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(ウェブリログでぼやいていた残骸)
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人狼審問 / 私がまとめ役をやるとわおーんされる法則ですか……

審問852 滅び行く村
 本家人狼2度目の時、レジーナでまとめ役をやってわおーん負けをしてしまったので、その再戦のつもりで、おばちゃんキャラ・資産家ジェーンで立候補まとめ役をやりました。
 最後の最後まで占われず吊られず、ほぼ誰からも疑われず(悪くて狂人扱い)、生存。でも敗北。またもや実質わおーんでしたよ……。
 わおーんでランダム勝負にせず、最後まで戦ってくれた人狼陣営には拍手を送ります。

 しかしねえ。真占い師突然死ですよ。ははは。勝てるわけないってば。もうね。アホかと。
 連休直前というタイミングがスケジュール的に悪かったのかなとは思うので、一方的に責めるつもりはないですけど。

 しかし、占いもしない灰まとめ役に全ての決定を任せるなんて……。騙り占い師がそう言うのは判るけど、村人さんや真能力者までもが……。
 D664と正反対だね。占わない人にまとめ役をやらせたくないと主張していたD664リーザさんに感想を聞いてみたい気がする。

 追記: 審問閉鎖により、リンク先をログ保管庫に変更。

固定リンク / 2005.9.25


チョコって若者言葉?

 たまには本当に独り言っぽい独り言を。
 チョコって最近の言葉じゃないような気が。
 少なくとも私が中坊の頃(つまり20年近く前)にはうっすら聞いたことがあるような気が。
 おばちゃん若者と言葉通じちゃうのか的驚き(笑)。
 若者の言葉ってより昔からある隠語の1つなんじゃないかな。違うすか?

 こういう風に取り上げられると消えちゃうような気がする。別にヤってた訳じゃないですが、この辺りの用語は私にとっては(赤面ものの)青春の1ページだったりするんでビミョー。
 ちなみに大麻の隠語です > チョコ

固定リンク / 2005.9.18


物書きたるもの1度は吉川英治中毒になるものなのかも知れない

 という勢いで新・平家物語読み始めました。まさに「突っ走ってる」読み方をしている感じが。まあ時間的な問題もあるし、とりあえず1週間に文庫1冊ペースですよ。一応。
 それにしても好きだー。ヤバいですねコレ。正直、なんで私ごときのシロート物書きが単語1つ1つにここまでキュンキュンさせられるのかと。というかどーしてそういう読み方しちゃうんだオマエと自分ツッコミ甚だしいですわよと。うーん。
 物語そのものも面白いんだけど、文体好き。言葉の選び方が好き。何もかも好き。読んでて気持ちいーのは何なんだろ。自分の中である種の古典回帰なのかなあ……。多分漢字をカナに開いたりの編集はされているんだろうと思うのですが、だとしたらその編集者の人と気が合うのかも(笑)。
 三国志の文体と全然空気違いますよね。すごいなあ。匂い立つというか、かぐわしさというか、流麗さというか、句点の使い方1つ1つまで神経使われている感じの繊細さがたまりませんて。
 三国志は無骨でぶっとくてパワフルで、歴史をなぎ倒してるなあ、という感触。ただ読み比べると、歴史の流れというか人の性というか、そういうものの描写として必然的にこうなったのかな? とか考えたりしますが(吉川三国志は読了。横山コミックスはもうちょっとで読了)。

 麻鳥好きです。歴史に名だたる武将の皆様のご活躍はまあ、それはそれだし。こういう人物が1人配置されただけで、物語の縦糸の中にぱあっと一条の横糸が広がる感じしませんか。いらん、という人もいるかも知れないけど。物語として描くならこういう「駒」の配置がうまくないとなあ、と感心することしきり。

 余談。
 ハルトキ3から源平合戦に興味持った邪道なゲーマー女子の目から見て、大河ドラマ義経っておもろいかな。どうだろ?
 私はだーめーなーんーだー(世間からの白い目に負けじと)。
 でも何がダメなのか見ててもよう判らんです。ドラマとしての作りがいけないとは思わないんだけど、どーもピンと来ないというか。合戦シーンの迫力ないよとか、人間描写がビミョーに薄っぺらいよとか、思うは思うけど現代ドラマとしてはこんなもんじゃね? という気持ちもあるし。
 ……もう諦めた。きっと脚本家及び演出家そしてタッキーとソリが合わんのだ。あるいは悲劇マニアの血が平家に味方してしまうせいなのか?(笑)

固定リンク / 2005.9.13


awkハァハァ言いつつクリムゾンの迷宮

 仕事……この時代になって今更UnixでShellでawkゴリゴリ書きまくりって何すかそれ! オレある意味ド真ん中ストライク過ぎて6年ぶりに変な萌え神経接続されちゃってヤバげなんですけど! ぐはぁ!

 まあそれはそれとして。
 天使の囀りは地雷だけどきゅんと来ました。でもISOLAはダメでした(「小道具」は面白かったっつーか好きな部類でしたが)。そんなわけで貴志3作目。
 貴志作品は文体よりデータとか小道具とか設定とかが妙に好き。これは瀬名作品もそうなんだけど。クリムゾンの迷宮もそうですね。設定が楽し過ぎなんですけどムッハー、って感じでした。人狼BBSやってると余計におもろいかも。後半、サバイバル・モードに入ってからは、「敵」の思考との読み合いが入って来る。こうなるともう頭がそっちモードに切り替わる。アイツが右に行くから俺は左、と見せかけて右、みたいな「裏の裏の裏」をかきあう展開にいい意味で震えが来る。
 ゲーム的、な作品でもありますね。RPGだとは思わないけど。バイオハザードってこんな感じ?(やったことない)
 ……ホラーではないよなあ。うーん。ミステリー? 違うでしょう。サスペンスってのも違うし。これはある意味でゲームブックらしいゲームブック、のような気がするんですよね。ミステリーやサスペンスにする気なら「True End」で終わらせる意味がないのだし。ねえ。エンディングに不満な人は、従来の小説のカテゴリー規範で見てるから割り切れないんだろうな。うん。
 楽しかったぞ。しかしこの人の作品は、私は好き嫌いズガンと割れるっぽいな。うー。

固定リンク / 2005.9.9


デスマーチモラトリアムとゆーか人狼BBS小説

 D664村のおかけで、前から書きたかったモチーフが一挙に形になっちゃって、今ハイテンションで書き殴ってます。これだけエネルギー続くのは本当に久し振りだなあ。しみじみ。
 某まとめサイトでネタバレ気にしている人がいたりしてくれたのが光栄でした。あの、もし良かったら吐き出したい方はこの記事のコメント欄でも。記事開かない限り見えないからネタバレでも平気かなって。
 ちぇ。クリムゾンの迷宮の感想とかも書きたいのに。もう、今のところ文字書きモードはこっち優先だ。アドレナリンの続く限り書くぞと。
 えーと……一応目処としては、多分20話くらいで終わるかと。そこまで行かないかな。あと心理描写くどくてすいません。目を見せないニコラスの心理描写はチョー難しい(悶々)。

固定リンク / 2005.9.5


(仮)デスマーチロックオン!

 人狼BBS楽しいのですが、ここで止めるのは理由があって。
 もしかしたらプログラマに復帰するかも知れません……6年ぶりに……。
 6年前の知識しかないヤツを雇おうとしている(派遣だけど)んだもん、明らかにデスマーチだろ!(笑)
 今の仕事先は結構のんびりムードの軽い事務だし、時間による仕事量の上下が激しいので、AM集中で職場からもこっそり参加してました(笑)。でもまあ、プログラマやりながらでは無理。6年前にだって、生きているのと働くの平行するだけで手一杯だったし。
 まだ本決まりじゃないけど。話が決まったらまたここも停滞するでしょう。何せ残業前提で打診されて来てるからなあ(苦笑)。プログラマなんてみんなそんなもんだけど。基本的にプログラミング自体は好きなんで、短期集中でデスマーチするのもいいかな、と。ただ、かなり忘れてる。大丈夫かなあ。
 雇い主さんにはその辺強調しておいてくれるようにお願いしてるから、流れる可能性も大なんだけど。話流れて無職になったら……どうしよう。

 (それにしてもD664村の皆様、仕事の都合で無期休戦とポロッと洩らした時の温かなお言葉、忘れられません。ううっ。最後と決めた村があそこで本当に良かったなあ。)

固定リンク / 2005.8.30


人狼BBS / 狩人の本命と目されながら吊られたただの村人

C521 星狩りの村
 終了。物を売らないチーズマニア商人アルビンが私。私は何の貢献もしてないけど名勝負になりました。最長試合(9日間)です。しかも最後の1日は……。
 ええと、とにかく読んで下さい。初心者なのにこんな伝説に参加出来たなんて奇跡だ。もう超ヤバ過ぎる。クセになった(笑)。

 最大の僥倖はタイトル通り。初心者でこれは上出来だ、と自分では思います。もう嬉し過ぎて、赤ログ読んだ途端にマジに泣き出しましたよ……。

D652 怪しげな村
 そしてクセになった2戦目。いいトコなし。もう最低。反面教師と思ってさらします。天然狂人が確白もらってまとめ役になっちゃってわおーん終了でした。もうありえない……(涙)。
 ……ハイ、超強気な確白世話焼きレジーナが私です。でも最初よりも得るものが多かったです。初心者には見えないと言ってもらえたし。潜伏共有者をやってみたくなった。

D664 開拓者の村
 慎重派純真農夫ヤコブが俺。襲撃直前の赤ログで「今日の襲撃はヤコブさんかな〜狩人狙いで。」と言われてました。
 やっぱ狩人の盾になれたんだ!
 もう、大っ、満っ、足っっっ!(号泣)
 思い残すこと何もないです。
 本当に本当にもう。また赤ログ読んで泣いたよ。ありがとう狼さん……。
 ただまあ、騙り占い師オットーをあまり信じ過ぎてしまって、まとめサイトがアレなことになってしまいました。自分の発言がこんなに抜き出されてネタにされるのは……(笑)。自分が書いたことなのに可笑しくてたまらない。抜粋した人のセンスに脱帽。

 しばらく休戦。この半月ばかり、すっごく楽しかった。対戦してくれたみんな、ありがとー!

追記: C村とD村のサーバなくなっちゃったようなので、とりあえずまとめサイトにリンクを変えておきます。

固定リンク / 2005.8.16


喜怒哀楽バトン

 勝手に作ってみました。
 辺境日記なので広まるかどうかなんて全く気にしないで置いときます。

・今日(あるいはここ最近)一番ムカついたこと
・今日(あるいはここ最近)一番悲しかったこと
・今日(あるいはここ最近)一番笑えたこと
・今日(あるいはここ最近)一番嬉しかったこと
・バトンを受け取って欲しい人(0人〜5人)

 以上。悪いことを先に、いいことを後に。
「こういうトコはいいけど、ここが悪いよね」と言うより、「こういうとこは悪いけど、ここはイイよね」と言われた方が気分がいいしね。
 どんな些細な日常にだって、いいことも悪いことも平等にあるものだと思うんです。だからまあ、日常を色んな角度から見つめてみるというか、そんな試み。
 なので、書くからには全部埋めるのが基本ネ。この項目だけ特になしとか厳禁ヨ。

 バイトしたとか学校行ったとか会社行ったとかそんなんしか書くことねぇようわーん、という、ネタに困ってるブロガーさんはネタとしてどぞ。
 もちろん、そういう、ネタに困ってそうな人にバトンをあげてみる、というのもまたよし。
 誰もトラバしてくれない/する先がないようわーん、というブロガーさん、バトンを理由にして全然知らないトコに無駄にトラバが打てます(えええー(苦笑))。

 ジャンル系バトンと違って、回って来たその時に1度だけみたいな制限もないんで、何度でも持ち帰って下さってOKです。ネタに困って毎日コレで埋めるブログとかあってもいいです(笑)。

 ええと、じゃとりあえず自分。

・今日(あるいはここ最近)一番ムカついたこと
 腕輪タイプの虫除けグッヅ、買ったはいいけど全然効かないって。高かったのに。あの時買うの迷った自分の判断を信じれば良かった。

・今日(あるいはここ最近)一番悲しかったこと
 嫌なタイミングでテレビが壊れたこと。あと数ケ月で地上デジタルスタートなのに……今更地上アナログ専用機買わざるを得なかった。悲すぃ。

・今日(あるいはここ最近)一番笑えたこと
 「俺の妹は関羽」。もう夢中です。久々に2chのスレに日参してる。今はdat送りだけど3スレの赤壁サッカーとかもう大好き。

・今日(あるいはここ最近)一番嬉しかったこと
 前エントリでバレバレかも知れないが私はBLものに抵抗がない。読むのも書くのも。しかし、どういう訳か私が書いたBLは「俺、男ですけど面白かったです」と言ってくれる男性が時々いる(もちろん、同性愛小説として楽しんでくれている訳ではない。BLだからサ)。
 ……でも言われた方はめっちゃ嬉しいんですってば。もう。男にしちゃ気持ち悪ぃはずのその表面設定乗り越えて読んでくれるだけでチョー感激なのに、物語を楽しんでくれてた上にわざわざ感想言ってくれるなんてっ! 私だって必然性もなく男同士くっつけてる訳じゃないっスもん! 物語として成立しねぇと書けねぇっすもん! Yeah!

・バトンを受け取って欲しい人(0人〜5人)
 私からは投げない所存。お持ち帰りしたい方に差し上げる。

固定リンク / 2005.8.12


そろそろ一般化されたブームになるか?

 女の子って男の子よりスケベだと思うです。基本的に。語弊ですけど(笑)。
 ううーんと。言い方を探る。
 男より女の方が、恋愛を「肉感的」に捉えている、と思う。
 恋愛を体の感覚と直結しておかないと、女は身を守れないからね。以前もちょこっとだけ書いたけど、女というイキモノにとって、(フツーの)恋愛の辿り着く先にあるのはセックスと妊娠と出産なわけで。体も生き方も変わらざるを得ない大イベントを将来に見据えないとオチオチ恋愛も出来ない訳で。
 いやもちろん今はそんなことないんですけど、細胞の1つ1つはそういうものとして動いている気がするんだよなあ。
 だから女の方が直接的なエロ表現を避ける。清純ぶっている訳じゃなくてそれが防衛本能だから。でもそれは裏を返せば、セックスってものを過剰なまでに意識している、とも取れる。
 つまりはスケベなのよ。単に。生殖マシーンとしてのカラダを意識し過ぎちゃうキライがあるんだ。男よりは。何もしなくても月に1度は無理矢理意識させられるしな(苦々しいことに)。

 ……で。
 自分が絶対参加出来ない恋愛であるBLがウケるっていう話なんかは、昔自分が書いたことにあまりに重なり過ぎなので何となくにやけつつ読んじゃうんですけど(笑)、
 基本的にアレだ、邪魔なんだよな、女であることって。男の子は自分の(性衝動含めた)体を恋愛のために自己否定しなくて済む。楽でいいよな。と思ったり。
 エロゲ主人公に顔がないのも、男の子向けはエロゲに於いてプレイヤーキャラクター=自分としてシンプルに感情移入出来てしまうから(=恋する男としての自分というものの自己肯定)だと思うんだけど。
 女の子向けはプレイヤーキャラクターにプレイヤーとは違う個性がついて来る。BL系においてその最たることはもちろん男であることだ(にやり)。乙女ゲー元祖のネオロマも代々プレイヤーキャラクターは顔出しが原則(コルダで初めてなくなりましたが)。
 どっちにしても言えるのは、恋愛をするのは自分(という女)であってはならないという自己否定。最近は、自分である必要がないという傍観者気分なのかも。

 逆に。
 よーするに男にとっては三次元恋愛もエロゲも心的状況としては一緒なのか? といきなり悟ってみたりしたんだけど、どうなんだろう。エロゲヲタが二次元キャラにはぁはぁ出来るのも(三次元女と仮定出来るのも、と言い換えてもいいけど)、ひとえに、
 男にとってすべからく恋愛とはファンタジィなのである(含三次元)
 ことから来てたりするのかな。かな。かな?
 だから妊娠とか結婚とか現実的なこと言われると引くんでしょ? 男子って……え、それ違う?(苦笑)

 ……やっぱり1度は男になってみたいなあ。ああもう。
 男(の恋愛)ってロマンチックだよなぁ。うん。カラダ(の危機感)意識しないで恋にだけ溺れてりゃいいんだし。
 女の子にとって三次元恋愛とエロゲは別物なんだけど(だよね?)、それはゲーム(などのフィクション)でもなければ雑念なしに恋愛「だけ」を楽しむことが出来ないから、だったりするのかなぁと。
 その意味じゃ恋愛ドラマと大差ないかもなー。恋愛ドラマや純愛小説が左でBLが右だってだけで、同じラインの上にいるような気がするよ。なんとなくな。

超蛇足

Q:
 男子向けエロゲの二次創作にいわゆるドリィム小説(=名前変換機能)というものをなかなか見かけないのはどうしてか?
A:
 男にとってプレイヤーキャラクターにあたるものは「自分」以外を想定出来ないから。

 ……なのかな?? だからデフォルト名や「主人 公」(ぬしびと こう)みたいなお約束キャラクターを作って平準化(?)しないとならなくなるのか?
 例外的には、自分のペンネームをそのまま主人公名にしている男子二次作家も多いよなー(にやり)。でも、読者に名前を選ばせる自由は与えてくれない。だってボキが書いたみさき先輩はボキだけのものだもんはぁはぁ(ということ、だと思ったんだけど違うのか?)。

固定リンク / 2005.8.11


この着眼点はおもろい

 うーん、もうさすがに色んな人がBlog書いてる。
 ……面白いです、NHK教育「ハートで感じる英文法」。「3か月トピック英会話」は前回のみさきちゃんドラマの時から妙に面白くなっちゃって取り憑かれ気味だったんですが(笑)、今のシリーズは更に面白い。大西先生はこの手の英語アプローチ(学ぶんじゃない、感じるんだ!)では有名な方みたいですね。なるほどなるほど。
 英語は小〜中学校に遊び半分の英語教室(もどき)にちょこっと行ったくらいでシロートなのですが、英語に触れる年齢が早かった(というか早くにしか触れてない)ので、聞こえる通りに真似するのが正しいという感触が抜けません。
 例)
 watermelonは「わらめろ」、give me a chocolateは「ぎっみあちょっこらっ」、heart beatとかalrightのtは聞こえるように発音したら負けだと思ってる、というような……そんな感覚(?)。
 中学で、完了形とか進行形とか過去分詞とかの文法用語でロジックに分析された途端に英語つまんなくなっちゃったんですよね。で英語教室(もどき)も足が遠のいちゃったし。

 小学生くらいの時はセサミストリート見るのが楽しくて楽しくて仕方なかったなあ。当時は日本語吹替なんで邪道なものはなかったから、番組見ながら僅かに判る単語と画面からアーニーとバートが何喋ってんだか想像して1人で実況中継してた(母はそれがうるさかったと今でも娘に愚痴る)。
 中学に入るとThe Smithsの歌詞を日本語訳することにハマってたことがあるのですが(中学女子が何してるんだか……)、backscrubberとか、どう訳していいのか判らない単語にぶつかって物凄いデタラメに訳して遊んでたような記憶が。あれも一種の同人趣味か。
 あ、あと「ジャケ変わってりゃ同じ曲でも買うんだろお前ら(プッ)」とか歌われていることに気付いて「うええその通りっすっつーかバージョン違い集めんの趣味なんだよほっとけー」とか思いつつ超爆笑した記憶が(やっぱり楽しみ方が同人っぽい)。

 あれ、何の話だ。年寄りは話の枝葉が多過ぎて困りますね(自嘲)。

 ええととにかく。
 「ハートで感じる英文法」、感覚をつかむ、という意味では物凄く判り易くて楽しいんですが、問題はネイティヴと話すというリアルタイムの状況でそれをちゃんと生かせるかどうかなんですよね……。
 1度大人向けの英会話教室の体験入学をしたことがあるのですが、英語力とか発音の良さとかよりも、知らない人と話し合える度胸の方がなくて挫折したことがあります(笑)。友達とかとふざけて英語の歌歌ったりしている分にはネイティブっぽーいと言われる程度には発音出来るんだが(「聞こえる通り真似してる」だけだからな……歌詞を単語に分解出来なかったりするけどな……(笑))。

固定リンク / 2005.8.10


ああ、求められたい願望の極みなのか

 連続してコミックな話題。私にすると珍しい。すみません、何の気まぐれか「僕は妹に恋をする」DVDを見てしまい、よろよろしながらマンガ喫茶行って原作読んで来ました(時間なくて4巻くらいまで)。
 えーと。これで本当の兄妹じゃないとかいう展開は許さないゾ☆(……そうなりそうな気配濃厚だけど)

 最初の感想はタイトルの通りです。
 物語だけ辿ると韓流ドラマみたいだ(これで義理兄妹だったら完璧だよなあ。遠い目)。で、恋愛ものじゃなくて求愛ドラマなのではないかと。あのええと、つまりなんというか、あんまり男の子に縁のない女子が男の子に激しく求められることを妄想するおかずなのではないかと。ち、違う?(苦笑)
 少なくとも近親相姦ものじゃないな。多分。それはテーマではなくてトッピングに過ぎない。

 ただなんというかその。
 葛藤ものとして興味があった、というのが興味を持ったきっかけだったんで、それに関しては結構満足。なんかもう。うだうだ悩みまくりなのが最強だ兄貴。マンガというメディアで見られる「悩み描写」のオンパレードが眺めていて楽しいというか。
 私は言葉しか武器に出来ないけど、絵を武器に出来るっていいなあとしみじみ思いましたよ。兄貴はこのままマントル層突き抜けてずぶずぶ潜っちゃって欲しいです。もう底の方までぐいぐいと。

固定リンク / 2005.8.7


岡野玲子陰陽師(12)出たー

 あああ。まさか前巻の「懐妊」がちゃんとこうつながってるとは。うわぁうわぁ。
 最初、博雅に同じく「こいつが産んだのか?」と言いそうになった。他の世界ではそんなこと絶対考える訳ないのに、岡野版陰陽師の世界だと男が出産してもいいような気がして来てしまう。恐ろしい。実際は真葛ちゃんの妊婦さんカットがちゃんとあるんだから、そんなこたぁないんだけどな。

 しかしあれだ。他メディアの晴明さんは滅多に父親にはならないから、岡野版で父親になったのはちょっとだけ晴れがましい気が(たかが読者がそんなこと言うのもあれだけど)。一応、現実(?)の晴明さんには子供がいたんだし。

 しかし。
 やっぱり最強は真葛ちゃんなのかな。何だか随分晴明さん弱気になっちゃってる気が。
 アレですよねえ。アンク(=生命)が落ちてるのがちょっと意味深。
 とにかく、もう、色んなことが確実に最終回に向かっているなーと感じさせる展開。
 ……相変わらず細かい所は意味不明のままぐるぐる読んでますけど。

印象的:
晴明「おれにはな こうは出来ん 暦も式占も言語だ 二つの文法に堪能でないとな」
真葛「仕方ないな おまえの言語は数や図形だろ」

 コミックなんだから充分に「図解」されているはずなんだけど、私は自分の空間認識能力に全く自信がありません。方向オンチだし、数学の図形問題も間違い探しもジクソーパズルもからきしダメなのです。で、この真葛ちゃんの言葉がすとんと胸に落ちたというか。ああそうか、と。岡野版陰陽師の晴明さんは「数学で喋ってる」。確かにそうだ。私の理解がなかなか及ばないのはそのせいなのかも知れない、と。

 数学で喋る人だからアレクサンドリア図書館につながるんだろうなあ。でも私の非数学の頭ではそのつながりに気付いただけでもう限界です(笑)。たちはな亭が更新されるのをのんびり待ってます。

固定リンク / 2005.8.3


宮本さん復活してたー(滂沱)

 泣きたい時に取り出す号泣物件「ワタシノココロ」著者宮本信一郎さんのサイトが。以前知ってた箇所は閉鎖してて、ああもうこの手元にあるテキストだけしかお会いする手段がないと溜息ついてたら復活してたー!
 あああああ。もおおおお。また読み直しちゃったよ(テキスト持ってるのに、わざわざ)。でまたでろでろに泣いてますよ(何回目だお前……)。
 この話は好き過ぎて感情のコントロールが効きません。話自体が好きだし何より文体萌え(ネット上のテキストで「私には文体萌えする作家がいる」と意識した最初が宮本さんでしたわ)。

 以前は「ワタシノココロ」以外の作品を拝読する機会がなくて(その前になくなっていた……)残念に思っていたので、またちまりちまりと読ませて貰おうかなっと。二次創作ものは原作を知らないと手をつけ辛いけど、それ以外で。

追記 : そのサイトもなくなってた…リンク削除。

固定リンク / 2005.7.30


そこはかとない危機感

 元々電車男の事前知識がない人はドラマ「電車男」をどう見ているんだろうなあ、ということが知りたくて、公式に寄せられているメッセージをちらちらと読んでみたり。まあ、担当者が選別して掲載している訳で、面白くないという意見は載らないだろうってのは割り引くとして。

 このドラマ、どーしてここまで視聴率が取れているのか(月9を超えたんだね……)。その一端は多分、多面性なんですよね。モテない男とイイ女の純愛ラブストーリーという(一応の)主軸以外に、小ネタが多過ぎるのが敗因……じゃなくて勝因なのかなと。
 だいたい、映画も原作もマンガもネットログもある訳で、公式サイトにメッセージを送る程度のネット知識がある人なら、電車男の大まかなあらすじを知らないなんてことはありえないと思う。読んだ/見たことなくても大枠は知っているはずで、また、ドラマの作り手もそれは意識しているから、言を尽くし像を尽くして物語を説明する必要性は何もない(はず)。
 だから、作り手側も、安心してあちこち細かい所で遊んでいられるのかなと。で、それが色んな世代・色んな層に対する多角的アプローチに直結している。どんなタイプの人でも何処かしら面白いと感じるツボを仕込もう、という意図があるような。

 CCBやELOでかつて恋のドキドキを経験したが今は枯れている30代以降を狙い打ち「あの頃のときめきを思い出しました」言わせて、
 OPのDAICONパクリやたくさんのフィギュアやメイド喫茶、局の壁を越えたケロロ軍曹(テレビ東京だよね……)がヲタのポケットをこちょこちょくすぐり、
 人間関係に不器用な小心者の電車男像はコミュニケーション不全の若者を当たり前のようにデフォルメし、
 単にミーハーなファンたちの心を伊藤美咲のソフトフォーカスや思わせぶりなもこみち登場で釣り上げておき、
 ヲタ卑下女たちや極端な電車男の不幸は、吉本新喜劇的なお約束の笑いで伝統的ラブコメディの味をつけ、
 ネット社会に生きる人たちに向けては「ネットにおける性善説」をこれでもかと押し付けてほのかに世間に漂う「ネットは悪者」に対する真逆のカタルシスを掲げて見せ、
 そして2ちゃんねらーには飛び交う用語やAAで実況の燃料提供、言わずもがな。

 今期の電車男に比べると、映像と脚本で誰も知らない物語を必死に描かないと視聴者に通じない、という他の(原作のない)ドラマはそれだけで不利なんじゃないか、と変に同情しちゃったりしているのですが。

 しかし、ドラマ電車男の部屋にTVが見つからない気がするのは私だけか。私は、エルメスとのデェト重ねるようになった後もやっぱりなおプリキュアに萌えてるシーンが電車男のエピソードの中で一番好きなんですけど(で「ネットの住人」も釣られてプリキュア見ちゃう、というのが最高)、ドラマの山田くんはデェト前にミーナのアニメ見てまったり萌えてくれないのか? 萌えてくんなきゃ嫌だぞ? それだけ楽しみに見てるぞ?(見るなよ……)

 ええと。でタイトルなんですけど。
 公式のメッセージ読んでて一番危機感を感じるのは「オタクの人に偏見持ってたけど、イメージ変わりました♪」な意見が結構あるってことです。

 …………。

 変わらなくていいから! 一般人さんはオタクに近づかなくていいから! 萌えーとか理解しなくていいから! こっち向かなくていいから! アキバ来なくていいから! いやいやダメです狙わないでそこの女子! 見た目超えて中身が大切とか意地張らなくていいから! とりあえずそっとしとけばいいから! 彼らは君たちが思うほど三次元女子に渇望してないから!

 いくら完全防備してもエロトマニア武装した女子には勝てないぞ! オタク男子逃げて! 超逃げてぇぇぇぇ!

固定リンク / 2005.7.28


だんだん聴けるようになって来たな

 デイリーポータルZラジオ
 相変わらずアレな雰囲気ですけど、記事の通り住さんの笑い声に救われている第3回。
 ネットのテキスト&絵の記事もそうなんだけど、この微妙なユルさがデイリーポータルなので、ぼんやり見守りたいと……あ、いや、聴き守りたいと思います。
 しかし林さん色んなことやるなあ。というか、ニフティは彼に色々やらせるなあ。彼のセンス自体好きなんだけど、ここまでやらせているニフティさんの器量も最近は好きになりかけてます(笑)。

固定リンク / 2005.7.26


曹操×関羽でファイナルアンサーですか?

 純粋な三国志ファンの方、ごめんなさい。

 中国もの(?)は自分には絶対理解出来ない、と思っていたがゆえに十二国記を避けていたので、実際に十二国記にハマっちゃってからはその前提条件が揺らぎっぱなしの今日この頃。
 「人間ドラマ」を読み取ることが出来れば私にも理解出来るかも知れないと思って、とりあえず手をつけたのが吉川英治。
 やっぱり漢字の名前が頭にうまく定着してくれなくて、ちょっとメゲそうになったので、平行して手をつけたのが横山光輝。
 ……ビジュアルイメージを作るって凄い。本当に凄い。偉大だ横山先生(でも耳がでっかくない気がする)。
 お2人の著作を、吉川1冊/1週間、横山2〜3冊/1週間、くらいのとろとろペースで進行中。
 それにしても吉川先生の小説読み易いねえ。いくつか漢字をカナに開いたりの訂正はしてあるとはいえ、それ以前の文体が本当に平易で助かる。あんなに怖がっていた過去の自分には何だったんだ。いややっぱり登場人物は多過ぎて覚えられませんけど。ええそりゃもう。

 ただ、怖がってた過去の自分の予感が当たった部分もあるな。本当にもう戦争してばかりだ。人物の人となりが描写されないままにどかすか死んでしまう。世の趨勢ものよりキャラクターの立ち方によって物語の面白さを判断してしまいがちな自分みたいな読者にとっては、ごく少数の中心人物を追いかけるがせいぜいで終わってしまいそうだ。あと何年かしたら、もう1回復習してみたい所存です。

 そんな三国志素人から見ても、
 曹操ったらどうして関羽に対してだけそんな異常に激ラブでらっしゃるのか、ものすごい謎。どなたかこれってなんつーかこう、スマァトに解釈出来る人いるのかな。素人目には、「演義」を語り継いだ後の方々があまりに関羽サマ萌えなので、何かしら補強エピソードをつけようとして暴走しちゃったんだろうかと勘ぐったり。とにかくもう、その辺りだけがあまりに別人過ぎる気がして(曹操が)。どうなんだこれはと。

 色々ともやもやしながらネットの海にダイブして、ベルばら三国志を見つけてしまった。
 いやもう満足です。考えることは一緒だ。共同幻想万歳。1万年くらいいたら、今の演義みたいな雰囲気で腐女子妄想が正史と並んで研究者達の頭を悩ませてたりしたら最強だな(※ありえません)。

追記: あら。ベルばら三国志、まとめサイトなくなっちゃったのかしら。

固定リンク / 2005.7.17


2ちゃんねる系キャラのFlashが街頭でガンガン流されてる件について

 まいやひーがFlashつきで発売されたと思ったら、某CD屋さんが街頭にモニタ何台も並べて大音量でかけまくっててちょっと引きましたよ、と。
 しかしなんかもう。わたさんも大変だなあ。どう考えたってAVEXから出たらネット上は公開休止にするしかないでしょう。AVEXだし。AVEXじゃ仕方ないよねAVEXだから。

 あと、見てないけど、
 Mステで「恋のマイアヒー」Flashつきで本人が歌うというバカな演出をやってたらしいですか、ホントにバカですかアンタら。電車男からこっち、2ちゃんねるものに抵抗なさ過ぎだよマスコミさん。やめてほんと。恥ずかしいから。Flashなしでも元々ファンだった人にとっても、Flashでウケで頭から離れなくなった人にとっても、どっちにとっても、そういうことされると「あちゃー」と頭抱えるしかないんだってどうして気付かないんだ。もー。

固定リンク / 2005.7.16


心理戦マニアック

 HERMES(※閉鎖のためリンク削除)のサイトから辿って発見したWeb BBS ゲーム「人狼BBS」がまた好みにどハマリしてしまった。もう狂ったようにログ漁りたい衝動と戦ってます。自分に対するご褒美みたいに、空き時間にちまちまログ読んでは身悶えしてます。
 時間止めたい。ひたすら読み漁りたい。楽しくてしょーがない。たまらん。
 とりあえずまとめサイト

 まとめサイトにも説明はありますが、ここでも一応軽く。
 基本的には、8人から15人程度の人が、村人としてのロールプレイングをしながらBBSで会話します。
 そのBBS(=村)には、人の姿をした「人狼」と呼ばれる化け物が2人ないし3人混ざっています。人狼は、毎晩1人、人狼ではない人間を襲って食べてしまいます。
 人間は協力して、人のフリをしている人狼を発見して処刑しなければなりません。

 ゲームとしての勝敗は、人間チームと人狼チームの団体戦(?)です。
 人狼が全員処刑されてしまえば、人間チームの勝利。
 人間チームの残り人数が人狼チーム以下になったら、人狼チームの勝ちです。
 よってゲームの進行は「団体としてお互い敵の人数を減らし合う」のがメインです。団体戦ですので、自分が生き残ることを考えてはダメです。時には、自分の属するチームを勝たせるために、あえて処刑されたりすることも作戦のうちです。

 人間チームが人狼を減らす手段は、話し合いの結果決まる投票による処刑のみ。人間チームは話し合って、人狼と思われる村人におのおの投票、多数決で1日に1人の村人を処刑台に送ります。ただし、その話し合いと投票の中には、人間のフリをした人狼が混ざっていることをお忘れなく。

 人狼が人間チームを減らす手段は、「食べてしまう」ことと「BBSの議論を誘導して、人間を人狼として処刑台に送る」こと。つまり、人間チームは、うまく行っても1日に1人しか人狼を減らせませんが、人狼は、うまく行けば1日に2人の人間を減らすことが可能です。
 そして更に、人狼は人狼どうしだけの秘密の通信回線を持っています。人間たちには見えません。つまり、人狼チームには味方が判っていますが、人間チームは、誰が仲間で誰が人狼チームなのか区別がつきません。

 人間チーム内には、さらに特殊な職業を持った人たち=能力者がいます。
 1日に1人だけ、村人を指定して、その人が人間か人狼かを判定することが出来る「占い師」
 1日に1人だけ、人狼に襲われる可能性のある人を守ることが出来る「狩人」
 人間でありながら、人狼チームに所属して議論を攪乱する「狂人」
 ……など。もっともっともっとあります。詳細はまとめサイトへ。

 ただし、この能力者は、自分で名乗らないと、他の人には判らない仕組みです。だから、人狼チームがわざと「私は占い師よ。○○さん(※人間チーム)を占ったら人狼と出たわ!」と主張して、無実の人間を処刑台に送るなんてことが出来ます(常套作戦の1つ……ですね)。

 ゲームの内容だけ見ていると、要するに人間と人狼の殺し合いゲームなので、妙に殺伐としたものに見えるかも知れないんですが、実際のログはどちらかと言えば推理小説です。
 誰を人狼と疑うか、ではなく、誰を信頼するか、を中心に流れて行く感じ。人狼あぶり出しより、本当の能力者と偽能力者のせめぎ合いがドキドキハラハラ。
 代表的なのが、複数の占い師が名乗り出て信頼獲得合戦。信頼を獲得した占い師が人狼認定した人が処刑台に行く。人狼認定された本人を疑っている訳ではなく、占い師を信頼しているからこそ、今後の村のために犠牲になって下さい、という形ですね。

 まだおすすめログをウロついてる程度ですが、紳士的でみんな凄い。壮絶な心理戦の応酬。全員の真意が何処にあるのか探りながら、裏を読みながら、時には仲間をスケープゴートに差し出しながら、あるにはただ単に議論を引っかき回し(※ただしそうは見えないように)……、とにかく巧妙。
 ゲームが終わった後は全ログ(人狼どうしの秘密回線も、公開されない独り言も、死んだ人の墓場での愚痴も)が公開されるので、あの時はあんなこと考えながらこんなこと言ってたんだー、というのが丸裸になります。それがまた、後に参戦する人の参考資料として役に立つ訳ですね。

 趣味で小説書いてる人間としても、このログがめちゃ面白いんだ。人が何を根拠に何を信じ、何を疑うのか、そういう心理描写を表裏両方から眺めてるようなものだからなあ。すごい。
 時間を取られるので自分が参加するのは100%無理っぽいけど、これからもちょこちょこ読ませて貰います。参戦者の皆様、ぜひこれからもステキなログを残して下さい。

 余談。もし人間の脳をコンピュータでシミュレーションすることが可能になったら、そいつに参戦させてみたい。人狼として完全に騙し切る、人間として周りの信頼を勝ち得ながらチームを勝利に導く、どっちにしても人間の思考回路にしか出来ないことのような気がする。これ出来るコンピュータが現れたら

 あああ想像するだけで2分半ほどうっとりしてしまった。ヤバい(若者語的意味で)。

固定リンク / 2005.7.13


おお、すげー

 電車男が本気で純愛物語になる気ならこうでなくっちゃダメでしょう、って感じです。

 HERMES(※閉鎖のためリンク削除)
 エルメスサイドから見た電車男、という仮定の二次創作(?)もの。

 感想見てたら。
 告白シーンの「ああ、本当に愛しい」って、電車男ファン(?)にはそんなにキーフレーズだったんだな……。私はあの一言が嘘っぽくて、フィクションとして楽しんでりゃいいかなって一気に醒めちゃった派なんだが。閑話休題。

 話の構成とかもいいんだけど、この小説、というか、麻木せんせぇ、文体惚れました。この人の文章のリズムがめっさ気持ちいいー。やべー。チョー好みー。

 以下引用:
 なにしろ、滝沢昇という青年は、真面目で、率直で、不器用で、それから、鈍感で、鈍感で、鈍感で、とにかく鈍感なのだ。

 とかもう。ノックアウト。好きな音楽CDリピートするがごとくに読み返しては文体リズム酔い。くらくら。ステキー。カイカン。きゃは。久々に文体萌え。

固定リンク / 2005.7.11


12歳幼女お持ち帰り恋愛ADV by BREW on ケータイ

 何気なーくダウンロードしてしまったら、予想範囲を遥かに凌駕して歯ごたえあり過ぎなので驚いてます。「ぼくとわたしの恋愛事情」(※サービス終了につきリンク削除)。このレベルのADVがケータイで出て来るようになったのは凄いなあ。時代を感じますねえ。それにつけても電池の消耗がひどいっすよ。仕方ないとはいえ。
 ケータイアプリで、電車待ちや歩きながらで片手間にやってたんじゃラチ明かねぇかも、と思ったADVは初めてですよ。法則性が読めて選択肢の選び方が判って来てからは少し楽になったけど。でも選択肢総当たりするには高過ぎる壁があるんだ…電池容量という名の。
 自宅でACつながないとやってらんないケータイアプリ。あまりの本末転倒ぶりに自嘲するしかありません。

 男主人公版と女主人公版がある、女子向け恋愛ADVなんですが、現在BREWでは男主人公版のみ配信。攻略対象キャラ男女それぞれいるんですが、男子相手の場合は、そりゃもうドきっぱりとヤバいくらいにボーイズラブ。
 ただこう言っちゃ何ですけど、ケータイコンテンツでボーイズラブなんて今やある意味食傷気味なくらい標準装備状態ですから(……)、どちらかと言うと女主人公版を早くBREW対応すべきでは。BREW業界はギャルゲとボーイズラブはいても乙女ゲーに関しては砂漠っスよ砂漠! その飢えぶりにつけ込まなきゃダメっしょ! でも女主人公版でもエンディングが基本的に一緒だとしたら女の子でスッチー攻略はちょっとシャレになんないくらい怖い気もするけど!!(←最初にクリアしてしまった……こんなブラックな『ハッピーエンド』ありかよ……発想がコワ過ぎる……でもヲタ乙女心は射抜くだろうなあこれ……)

 ええーと。
●よい点
・意外とヴォリュームがあり過ぎだ(逆に言えば暇潰し用途には向かぬ)
・各個人のシナリオが結構、ヨイ
 女の子シナリオがまたいいのよ……個人的にはシナリオではティーナ最強! 1度クリアしてまた出会いのあのシーンを見るためにやり直したくなる……
・絵が割と綺麗かも(携帯の割には)
●悪い点
・とにかく通信が多くて電池の消耗が悪魔的にヒドい
 というか「絵が綺麗」の必要悪とも言う。立ち絵ですら、表示するたびにダウンロードだから
・シナリオの基本的ポカミスとか不具合が目立つ
 話し手の名前を間違えてる、話し手ごとによって変わるメッセージウィンドウの色とかがまたゴーカイに間違ってる、シナリオ抜けてる(BREW)、パラメータバグってて普通にイベント起こせない(BREW)、しかもそれ1ケ月以上放置されっぱなし(BREW)

 あれだね。熱意に技術がついて来てない典型?(ふくみわらい)
 ゲーム自体の試みはいいと思うけど、追加イベントとか追加エンディングとか作る前に、不具合潰しと新機種対応を優先させるべきじゃないのかなあ。
 ただこればっかりは、(このCPに限らず)KDDI側のBREW承認が遅過ぎて、モノが出来てもアプリサーバーに上げて貰えないなんて噂がネットで徘徊してるので、一概にCPのせいとは言えないかも知れないんだけど。追加イベントとか追加エンディングだけならKDDIを通らなくて済むから早いだけなのかね……。
 それにしても、不具合修正が全く進行状況が見えないまま「イベント追加しましたー」と言われても萎えるんだけどなー。萌えだけが燃料ってお年頃じゃないしさ、既に。おまけ作る前に本体マトモにしてくんないと。

 ええーと。タイトルの話なんですけど、
 女の子シナリオが結構いいので、男子版は男子がやっても普通にギャルゲーとして楽しめるかも知れない、と思った。ただ、ついうっかりフラグ踏んじゃうと、最終日直前に男に押し倒されたり男を押し倒したり男にキスしたり男にキスされたりするハメになりがちですけど。それさえ目をつぶってやり過ごせば(……やり過ごせるのか?)。
 で、タイトル。ええーと。そういうことが出来るゲームだったりするんです。ボーイズラブに多少の耐性のある男子なら幼女連れ帰ってみるのもいいかもよ。
 ……いやウソですそんな。おススメしませんけど。普通のADVみたいな選択肢形式とはまだ違うんで、フラグはホントについうっかり立ってしまうことが多いので。
 でも12歳幼女お持ち帰り可愛いけどなー。ぐへへ(お下品)。

固定リンク / 2005.7.10


久し振りにラジオ回帰

 学生時代はAM・FM問わずラジオの虜だったのですが、職場がdate fmをBGMにしているので最近また戻り気味です。
 あああもう。こういうのは乗せられてるみたいで嫌だけど、MEGA Playでかかりまくってるタカチャの「ソノサキニ」がいい。またなんでこんなメロディが生まれるんだ。歌詞はあんまりピンと来ないけど。
 ところで、MEGA Playでもないのにクレイジーケンバンド「男の滑走路」がかかりまくりなのは何の陰謀なんだろう。別に嫌いな訳ではないんだけど。

 ちなみに学生時代に夢中だった頃は、ラジオと言って思いつく名前は、坂本龍一とか大橋照子とか如月小春とか。ああ赤坂泰彦は別格(今の所、DJとしての彼に会える番組はこっちでは何もないんだけどさ……)。

 ラジアメは斉藤洋美さんでまだ続いていたのを今発見してちょっとびっくり(※現在は終了)。でも……。
 ラジアメは私の場合は、(当時提供だった)ナムコのあのチープなゲームBGMのピコピコとセットじゃないとラジアメって気がしないので、無料版聴いた段階で別物みたいで食指が動きませぬ。当時はゲームなんて全くと言っていいほど手を出してなかったのですが、YMOはぁはぁだったので電子音には何でも萌えてた(笑)し、もう、たまらなく大好きだったんですピコピコが。だからアレないとダメなんだ。コーナーとかネタとか全然覚えてないのに、大橋さんの喋りと鶴間さんの笑い声とピコピコの混沌たるイメージだけがもわもわと残ってる。……考えてみたら変な残り方なんだけど。

固定リンク / 2005.7.8


仙台にも来てましたな

 ばくだん焼きが。
 好み割れるでしょうねえ、これ。
 テリー伊藤氏も何処ぞで書いてましたが、ちと食べ物としちゃお下品系です。気の置けない相手なら一緒に食べてもいいかもだけど、どうしても綺麗には食えないです。見た目ぐちゃぐちゃになってしまう……。
 一緒に渡されるのがお箸なのが難だと思ったんだけど、これは全国的にそうなのかな。中身どろどろだから先割れスプーン系の方が楽そうなんだけど。食後の状態がまた凄惨です、お箸だと。
 とはいえ、味の方は、私は粉モノ好きだからオッケーっす! チーズのとろけ具合もヨイです。猫舌気味なのでちょっと冷ましてからじゃないと食えませんけど。
 あとは具のプラスマイナスが出来たら最強かも。具材が多いってことは、アレルギー・好き嫌いその他でハナから敬遠される率も高いってことだし。私は紅しょうががちょい苦手なので、紅しょうが抜きでオーダー出来たらもう少し抵抗なくイケるんだけどなあ。

固定リンク / 2005.7.5


「モテ」が最上の褒め言葉なら

 そして「非モテ」が人間の価値を極端に下げるファクターなら、エロゲにはぁはぁするオタク系は決して最下層なんかじゃない、と思うんだよなあ。
 と、電波男wiki(※閉鎖のためリンク削除)を眺めながら思ったりした。
 電波男自体は読んだことなかったのですが、出版以来、周辺で巻き起こってる非モテ談義(?)は面白いですねえ。

 モテという物差しで人の価値を測るなら、最下層はasexualかも、と思う(自分も含めて)。その物差し自体が見えてないんだから。物差しの脇に順序良く並んでいる人からみたら立派な落伍者だ。
 (あ、でも他のasexualさんたちはまた違うと思います。あくまで私の場合なので。はい。)

 電波男は女性向けに新装丁版を出すそうですが(笑)、電波男が語る(?)萌えなデジタル恋愛論に男女差はないのかも、と思います。ヨン様ブームなんか歴然じゃないかな。リアルヨン様にはぁはぁな女子なんか誰もいやしませんて。偶像だからこそ美しいワケで。
 でもどっちにしても、オタクは愛を信じてる。セックスを肯定する。それだけで、asexualとはステージ違うんだ。うん。その点だけは自信持っていいと思う。みさき先輩はぁはぁでもいいんじゃない? 別に。エロゲやるヤツが性犯罪起こすなんてことないし。性犯罪を犯す素養のある人の背中を押しちゃうことがあるってだけで、エロゲがすべからく性犯罪を引き起こすなんてナンセンスだし。

 非モテ談義見てて自覚したけど、私は多分ヲタ男が好きです(笑)。エルメスにはなりたくないけど。電車男は、エルメスという三次元に惚れてる段階で却下。二次元至上主義男萌え、かも(笑)。
 萌え文化のなかった学生時代、好みを聞かれたら職人さんと答えてたことがあります。「自分の生きる道をしっかり持ってて、恋愛より大切な己の世界を持ってる人」とか説明してたけど、単に「三次元女に興味ない人萌え」なんだと最近は思い始めた。恋愛なんかそっちのけで我が道を行く人萌え。今やオタクはその最前線だよな。HAHAHA。

 余談だけど、Dr.Shimizuの脳鑑定(※閉鎖のためリンク削除)によると、「あなたの脳は女:40 %、男:60 %で出来ています。」
 だそうです。マジかよオレ男ッ!?
 あれだな。自分のセクシャリティがどっちつかずなのも、モテとか非モテとかの尺度で人を測ることにピンと来ない原因なのかも。ひょっとしたら。

固定リンク / 2005.7.4


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