はする。

 …とは言え、この物語で描かれる1人の青年の更生は、猫がやったことというより、それ以外の人に滅茶苦茶恵まれていた、よね。彼にアパートを手配しようとするソーシャルワーカー、獣医を目指して挫折した隣人、悩みながらも息子を見捨てていない父親もしかり、そして…ボブにマフラーをあげたあの女性ももちろん。
 とかく日本ではドラッグに走ってしまった人はそれだけで人生もうおしまいで、それこそ「人間やめますか」扱いで。もちろんかく言う私も、ジェイムズみたいな人が日本にいたら、アパートあてがわれて、メサドンで何とか理性を保って生活出来ているんだったら、他のバイトぐらいは出来ないの? とか思ってはしまいますねw ビッグイシュー販売停止にされた時点で、それ以外に働き口を探そうとしていないのがなー。ビッグイシュー売れるなら他のモノ売る仕事だってやれなくはないと思うんだけれど。お風呂もちゃんとある訳だし。
 ただ、当人を責めた所で事態は解決しねーんだよ、という示唆に富んだ実話でもある。それはどんなドロップアウトにも通じる話ではあるのかも知れない。
 ……日本では起こらない物語だろうなぁ。ヤク中のホームレスにアパートを手配するってことをそもそも考えそうにないもんね……。家があるって本当に凄いことだ。うん。食べ物がなければ確かに死ぬ。けど、食べ物で満たされるのは生物としての生であって。家があるとニンゲンになれる。そんな気がします。

 (劇中の)ジェイムズの出版記念イベントで「僕の人生そのものだ」と握手を求めて来た客の役で出ているのがご本人ですね。原作者。ビッグイシューで拝見しておりました。

 それにしてもボブはえらいねー。落ち着きが素晴らしい。全然甘えようとしないし。でも見守っている。そばにいる。そういう存在も大切。

固定リンク / 2019.3.1


通勤ノベルゲーム その67

●演劇少女は古都鎌倉を雪で潰す

 「ほしのの。」に同じく、「むきりょくかん。」さんの1本道ノベルゲーム。
 青春です。
 雪の物語なのに熱いです。
 雪を降らせる超能力ものですけど青春力の方が強いです(笑)。

 見た目が「地味な図書委員」と称される奈夏ちゃんは、高校三年の夏、演劇部の最後の舞台であるコンクールで、客席で光るカメラのフラッシュ(当然禁止されている)に気を取られてセリフを一瞬忘れてしまう。テンポが大切なコメディシーンでのその一瞬は致命的で、コンクールで優勝出来なかったのは自分のせいだと心を痛めていた。
 冬が来て、彼女はとある大学の面接試験をパスして入学が決定。一足先に受験戦争から抜け出すことに。
 すると、演劇部の部長・俊介が、冬公演のヒロイン役として奈夏ちゃんに戻って来て欲しいと頼んで来る。彼が書く脚本のヒロインは地味で目立たない子が理想らしい。
 心密かに彼を想っていた奈夏ちゃんは、それを引き受ける。そして公演後に彼に自分の気持ちを打ち明けると心に決める。玉砕するつもりで。
 その頃から、どういう訳か、天気予報では絶対に絶対に晴れるはずの日でも、夕方になると雪が降り出すという妙な異常気象が始まる。
 もう1人。穂波ちゃんは、人々に宿る不思議な奇跡、「才能の種」の謎を、友人・多奈ちゃんとと共に追っていた。そして今回は、「好きな人のそばにいると雪が降る」という形で奈夏ちゃんに表れてしまったことを憂慮して、それを止めるべく奔走する。
 彼女は俊介に「(穂波ちゃんを)愛してる」と奈夏ちゃんの前で宣言させて彼女の恋心を潰そうと試みるが、俊介にあっさり断られる。
 ただ、俊介は、冬公演で、がさつで暴力的で幼い性格の女性キャラクターを演じられる役者を探していた、と言い、穂波ちゃんはイメージにぴったりだから入部してくれと逆に迫って来る。
 もしやってくれるなら「愛してる」くらいいくらでも言ってやる、との約束に、しぶしぶ穂波ちゃんは演劇部に入部し、役者として舞台に立つため練習することになる。
 そんな2人と演劇部の、雪に埋もれた熱い熱い物語。

 もう1度言いますが熱いですよ。青春なのです。
 何かにかつて打ち込んだ経験のある皆様はきっとじんわり来ます。

固定リンク / 2019.2.22


Bluetoothイヤフォン初体験

 前からちょっとBluetoothイヤフォンに興味はあったんですけど、音楽プレイヤーもラジオもBluetooth対応していない機器しか使って来なかったし、スマホで音楽聴くつもりはなかったのでずーっと手を出さずにいた……のですが、ちょっとしたきっかけでBluetoothイヤフォンを貰ってしまったのです。予想外に。
 いやまあ凄いタイミングだなぁ、けどせっかく貰っちゃったしなー、という訳でその足でヨドバシに行ってBluetoothトランスミッタ買って来ました。こっちが高いよむしろw まあいい機会だ。実はネックスピーカーにも最近興味があるので、これから使い道はあるでしょう。うん。
 在庫あったうちの1つがバッファローの小さいやつ。持ち運ぶ機器にもつなぐつもりだったので小ささ正義でチョイス。
 平日に買いに行ったんでオーディオコーナーにお客様誰もいなかったせいか、店頭展示品使ってその場でイヤフォンとペアリング出来るかどうかまで試していただいた。やースミマセンお手数かけました(もちろんその後渡された商品はレジ裏から新品を出して下さいました)。

 それまで使ってた有線イヤフォン(カナル型)では、ケーブルと服が擦れる音まで伝わっちゃうのが気になりだしてたもので。無線なら多少軽減されるかな? という思惑。あとやっぱり休日にうろうろしている時に、肩掛けの鞄からものを出し入れする時とか、鞄自体を置いたりする時とか、いちいち線を気にしなきゃならないのがうっとおしくなって来たってのもある。鞄をちょっと取り回したら耳からすこっと抜けるとか有線あるある…ですよね、多分。
 音楽やラジオをだらーっと再生しているだけなので遅延は別にいいです。気にしない。あとマルチペアリングも要らない。今のところ1つしか持ってないし送信専用にしか使わないし。
 買ったやつはRx(受信)は8台マルチだけどTx(送信)はシングルってタイプです。公式サイトに「マルチペアリング」って書いてありますけど送信はマルチじゃないので複数機器使いたい人は注意ですヨ。
 私もネックスピーカー使うようになったらいちいち再ペアリング面倒と悩む日が来るかもですな…その時になってから考えよう。

 で。ここからはしばらく使ってみて思ったこと。
 最初に気にしていた「ケーブルと服が擦れる音まで伝わっちゃう」は、フルワイヤレスじゃない時点で意味なかった…。これはイヤフォン側の問題だから仕方ないですね。
 あと、ワンセグラジオが。イヤフォンコードがFMアンテナも兼ねてるタイプだったのすっかり抜けてました。なので、少なくともFMラジオ聴きたい時は無線化出来ませんでした。これは忘れていた私が悪いです。ハイ。ワンセグとAM波はアンテナ内蔵なので何とか。

 一番ショックというか、えええーって思ったのが。
 …フルワイヤレスじゃないので、右耳と左耳の間は線があります。で、Bluetoothアンテナがその線の中についている。右耳寄りの位置にあります。
 考えりゃ当たり前なんだけど、Bluetooth機器とこの受信機部分の見通しが良くないと良好な音にはならない。で、実際使ってると、Bluetoothトランスミッタの送信部分が体の右半分(のポケットとか)にある場合と、左半分にある場合で、明らかに受信感度に差が出る。左半分の時は、ひどいと、喋ってる人の文脈の判別がつかん勢いでぶちぶち切れることもある。常にではないけれども。
 ……いやね。考えてみたらそりゃそうなのよね。確かに。でも実際使うとここまで違うのかぁとちょっとがっくりしちゃったのですよねw
 有線だった頃は、線の長さが足りていれば、ですけど、鞄の中だろうが左右どっちのポケットの中だろうが何処にでも自由に機器を入れておけたのに、無線になったら機器の場所を固定せにゃならんとは……盲点過ぎた。これ無線の意味あるのかしらんと悩み始めてしまってw
 なんか(私にとっては)本末転倒。Bluetoothの限界なのか、それともたまたま貰いものイヤフォンかトランスミッタかどちらかがそれなりの性能だったというだけの話なのか…。貰いものイヤフォンの説明書には「体の対角線の位置であっても遮られるヨ」って明記してあるからどっちかと言えばこっちなのかな。もっと頑張れるイヤフォンも世の中にはいるのだろうか。2.4GHzだよね? そこまで敏感な周波数じゃないと思っていたんだけどなぁ…。

 という訳で、うーん、少なくとも移動時に於いては、私の使い方だと相性がよろしくないのかも知れない。
 ただネックスピーカーは本当にちょっと検討しているので、その時になったらまたトランスミッタくんには頑張ってもらう日が来るかな。
 あと。次に自分の意志でBluetoothイヤフォンを買う日が来たら、受信部が真ん中にあるやつってないものかしら。ネックレスみたいに胸元に位置してくれれば私の使い方でも障壁が少ないかも知れない。スーツ通勤の男子なら常に定位置に機器を置くのは難しくないのでしょうけど、女子は季節によってポケット使えなかったりする時もあって、常に右半分に定位置を確保するの無理なんだよなぁ…。

固定リンク / 2019.2.15


「検索」さえ死語になるのか?

 「izure」という小説投稿アプリがありまして。
 元々は「初恋シグナル」のノベライズが配信されているというお知らせを見て入れてみた訳ですが。
 ……インターフェイスに戸惑いっ放しで割と混乱しています。今時のスマホアプリはこういう方向なんだろうか、と逆方向に感心はしたのですけれど。

 上のような事情なので、アプリインストールして、投稿されているものの中から該当の作品を探そうとした、訳ですけど、…検索をさせてもらえない訳です。
 起動してホーム画面に誰かの投稿作品のタイトルらしきものがある。で、そこから、別の人や別の作品に移動する方法が既に判らない。
 使い方ヘルプらしきものは「投稿の仕方」しかなくて、読者側のナビゲーションについて説明がない。いやいやいや。投稿サイトって投稿して終わりじゃなかろう、読まれないと意味なくない?
 でおろおろしているうちに、下から上スワイプで別の人の別の作品が出て来ることに気づく。次々下から上スワイプすれば作品は切り替わる、けど、逆に言うと1作品1スワイプが必要ってことで、リストとか一覧表って概念が探せない。
 ようやく、カード形式で一覧出来るらしき画面を見つけたものの、そのインターフェイスだと表紙の写真だけでタイトルも作者名も出ない。しかも最初の40件か50件くらいで表示が止まってしまいそれ以上の作品が探せない。まさか現在それしか投稿されてない訳じゃないよないくら何でも。とゆーかそっちでも結局「初恋シグナル」ノベライズはやっぱり見つけられない。

 投稿側見てみると、ジャンルを選択出来るようになってる。1作品1スワイプのインターフェイスだともちろんジャンル表記もある。けど、じゃあ恋愛小説見たいとかSF読みたい、みたいに思ってもそもそもジャンルで絞り込むことすら出来ない。何のためのジャンル? 他サービスの流儀に則ってジャンルの所をタッチするとタグで絞り込みみたいなことが出来るのかなと期待して裏切られました。

 あとも1つ。現在、アプリリリース記念でizure大賞っていうのが募集されている。応募方法は作品概要に「izure大賞応募」って記載して作品投稿すること、……なんですけど……
 自分が審査員の立場だとしたら、そもそも文字検索出来ないこのインターフェイスで、作品概要に「izure大賞応募」って記載のある作品を探す方法が存在してないように見える訳ですよ…。作品を個別に開いて、いちいち概要を読まないとならないんだぞ。1000件投稿があったらそれをシーケンシャルに1000回全部やれと…どういうことそれ。審査員さんの手首に過酷過ぎませんか…(笑)。

 作品毎の「シェア」で作品毎URLが取れるので、書き手さんの中には、そのURLを使ってついったとかで自分の作品を宣伝してる人はいる。…読み手が作品を探す手段がアプリの外側にしか用意されていないというインターフェイスは……潔い、のか? SNSから流入や拡散こそが作品の価値、っていう判断なんだろうか。……そうなのかなあ。

 個人的には違和感があるけど、今時のスマホアプリ世代ってそういうものなのか? という感覚もちょっとある。特に、使ってないけどtik tokって「検索して探す」メディアじゃない感じが、外から見てると、ひしひしと感じる。出て来るものをザッピングする感覚の楽しみ方なんだろうなぁと。
 なんかこー、一周回って昭和のテレビみたいだなと(笑)。自分で好きな番組を選んで見るんじゃなくて、チャンネルザッピングして映ってるものを適当に眺めて時間を潰す。izureで行なう読書もそういう楽しみ方をさせたい…のだろうか。これまで数多登場した小説投稿サービスとは違う何かを目指してるってことでいいのかな…?

 趣味でモノ書いてる1人としてこのアプリに投稿したいかっつーと全く意欲が沸かないですね…w ただ、検索ってシステム的にすんげー負荷のかかるものだというのは、昔ケータイ向け着メロサイトとか作ってたブログラマな自分は身に染みて判るので、「やりたくない!」みたいな気持ちがあるとすれば、それは理解出来るのですけど(とある会社に入社した直後に与えられた仕事が、着メロサイトの検索最適化でした、それまで結果出すのに3秒以上かかってたのをSQL全面刷新で1秒以下に縮めたりとかそういうの。ケータイは1秒がシビアな世界ですからねぃ)。

 でもな。特に「izure大賞」絡みは疑問よね。これ、このキーワード入っていて「いいね」数が多いものから候補になるって説明だけど、だとしたら誰かに「いいね」つけて貰う=読者を獲得する、ってのが必要最低限の条件じゃありませんこと…? なのに読者側から探して貰う手段がありませんのよこのアプリ。ついったや顔本や、外部SNSで宣伝させて連携前提なのかしらんんん? …だとしても、そういうSNSの拡散や流入って作品自体の価値とは別のものだと思うのですけれどもねん…。それってSNSフォロワー多い人が勝つ世界じゃない? いい作品を作る人じゃなくて。それでもいいの? そういうコンテストなの?

 まあそれはそれとして。
 スマホアプリのこれからの形ってこうなるんだろうか、ということを逆に感じさせるモノではありました。ついに「検索」すらも消える世界が来ているのだろうか、と。

 あ、で、結局、ノベライズ作品は1作品1スワイプのインターフェイスの方で、ひたすらスワイプし続けて見つけることは出来ました。一応ね。でも配信されている話数もまだ少なくて、本文読む時間より作品に辿り着くまでにスワイプし続ける方が時間がかかっちゃうような有様なので、すっごくめげてます(笑)。手首に悪いよ(笑)。favary様の公式ついったで更新告知はしてるようなのですが、せめて作品個別のシェアURLを更新されるたびに貼ったらいいのにね。これから更新されるたびにスワイプして探す作業を強いられるのかと思うと……作品の良し悪し以前の問題だよなぁ。

固定リンク / 2019.2.9


Windows10 October 2018 Update

 降って来た。遅かったなぁ。
 …とは言え、今までのバージョン以上に不具合がやたらと多いから自力で更新する気にはなれなかったので。まあいいデス。
 未だにタッチキーボート関連の不具合って直っていないのかな? 私は使わないので問題は起きてないですが。
 世間は週末だったけど私は仕事、という日に降って来たので夜寝る前に勝手に再起動させておきました。朝見て終わってたから6時間はかかってないのかも知れないという感じ。

 UpdateのたびにOneDriveのアイコン出現させるのヤメテって思ってたら出て来なくった。うん。良きかな。もちろんアプリ一覧から起動は出来ますけれども。
 今回はクラウド連携とか、スマホとの連携とか、そっちが主役に見えますねぃ。クリップボードに履歴がついたとかって、外部ツールで昔から連綿と続いて来たけど本体に取り込まれたのか、しかも今になって。という変な感慨があります。Windows3.1の頃からあったよねこーいうフリーソフト。ただまあ、同一マイクロソフトアカウントでログインしている端末間で共有出来ちゃうってのは流石。アカウント管理出来る側の強みだ。
 スマホ連携はWindows Phoneを諦めたからこそ開発が加速しているのかしらなんて邪推。ただ私は使うつもりは全然ありませんけどね…。
 とりあえず動かなくなっちゃったものとかは見当たらず。今の所自分の使い勝手では何の変化もない。見事なまでに何も変わらん。Bluetoothもハードウェアをそもそも積んでないし。
 …仕事では関連の問い合わせ増えるのかなぁなんてちょっと戦々恐々とはしますが。ただまあ、自分のお仕事的にはOffice2019の方が恐ろしいけどね…(PCプリインストールで意識せず365使ってる皆様多いから)。

 以下はちょっと余談。

 October 2018とは多分全く関係ないんだけど、やっとSmartScreenが仕事するようになったと感じています。IE8くらいの頃からあるはずなのに、私の環境では仕事しているの見たことなかった…。ここ最近派手に流行している、広告で自動的に履歴消してリダイレクトさせるタイプの偽警告をブロックするのを目撃出来るようになりました。
 どのサイトも対策が進んでいて不正広告をそもそも出さないように頑張ってはいるようですが、まだまだ減りませんねぃ。去年はbiglobeとかgooとか開いてもやたら偽警告になってたけど目に見えて減った、と思ったら、今年になってからは楽天関連のサイトを開いているといつの間にかSmartScreenが仕事していて真っ赤になってることが多い。対策もうちと頑張れ楽天。

 あと。……いよいよAdobe Flashが死ぬ日が迫って参りました。でも私の見ているいくつかのサイトはまだFlashでやってる所が多くてどーする気なんだろうと。今や超スーパーレアになった火狐使いな私ですが、ブラウザごと乗り換えないとならないのかしら。むむ。サイト側が対応しないと、更新される見込みのない(が故にFlashが動かせる可能性が残る)IEに戻らなくてはならなくなるかも知れない。なんかやだなぁ(笑)。別にIEに罪はないんだけどね。

固定リンク / 2019.2.1


通勤ノベルゲーム その66

夏恋 karen 好き≠ゥら始まる物語

 男女3人、一夏の恋物語。
 幼馴染の男2人と女1人の3人組。ある日突然女子のみすずちゃんが「好き」とつぶやく。それが男2人どっちに向けられた言葉なのか判らない。あたふたとごまかすみすずちゃん。主人公・裕樹は、自分なのか、隣にいた親友の輝なのか、彼女の真意を測りかねてちょっと悩む。
 そこから始まる夏休みの物語。みすずちゃんと仲良くなるか、男同士つるんでみるか…選択肢次第でエンディングが分かれます。
 1ルートは超短い。でも選択肢多いので周回プレイ考えると意外とボリュームはある。この短さでエンディングパターン10もあるって凄いです。

 小説のように縦画面に縦書きテキストで文章が表示される上に、時々Live2Dでキャラが動く動く動く。Live2Dとは何ぞやという人にデモとして見せたくなる出来の良さ…。
 夏祭り浴衣みすずちゃんの、「水ヨーヨー」の時のじたばた(?)がお気に入りだなあ。可愛い。基本Live2Dの動きって女の子の方が似合ってる(ぴょこぴょこしたりくねくねしたりするのがキレイ)気がするんだよ。うん。男の子の動きとしては「滑らか過ぎる」感じがしますねー。もっと直線的でガサツな動きの方が男の子っぽいような気がする。Live2D自体の仕様(?)なんだと思うのですが。

 それにしてもUnityはよいゲームエンジンだ!(←もはやお約束)

========== ネタバレ結界 ==========

 さて、男2人と女1人と言えばライバルで女子取り合い、という展開を想像すると思いますが。ゲームの遊び方を見ると既にちょっと恐ろしいことに気が付きます。
 選択肢を選んだ時に好感度が上がるキャラはLive2Dで演出が入る。そう説明されている。
 で、このゲームの場合、主人公以外の登場キャラ(Live2Dで出るキャラ)はみすずちゃんと輝くんな訳ですよ。
 つまりだ。
 親友である男子キャラ輝くんに「好感度」が存在する。
 ……………。

 まあやってみるといいよ!(にやにや)
 ってかシナリオライター男性名だから油断……し……た……(笑)

固定リンク / 2019.1.25


雑誌読み放題サービス導入の美容室が

 こんな田舎にもついに。感涙。

 この所私の行動半径でいくつか新しく美容室が出来た、と思ったら、そういう所が軒並みカット2000円代の価格帯であることが多くて、最近はこの辺りなのかなーと。1000円カットほど安くない、5000円まで行かない、みたいな。
 私としては一番納得行く、というかサービスの質と価格のバランスがいいなぁと思っていて。髪を切るたびにそういうお店にちょこちょこと入ってみることにしていた…のですが。

 そのうちの1つにドコモのdマガジン for Bizが入っていて「おおお」と。初体験。この価格帯の店で雑誌出してる店がそもそも初めてだった。コスト的に大丈夫なものなのか。紙の雑誌全く置いてなかったから元取れるのかな。
 店員さんが事前に使い方レクチャーしてくれたのですが、その時に「雑誌の出し方ですが、例えばですね…」と選択したのが中高年女性向けライフスタイル雑誌的なもの(タイトル出しては申し訳ないので察して下さいw)。紙の雑誌持って来るとしたらその辺りを置かれるのだろうなぁ、と、いつもうんざりするタイプの本だった。
 でもまあ読み放題ですからね。私が実際にぱらぱら見てたのは経済雑誌とねこ雑誌でした。ねこ癒されますなー。にゃー。
 当然他のお客さんも使っている共用端末なので、ねこ雑誌開くと最後のページがいきなり開いた。多分前のお客さんも読んでいたから続きから開こうとしてこういう動きになったと思われる。そうかみんなねこ見てるんだなぁ。とか変な面白さもあったりして。にゃー。
 ちなみに、ナイロンのケープ(?)を被せられる前に膝の上にクッション乗せられました。何のためかと言うと肘置き場ですね。重たいタブレットでもこれがあると確かに楽です。あとお腹あったかいです(笑)。

 dマガジン初めて見たけど、雑誌の表紙めくると「お気に入り登録してね☆」的なページがどの号でも挟まるので、雑誌毎の売り上げ配分ってもしかしてお気に入り登録の多さも影響するのでしょうか、多ければそれだけ配分増えるとか。for Bizなんで勝手にお気に入り登録はしませんでしたけど。
 まあdマガジンそのものはともかくとして。

 一時期、dマガジン for Bizの入っている美容室についてのツイートがバズって話題になっていたことがあります。私自身もそれよりも前に読み放題サービスを法人向けに売りまくって欲しいと愚痴っていたこともありますw だからこれ待望している人って決して少なくはないと思うのですけれども…私含めて。
 なので以前、美容室検索と言えばhot pepper beautyかなーとか思って、雑誌読み放題サービスを導入している店、という条件で探せないかしらなんて期待して見事に裏切られたので(今でもそんな条件指定は出来ません…)、正直諦めていたのです。価格とかお店の雰囲気とかは外から見れば察しがつくけど…ねえ…。外からタブレット操ってるお客様が見えたら気づけるんだろうけれど、美容院って客の手元が外から見えるような配置じゃありませんし。

 読み放題いいですよやっぱり…。もちろん価格的に雑誌の提供がないとしても納得はするのですけど、あるなら紙よりこっちだなー断然。
 もう世の中全部これになって欲しいぎゃーす。楽天マガジンタブホも法人向けサービスやっているので、是非皆様頑張って普及していただきたい。dマガは10台までで5000円/月、楽天は1台6000円/年、タブホは台数単位のプランとスポット全体のプランが選べるようなので、10席未満の小さいお店は数の調整が効く楽天かタブホ(台数単位)、10席前後かちょっと超えの店舗はdマガ、10台じゃ全然足りない! っていう巨大店舗はタブホ(スポット全体)が良さそうですネ。タブホのスポット全体っていうのがどういうプランなのかは詳しく判らなかったけど、dマガと楽天の料金体系は数が増えると従量課金の青天井プランなんで、滅茶苦茶多い所ならタブホの方がコスパいいのかも。
 あと、最近何処か1か所に通う美容室を決める、という使い方をする気になれなかったのですが、…次もこのお店でいいかもとか思ったりして。お店がhot pepper beautyの自店ページのURLを入れたカードを受付に置いてあって、持ち帰っちゃったゾ。まんまと釣られておりますw

固定リンク / 2019.1.18


年末年始録画したやつ

 やっと消化したとも言う…。

●びじゅチューンあけましてアンコール!

 年始3夜に亘ってひたすら深夜〜早朝にかけてびじゅチューン流しっ放しという狂気…うっとりです…。ちゃんとお休みだったらずーっとつけていたかも知れないw
 今は、録画したやつを休日とかに作業用BGMにしてます。再放送されることが極端に少ない中期・後期の回とかも久々に見られて楽しい。

●うたテクネ

 録画なのをいいことに何回も見ちゃった…。面白い試みだねえ。
 プロモーションビデオなんて考えもしていなかった1960年代から70年代の曲に今の人が映像をつけてPV作るっていう企画です。
 ロックンロールマーチが特にお気に入り。ガイコツ可愛い。楽器の音1つ1つに合わせて緻密に動く楽器風の楽器じゃないアイテムたちもイイ。沿道の墓標に大瀧詠一さんのものがちゃんとあったり。最後が光に飲まれて行く演出もじんと来る。いい葬列。
 恋のフーガはストーリーが秀逸。歌詞の字幕も出るのに映像で語られる物語が全く逆なので違和感持って見ていて最後「そこ視点かー!」で納得。カタルシス。
 CGも大きなカメラワークもなくひたすら編集だけでここまでやる!? のミッチー音頭も面白い。解説されないと凄さが判らなかったと思う。
 これは手間暇かかる企画だねえ。でも映像制作のショウケースとして楽しかった。

●Eうた♪ココロの大冒険

 がっつり見てた訳じゃないけど、60周年だけあって記念に全部突っ込んだみたいな番組になってましたねえ。アーティストがカバーするってだけで大人世代も引き付けられるものがあったでしょうし。
 Perfumeの「コンピューターおばあちゃん」はなんか鉄板過ぎる(笑)。高橋優さんは秋田出身だからですか? と変に邪推したり(※あくまで個人の感想です)。
 みんなのうたの曲なんかは単独で取り上げられる機会も多いけど、今回の番組は番組挿入歌率が高かったのがちょっと珍しいかも。ハッチポッチステーションなんて何年ぶりに聴いたかなー。懐かしい。お祭感はありましたねー。

●平成ネット史(仮)

 で、ネット老人会としてはこちらを録画してました。
 ……ただ、技術的なもののスピードとか変化を見るに、前半ブロードバンドの世界の方が厚過ぎて後半モバイルに入ってからが薄過ぎる感じはちょっとした。これはなんつーか、番組制作者側が既に、前半で取り上げられたような時代が青春(?)だったネット老人会世代なんだろうなと。私ももちろんそっち側なんですけどね。ネットに初めて触れたのはシャープのワープロ書院と2400kbpsモデムって世代ですから。そりゃ懐かしいですけどさ。
 実際の所、ネットというものを語る上でモバイル、ネットが掌に乗って移動するようになったことの革命の方が実は凄くて、そこから先に起こった出来事は人間の価値判断すら覆している、んだと思う…のですよね。
 シェアリングエコノミーもそうだし、フリーミアムが歪んだのもモバイルが来てからだし、人間の現実での価値がネット上の活動によって決まってしまうこと、いいねの数で仕事が決まったり、(ホリエモンが語っていた)SNSの活動によって決済上限が決められたり。白タクビジネスや民泊も利用者の評価によって現実の価値が決められる例ですね。
 その辺ちゃんと掘り下げないと、なんでSNSいじめで自殺するの? とか、なんでネットで中傷されたからって現実のブロガー殺しに行ったり無差別殺人に走ったりするの? みたいな疑問には永遠に答えが出ない。今のネットは既に「バーチャル」じゃないんだということ。
 ただまあ。ネットが現実ではない「ネット」でいられる最後の時代が平成だ、とは言えるのかも知れないけど…ねえ。ちょっと食い足りない感は残りますネ。

●ねこあつめの家

 三が日の深夜に地上波放送されていたのを知ってとりあえず録画しておきました。
 以前ちらっと書いたけどゲームはやってません。イラストねこはそんなにキュンとしなくてあくまでナマ猫(?)が好きな方なので。なので実写は歓迎です。
 のほほんまったりと猫を眺める、ゲームのコンセプトから外れていない映画でしたねえ。
 ゲーム内でもそうなんだろうけど、家の中まで野良猫入れちゃって全く粗相されないのはファンタジイだな…w
 猫グッズにお金かけ過ぎ感はゲームのことを考えれば仕方ないんだろうげどちと現実感がない…ちょっとだけね…。
 それにしても猫好きはこういう生活憧れるだろうなぁ。その意味で「作家」という主人公のキャラクター設定は絶妙だったかも知れない。
 出て来る猫ちゃんたちみんな役者だ。映画内では名前出て来ないけど、ちゃんとゲーム内の登場猫をそれぞれ想定していた「キャスティング」していたのですね。エンディング見て初めて気づいたけど。ただもちろん服を着たりサングラスかけたりしている猫はさすがにいなかったけどw
 木村多江さん演じる店長さんがいい。女と同じで逃げるわよ、とか、編集者が店に来た時の小指立てながら遠ざかるのとか笑っちゃったですよw

●番外:月のワルツ@みんなのうた

 再放送されるたびに見ちゃうそして歌っちゃう。好きです。アンコール放送中。たびたび眺めてます。音源は(好き過ぎて)みんなのうたCDで持っていたりするのですけれどw、映像見るの久々。

固定リンク / 2019.1.11


満島ひかり×江戸川乱歩

 もうやらないのかなぁ…とか思っていたらとんでもない変化球が来たなぁ。うむむ。満島ひかりさん、そもそも乱歩好きなんですかね。

・お勢登場
 原作でお勢さんの服装に関する記述って、例の事件の日に帰って来た時の「帯を解いた」ぐらいしかなかった、はず。だから読んでいて私は和装しか想像していなかったので、このワンピースのデザインにまず度肝を抜かれた。うはぁそう来たか! 確かにこれは家族の看病に行く格好じゃないよねえ…w
 ダンナ様まさかの官九郎さん。びっくりなキャスティング。それも含めて面白い雰囲気に仕上がりましたね。
 何より。うん、お勢さんの「軽さ」がいい。殺人、しかも完全犯罪をやるにしてはふわーっと軽く思わず行動に出ちゃった感があってそこがイイ。
 これは余談だけれど。乱歩自身は彼女が登場する話を以降も書くつもりがあったんだろうなぁ、と、このタイトルを見るたびに思います。

・算盤が恋を語る話
 えええこれ映像化するの!? とタイトルの時点でまずびっくりしてしまった。地味な話ですよねこれ…。で、ほぼ期待を裏切らない地味さに仕上がっている。凄い(※褒め言葉)。
 芸人さん(岩井さんね)持って来たのは大正解だー。
 遊園地が! あれロケ地……と思ったら化女沼レジャーランド(の跡地)か! マジか! うわぁ! ありがとうございます。と同県民としてお礼を言いたくなりました。あれはあれでもちろん味わいがあるんだけれど、男子が女子を誘おうとする遊園地、としてはいささか不気味じゃなかったのかな…乱歩っぽいと言えばそうなんだけどねw

・人でなしの恋
 ネタバレごめんなさいですよ! と最初に言っておきます。
 もう……これの映像化は、人形ですヨ。どれだけ「彼女」が魅力的に描けるかで成否決まっちゃうと言っても過言じゃない……よね。で、もー、もぉぉぉありがとうございます。破壊される運命なのにあの人形の美しさったら。身悶え。うぎゃーう。
 原作は日本人形なんだよ。多分。描写からして。でもドラマのあれは西洋人形系でしたね。でもそれはいい。うん。今この時代にあの「恋」を表現するとしたら、今の基準の「美人」でないと説得力がないだろうからあれで。
 ダンナ様にセリフが一切ないのも美学。美しい。まあ元々が主人公の1人語りで進む物語だし。
 いやぁもぉ……美しいったらないワ。ぞわぞわするワ。よくぞ。製作者様に感謝だ。

 明智くんの話は少年探偵団が絡むと明智くんアームチェア・ディテクティヴになって最後にちょっとだけオイシイ所持ってく展開になりがちだから、この雰囲気で映像化出来るのは意外に少ないかも知れない。確かに。……なんてことを考えたりした。
 ううむ。またいつかやってくれるかな。このシリーズは原作に忠実だから見ていて妙な安心感もあるし。

 ちなみに。今回原作の3本は全部青空文庫収録済。ボランティアの皆様に感謝です。興味のある方は原作も是非。

 年始明けての番組もいくつか録画はしてあるけど全然消化出来てない…(三が日びっちり仕事してた)。そのうち消化出来たら書きます。今年は音楽三昧だったフフフ。

固定リンク / 2019.1.4


<< これより昔の日記 | この後の日記>>
textnerd@mind内検索 by google

カテゴリ一覧

年月一覧

other contents

contact