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(ウェブリログでぼやいていた残骸)
<< これより昔の日記 | この後の日記>>

電子カタログ、ムカつくんだっつの

 最近、またDAP(デジタルオーディオプレイヤー)を買いたい熱がむらむらと。
 最近は本当に安くなりました。ええ。ありがたいこってす。と同時に技術も多分色々出て来たと思うし、音も昔に比べれば良くなってるんだろうなと。
 私にとっての「初代」であるRioS50で、DAPの音は自分の耳と合わないというショックを植えつけられてしまったので(笑)、未だにDAP自体の音はあまり信用してない。ただMP3の作り方次第で変わるのかなあとは思うのだけれど、それでも、やっぱりハード的な問題ってあると思うわけで。
 今、手元にあるのは、私にとって2代目であるCOWONのiAUDIO4。ただしメインはやっぱりMDなのですが。この子の出番は、主にMP3でしか音源提供されていないものを聞く時だけです。デイリーポータルラジオとか、最近はひぐらし系のボイスドラマとか。

 で。
 最近のトレンドはデジタルアンプなのかしら。KENWOODとかPanasonicの音が気に入ってる人たちの意見を聞くと、とりあえずデジアン搭載の買っとけ、という意見が目につく気がする。
 ただまあ実際、どんな音が気に入るかって人それぞれだから難しい。音が良いのを売りにしてても、その商品開発者が考える「音の良さ」と、私が気に入る「音の良さ」が同じとは限らないし。
 一番苦労したのが、ネットでカタログ開いた時、なのですよ。オト出すものなんだから周波数特性とか、当然載っているものだと思っていた数値がカタログに全く見つけられない。
 そもそもhtmlでフツーに仕様をちゃんと見せてくれるサイトが少ない。まだPDFならダウンロードして文字列検索が出来るからなんとかなるけど、パナのカタログ(※IE only)に至っては文字列検索すら出来やしない。
 結局、買ってもいないのに取扱説明書をダウンロードして仕様を確認してる。なんか納得出来ねえ。サイトだけで(Webブラウズだけで)情報量に満足出来たのはiPod。さすが。あ、あとvictorもシンプルで判り易かった(けど数値だけ見て検討するに値しないので外しましたけど。キャパ小さ過ぎ)。
 で。
 表面の数値的な部分だけあれこれ見比べてて、やっぱりKENWOODかPanasonicかも。と思えてしまった私は軟弱者ですか。
 あ、国外メーカーは外してます…iAUDIO4のサポート拠点が身売り人生になっているのを見て微妙な気持ちになったので。とりあえずファームとか、今後もちゃんと一箇所で面倒見て貰えるトコがいいなと。

 ……とりあえず聞き比べに行って来ました。某電気店に。
 なんか、携帯電話並に主力商品と化しているその展示スペースの広さにまず愕然としたんですが。ナンデスカコレハ。私がRio買った頃なんて、売り場、両手広げた幅くらいしかなかったのに。

 んで。
 はい。言われるだけある。デジアン、音綺麗っす。いいねえ。私はHDDに音を大量に突っ込む系の使い方はしないので、512MB〜1GBのメモリモデルでいいのですが、KENWOODはデジアン乗せてるのHDDモデルだけっぽいですね。(私は)そこまで要らない。
 Panasonicは基本的に全種SDカードが基本だからその点は安心。容量の差し替えが利く点で私は好きなのですが(初代Rioもカード挿す形式でした)。ただSDカード、高いよねえ……(苦笑)。本体の安さもアレで帳消しになる。
 とはいえ、未だに買えないでいる最大にして最悪の汚点はデザイン。大人が持てないデザインだと個人的には思います。チャチ。安っぽい。ウンザリ。ただ今ドキだと多分カワイイんだろう、こういうのが。私はオッサンがスーツの胸ポケに入れてると「……名刺入れ?」とか勘違いされるような、そんな無骨でシンプルで無難で機能的で一瞬なんだか判りません的なデザインの方がいいです(iAUDIO4がまさにそんな感じ。形的に名刺入れには見えないけど、なんかこうオッサンくさいというか、無愛想なトコが好き)。
 あとクリック感のないボタンは個人的にダメ。iPodは音としてはすっごい大好きだけど絶対買えないのは、操作感が絶望的に苦手なのと、WMAね……。ああもう。聞き比べると悲しくなるスよ。iPod、音、好みなのに。くすんくすん。

 店頭にあったものだけで何となく音が好み順。国内メーカー限定で。あ、でもギガビ(東芝)視聴出来なかったんだけど。
 (iPod > )Panasonic, KENWOOD > SHARP >>>>>> SONY
 てかSONY、何あの音。なんか店員がヘンなトコいじったせい? 視聴に使われてたMP3の作り方がタコなの? 聞いて2秒でヘッドフォン外したんですけど。いや単に私の好みじゃないだけだけど。にこやかーに視聴させてくれた店員さん超ゴメン。ものすごいウンザリ顔をしてしまった自覚が。

 あとはギガビ聴いてみたいのです。というか、デザインとか操作性はギガビかなり好きなのです。触って判るボタン、というかでっぱり、快感なのです。あとは音なのだが……聴かないとわかんないよなあ。Rio買う時もi4買う時も、音で選択肢から外した記憶があるけど、あれから少しは音変わったかなあ。

固定リンク / 2006.5.27


これも原作が同人ゆえのユルさか……

 放送はされていないのですが、とあるルートでひぐらしアニメ見てます。約1週間遅れ。
 エキセントリック少年モードな保志さんはかなり好き。この人は私は好き嫌いバッサリ割れるけど、好きな方ですねコレは。

 ただ。
 前原圭一の私が持っていたキャラクターイメージ自体に、ずどぉんとハマってしまったのはむしろこっち(※サイト閉鎖、リンク削除)でした。
 うーん。まあ。個人の趣味ですね(笑)。
 私が原作やった時点で頭の中で鳴ってた声のイメージにすんごい近かった。
 あと梨花ちゃんの人もすごー。ここまでロリィじゃ狙い過ぎだろと思ったけど、聴いてると段々ハマって来る。黒梨花ステキ。
 アニメの保志さん、回を重ねるごとに絶叫モードになってるのはいいんだけど、微妙に方向が変なの……(笑)。多分、アニメの脚本が色々とあまりに端折り過ぎなので、「感情表現する」演技まで行ってないんだなあと。追い詰められ方が美しくない。
 本人のせいというより脚本のせいという気がする。

 しかし面白いですねえ。こういうことをしたくなってしまうだけの魅力がひぐらしにはあることは確か。
 とゆーか、商業に来た上でスクエニが既に二次創作を公然と募集している辺りでもう。
 まあひぐらしが元々世界観提供型の物語だし。物語ではなく可能性があるだけ、なわけですし。
 作者が「ひとつの物語」に固執してないのが面白い。祭囃子で1つの結末を一応考えてはいらっしゃるんでしょうけど。
 (で、そういう物語をあえて作る楽しさは、すごーくよくわかる。私も平行世界モノの構想が1つあるだけに。形に出来る実行力のある人はいいなあ。うー。)

 こういう商業形態って初めてだよねえ。
 今でも同人であり続けているしなあ(形式上は)。
 なんというか、同人であっても商業化した途端にガッチガチに規制されてしまうのが今までだと普通かなと思っていたから、メディア展開して行く上でのこのユルさは妙に新鮮。このまま境目を曖昧なままにして突っ走ってもらうのがオモロイと個人的には思うけど、どうなんでしょうねえ。

固定リンク / 2006.5.26


妄想 / 多重的恋愛ADV

 この間やっと女装ゲー第2弾の「Trans2」をプレイしたので考えていたのですが。
 女装ゲーであるTransシリーズで攻略対象となっている人の中には、当然女装者もいるわけですけれども。
 たとえばそんな人が現実にいて。たとえば恋に落ちるとして。その人は、自分をどっちとして扱って貰いたがっているのだろう、なんてことをふと考えた。
 異装はただの趣味であって自分はあくまで男でありたいのか、それとも女の子として攻められたい(?)のか、ひょっとして女の子として攻めたい(=心理的にレズでありタチである)人もいるのかも知れない、ものすごく、なんというか、恋愛観はデリケートだけど幅が広い考え方を持っているんじゃないかと。でもどっちにしても、既存の恋愛ADVではどれもこれも感情移入出来るものではないんだろうなと。
 (……実は私自身がTransシリーズが好きなのはその辺に理由があったりするので、ますますそう思うのですけれども。ただ私が自認しているのは異装でも同性愛でもなくAセクシャルですが。てかasexual-japan.netも閉鎖してる。がく。)

 前置きが長くなった。

 まず、主人公がどういう傾向で恋愛をしたいのか、というのを選択出来る恋愛ADVって作れないかな、というのが出発点。
 主役1人攻略キャラ複数、ではなく、主役1人攻略キャラ男女各1人。ただし、その「攻略キャラ」は主人公がどういう恋愛を選びたいかによって性格とか性自認とかが変わって来る。

 仮に。
(1)主人公を、肉体的性別男、精神的性別女、恋愛傾向ヘテロ、と設定すると、話の見た目はボーイズラブ展開。主人公は精神的には女性でヘテロだから男性と愛し合いたいわけで。でもヘテロだから相手がホモであってはダメなわけで(女として愛されたいわけだから)、「攻略キャラ」は普通に女好きな男の子になる。主人公側が女装とか性転換とか女になることを選ぶか、そのまま何とかして想いを伝えようとするか、それはゲームの展開次第。これはもうTransシリーズが既に作ってる。
(2)主人公=肉体的性別男、精神的性別男、恋愛傾向ヘテロ、これは普通のギャルゲー。
(3)主人公=肉体的性別男、精神的性別男、恋愛傾向同性愛、これは普通のボーイズラブ(?)。
(4)主人公=肉体的性別男、精神的性別女、恋愛傾向同性愛、さてどうしよう。相手は女の子好きな女でなければならず、でもこっちの体は男。場合によっては相手の女の子にタチやってもらわないといけない。でもでっぱりついてる(笑)のは主人公側。割と難関? 強気なおねーさんキャラならなんてことないか。
(5)主人公=肉体的性別女、精神的性別男、恋愛傾向ヘテロ。どうにでも出来るな。映画「ボーイズ・ドント・クライ」の世界ですね。
(6)主人公=肉体的性別女、精神的性別女、恋愛傾向ヘテロ、……ただの乙女ゲーだな。ネオロマンスとか。
(7)主人公=肉体的性別女、精神的性別男、恋愛傾向同性愛、まあ今時ならおとなしく攻められてくれる男子は普通にいそうだから障害にはならないな。想像つく。
(8)主人公=肉体的性別女、精神的性別女、恋愛傾向同性愛、つまりレズ(一言で終わりか)。

 で。
 (1)(3)(6)(7)の攻略対象は同一人物(男)であり、(2)(4)(5)(8)の攻略対象は同一人物(女)。主人公がどう接するかによって、彼らの隠されている部分が出て来たり、あるいは、主人公側の想いに根負けして相手の方から変わってくれたりする。ただ基本的には「同一人物の別の面」である、というのもキー。
 画一的に「この人はこういうタイプ」と決め打ちするのではなく、人と人との関係によって人は変わるのだという、当たり前の要素もゲーム中にあったら面白いなと考えてみたり。たとえば、(6)ルートでは普通にカッコいい男子だった男が、主人公が(3)になると、ある選択肢でいきなり女装に目覚めるとか。
 でも「その人であること」の核は不変。あくまで、同一人物だから。

 ゲームキャラクターと(たとえゲームの上でも)恋愛をするっていうのは、タイプ別に萌えキャラを決める作業でもある……んだけど、それが微妙に違和感だったりする。
 んー。なんていうのかな。
 ゲームキャラだと「メガネ萌えだから××が好き」とか「ツンデレだから××が好き」という風にキャラクターをプロトタイプして萌えるわけですが、現実の人間関係って、その人がメガネだから好きになるわけではなく、その人という包括的な人格があって、その包括的な人格と仲良くなるわけで、メガネなんて属性の1つに過ぎないわけですよ。
 ソイツから眼鏡取ったら嫌いになるわけじゃなかろう?
 というのと同じ程度に、たとえば、すっごく仲良くなった相手が「実はオレ女装が趣味で」「実はオレホモで」「実はオレ女で」と言い出したとしても、だからってそれまでの関係をやめちゃう程度だとしたら、それって結局仲が良かったとは呼べない……よな?

 多重的恋愛ADV、とタイトルつけたのはその辺りを意識してのことなんだけど。
 この「攻略キャラ」は、どんな傾向を持っていようと1つの包括的な人格を持っているわけで、同性愛者なのかヘテロなのかはその人の属性の1つに過ぎないわけで。
 だから、どんな属性の中で出会って何かしらの関係を築いたとしても、その属性でなければその人を好きになれない、っていうんじゃ、人間関係としては未熟というか嘘っぽいというか。
 その人には色んな側面があって。でも全部その人自身であることには変わりなく。
 色んな角度から人を知ることが出来たり。あるいは、出会ううちにお互いに変わって行ったり。
 固定された属性と恋愛するのではなく、フレキシブルに人間関係を構築するということに主眼を置いたシナリオ、という体験が出来たら面白いな、と。

 どっちかというとシナリオライターの人物描写力がモノを言うことになるんですかねえ。

固定リンク / 2006.5.21


まあ、こういう青春もあるって

 最近、本当テレビ見なくなった。
 でも音がないと不安になる人なので、BGMはもうずっとspraydioのデトロイトチャンネルです。前もちらっと紹介しましたけれど。
 (※spraydio終わっちゃってたのでリンク削除)
 ちょっと今、オフライン同人誌の方でDJ系の話をちまちま書いたりしているので、ますます色々とハマりまくり。

 なんというか、聴いてて時々ツボにハマる音があると悶絶しながら色んなことを思い出したり。で久し振りにCD屋さんでテクノ/ハウス系CD漁りまくってたり。なんかあの頃のセーシュンの一コマだなあ。とはいえ、以降もコレ系は脈々と受け継がれてはいるんでしょうけど。最近クラブ(尻上がりに発音)行かないからわかんねぇ。
 でもまあ、ダメすね。田舎のCDショップなんて。Aloofとか影も形もないよー。そりゃ仕方ないよー。でもPaul Van Dykはいたよー。ゲットして来たよー。うわーん(泣くこたぁないだろう)。Laurent Garnier。かっちょえー(涙)。買わなきゃー(涙)。でも田舎のCD屋には例によって置いてないわけだがー(涙)。Armand Van Heldenはお金工面したら買いに行くよー(涙)。誰にもさらわれないで待っててねー(涙)。

 −−−−− しばらくお待ち下さい −−−−−

 ああ意識が飛ぶ。じんわり。

 20代だった頃、給料の全てをクラブと、コレ系CDに注いでいたことがある。ここでレコードと言わないところがアレですね。
 私は回す方には回らなかったし、回るつもりもなかった。あくまでオーディエンスでいたかった。
 地元のクラブあちこち行って、月に5〜8日はクラブで夜を明かして(ちなみに平日とか休日とか意識なし。クラブ後一睡もしないで会社行くのがフツーだった)、そこでしか出会わない友達と音に狂うことだけを楽しんでた時代。

 すごく好きだったDJさんが何人かいる。もちろん、今でもそのプレイを体感出来るチャンスがあれば、きっときゅんきゅんするんだろうけど、多分、徹夜する体力がない(笑)。とゆーかWADAさんがMIX CD出してたなんて、あんたあの地獄(※褒め言葉)に再び叩き落す気ですかキー。一晩体験しただけで色んな意味でオカシクなっちゃって現実戻って来られなかった、彼のプレイは壮絶だったんですけどっ(って書くとすげぇエロいな考えてみたら)。てか日本テクノの黒幕って表現はいいなあ某ブログ(笑)。

 最近、買う方に意識が向いてなかったけど、色々見て回ったらアレもコレもになってしまっている自分がいる。いけませんいけません。そんなにお金1日で使ってはいけません。えーとこの辺り棚ごと……ってコラやめとけ自分。そんな葛藤と一緒に小一時間techno棚をうろつく客。迷惑です。はい。

 ところで。

 最近はトランスがいいカンジで幅を利かせている、と思うのだけれど。
 それに従ってこの手の音に対する抵抗感みたいなものが薄れているのは嬉しい、のだけれど。
 どうして違うんだろう。欲しい音はコレじゃないんだろう。溢れ返るトランスコンピの全てが「こんなんじゃない」と捨てることしか出来ないのはどうしてだろう。
 音を構成する要素は多分同じなのに。

 楽しむために作られた「商用トランス」の血脈はむしろパラパラとかと同じくユーロビートなんだろうなとぼんやり思うわけで。Tranceという単語の持つ「イっちゃってる感」は存在しない。記号と化してしまったトランスは切ない。
 多分、私の中のtranceはジャーマン(・トランス)に始まり(EYE-Qとか、と言えば判る人にはピンと来てくれるのだろう)、ゴア(・トランス)に至って止まっている、と思う。当時はゴアでさえ微妙な商品くささを感じてしまうことがあって踏み込めずにいたのに、最近のはそれを通り越して単なるBGMと化してるしなあ。
 なんというか、仲良くみんなで一緒に踊る感が許せないのかも知れぬ。

 クラブとは共有体験ではなく自閉体験であり、どちらかというと宗教儀式に近い世界だったからなあ、私にとっては。
 すごい空間を作り出せるDJは、比喩でもなんでもなく、そのフロアに於いては言葉通りの神様だったし。
 考えてみたら自分で音楽を作り出しているわけでもないDJが、何故ここまで「独自性」を持っているのか。それも不思議な話ではありますね。
 永遠の謎。

 で私は、そんな謎に、DJをするというアプローチではなく小説を書くことで迫ろうとしているのですが。
 クラブの自閉的陶酔感を表現するのは、私がクラブという文化に出会ってしまってから、ずっと続いているコアテーマの1つだ。んー。ただ、最近のクラブがどうなってるのか知らないしな。これ(今書いてるやつ)もちょっと「古い」のかも知れないけど。もう。
 ……果たして何処まで表現出来ているのやら。その評価を人にしてもらえる日が来るのかどうかさえ、判らないけど。

 てか最近のspraydio、ガルニエがヘビロテですのよーっ!! かかるたびに意識ブッ飛びますのよーっ!!
 うっとり。
 amazonで試聴出来たりもするので、うっとり出来る人とはお友達になれますわよー。
 うっとり。
 (でも火狐さんからだと試聴出来ませんのよー。
 がっかり。)

固定リンク / 2006.5.3


チーター見たよー

 ゴールデンタイムのテレビを見たのはすごく久しい振りだ。

 以前、SPY2/7という番組があることを知った時は、リアルタイムで接することが出来なかったのがかなり悔しかった。番組自体の存在を知らなかったし、知っていたとしても地方だと放送されてなかった可能性の方が高いから、どっちにしても見られなかったのかも知れないけど。

 と思ってたら、今春から始まったチーター(※ページなくなったのでリンク削除)がまた人狼系。最初から答えを知っていながらクイズに参加しているウソつき「チーター」を当てる番組だ。
 ただ、チーターは1人だから、どっちかというと妖魔的ポジション?(SPY2/7はその名の通り、7人中2人がスパイで、互いに仲間の名前を知っている)

 それにしてもSPY2/7、今残る情報だけ見ても、SPY側は自分たち以外全員を脱落させないといけないって条件厳しいですねえ。wikipediaによれば、それでもスパイ勝利の方が多いのが驚く。すげぇ。

 で、チーター。
 私は人狼系やっていても、短期は基本的にやらない人なのですが、短期ってこんな感じなんだろうか、と。ふとかいま見たような気分になりましたな。5分とか短い時間でディベートして、誰かを疑って、脱落させる。出演しているのが芸能人で、まあ芝居に関してはまがりなりにもプロな人たちもいるわけで、結構チーター勝利が続くんじゃないかな。そうでもないのかな?
 初めて見たのがゴールデン2回目で、最初からチーターだった船越栄一郎のストレート勝ち。役者の真骨頂だね(苦笑)。というか、チーターの場合は、目立たない方が勝ちかも知れないなあ。どうなんだろう。

固定リンク / 2006.4.28


日照りに落ちた一滴の水

 BREWはその認証システムのせいでゲームアプリの質があまり高いとは言えない、と思っている。
 気のせいかも知れないけど、既に他メディアで定評のあるものについては割とスムーズに展開するんだけど(FFやDQや逆転裁判、その他色々)、携帯独自で展開されているアプリは、作ってもそもそも認証通らなくて公開待ちになっているのがだいぶある、気がする。

 JAVAで既に出されているADV系なんかも、BREWで公開待ちになっている作品が結構ある。某ADVなんて私が知る限りもう半年以上も「公開待ち」で止まってる。モノがあっても発表出来ないって状態多くてCP(コンテンツプロバイダ)は苦労してるんだろうなあ。

 ……なので、BREWはそもそもコンテンツの絶対数が少な過ぎる。
 それだけに、ちょっとでも好みに合うものが出て来ると、もうサルのようにそのCPのサイトにばかり通い詰めるハメになっちゃうことが結構ある。

 今までその代表格がゲンキモバイル(※サービス終了のためリンク削除)だったんだけれど。なんというか、マトモなADVがそもそも少な過ぎのような気がしますよBREWは。移植ものは別として。
 癸生川シリーズとサイコミステリーシリーズは両方追いかけてます。多分これからも追う。シリーズ通して見えて来る良さってのもこの2つにはあるから、単独では判断微妙かも知れないけど。ああでも衛が某緑川さんはイメージ違うー合わねーヤダー(まだ言うか)。

 それはそうと。

 ADV日照り(だと思っている)のBREWに最近現れた彗星が「歪みの国のアリス」。PC版公式サイトオープンおめでとうっ(感涙)。というか、アリス1本でPC用に公式サイト作るまでに至るケースってBREW単独CPではものすごい珍しいことでは? まあ親がサン電子だから(URL見れば歴然)、突然出て来た会社ではない訳ですけれど。
 それにしても、実になんというか……元々BREWには良質のADVが少ないせいもあって、かなり打ち抜かれました、アリス。ホラーと言いつつも黒い笑いがこみ上げるおかしさもあるし。ストーリー自体はすっきり解決しているようで微妙にしてないし(それがまた色々考えさせる要素になっていて、悪くない)。
 スプラッタ表現も多いけど、魅力的なキャラクターも多いし。ネムリネズミ萌え。水の精さんステキ。廃棄くんもいい。ビリーファンいるのか? って公式で言ってたけど、いますよ。いいじゃんビリー(ビジュアル的にじゃなくて、性格的に好き。裁判で再登場した時は感激しましたわよ)。
 操作性もよく考えられてる。バッドエンド後に分岐点まで簡単に戻れるのは携帯独特の発想で目からウロコ! 章単位で区切られていて簡単に途中から開始出来るので、セーブが1つしかなくてもあまり不満感じない。
 マイナスは、バイブがOFFに出来ないこと(しょっちゅう入るのでかなりうるさい)と、誤字が……名前間違えるとか、致命的なのやめてください、ホント。物語の雰囲気がいいだけに萎える。

 で。
 かなり容量喰うのに消せなくて困ってますよアリス。ぐずぐず。永久保存版。
 BREWはアプリ容量の制限も厳しいんなら、せめてSDカードに一時退避だけでもさせてもらえないかなあ。SDカードからアプリ起動出来なくてもいいから。容量空ける手段が消すしかないっていうのが辛いのですよ……。

固定リンク / 2006.4.26


この手のを書くのは久し振りだ

 D664で墓下ラストウルフ(笑)としてお会いしたamenohiさん(itigojamさん@ninjin)からバトンもらってしまったので。
oO(相変わらず回すアテがない……。)

*************************************

 あなたがいつものようにmixiをしていると
 画面が光り、目の前に天使と悪魔が現れました。

「天使です。このバトンを回した人から、あなたはハッピーを貰えるわよ!」
「おう、悪魔だ。バトンを止めたら…どんな事が起るか判ってるだろうな?」

 再び目の前が光ったと思うと
 あなたの前には一つのバトンが置かれていた…。

【Q1】自分は天使と悪魔だったらどっち側?

 天使とか悪魔という言葉の解釈を問われている気がするなあ。これ。

 あんまりいないかも知れないので天使だとか答えてみようかな。
 理由は…人を嫌うことが出来ない性格だから、とか。某ポリアンナじゃないけど、割と全肯定。
 (もっと奥にある理由は、嫌うほど人に興味がない、だったりするけど。苦笑。)

【Q2】天使と悪魔、味方にしたいのはどっち?

 悪魔でしょうか。自分の手を汚したくないので。

【Q3】味方にしたら、どんなことを頼みますか?

「あたしじゃないもん」言いつつ、好きなように悪事を働いていただくのがいいかと。
 とはいえ、何してもらおう? 別に殺したいほど嫌いなヤツはいないし、金があっても税金めんどくさいし。
 ちょっとこれスキャンしといて、JPEGで。とか言われても悪魔は困るよねえ(※ちょっと電子化しないとならない紙原稿が目の前に色々ある)。
 ……欲がないなあ、私。(←自分で言うな)

【Q4】最近、心の中で天使と悪魔が戦ったのはどんな時?

 国民年金の請求書来た時ですかねえ。
 (派遣で、しかも転々としているので、厚生と国民と出たり入ったりしてます。)

【その時、天使はなんとささやきましたか?】

 そりゃ払わないと、と。

【悪魔はなんとささやきましたか?】

 もうすぐ派遣会社で入れるはずなんで、たかが数ヶ月分だしなあ。確か2年で踏み倒せたはず(当時)。

【Q5】自分の過去の悪魔的いたずらエピソードは?

 妹を殴ったことでしょう。生涯で他人に暴力を振るったのはそれが最初で(今のところ)最後。
 ……………いや、子供時代の「おもちゃ勝手に使ったー!!」とかそういうレベルの話ですけど(笑)。そんな深刻なもんじゃないっスよ。
 でも殴った姉(=私)が泣いたのだ。殴ったのが辛くて。ああ。やっぱり天使か私。(←自分で言うな)

【Q6】自分の過去の天使的親切エピソードは?

 親切、と限定されると、ありません。親切にするほど他人に興味ないし。

【Q7】あなたが、「まさに天使」だと思うマイミクさんは?

 ありがちな答えだけど、マイミクに並んでいただいているだけで皆様天使さんでしょう。ふふふ。

【Q8】悪魔が望みを一つ叶えてやろう、何でも言ってみろ

 私は唇の端を歪めて尋ねた。「……見返りは、何?」

【Q9】天使にはバレてるわよ!あの時、○○○したでしょう。ここで懺悔しなさい。

 私は目を細めてため息をつく。「天使ともあろう方が覗き見とはね。天国にはプライバシーという考え方はないのかしら?」

【Q10】天使っぽい人2人と、悪魔っぽい人を2人ずつ召喚して、回してください

 とりあえず、人を分類するのってどうよとか思うので、袋小路にしておこう。
 ……てかバトン系は私の所に来ると必ず袋小路になる運命なのですが。ははは。

固定リンク / 2006.4.20


読むペース最近上がって来たような

 意図的に人狼から離れてるせいもあるけど。

●ロリータ℃の素敵な冒険 / 大塚英志
●多重人格探偵サイコ 雨宮一彦の帰還 / 大塚英志

 とりあえず何かを制覇した感じの達成感。てか脳みそフラワ〜って小説版だとここまで出て来ないのか……コミックは超初期なのに……。

 ロリータは、よくぞこれ商業出版ルートに乗ったなあ、とちょっと思ってしまったのはナイショです。ヘタとかそういうんじゃなくて、サイコシリーズと独立した物語にはなりえない断片、ホールケーキからヘタクソに切り取ったワンピース、みたいなイメージだった。
 麒麟ちゃん、ギャルゲー主人公みたいな女。
 ロリータが最後に選択した道はスゲェと思ったけど。

 で雨宮帰還。意図的に時代をズラして、違うレイヤから世界を見ているような違和感が残ったなあ。笹山サイドから見ると世界はこうなっちゃうのか。
 ……でー、映像版はこれどうやって映像化してるんで? さっぱり想像つかん。ちょっと借りてみよう。

●新本格魔法少女りすか / 西尾維新

 戯言シリーズ最初の「クビキリサイクル」と(文体の)匂いが似てるー。類語辞典じゃないけど。なんか原点回帰くさい書き方に見える。
 いつの間にかトリックとかミステリーなんて枠が派手に壊れてキャラクター小説で突っ走り続けた戯言使いくんと違って、全体的に非常に論理的というか、理知的で作り込まれた物語な感じが、とりあえず今は、してます。以降、また壊れるのかも知れないですけど。
 りすかに不安はないけど、創貴の設定はすっごい不安ですね。またこの大ブロシキ、広げるだけ広げて畳まないで終わられたらちょっと泣く(苦笑)。

●新本格魔法少女りすか2 / 西尾維新

 と思ったらやっぱりキャラ小説化して来た。うげ。
 キズタカの大風呂敷何処行く気だ? いつの間にボスキャラ倒す旅に出る話になってるんだ? 何そのRPG展開。キズタカの野望ってもっとデカいのかと思ってた。6人の魔法使いなんて小せぇじゃんかー。
 ……という誤解をしていたのがわたしなの?(りすか風)
 とりあえず続きが出るなら見てみます。うーん。何か展開に予定調和要素が入り込んだ感じが微妙に切ない。

 ものすごく関係ないけど、私、西尾維新の作り出すキャラクターはキャラクターとして愛せる雰囲気にはならないらしいです。ぶっちゃけて言うと萌えないってことですけど。戯言シリーズの時からそうだった。どっちかと言うと文体好きで読んでる感じ。

●マドンナ / 奥田英朗

 「ボス」がやっぱいいです。浜名ちゃんカワイー(笑)。野球は全くわかんないけど。
 元々は伊良部一郎のファンなのですけれども(「イン・ザ・プール」「空中ブランコ」)、結局この方はこういう、オーディナリー・ピープルを描くのがうまいんだなあと。つくづく感じさせられる。結局、伊良部モノ(?)も、伊良部自身のキャラクターより前に「患者」たちが生きてないと物語としては動かないんだし。

 「ガール」はどうなんだろう。あちこちのレビュー見てると、負け犬ブームの時にメディア・イメージとして作られている30代OLのプロトタイプに振り回されてないですかアハーン? みたいな意見もちょこちょこ目に入るので、ストライク対象世代の私は、彼を嫌いたくなければ読まない方がいいのかもとふと思ったり。私はプロトタイプからは大きく外れてる自覚があるし、「負け犬の遠吠え」を読んで、「……その二分化のどっちにも私は入ってないぞ……。オレたちの存在は無視カヨ!」とか思って笑えた記憶があるしなあ(笑)。

●マリア様がみてる くもりガラスの向こう側 / 今野緒雪

 ……更に薄くなったなオイ。今回も全く進展ないなオイ。まあキャラ小説なのは覚悟して読んでるんだからそれはそれでいいんだけど。物語を物語ろうという意思はもう存在しないのか緒雪センセー。
 というか。
 やっぱりその。
 祐巳に妹出来たら終わるんですかねえ? ここまで引き伸ばす理由って他には考えられないんだけど……。

固定リンク / 2006.4.15


バックグラウンド・ノベル、その後

 以前触れた「儚き島」が有料課金止めてた。「ブログの方が向いている」とか書いたら本当にブログになってるし(※現在は既に終了)

 ……ただなあ。なあ。なあ。真名哲也の視点って、エコロジーとか環境保護とか、自然とネットワークの融合とか、色んな視点を持っているのはいいけどさぁ、Webのアクセシビリティという点にかけちゃ最悪だぜオマエ。ということにPCからアクセスすると気付くのだね。
 今まで、au携帯から電子書籍という形で読んでいたから、PCから入って半笑いになっちゃったデスヨ。

 て、これは真名哲也本人のせいじゃないんだけど(というか、そもそも真名哲也は実在しないんですけれども)。

 いや考えようよ。考える気ないのかな。そこまで面倒見てらんない? うーん。
 lynxで見てみろ。つか音声でサイト読んでるヤツのこと考えろ。
 なんというか、ネットワークはオープンだ、フラットだ、コミュニケーションの進化だ、という話を自ら山ほどしているくせに、自分たちがしている「やり方」が、全くフラットではない、ということに気付いてないのでしょうかねえ、この人たちったら。

 インフラの問題でデジタルデバイドが生じるのは仕方ない、というか私たちにはどうしようもない。個人の力ではいかんとも出来ない問題だから。
 でも、Webサイトを作る上で、ページのアクセシビリティは1人1人の心がけでどうにでも出来ることでしょう……。
 オープンでフラットなネットワークコミュニケーションの利便性を謳うのに、そのメッセージを発しているテクストに辿りつくのにFlashしか手段がないっていうのはどうなんだよう、と。

 Flashも既に「インフラ」か。それとも、「儚き島」の舞台設定では、Flashだってマトモに解釈してくれるスクリーン・リーダー「だけ」が読み上げソフトだとでも言いたいのでーすかー。

 などとグチってみたところで、その手のアクセシビリティ無視構成は世間にいくらでも存在してしまうのが実情なのでしょうけれども。
 なんかね、こう。
 クジラや珊瑚礁やタツノオトシゴの声は聞こうとするのに、視覚障害者は無視かよ、みたいなもやもや(苦笑)。

 これがね、別にさ、そこら辺の、別にネットワーク自体のことについて語るつもりがない連中がへらへら喋ってる系のものなら気にはならないんだけど。
 ネットワークの良さをゲシゲシ語ってるその口(筆?)だから気になるんスよ。フラットであろうとするなら、まずそこにあるデバイド外せっつーか。テキストで代替メニューちょこっと作るくらいなんだっつーの。そんな手間じゃないでしょー?

 なぁんて言いながら全部読んでます。相変わらず音楽に近いかな、と思ってる。
 時々考えさせられるテクストに出会うこともあったり。私にはさっぱりわかんない世界の話だったり。
 わかんない世界だからこそ、見えて来るものがあったり。

 でも携帯で読むのが一番距離感としては合ってるな……。

 nesiaの設定、つらくなって来ましたよねえ。そうでもないかな。少なくともここ日本においては、nesiaのやれることは携帯でやれてしまうし。PDAである必然性がリアルに感じられない……。

 あと、世界中何処に行っても同じネットワーク環境をうっかり確保出来てしまっているのも微妙に納得行かない(笑)。nesiaが積んでる通信手段ってイリジウムか?(笑) けど、それはフィクションだからで流せばいいことですね。多分。

固定リンク / 2006.4.11


画像処理ソフト、素人ゆえの悩み

 つまり、どのソフトも私にとっては多機能過ぎるのでして。

○ペイント・レタッチ系

 私が趣味でやっている活動で必要なこと。というかほぼこれしかやってないのですが。
(1) グレイスケール(or白黒2値)にする。
(2) 消しゴムツールで余分なドット消す。
 つまりソレさえ出来たらいいの。他は何も要らないの。

 Windows3.1の頃、まだシェアウェアだったPaintShopPro(バージョンは確か3)を使い始めてから、何となくふらふらとバージョンアップを続けて使って来た。ピーアンドエーからJASCに行って、今はCorelという身売り人生なのはいいけど、アップグレード版が、前バージョンがPCに入っていないとダメ、という制限にそろそろキレて来た。
 7→8の時には、登録ユーザーだけにDMが来て、普通のパッケージ版を割り引いてくれる、という売り方だったのだけれど、Ver.9になって、PCに前バージョンがないとダメになった。
 今回PC買い換えた時、1度8を入れてから9を入れて8をアンインストールというこの手順がウザかった。めんどくさい。X(=10)のアップグレード版も前バージョンインストールされていることが必須って、じゃ次に私がPC買い換えたら、8入れて9入れてX入れて8と9をアンインストール? 1つのソフトに5回もインストーラ待ちしなきゃなんないの? そんなのやってらんねー!!!

 という訳でもう付き合わないことにする。PC買い換えてもずっと愛用してる私みたいな優良ユーザー(って自分で言うな)だけが累積的にめんどくさくなるというこの仕組み、どーにかならないのか。

 とはいえ、やりたいことは上記2点だけなのに、それを1つのソフトでやろうとすると意外と見つからない。
 レタッチ系でグレイスケールに出来ても消しゴムツール的なものがなかったり。絵を描く系のソフトは逆に減色(グレースケールや白黒2値)系のことは何も出来なかったり。
 何よりワンタッチでグレイスケール化出来ないと素人にはツライの。がんまちとかわかんないの。多彩過ぎるフィルターとか出されても使わねーの。うわーんなの。

 ペイント系ソフトの解説を見ても、見た目が派手な分フィルターとかだけ熱心に説明されてて、減色が出来るかどうかというその一点だけを気にしている私のよーな偏屈ユーザーは、ダウンロードして試すしかなく……。
 で、ダウンロードするのツライのよ……。容量デカいすからねえ、画像処理系は。で1度起動して望む2つが出来ないと知った時の絶望ったら。

 で、救いの手を差し伸べてくれたのはGimpでした。これでも私には多機能過ぎるんですけどね……。

○ドロー系

 多分、私が普段やってることはDrawgraphicでも出来る。とはいえ、だったらMicrosoft Wordでも、OpenOffice.orgのWriterでもいいじゃん。なのだけれど、未だにG.Crew8を使い続けているには理由が。
 WMFなどのクリップアート系ファイルをぺたと貼って形式変換すると、パーツをバラせる機能があるのです。
 なので、フリーのクリップアートから、パーツバラして好きなトコだけ持って行ったり、パーツの色を変えてアレンジしたり、が出来た。
 これが、普通のドロー系ソフトなら誰でも出来ることなのか、G.Crewの独自機能なのかが、画像処理素人の私にはさっぱりわかりませんのですよ。
 画像をパーツにバラすという発想そのものが、ラスタではなくベクタだろう、だからペイント系じゃなくてドロー系じゃなきゃ出来ねぇだろう、そこまでは素人にも判るんでございますけれども。

 G.CrewもMET'Sからデザインエクスチェンジに変わってますけど、何より2年もの間マイナーアップさえないのがそろそろ不安になって来た(笑)。

 ドロー系は定番と呼べるほどのものがない感じ。正直困ってる。レイアウトするだけならもうWordでもいいかなとか挫折したくなるのですが、私は分解したいんだ……バラしたいんだよおおお……自分じゃデザインなんか出来ないから世にある素材をありがたく使わせて貰ってるけど、でもそのまま使えるなんてことは私には滅多にないんだよぉぉぉ……。

 つまりだ。既存クリップアートがバラせればいいんだけど。私としては。それもまた、そんなトコだけ求めるのは物凄い偏屈だという自覚はあるんだけどさ。

固定リンク / 2006.4.9


PC買い換えた

 5年ぶり。冬にはOS更改の噂もあるけど、まあまだXPでいいや、とか思ってる。ま、ある程度の人柱の皆様がバタバタと倒れた屍がちょっと積み上がった辺りで導入ですかねー(笑)。
 しかしSPが2止まりでOS変わるって、変化早いような気がするなあMicrosoft。Windows Updateに騙されているのか?

 それはそうと。

 Dellでカスタマイズ通販。デスクトップは液晶込みで10万の時代か。安くなったよねえ。
 机が狭いので、何よりの至上命題はスリムタワー型であること。なのでベースはDimension3100C。CPUクロックは今までの2倍の3GHz、メモリは1GB。HDDは私の場合はほぼテキストのみなので気にせず80GB。TVチューナーとか余計なの一切外し。超シンプルスペック。
 ディスプレイを変えたのが実は8年ぶりぐらい。初の1280×1204(今までは1024×768)。広くなっても画像処理とかやる人ではないのであんまりありがたみはないですね(笑)。

 とりあえずThunderbirdとFireFoxをダウンロードしてバックアップデータを移動。移行時間は3時間強くらいかな。ファイルのコピーとかソフトのインストールとか、1つ1つの動作が速いから、前回に比べるとかなり楽だった。てか前回どうして私は丸3日もかけてるんだ??(笑)

 古い子は妹夫婦に引き取られて行くことがもう決定済。ただ今システムリカバリで綺麗さっぱりフォーマット中。
 前にお古をあげてから10年くらいそのまま頑張って使っているらしいので、これが行ったら物凄い進化だろうなあ。楽しんでくれればいいのだが、10年前のPCで不自由していないってことは……あまり活用してないってことだろうな(苦笑)。

固定リンク / 2006.4.6


女装って

 あー。そうか。今、女装ってボーイズラブの文法で語れてしまうのか……。

 と脱力してみたりするプリンセス・プリンセス。別に読んだわけじゃないんだけど、色々あって、たまたま辿り着いて、ちょっと気が抜ける。
 ……まあ、そのうち読んでみたい。つだみきよさん自体は別にボーイズラブ専ってわけじゃないみたいだし。

 私と女装という趣味との出会いは実はTransというゲームからなのですが。
 私が女装をしたいと思っているわけではないんですが。
 なんというか、性別という壁をヒトの後天属性みたいにしてひょいと飛び越える感覚が女装(異装)にはあるなあ、と。それが面白いというか。
 実際、Transのシナリオも良かったんですよね。選択(行動)次第で自分が男になるか女になるかが変わるという感覚が(肉体的性別は男のままなんだけど)。

 別に女装者である主人公が必ずしも女になって(あるいは女という役割を演じて)男に惚れたり惚れられたりする必要はないワケで。
 まあそんな王道エンドもあるけど(「俺が撮りたいのはお前の中の少女だから」by原田は歯が浮いたヨ……)、私がクリアしてほんわかしたのは「由紀とハッピーウェディング」(女の子と仲良くなって、2人ともウェディングドレス着て結婚式挙げる)とか、気分によって男モード・女モード使い分ける女装者と同棲して相手に合わせてこっちも性別変えますとか(「リカと同棲中」・「女3人」)そういう展開の方がなんか好き。
 要するに自分が自分でいられる居場所を見つけるというか。そういう展開?

 で。
 そのTransを作ったcatearは今年また女装ゲーを出すワケですけれども。その舞台というか設定自体がもろにプリンセス・プリンセスと被ってるんですけど〜(棒読み)。

 んー。なんかヤな予感。

 腐女子に媚びんのやめて欲しいんだけどなあ、catearさんは。まだ情報出て来てないせいもあるけど、女装趣味はボーイズラブとは別物でしょー? 少なくともcatearが作るゲームはその辺はちゃんと理解しているんだと思っていたんだけれども(女になりたいわけではない、というポリシーがゲーム中にもばしばし見え隠れするから)。
 なんかこう。最後の砦がガラガラ崩れて行く感じがちょっと(苦笑)。

 んー。

 まあ、出てみないとなんとも言えないけど。
 本来の顧客である女装趣味者にはものすごい反発食らってる感じがBBSからも感じられるし。
 ダレに向けて作ってるつもりでいるんだろー? 腐女子相手のキャラクタービジネスに乗ろうとしてるのかなあ。
 それはcatearの仕事じゃない、と認識してるんだけどなあ……。

 そうじゃなきゃ企業としてやってけないから?
 ……とかいう大人の事情だったら切な過ぎるけど(苦笑)。
 そりゃまあ。メジャーで大ヒットするなんてのは望めない商品であることは間違いないんだけどね……。

固定リンク / 2006.4.1


ひょっとして共感覚なのかコレ?

 初めて、自分の体感を説明出来る事項に出会った。ちょっとホッ。だからどうだって訳じゃないんだけど。

 私は左耳が弱点(?)です。
 というのは、何故か、左耳の聴覚だけが、腰から太股にかけての触覚と連結しちゃってるからです。
 ……判らない人にはさっぱり理解出来ないと思われるのですが、えーと。要するに、左耳から「だけ」音が入って来る、という状況になると、私の脳はナゼかそれを、腰から太股にかけて触られているのと同等に解釈するのです。
 たとえば左耳だけイヤホンとか、左耳で電話受けるとか、左耳の耳元でひそひそ囁かれるとか、そういう状況になると、主に腰、大きな音になると太股辺りまで、何かがぞわぞわ這い始める。手で撫でられてくすぐられている感覚に近い。

 なので、日常で右耳だけを塞ぐのがイヤです。両方から音が入って来てる分にはいいけど、音の左右のバランスが崩れて、左の方が大きくなると、音が途端に触感に変化する。くすぐったいったらありゃしねぇよ。
 というワケで私にとって音は聞こえるものであると同時にくすぐったいもの、ただし左限定と。実は異常とは本人全く思ってなかった。世間的にみんな音って聞こえるものであるとともにくすぐったいものかと思ってた。
 でも、なんで腰だけ? とふと気付いて。
 ……そういえば、ナゼ? と。
 で、共感覚の話を見て、あれ、ひょっとしてこれなの? と気がついたというか。
 でもリミッターつきなのが変なんですよね。左右同じバランスで音が入る分には何も感じないのに。何故、左が強い時だけ、こんなにくすぐったいんだろう。

 というわけで、実は美容師さんが天敵。
 私の左に立たないでというか。髪切りながら耳元で世間話ヤメテというか(泣)。くすぐったくてびくんびくんしちゃうのですよ……。髪切られて世間話されてるだけでひくひくしてる私、異常者だよなあ(苦笑)。自分じゃどうしようもないんだけど。
 くすぐったいだけなので、日常では必死に我慢してるんですけどね。聴覚検査も結構地獄(笑)。アレは一瞬だから耐えられるんだけど。でも美容師さんとか、継続的に喋ってくれちゃうのがイヤ。美容師さん、指名出来るなら無口な人を希望します。いやマジで。

 どうせ共感覚するなら、せめて腰はやめて欲しかったよ私の体。手足の指先とかならまだごまかしようがあるけど。体の中心なんだもん。我慢しようとすると全身もぞもぞしちゃうの。見た目ヘンタイなの。うわあん。

固定リンク / 2006.3.25


読み散らかした本の山

○ひぐらしのなく頃に 鬼隠し編〜皆殺し編

 「本」として読みましたデスヨと。
 物語に関して言うべきことは、あちこちの考察サイトで語られているから、私が今更語る気はナシ。「PARADOX」のKEIYAさんの考察スゲー。てか目明し編、ほとんど言い当てているに近いのでは。凄いなあ。
 ……それはそれ。
 しかし、昭和58年当時中学生と考えると、年代的に私はものすごい近かったりするので、あちこち散りばめられた年代ブッ飛び妄想箇所がなければ、時代の空気みたいなものは結構シンクロする。それだけに「ひぐらし」を若い子たちが読むのとは絶対違う感触で読めている自覚が。うしし。年寄りの特権だよーだ。てか竜騎士さん同年代……?
 物語の核の中で唯一違和感なのはエンジェルモートくらいかな……あの当時、あそこまでやっちゃうと風俗カテゴリになっちゃうと思うんだけど。ううーん。

 なんでそんなこと語るかっつーと、時代の空気みたいなものがあちこちの考察サイトであまり重要視されてない感じがしたから、かなー。なんかアニメ版で声優さんやってる方たちも「昭和の空気を感じる」っていや舞台が昭和なんですけど! って強調しないとならないくらいに、アレが昭和であるという前提が綺麗にすっぱ抜けてないだろうかエヴリワン。
 昭和58年が選ばれたことにも意味あると思うんですけどね。時々後日談的に平成17年とか出て来るし、oyashirosama.comでも現実の昭和58年のことが資料として上がっているくらいだし、時代設定丸ごと変わったパラレルワールドですという設定もなさそうだし。
 ……ないのかな。ないのかな? 携帯電話とかインターネットとかが存在しない世界であることだけがキーなのか? ん〜?

 まあ、その辺は完結を待ちましょう。『東京』の話がもう少し出て来たら見方が変わるかも知れませんし。

○クレイジークレイマー/黒田研二

 「彼女の寝姿」最大のミスリードにして騙された100万倍。そんなのアリかよチキショー(笑)。
 ペルセポネもそうだったけど、この人が描き出すヲタクたち(と言っていいのだと思うけど、あの偏執ぶりは)の姿は、変に日常的過ぎ。それが日常化している現代という時代であれば当然と思っているのか、あるいは現代という時代を描くにあたって必要なパーツだからさっくりと表面的に取り込んでるのか、どっちなんでしょうね、この方は。
 この人の文章は物語と作者が非常に遠い感じ(職業作家として忠実、という言い方も出来るけど)がするので、実は後者かも知れないなんてちょっと思ったけど。
 『犯人』があまりにもさらりとし過ぎ。異常事態を異常事態として描かな過ぎ。クールビューティー文体が怖い。

 それにしてもなんというか。考えてみたらタイトルからしてミスリードさせるの前提なんだよなあ。うー。うー。うー。クマー。

○ネコソギラジカル/西尾維新

 お、おつかれさま……(笑)。
 終わらせるの大変だったろうなあ。本当に。というか、この人の場合、別に終わるとか始まるとか、そういう概念で物語を作っていた訳ではないと思うので、まあ、その、おつかれさまでした(笑)。
 ちょっとあちこち思わせぶりに張った伏線をきっちり回収しなかったのは、初期作で見せたドンデン返しテクニックとも相まって「らしくない」感じはしたんだけど、まさか編集担当の「番外編の入る隙を残しておいてシリーズもののファンをまだ引きつけておきましょうよウヘヘ」な作戦じゃないですよね? いやなんかそれもありえそうで微妙なんですけどさ。

 キャラクターが立ち過ぎちゃったのが敗因なんですかね(って負けてるの!?)。なんかこう。どうにかして「物語ろうとして」しまっていることが変に足枷な感じ。スピードダウン。同じ言葉の繰り返しや、類語辞典かオマエはと言いたくなる言葉の選び方とか、好んで選択して効果的なパーツとして機能していたハズのものが全部裏目に出ちゃった感じがする。うーん。
 ちゃんと終わらせようとし過ぎて、ノリが殺された感じネ。
 ラスボス出て来てヤな予感というのはコレだったのかと自己内部では納得。

 うーん。まあその、まずはおつかれさまなのです。人気作家は大変だねえ。しみじみ。

○多重人格探偵サイコ 小林洋介最後の事件/大塚英志
○多重人格探偵サイコ 西園伸二の憂鬱/大塚英志

 さて。コミックより前に読めば良かったなあ。遠い目。コミックの方が、絵がある分だけ元々情報量は豊富だろうと思っていたのが間違いだったのか。ミョーに枝葉が広がり過ぎていて、焦点が定まっていない感じ。定点がないせいなのかも知れないですね…。いやこの話の特性上、それはそれで仕方がないというか、そういうものだ、というのは判るんだけど、とっ散らかり過ぎ。「5巻以前」「6巻以降」と分けてしまうファンの気持ちが判ったよ。あ、でも11巻の西園伸二はどっか(別な意味で)回路外れててオモロかったけど(笑)。
 閑話休題。
 物語の基本構造から言うとコミックが「本編」扱いなんだけど、うーん? どっちかと言うと背骨はこっちのあるよーな? というか、今でも「サイコ」の本体は大塚さんだと思ってる、それは解釈として間違ってない……よナ? なんというか、一番「わかりやすい」のがココだった。どうなんだろうソレ。
 謎とか秘密とかの大風呂敷はそれはそれとして、世界観に共鳴出来る部分がないと次を読もうって気にはならないワケですが。うん。てか小説側の「本編」であるこっちがあと1つで終わっちゃうの、ビミョーにもったいないナー。大塚氏本人は消費財としての小説に満足しているんだろうけど、サブカルの洗礼はそれなりに潜っている方のようですし、消費財の扱い方としてもっと突き抜けた方向に持ってったら面白いんじゃないのカナー? そっちには持って行きたくないのカナー? 雨宮くんも西園くんも充分に萌えキャラなんだけどナー? ……いや冗談だけどナー(笑)。

 映像版どうしよう。ネタとしても見ておくべきか。サイコシリーズ(?)中で小説が一番馴染んでしまったらしい私には、原作ファンに不評な声も多い映像版はコワイのですが。とりあえず雨宮帰還読んでから考えよう。

# とか言いつつ今読んでるのは維新の「りすか」。

固定リンク / 2006.3.18


妄想 / clueオンライン

 Clueをオンライン化してゲームにすることは出来るかどうか。ボードゲームではなく、(人狼BBSみたいに)ストーリーメイキングを伴うゲームとしてやれるかどうか。
 舞台はチャット。人狼的な言い方をするなら「短期村」。

 とはいえ、私はCGI組んだことがないので(プログラマやってたけどVBとかCとかしか経験ないのです)、それ不可能ですからッ、ということを書いてしまう可能性はあるけど。

●ゲーム参加者に最初に知らされること
 被害者の名前及び基本情報。そして犯行時刻。どう殺されたのか、という情報は参加者には知らされない(死体が調査中で見せてもらえないとかなんとか)。
 建物が何らかの条件により「この中に犯人はいる!」という状況だけがある。警察や探偵は出て来ない。「あなたがやったのじゃないの?」的に罪をなすりつけ合うのがゲームの主たる目的(?)。

●犯人は答えを知っている
 自分が犯人であることを知らないのはボードゲームとしてはアリでもストーリーメイキングとしてはオカシイ。ので、犯人役は何が正解なのか=隠されているのかを知っていなければならない。
これは本家とは全く変える点であり、ストーリーメイキングClueと考えると外せない要素……かなと思ってる。
 犯人は自分が犯人であることを知っている。ので、凶器も場所も知っている。知っているけど、手元に情報としてないからアリバイ証明はデキマセン。つまり嘘はつけない。
 いわば裏情報(?)として、他の人とは別枠で知っているだけ。で、告訴で正解した場合にゲーム終了を宣言するのは犯人なので、その部分だけゲームマスターでもある。

●アリバイカード所持
 犯行時刻は与えられていて、揺るがないものとする(死後硬直の状態操作してアリバイ工作とかそういうのはナシ!)。
 抜かれた正解カードを配る代わりに参加者には情報が与えられる。
 人物カードであればその人が犯行時刻に別なことをしていた証拠、凶器カードであれば犯行時刻に定位置にあったとか、別の目的で使ってたから使われたはずがないとか、そういうこと(同一の型のものとすり替えました工作も封印。不自然だなあ(苦笑)。この制限(?)があるから拳銃とかナイフとか小型でしまえちゃうものより、猟銃だの日本刀だの、おいそれと動かす必然性がないものをアイテムとして選択したい、かも)。
 場所カードも同。無実が証明出来ている人が別な用事でその部屋にいたわ、とか。その部屋その時間にいたけど異常なかったよ、とか。
 別々のカードではなくて人+凶器(○○は犯行時刻に花瓶を磨いていた)、人+部屋(○○は犯行時刻に書斎にいた)、部屋+凶器(犯行時刻にも変わらず猟銃はいつもの場所に飾られていた)、とか組み合わせて情報が与えられるのも面白いかも、なんだけど。

●サイコロの代わりに
 サイコロ振って何処かに行かないと推理出来ないなんてのは、あまりにもゲーム的過ぎて、ストーリーメイキング的にどうなのよ、というのが目下悩みの種なわけで。
 名探偵コナン版Clueに存在するらしい「推理チップ」「イベントカード」の概念を入れると、タイムラグを作り出せていいかも。
 という訳で、コナン版をやったことがないんだけど、こんな仕組みを考えてみる。

・1〜10の目を持つ仮想サイコロが内部にある。
・基本的にターン制。ターン来ないと喋れない。
・自分のターンが来ると、まず仮想サイコロ振る。出た目をポイントとしてゲットする。
・「推理」するために10ポイント消費。
・「告訴」するための消費ポイントは0(その代わり、失敗してゲームオーバーなのは本家と同)。

 サイコロ振った結果、累積ポイント10に満たない時には告訴するor何か一言喋っただけで強制的にターン終了。累積で10ポイント以上ある時だけ、「推理」ボタンを押すかどうか選択出来る。

●「推理」
 推理ボタンぽちりで推理披露。ターンの順序に従って、アリバイ持っている人は発言しないとならなくなる(その人が発言するまで進まない)。証言したらターン終了。
 ただ、当然、「カードを見せる」という行為ではなく、言葉で、RPで、証明してあげて欲しいわけですが。「○○さんなら別なことしてたのをアタシは知ってるわ。違うんじゃないかしら?」
 犯人=ゲームマスターであっても、アリバイ持っていれば見せないとならない。ただ、本家Clueも多分そうだと思うんですが、他人を欺くために、「書斎」カードを自分が持っていながら延々と犯行現場を書斎として推理し続けるなんてのはアリだと思うんですけどね。でもそれ犯人じゃなくてもやるしな。
 あと、本家Clueは誰かが1つアリバイ証明すれば他の人はしなくていいルールですが、ここではひぐらしルール(アリバイを所持している人は全員が「持っている」と言わなくてはならない、ただ「何を」持っているかは言わなくてもいい)にしてしまうのも面白いかも知れないなんて思ったりする…けど、ストーリーメイキングとしてはアレだよなあ。
※ひぐらしルール=私の勝手な命名。「ひぐらしのなく頃に」の中で主人公たちがプレイしていた「推理ゲーム」のルール。Clueが元ネタと言われている。

●「告訴」
 失敗すればその人はゲームオーバー……というのはストーリーメイキング的にはどう表現されるかなあ。濡れ衣なんてひどいですわー!! もうあなたにはお話に加わる権利はありませんのっ、で見物人モードにスイッチするくらい?

●解決
 で当然、犯人=ゲームマスターは全部当たっていたら素直に罪を認めないとならないわけですね。そこで警察なり探偵さんなりがやって来て、逮捕されてジ・エンドと。

●「推理」・「告訴」の隙間
 つまりポイント10に満たない間にRPを入れる余地があるといいなと思うわけで。
 RP入れつつ今回の殺人についてみんながアレコレ語り合うわけで。被害者はNPCなので、言いたい放題悪人に仕立て上げるのもいいかも(笑)。恨まれていたから殺されたんですわーとか。「推理」ボタン押さないでただ「あの人怪しい」とか言ってしまうのもセーフセーフ。

●何となくこんな流れ、という妄想
「ワタクシこう思うんですのよ。(推理ボタン) 【○○さん】が【中庭】であの大きな【シャベル】でガツンとやったんじゃないかしら、仲がよろしくなかったようですし」
「あら奥様、【中庭】でしたらその時刻、バラの水やりをしてた人がいるのをワタクシ知ってましてよ。特におかしなことはなかったという話でしたわよ」
「あらぁ奥様、【中庭】はそうかも知れませんけど、じゃあ犯行現場が違うのかも知れませんわ。これまでのことを考えますと…真相はこうですわね。(告訴ボタン) 【○○さん】が【倉庫】であの大きな【シャベル】でガツン、ですわ!」
「うふふ、奥様、シャベルはその時刻、私が使ってましたのよ。残念ですわね」
「まあなんてこと! もういいですわ、ワタクシは皆様のお話を聞かせていただくだけに致しますわ。くすん」

●逆転裁判×Clue
 そんな妄想をしている人がいる。くくくっ。[ゲーム]clueの法廷バトル版のアイデア
 ああ。ああああ。あああああああ(←感無量モード)。
 うーん。こういうことを考える人がいるってことは、逆に、やっぱりClue(do)がオンラインになった試しはないということか? UOでClueなんて記事がGoogleキャッシュには引っかかるんだけど。UOやってねぇようわぁん。

固定リンク / 2006.3.11


VoV / 村側で吊られたことなかったのに!!

 超マイナークローンだし、今までのVoV関連のエントリーも並べてみたりする。
やりてぇ……
VoV / 潜伏しているわけで

 ついにヤラレタ。と思ったらしょーがなかったのよ、だって使徒(=狂人)がまとめ役を乗っとっていて、私が処刑(=吊り)に選ばれた理由は「白いから」だったのでーすわー!!!(いや、もちろん、白ログの上では怪しいから処刑になったということなんですけれども)

 The Village of Vampire / 009 The Village of 1st,April,2006。羊飼いヨアンナ。

 能力者の内訳不明村第一弾。能力者が4人いることは判っていても、それが6種類ある能力者のうち、どれなのかは判らない。天文家(=占い師)だけは、確実にいることが判ってるけど、あとは何がいるのか判らない。

 使徒(=狂人)は騎士国邪教徒仕様。吸血鬼を1人だけ知っています。
 なお、VoVの吸血鬼はK・Q・Jという序列があって、感染はKが選択した人に優先順位があります。
 逆に、猟師(=狩人+騎士国錬金術師)が銀の弾(=騎士国錬金術師の薬にあたる)を使用した時に殺されるのもKから、と決まっている。
 使徒(=狂人)は吸血鬼のうちKが誰なのかを知っています。したがって、使徒と吸血鬼の連携が騎士国よりは取りやすいです。吸血鬼側が、使徒が知る吸血鬼を知っているから、Kが騙って見せれば使徒は確実に潜伏を選択出来るわけです。
 今回は、吸血鬼側はその特徴を最大限に生かしてくれました。

 吸血鬼Kが騙ったのを見て使徒(=狂人)は潜伏。初日に占われて確定白、まとめ役乗っ取り。恋人(片方襲撃でもう片方が後を追う)が初日で殺されて一気に10人→7人に減らされる。
 つまりこの時点で最終日1日前、なのです。村人処刑でPPですから。そんなタイミングで処刑されたもんでもう泣くに泣けないっつか。自分処刑でPPなんて責任重大だから、観測(=占い)はいいけど処刑(=吊り)だけは逃れようと足掻いたけれど努力及ばず……。
 と思ったらまとめ役、使徒だからこそ、私を村人と見込んで処刑(=吊り)してくれた訳ですね。
 そりゃ勝てるわけないのでーすわー!!!(涙)

 シャイニングホワイトwatercress。白さゆえに散ったこの命。名誉の負傷と心得る。ふはははは(←キャラ違う)。

# iruseさんホントお久し振りー!! まさかVoVで会えるとは本当に予想外だった……

固定リンク / 2006.3.4


Clueをオンラインで遊んでみたいと思ってみたり

 ひぐらしをやって知ったボードゲーム/カードゲーム「Clue」。面白そう、とちょっと思って、Clueルールを忠実に使いつつ日本版にアレンジしたフリーソフト「大正浪漫骨牌遊戯 〜HAIKARA事件譚〜」をやってみて、うををなるほど、おもろ、と思ったわけです。
 もうちょっとアレンジしてオンラインにすると面白いものが出来ないかなーとなんとなく。
 というか何処かでやってないかな。対人でやってみたいのですが。さすがにボードゲームもカードゲームも持ってない、というかリアルで一緒にやれる人とかいないし。

固定リンク / 2006.3.3


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