行・ 作品・海外






 ライオンキング/THE LION KING 
[ANIMATION]
2019:アメリカ作品/2019.08:日本公開(ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン)
監督:ジョン・ファヴロー
声の出演:ドナルド・グローヴァービヨンセジェームズ・アール・ジョーンズ
アルフレ・ウッダードキウェテル・イジョフォー
セス・ローゲンビリー・アイクナージョン・オリヴァージョン・カニ/他
子供達が帰省してくる夏休み!
何処かへ旅行とか行くでもなし…まあ近場で映画三昧の日々なんだけど
そうそう観たい映画があるわけでもなし!
まあTOHOシネマズの6ポイント鑑賞(無料)を行使して
「ライオンキング」でも観ましょう!
映像的には凄いものがありますのでね!まあストーリーは知ってますけど
って、えっ!なんで午前中のいい感じの時間(字幕版でね)は「IMAX・3D」しかないの?
なんだ、結局800円加算か…

STORYは…
(今更書くこともないほど知られているストーリーですが、念のため書いておきます!)
サバンナ、動物達の王国プライドランド、ライオンの王ムファサに息子が誕生!全ての動物達が祝福
シンバと命名された王子、ムファサから帝王学を叩き込まれるシンバだが…チョット勘違い?
叔父スカーとの会話、自身が将来王になる話!
ムファサの弟であるスカー…当然王になることはできず!将来の王シンバを疎ましく思っている
シンバをそそのかすスカー、ムファサが立入りを禁止している象の墓場に向かわせる(幼馴染ナラと一緒)
エサ場の件で取引!味方につけたハイエナ達にシンバを襲撃させるスカー!
しかし、ギリギリのところでムファサが現れ…助けられるシンバ、怒るスカー!次こそ…
再びシンバを連れ出すスカー、大きな吠え声を出させる練習場所!谷間の地!
突然ヌーの大群が出現、ヌーに追いかけられるシンバ(このヌーの暴走…ハイエナが仕掛けたもの)
ムファサにシンバの危険を知らせるスカー
シンバを崖の高い所に避難させるムファサだが、自らがヌーの暴走に巻き込まれてしまう
何とか崖を登ったムファサ、スカーに助けを求めるが…逆に突き落とされるムファサ、ヌーの大群の中に落下
ヌーが去った後、駆けつけたシンバ、既に死亡していたムファサ
そこに現れたスカー!ムファサを殺したのはお前だ!と言い、シンバをプライドランドから追放
ハイエナを追手に送る(崖から落ちたシンバ…ハイエナも死んだろうと思う)
動物達の元へ戻ったスカー、ムファサとシンバが死んだと告げ…自らが王となる
ムサファの妻サラビに妻になるよう命じるも…拒否される!
追手から逃げのびたシンバ、砂漠で倒れたシンバに群がる鳥達
突っ込んできたイボイノシシのプンバとミーアキャットのティモン!
事情がありそうなシンバ、過去なんて忘れろよ!
ライオンの子供と知りながら受け入れてくれた新天地の動物達!肉食から昆虫食へ!
シンバはプンバとティモンと自由気ままな生活を送りながら、立派な大人のライオンへと成長していく
大人となったシンバの毛が旅をする!
王国に辿り着いた毛…ムサファの臣下?友人?マントヒヒのラフィキ、シンバは生きている!!
スカー&ハイエナの統治に逃げ出す動物達、荒廃していく王国プライドランド!
ナラが立ち上がる…夜の闇に紛れ、救いを求めて旅立つ!
(時を同じくしてラフィキも旅に出る)
ある日、イボイノシシのプンバがメスのライオンに襲われる、助けに向かうシンバ!
揉み合い!?相手がナラと気付いたシンバ、再会を喜ぶ2匹!
スカーの圧政、悲惨な状況の故郷、王国の正当な後継者として帰ってきて欲しいというナラ
父親を死なせてしまった自分には資格がないと拒否するシンバ
ならば違う救出者を探しに出るナラ
その晩、ラフィキと遭遇したシンバ、ムファサに会わせるという!
水に映る自分の姿がムサファの姿と重なる!雷雲から聞える父の声!自分は何者か?
過去と向き合う覚悟を決めたシンバ、王国へ走り出す!ナラと合流、王国へ駆ける2匹
その後を追いかけてくるプンバとティモン!


まああ、よく知られているストーリー(みんな知ってるよね?)だから…
伏字なしで全部書いてしまいました!
(ちなみにパンフにはストーリーが書かれていないので…大変な思いをしてますが)
(人物相関図もないので、出演者の姿と名前も一致させるのに苦労します)
問題ないよね?あれば教えてください、配慮します!
嫌、やはり不味いよな、初見で楽しめないことになったら問題だよね!
一旦終盤は消します…いつものとおり半年後位に伏字で復活させておきます!多分それがいいよね!
で…今更なストーリーですから、そっちの面では何も驚くことも感動もございません!
ただ、もう映像は凄いな!人間が想像できるもので撮れない映像はないんだろうな!
まあジュラシックパークあたりから凄いことになってますけど…
もう動物が主役なんて当たり前ですね!
もう「映像化不可能と言われていた原作の完全映画化」なんて死語になりますね!
実は今回、TOHOシネマズの6ポイント(無料)を行使しましたが…
TOHOシネマズの戦略が良く分からない?都内で何10スクリーンもあるのに!
ライオン・キングで占拠しながら…午前中は、IMAX・3Dだとか4DMXとか値の張る奴を展開!
私は映画終わりのランチを楽しみにしているので、意地ても午前中の回が観たい!
止む無く、まさかの「ライオン・キング」でIMAX・3Dを選択して800円追加払い!
まあ、なかなか迫力はあったが…何かお金の使い方が間違っていると感じた!
ディズニー・ファン&劇団四季ファンは楽しめたかな?
ちなみに隣に座っていた老夫婦、お爺さんが映画通なのか?
映画が始まる前にお婆さんに…興奮のマシンガントーク!ライオンキングでだよ!
あまりの凄さに引いた…私はこんなにはならないぞ!と
でもエンディンクロールが始まったら、お婆さんを急き立てて、帰っちゃった!
今回はオマケ映像は無かったけど…そんなじゃ楽しめないよ!
公開4日目の第2回(11:10)、313席の映画館でほぼ満員(TOHOシネマズ新宿 SCREEN10)
2011.09format



 ライトスタッフ/THE RIGHT STUFF 
[SF]
1984:アメリカ作品/1984.09日本公開(ワーナー・ブラザース映画)
監督:フィリップ・カウフマン
CAST-1:サム・シェパードスコット・グレンフレッド・ウォードエド・ハリススコット・ポーリン
     チャールズ・フランクランス・ヘンリクセンデニス・クエイド
CAST-2:バーバラ・ハーシーキャシー・ベイカーヴェロニカ・カートライト
     メアリー・ジョー・デシャネルミッキー・クロッカースーザン・カセミティ・スミス
     パメラ・リード
CAST-3:ドナルド・モファットリヴォン・ヘルムキム・スタンレー/他
米ソにおける宇宙開発競争を描いた実話の映画です

STORYは…
■1947年、空軍テスト・パイロットのチャック・イェーガー、X-1ロケットで音速の壁を破る、多くのものが挑み…死んでいった壁の突破、そしてスペース・レースが始まった瞬間 ■エドワーズ空軍基地に降り立ったパイロットのゴードン・クーパーとその妻トゥルディ、ガス・グリソム&妻ベティ、デイク・スレイトン&妻マージ達との出会い、妻達が共有する悪夢…常に夫が墜落事故の危険に曝されていること ■1957年10月4日、ソ連が世界初の人工衛星スプートニクの打ち上げに成功、宇宙開発で世界第2位に甘んじなけれぱならなくなったアメリカ、危機感を感じる政府上層部、アイゼンハワー大統領は…テスト・パイロットの中から宇宙飛行士を選出するよう命令!まず目をとめられたのがエドワーズ空軍基地、“宇宙計画”&“実験室のネズミ”となることに関心のないイェーガーだが、多くのパイロット達が強い興味を示す ■ニュー・メキシコ、アルバカーキで実施された適性検査、結果7人が選抜…スコット・カーペンター、アラン・シェパード、ジョン・グレン、ウォリー・シラー、更にエドワーズ空軍基地のゴードン・クーパー、ガス・グリソム、デイク・スレイトン…一夜にしてヒーローとなる7人 ■訓練スタート、厳しく徹底したもの、科学者達の実験動物さながらの扱い、連携し…人間らしくあろうと抵抗を続ける面々 ■1961年5月、アラン・シェパードがアメリカ人として初の宇宙飛行に成功、栄光の男を迎え国中が沸き返る、過激なスペース・レースの始まり ■1961年7月、グリソムも宇宙へ飛び出すが…着水時にカプセルのハッチが爆発するトラブル発生、妻ベティが望んでいたホワイト・ハウス招待は無しの寂しい展開 ■1961年8月、対するソ連…人工衛星ボストーク2号にゲルマン・チトフを乗せて地球周回軌道を約1日回り続けて翌日帰還の快挙達成、対抗するアメリカもジョン・グレンを宇宙に送る、今や宇宙開発競争のパイオニアであるイエーガーは完全に取り残されていった…


米ソにおける宇宙開発競争の創成期の実話の映画化作品です、次々と開発競争に伴う記録を樹立・更新していくソ連に対して…完全に遅れをとったアメリカ(NASA)、国防的観点からも国家の上空(宇宙)を奪われるわけにはいかず…大統領の大号令の下にソ連に追いつけ追い越せ!と作られたチームのお話、冒頭に書いたように実話です…多分に脚色はあるとは思いますが…
分類的にSF映画ではないと思いますが、この手の映画が好きでして興味津々見まして、命がけなのに何故かコミカル、なかなか楽しめましたが2時間40分は長かったと記憶しています… (2009.01)
-1999format



 LIFE 
[SF]
2017:アメリカ作品/2017.07:日本公開(ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント)
監督:ダニエル・エスピノーサ
出演:ジェイク・ギレンホールレベッカ・ファーガソンライアン・レイノルズ真田広之
アリヨン・バカレオルガ・ディホヴッチナヤ
森尚子/他
ネットでチェックしてたら、なんか面白そうな予告編が!
「エイリアン」的なSF?
映画館にチラシは見当たらず、ムビチケも売っていない
前日、ネット予約しておこうと思って、TOHOシネマズ調べたら、どこもやっていない…
どこでかかってるの?と調べてたら
松竹系でした…久しぶりの新宿ピカデリーを選択です

STORYは…
国際宇宙ステーション(ISS)に集結した6人の宇宙飛行士、重大なミッションを控えて極度の緊張状態
彼らに課せられた任務…無人探査機ピルグリムが火星で採取した土壌を分析、未知の生命体が存在するか?を調査
冷静沈着な女性指揮官エカテリーナ・“キャット”・ゴロフキナ
ISSに473日滞在する医師デヴィッド・ジョーダン
クルーの最年長のシステム・エンジニアのショウ・ムラカミ、陽気な航空エンジニアのローリー・アダムス
実直な宇宙生物学者ヒュー・デリー、疾病対策センターから派遣された検疫官ミランダ・ノース
ロボット・アームを操作してピルグリムを宇宙空間で回収する困難な作業を成し遂げた6人
土壌サンプルを厳重に密閉されたラボに運び込み、早速分析を開始
ミッション2日目、火星の土壌から長い繊毛を持つアメーバー状の微生物を発見
歴史上初めて地球外生命体を確認、ビッグ・ニュースはすぐさま地上へ
アメリカの小学生によって“カルビン”と名付けられた生命体
ヒューが与えたブドウ糖を積極的に摂取、急速に細胞分裂
この生命体は、個々の細胞が筋細胞、神経細胞、視細胞の機能を有していることが判明
ヒューが指先を差し出すとそれに反応し、旺盛な好奇心を持っていることも証明される
ミッション25日目、重大なアクシデントの発生、点検ミス、ラボ内の環境変化
半透明のヒトデの様な形状に成長した生命体が動かなくなってしまう
他の5人のクルーがラボ外から見守る中、ヒューが電気ショックで蘇生を試みる
再び活動を再開したした生命体、ヒューの手に絡みつき、驚くべき力で手の骨を砕いてしまう
危険な生命体の隔離を最優先するミランダの主張を押し切って、ローリーがヒュー救出のためラボの中へ
回収されるヒュー、逃げようとする生命体、閉じられる扉
指揮官のキャットが生命体を駆除するよう命令、ショウの提案、焼却器を使用
ところが生命体は俊敏な動きで火炎放射をかわし…ローリーを惨めったらしく殺害
次の瞬間、動き出したスプリンクラーの僅かな隙間からラボの外へ逃げ出してしまう
生命体の想像を絶する凶暴性を目の当たりにしたクルー達
この緊急事態を地上の管制室へ報告しようとするが、通信システムが故障?
その修理のため宇宙空間に出たキャット
通信システムの蓋を開いたキャット、中から現れた生命体“カルビン”
少しの間は酸素のない船外で活動ができる様子のカルビン
キャットにまとわりつく、少しずつ壊されていく冷却装置
必死に船内を目指すキャットだったが…諦める
カルビンごと宇宙空間に飛び出していくが…カルビンはISSに飛び乗る
噴射口から再び入ろうとするカルビン、センサー感知、噴射で妨害、バランスを崩し地球の大気圏への降下起動へ
姿勢制御、上昇、燃料を使い果たしてしまい…その隙をついてカルビンが侵入
刻一刻と事態が悪化、生き残ったクルー達はあらゆる手を尽くし…カルビンを隔離しようと試みる
それはもしも地球に舞い降りれば人類存亡の危機さえ引き起こしかねない“究極の怪物”との絶望的な闘いだった…


「エイリアン」と違って楽し気な導入部
火星から帰還した(事故って操作不能の)無人探査船をISSのロボットアームでキャッチ、拍手!
火星の土から見つけた生命体
アメリカの小学生が名付け親、“カルビン”、盛り上がる地球80億人
段々と成長していくカルビン、かわいらしい動き
脱力するぐらい微笑ましい入りなんだけど゛、これが怖くなるんだろうなと考えるとゾクゾクする
しかし始めは可愛いのだな
で、やはり、こいつがとんでもない奴だった、「生き残る」が本能のカルビン
手を握りつぶすシーン…怖い、当然、口から…グロい、血が…噴き出して浮遊する
生き残るために必死、人間の思惑など無視、殺そうとしても死なないどころか…こっちの考えを読んでさえいる
火星で寝ていた子を起こしてしまった人間の愚かさ
どんなに厳しいセキュリティーかましても、危機感のない奴が混じってると、全く機能しない
カルビンなんて可愛らしい名前を付けて呼んじゃって…反対意見は最もだ!
詳しくは書けないが、救いのないラストは好きだ
あれがこれで、これがあれで
W絶叫である
しかしラストは中国か?止めてくれ〜
で、ジェイク・ギレンホールがいいね!渋い…80億人もの地球人が犇めく地球が嫌い、何か似合う
ハリウッドに進出して久しい真田広之も出演、役的には、システム・エンジニアに徹した日本人を演じているが…
実際のところ、彼の英語は英語圏の人にはどう聞こえているのかな?
米国アカデミー会員になるくらいだから本格的なのだろうな
何はともあれ、喋れるっていいよな…うらやましい
ちなみに公開初日の第1回(10:30)、232席の映画館で6〜7割程度の入り(新宿ピカデリー シアター6)
2011.09format



 LIFE!/THE SECRET LIFE OF WALTER MITTY 
[HUMAN DRAMA]
2013:アメリカ作品/2014.03日本公開(20世紀フォックス映画)
監督:ベン・スティラー
出演:ベン・スティラーショーン・ペンクリステン・ウィグ
シャーリー・マクレーンキャスリン・ハーンマーカス・アントゥリ
アダム・スコットエイドリアン・マルティネス
パットン・オズワルトオラフル・ダッリ・オラフソン
ジョーイ・スロトニック/他
最初の予告CMが流れてから、だいぶ待たされましたね〜
ベン・スティラーが監督・主演の人生ドラマ
内向きな性格・部屋にこもる仕事、激しい空想壁、好きだけど言い出せない女性
仕事でピンチに立った時!彼はついに一歩を踏み出す…人生の大転換!
「LIFE誌」廃刊に絡めたドラマ、コメディ畑のベン・スティラーがどう料理してくれるか?
妻がたまには映画を観に行きたいと言い出したので…一緒に行くこととしました!

STORYは…
ウォルター・ミティ、NYの伝統ある雑誌“LIFE誌”で地味な写真管理の仕事、出社前の家計管理
母エドナの新住居の費用、ピアノの移転?妹オデッサ(ミュージカル・スターを夢見る)の出費の肩代わり
SNS、女性の画面、ウインクボタンのエラー、会社にクレーム
担当トッド・マハール…自分のページの書き込みが足りない?
月曜日の出社、週末に降って湧いた“LIFE社”のM&A(?)のニュース、LIFE誌廃刊?人員整理?
会社、妹の来襲、誕生日ケーキ持参、母のピアノ移転の件を妹に押し付ける!
ケーキ片手のウォルター、エレベータ、偶然…新上司となるテッドと遭遇、空想癖でPASS!
不器用な性格ゆえ人付き合いが下手なウォルター、経理部のシェリルに片思い、空想壁連発!
若き頃、世界中を旅する夢、父から贈られた旅日記、父の急逝…母親・妹を優先、17歳で就職、内向的な生活
しかしウォルターの頭の中では…勇ましいヒーロー、冒険家としての自分を空想…退屈な日常を過ごす手段
ウォルターが我に返ると…厳しい現実が待っている!
噂は現実!デジタル化の波に抗えず“LIFE誌”廃刊が決定、Web上で閲覧するドット・コム誌移行!
リストラを始めるテッド、目を付けられるウォルター
ウォルターの職場、写真管理のための倉庫、部下1名…ヘルナンド、机に郵便物
冒険家で著名なカメラマン、ショーン・オコンネルからの手紙とフィルム、そしてプレゼント
LIFE誌最終号の表紙を飾るにふさわしい写真、“25番目”との指定、マウント指示
プレゼント、ウォルターの仕事に関する感謝の言葉…いい仕事!特性の革財布、LIFE誌の社是の刻印
部下の報告、欠けている25番!前後の写真のプリント、どんな写真か?
連絡が取れないオコンネルを自力で探す材料に!
必死の思い、経理部のシェリルに声を掛ける…オコンネルの連絡先?事情を打ち明ける!
夫と別れて息子リッチと暮らすというシェリル、リッチのスケボーを見に…
実はスケボーの名手ウォルター(昔は父公認のモヒカン頭)、リッチを指導!
職場に集められる社員、テッドの元にも有名写真家オコンネルのメッセージ、25番目の写真を要求!
かくしてオフィスを飛び出すウォルター、直近の連絡先グリーンランドの寒村へ、バーでのトラブル
あと一歩のところでオコンネルに追いつけない!
空想の中で応援してくれるシェリルの力を借りて…ありったけの勇気を振り絞り…
オコンネルを追って…酔っぱらい操縦士のヘリコプターに飛び乗る!
彼が乗ったという船を追跡、凍てつく北極海へダイブ!人食いザメと格闘、救出される!
船員から得た情報、オコンネルはアイスランドに渡ったと…彼の残したメモを入手、捜査の手掛かり
目指す火山まで15km、自転車で疾走、事故、走る、火山近くのホテル
スケボーを入手、オコンネルが向かったという飛行場へ
(SNSのページ、トッドの手により冒険談で埋まっていく)
大冒険を始めたウォルター、彼はまだ気づいていないが…あらゆる突飛な空想を超越した壮大な現実の旅
ウォルターに生涯忘れられない素晴らしい体験をもたらし、彼の人生を輝かしく一変させようとしていた!


ひえ〜!こんな恥ずかしいくらいベタなストーリー書くんだ!
でもベン・スティラー作品らしいっちゃ、らしいな…ここで笑わせてくれると思うところでちゃんと笑わせる
こういう展開だろうなと思わせておいて、ちゃんとそうなる+α(good!)
展開の山や谷は小さいんだけど、見え見えだけど良くできている?楽しませてくれる!変な言い方なんだけど…
世界に羽ばたこうと…輝いていた若き日、父の死を境に変貌
内向きな性格・部屋にこもる仕事、激しい空想壁、そんな彼を外の世界に引っ張り出す人生応援歌!
背中を押してくれる人!(時に優しく、時に理不尽に…)
まあ大自然ってのは行って見なきゃ分からない!行く先々での出会い!
夢に見た大冒険を体験!時に感動は目に焼き付けろ!
今を楽しめ!今を生きろ!悔いを残すな!
さあ進め!ってね…
まあ前述したとおり、ストーリーの起伏に乏しく薄い感じもしたけど…
観終えてみれば…まあ安心して観られる、いい感じの映画でしたね!
評価ですが…妻のウケが良かったのでとしました!
ちなみに「LIFE!」は邦題、原題は「THE SECRET LIFE OF WALTER MITTY」です!
ちなみに公開3日目の第1回(10:40)、182席の映画館で7割程度の入り(TOHOシネマズ六本木ヒルズ SCREEN6)
2011.09format



 ライラの冒険/黄金の羅針盤/THE GOLDEN COMPASS 
[FANTASY]
2008 アカデミー賞[視覚効果賞]
2007:アメリカ作品/2008.03(2008.02先行ロードショー)日本公開(ギャガ・コミュニケーションズ/松竹)
監督:クリス・ワイツ     原作:フィリップ・プルマン     エンディング曲:ケイト・ブッシュ
CAST-1:ダコタ・ブルー・リチャーズニコール・キッドマンダニエル・クレイグ
CAST-2:サム・エリオットエヴァ・グリーンジャック・シェパードベン・ウォーカー
CAST-3:ジム・カータートム・コートネイクレア・ヒギンズチャーリー・ローマグダ・ズバンスキー
CAST-4:デレク・ジャコビサイモン・マクバーニークリストファー・リー
CAST-5:フレディ・ハイモアイアン・マッケランイアン・マクシェーンキャシー・ベイツ
     クリスティン・スコット・トーマス
CAST-6:ハティ・モラハン/他
全3作であることを表明した「ファンタジー映画」、ニコール・キッドマンを始めとした有名どころが名を連ねることもあり…前売券買って上映日を待っていましたが、先行上映情報!公開に先立って見てまいりました…が

STORYは…
■「黄金の羅針盤」は、全3作からなる物語の最初の部分をなしている。本シリーズの第1作の舞台は、われわれの世界と似た世界であるが、多くの点で異なる、第2作の舞台は、われわれが知っている世界である、第3作は、各世界間を移動する …原作「黄金の羅針盤」より…
■イギリス、オックスフォードの街、だが私達が知るオックスフォードとは少し様子が違う、人々が皆それぞれ1匹ずつ動物を連れている、ここは私たちの住む世界とは似て非なるパラレルワールド、人間と動物の姿をしたダイモン(守護精霊)がともに生きる世界、私達の世界では自身の体に生命(魂)が宿るが、この世界の人間では…ダイモンこそ命であり&自分自身を映す鏡、最愛のパートナーで生涯離れることのできない大切な存在である、また男性には女性のダイモン、女性には男性のダイモンが組合せとなっている、なお子供時代…ダイモンはその姿を状況により変化させる、大人として人格形成がなされた後は姿を一定に保つこととなる、つまりダイモンを見れば…その人の特性が分かることとなる、他人が触れてはいけないもの、またこの世界には「魔女」や「クマ族」など多種多様な生命体が存在、但し動物族にダイモンは存在しない…
■オックスフォードに暮らす、12歳の少女ライラ・ベラクア、幼い頃に両親を亡くし…オックスフォード大学のジョーダン学寮で暮す、唯一の身内…探検家の叔父アスリエル卿、研究&調査で各地を飛び回り…めったに来ない、ライラのダイモンは主にオコジョの姿…名前はパンタライモン(通称:パン)、親友ロジャー(学寮の下働きの少年)と一緒に…毎日アチコチを駆け回って遊ぶ行動的で&口も達者な女の子 ■イジメッ子からロジャーを守るライラ、学寮の裏門に呪いが掛けられている…大嘘をかますライラ、更に怖いのが学長のマント!もし持ってこれたら着てやるとビリー、約束、退却するビリー達 ■学長室へ侵入、物音、クローゼットに隠れるライラ、学長と教権(教会組織)のフラ・パベル、アスリエル卿に関する話、忙しい学長…取り合わず、出ていく学長、残されたフラ、ワインのデカンタに粉を入れ…逃走、入替り…案内されるアスリエル(ダイモン:ユキヒョウ)、ワインを飲もうとするアスリエル、飛び出て…グラスを叩き落すライラ、なぜココに?戻ってくる学長、再びクローゼットへ、大勢の人々を前に報告を始めるアスリエル、北極の地、撮影された映像、上空に輝くオーロラ?降り注ぐ…光輝くダスト、ダイモンを通して男の体に入っていく、議論、再び調査に向うとアスリエル、解散、ライラと退出、あれこれ質問&一緒に行きたいと言うライラ…無視するアスリエル ■学寮の屋根、ライラとロジャー、お気に入りの場所、街では子供達を狙う連続誘拐事件が発生、ゴブラーと呼ばれる人攫い、北の地へ連れていかれるという噂、もしもどちらかが誘拐された場合…必ず助け出す約束、屋根に向いライラを呼ぶ声、学長の食事会の時間 ■ライラの隣は空席、遅れて現れた…上流社会で絶大な権力を握る美貌のコールター夫人(ダイモンはゴールデン・モンキー)、着席、ライラに優しく接する夫人、憧れ! ■学寮の裏門、約束通り現れたビリーとロジャー、来ないライラ、その場を離れる2人、背後に男の姿… ■ダストを悪とし…コソコソと動きまわる教権、コールター夫人とも関係? ■翌日、学寮にコールター夫人、ライラを引取りたいとの申し出、夫人の語る冒険談に心を奪われるライラ、イロイロと教えてくれる約束、長年暮らした学寮を去る決心 ■旅立ちに際し…学長から贈られる“黄金に輝く羅針盤”…「真実を知る手助けをする真理計、用心深く隠し持つのだよ」と… ◇真理計(アレシオメーター)…時の権力者が破壊、世界で一つだけ隠し残されたもの、どんな質問にも真実の答えを教えてくれる、未来でも過去の出来事でも、使い方…“選ばれた子”であるライラになら…分かるはず! ■飛行船の出発直前、どこにも見当たらないロジャー…サヨナラを言えず ■豪華で快適な飛行船の旅、ロンドン到着、コールター夫人と過ごす華々しい生活、ライラは夫人に憧れるものの、何か違和感を感じる ■ライラの部屋、真理計の3つの針をセットするも…まだ使いこなせないライラ、突然コールター夫人の声、枕下に隠す、ライラに尋ねる夫人…学長から何か預からなかったか? ■ライラの周辺を窺うゴールデン・モンキー…結果?パンとの諍い ■疑問の答えを求め…コールター夫人の書斎へ、目にしたリスト、ゴブラーの誘拐リスト、コールター夫人はゴブラーのリーダー!ライラを呼ぶ声、書斎に現れる夫人、彼女のダイモンがいない!叫ぶパン、自室へ走るライラ、ベッドにゴールデン・モンキー…その手には真理計、慌てて奪取、窓から飛び出すパン…先導、逃げるライラ ■危機一髪のところを助けたジプシャン(船上生活の放浪部族)のマ・コスタ…息子ビリーを攫われたという母親、ロジャーも?ファー統領との情報交換、ロジャーを助けたい一心…真理計を読むライラ、彼女の中に眠る“運命の子”が目覚める!北方の地「スバールバル」とライラ、北に向かい出発する一行 ■ライラ追跡に…スパイフライを送り出すコールター夫人 ■港町トロールサンド、真理計を隠し見するライラ、声を掛ける男…気球乗りリー・スコーズビー(ダイモン:野ウサギ)、真理計の使い方の助言、行き先はボルバンガーと判明、北に向かうなら自分と鎧グマのイオレク・バーニソンを雇うべきと進言、言われた居酒屋の裏、雑用でコキ使われる疲れた白クマ、与えられる飲み残しの酒、失望するライラ、プライドを傷つけられたクマ、自分は本来なら王、王位継承の戦いを前に飲まされた毒、破れ…国を追われた、人間の街では…騙され鎧を奪われた、鎧ぐらい作ればよいとライラ、自分の鎧は…隕石から作られるスカイ・アイアン製!何でも良いわけではない!人間のダイモンに匹敵、謝罪するライラ、真理計を使用、鎧の隠し場所を探る…


3/1公開なのですが、直前にコレでもか!のCM、宣伝、更に大々的に先行上映予告、ニコール・キッドマンを始めとしたハリウッド一線級のキャスティングの「ファンタジー映画」、興味があって…前売券も購入してましたし、ならばと先行公開へ
いつもの渋谷では映画館のスクリーンが小さいので新宿へ、1189席の映画館へ、天候の悪さ…寒さと強風も手伝ってか?14:30〜の回は1割程度の入り…寂しい状況でした、も〜う何の文句も無い好位置をキープ
上映開始、んっ…???冒頭で3部作であることをまずは宣言!(後で判明したが…これは原作「黄金の羅針盤」に書かれている言葉のようです)、それから…この映画における「ファンタジー世界」の特殊状況の説明が多少あり…原作読んでない人間には非常に不親切なモノ、あらかじめ情報誌を読んでおいて良かった、で…、全体としてですが、最初から決まっている…長い3部作の1作目!をモロにやってしまいました的な内容、説明不足、2時間で収めようとしてハショリ過ぎ、面白いか面白くないかの判断も不可能なくらい圧縮、タンタンとした映画となってしまってました
先行上映を告げる前日の夕刊紙の広告…「ライラの冒険」VS「ロード・オブ・ザ・リング」の試写会441名のアンケート結果が掲載されていたが、結果として… @「ライラの冒険」の勝ち…44%(194名)、A引分け…31%(137名)、B「ロード・オブ・ザ・リング」の勝ち…18%(79名)、C「ロード・オブ・ザ・リング」を見ていない他…7%(31名)…とのこと、やはり今見た映画と、2002年・2003年・2004年公開された映画(4〜6年)との比較では、過去の映画の印象が薄れているのは仕方がないとして…、そもそも「ロード・オブ・ザ・リング」と比較することが正しかったのだろうか?疑問である、一体どんなアンケートだったのだろうか?誘導的な設問だったのではと勘繰りたくなる、ちなみに1作目公開時点での私の選択はB「ロード・オブ・ザ・リング」の勝ちである…平気で3時間/1本かけて…ファンタジー世界を丹念に描き、難解な面もありながら1作目から早く次を見せろ!と思ったのだから…
主演のダコタ・ブルー・リチャーズは聡明そうで頑張ってる、映像面では何ら申し分なし、いや出来過ぎなくらいなのに…もったいない、果たして2作目以降で盛り返せるのか?ニコール・キッドマン妊娠…少々大きくなってきたお腹で来日…撮影は可能か?早くしないとダコタ・ブルー・リチャーズが成長してしまうよ!んっ…2作目は全く異なるシチュエーションとなるから構わないのか!?それにしても3作目を考えれば、2作目はの公開はいつ?どこにも撮影決定の情報が見当たらない!?映画冒頭の3部作宣言のみ、今回の興業収入によっては…打ち切りとか、製作されても日本公開なしで一気にDVDか?不安がつのる、いざ蓋を開けたら日本では興業成績の良かった「ナルニア国物語」の例もあるが…興業成績次第か?まあ出演陣豪華だから…製作されるかは心配することもないか
この感想を書きつながら監督インタビューをチェックしていたら…やはり?「2時間縛り」があったこと、「ラストをハッピーエンドとするよう指示があった」ことが語られている、よってコノ映画は「ライラ」中心に描くしかなく、周囲の人物描写は排除せざるをえなかったこと、また原作本ラストは暗く重たい内容のため、重要なシーンにも関らず1作目に入れられなかったと…よって次回作の冒頭に挿入することになるだろうこと、結果として今回の映画が、「物語のに導入部」だけを描く作品になってしまったことを語っている、なんか…バッカじゃないの!のインタビュー内容であった、ともかく謎は謎のままで…何がなんだか分かんない、あまりに重要部分を抜いてしまったため…見事なほど「次を見たいと思わせない仕上がり」の映画になっちゃったと思う、1作目コケたら、ヤッパリ2作目なんてないのではないか?と不安がもたげる、よ〜し、もし続編が製作・公開されるようなことがあれば…意地でも見てやろうじゃないか!そこでコカしたら…映画会社の顔色伺いの能なしダメ監督扱いにしてやろう!
そうだ…後ろに小学校低学年程度の女子連れの母子が座ってましたが、母は原作を読んでいるようで…娘に解説してましたが(気にならないくらいの小さな声でしたので…まあ許しましょう)、上映終了後…「ツマラナカッタ」と子供は言ってました…子供は正直か???
そうだ…忘れてました!エンディング曲の声に聞き覚えが…「ケイト・ブッシュ」だ!懐かしい!懐かしい!懐かしいぞ!これだけで…イライラ解消!ポイントアップしちゃうぞ!単純でスミマセン、ケイト・ブッシュのデビュー当時に日本のファンクラブに入ってたもので…、帰り道、HMVでサントラ盤探すも…見つからず、今度時間掛けて探そう…っと!
ということで、とりあえず今回は全体像の見えない第1作としてとしました、2作目以降の展開によりへ落す可能性もあります…、良い展開になればにするかもしれません、と言うことで次回作待ちの暫定評価にしてしまいました
それから…映画の出来栄えとは関係なしに、グッズ売場で見た「携帯画面の覗き見防止のカバーシール」が綺麗だったので購入!これを見たら妻が欲しいと絶対に言うと思い…2つ購入(500円×2)、1枚は隠して自分の携帯に張って妻に見せたら…やはり「綺麗」「欲しいな〜」の言葉、おもむろに2枚目を提示したら大喜び、こんなので喜んでくれたたらば…よしよし、多少なり映画を見に行って良かったかもと思うしだい…

まっまさかの…続編なし!!!???(後日談)
先行上映、第2回(14:30〜)、1189席の映画館に1割程度の入りでした(新宿ミラノ座)
2000-2009format



 LOVERS/十面埋伏 Shi mian mai fu 
[ACTION & HISTORY?]
2004:中国作品/2004.08日本公開(ワーナー・ブラザース映画)
監督:チャン・イーモウ
CAST-1:金城武アンディ・ラウチャン・ツィイーソン・タンタン/他
「HERO」のスタッフが再結集のうえ作製された歴史モノの映画、舞台は西暦859年の唐、最大叛乱勢力「飛刀門」との戦いに巻込まれた男女3人の戦いと愛の物語

STORYは…
■中国…唐の時代・大中13年(西暦859年)、凡庸な皇帝と政治の腐敗、疲弊しきった国、各地に反政府組織が乱立、調停を脅かす最大勢力「飛刀門」…貧者救済で支持、撲滅を命じる朝廷、県の捕吏(罪人を捕まえる役人)と飛刀門の死闘が続いていた ■県の官吏2名(…剣の達人、実直な劉と遊び人風の金)の密談、飛刀門の重要人物が牡丹坊に踊り子として潜入しているとの情報、策を講じる劉 ■[牡丹坊] 金持ちの酔客を演じる金、寄り添う女達、評判の新入りを呼べ!踊り子の名は小妹(シャオメイ)…幼い頃から目の見えない娘、それも酔狂と…、披露される踊りと歌…「北方に佳人あり、比類なき絶世の美女なり、ひと目見れば城を傾け、ふた目見れば国を傾ける、たとえ城を傾け国を傾けても、手に入れずにはいられない…」、無礼な振る舞いの金、裂かれる衣装、小妹の抵抗、騒ぎ…機を見て乗込む劉、小妹の非を咎めて逮捕を宣告、女将の必死のとりなし、小妹が上手に舞うことができれば許すことにした劉、難儀な「鼓打ちの舞」を命じる、取囲む無数の鼓、投じられる石、発する音、舞いながら…操られる数メートルの袖が同じ音(鼓)を追う(叩く)、単音から複数の石(音)…雨霰状態、動じることなく完璧に舞きった小妹が…劉から奪った剣で攻撃、艶やかに飾られた牡丹坊が戦場となる、1対1の戦いののち、投入される大勢の捕吏、捕えられる小妹 ■[役所]獄内の小妹、過酷な尋問にも黙秘、翌日から拷問が始まると劉、彼女を見つめる金 ■深夜、獄に忍び込む金…「隋風」との名乗り、現状に対する不満、官吏を辞め…気ままに生きたい!小妹に同情と言うか…一緒に逃げないか?彼女に返される武器・飛刀、半信半疑のまま強引に連れ出される小妹


チャン・ツィイーを見てきました…綺麗!凄い!よいよい!目の見えない役…本当に見えていないように見える(なんか日本語が変?)、舞踏学校出身(6年間)だけあって…踊りは本格的、どうしてもカンフー映画に出演したかったとか、特訓の成果は…お見事です
「HERO」のスタッフが再結集して作った映画、今度も様々な原色の世界です、舞踏にアクションは力入ってまして…見入ってしまいました、でもこの映画…見方によっては「コメディ映画」としても成立しているかも…お笑いシーンも満載、「アクション映画」としても「コメディ映画」としても楽しめます、実は…この映画を見始めたとき、失敗した!と思った…「時代と時代背景を抑えておかなかった」こと、映画の最初に説明はあるが…日本人向けではない(懇切丁寧には教えてくれない)ためチョット戸惑い、時代は西暦859年、唐の時代(建国250年位)、国力衰え、国が乱れた時代、各地で叛乱が発生していた状態(あと50年位で滅亡)、これだけでも理解しておくべきだった、なにせ突然時間ができて、急に見に行ったからな〜、まあ仕方がないか

映画の内容とは関係ないが…映画館にて頭にきたこと
@いくらでも席が空いているのに…目の前の席に無茶苦茶に背が高く座高の高い男が座ったこと
(連れの女性2人が、〇〇サン背が高いからソッチじゃない方が良いと言っていたにも関わらず)
Aいくらでも席が空いているのに…真横に巨体の男が座る(彼女連れ)、プレッシャーと湿気
男が座る瞬間…肘掛上の私の左手が巻き込まれ痛い思い
※カーテンが開き…スクリーン位置を確認した瞬間に4席左の席へ移動…Aの2人の左側へ
映画が始まった瞬間なので…「スイマセン、前が見えないもので」と言いながら
(同情の声をいただきましたが…もう一つの理由もあり)
Bうわー、Aの女性のリュックに刺さった携帯電話(マナー・モード)、着信の度に画面が明滅を繰返す
映画の盛上りシーンだが気になってしかたがないので…苦情の声
電源OFFにするかと思いきや、着信を確認し、そのままリュックのポケットに差す
注意しようと「あのー」と一言、直ぐに気付いたらしく「電源OFF」に、でもこの間…チョット映画が見られなかった
Cこれで安心と思っていたら、左前方の男の携帯が鳴り出す始末
ブチキレそうな状態!イイカゲンにしろ!!!!!! …でした
公開8日目、第3回(16:30〜)、299席の映画館に2〜3割の入り(渋谷エルミタージュ)
2000-2009format



 ラヴリー・ボーン/THE LOVELY BONES 
[YOUTH???]
2009:アメリカ作品/2010.01日本公開(パラマウント・ピクチャーズ・ジャパン)
監督:ピーター・ジャクソン     製作総指揮:スティーヴン・スピルバーグ
出演:シアーシャ・ローナン
マーク・ウォールバーグレイチェル・ワイズスーザン・サランドンスタンリー・トゥッチ
マイケル・インペリオリ/他
TV等の取り上げようを見ると、「アバター」の次に話題になるかもしれない映画か?
ともかく主演のシアーシャ・ローナンの薄いブルーの瞳に吸い込まれる感じ…

原作は2002年に発表されたアリス・シーボルト著の同名小説「ラヴリー・ボーン」
この年のアメリカにおけるベストセラーで、250万部を売り上げた、そして…
2009年、スティーブン・スピルバーグ製作総指揮、監督はピーター・ジャクソン(指輪物語)で映画化

STORYは…

14歳の少女スージー・サーモンの初恋、暖かく優しい家族
ちょっとした好奇心が全てを狂わせる、殺されたスージー
最初は理解不能、語りかけてきた少女、現世と天国の中間!?
家出?事件?壊れていく家族、悲しむ初恋の相手、そして何事もなかったように振舞う殺人犯
天国に向け…いつか去らねばならない&やり残してきたことが多いスージー
それは…

という感じで進むのだが…
なんかそれだけ?泣けない、微笑ませない、感動もしない?
原作は良いのかもしれないが…映画はどうにかファールチップというところかな
ところでスティーブン・スピルバーグは何をしていたのだろうか?

内容はさておき出演者は豪華絢爛!だが
ともかく主演のシアーシャ・ローナンの「薄いブルーの瞳」が綺麗!見入ってしまう!
問題点の多くをチャラにしてくれている
それから…引き締まっているときのレイチェル・ワイズも良い!
もしかして…
まあ、見に行かれる方は、なるべく安く見られる方法で行くことをお勧めいたします
公開初日(金)の第4回(18:50)、265席の映画館に2割5分程度の入り(TOHOシネマズ六本木ヒルズ・スクリーン5)
2011.09format



 ラジュー出世する/RAJU ban gaya gentleman 
[MASARA MOVIE]
1992:インド作品/1997.05日本公開(エスパース・サロウ/シネマサラ)
監督:アズィーズ・ミルザー
CAST-1:シャー・ルク・カーンジュヒー・チャーウラーナーナー・パーテーカルアムリタ・シン/他
43年ぶりに日本で公開されたインド映画、あまりに分かり易すぎる勧善懲悪・ラブ・ストーリー、スリルとサスペンス、アクション、涙、コメディ、何の脈絡も無く始まる歌とダンス、何でも有りです

STORYは…
ダージリンの大学を卒業後、一旗上げるためボンベイにやってきたラジュー。あてにしていた知人は夜逃げしているは、誤解から水を掛けられるは、散々の初日、口上を生業とするジャイに拾われ、居候。水を掛けたレヌも何かと世話をしてくれるようになる。ゼネコン勤めのOLでもあるレヌの口利きで、彼女の勤める会社の採用試験を受け、見事合格。正直な性格が社長の娘に気に入られ、あれよという間の昇進。レヌはそれを喜びつつも、ラジューが遠い世界に行ってしまったようで複雑な気分…。そんなある日、ラジューが責任者を務める現場で人身事故発生…実はラジューの出世を良く思わない物達の罠。加えて社長命令で渋々やった贈賄も発覚。窮地に立たされるラジュー、このピンチをどう切り抜ける?

世界一の映画大国インド、噂には聞いていましたが、ついに実物を見ることが出来ました
43年ぶりの日本公開、そういうわけで席についた頃から感動モード&ワクワク状態、何の脈絡も無く始まる歌にダンス…こ、これのことか〜! そして分かり易過ぎる勧善懲悪&ラブ・ストーリー、スリルも、サスペンスも、アクションも、涙に、コメディー、何でもあり!宗教上の制約付きの描写の数々…ボディ・ラインを強調した衣装が限界、寸止めのキス・シーン?インドの美男美女は太め(食事情から太めが憧れの対象とか)、自分の知らなかった世界が繰り広げられこと2時間半、ドップリと世界に嵌ってしまいました、一度見たら忘れようにも忘れられないインド映画(ストーリーは?)…、機会があったら、また見に行くかも…
パンフレットには、インド料理、絨毯、結婚衣裳レンタル(もちろんサリーです)等の広告の数々…、日頃これだけの量の広告を見たことがないのでビックリというか、笑った、また当時この映画が「タモリ倶楽部」で取り上げられ、公開終了後、再度の復活上映までされました
(新宿東映パラス2)
-1999format



 ラストエンペラー/THE LAST EMPEROR 
[HISTORY & HUMAN DORAMA]
1988 アカデミー賞[作品賞]・[美術賞]・[撮影賞]・[脚色賞]・[録音賞]
[作曲賞:坂本龍一]・[編集賞]・[衣装デザイン賞]
1988 ゴールデングローブ賞[作品賞(ドラマ部門)]・[脚本賞]
1987:イタリア・イギリス・中国作品/1988.01日本公開(松竹富士)
監督:ベルナルド・ベルトルッチ     音楽:坂本龍一
CAST-1:ジョン・ローンリチャード・ヴゥタイジャ・ツゥウウー・タオ
CAST-2:ピーター・オトゥールジョアン・チェンウー・ジュン・メイマギー・ハン
     ヴィクター・ウォンリャン・ドンイエード・ゴーリサ・ルーファン・グァン
     イン・ルオ・チャンリック・ヤンケイリー・ヒロユキ・タガワ
CAST-3:坂本龍一高松英郎池田史比古立花ハジメ/他
「清朝」最後の皇帝 “愛新覚羅 溥儀”、決して望んだわけではない地位と境遇、時代の大変革に飲み込まれ、利用され続け…二転三転とする人生、彼に安息の日は…来るのだろうか?

STORYは…
◆1950年、ハルビン駅、多くの中国人戦犯が収容所へ、その中に「清朝」最後の皇帝 “愛新覚羅 溥儀”、うつろな表情、誰もいない事務室に侵入、手首を切る溥儀、脳裏には…紫禁城へ入城した日が甦る… ■清朝の光緒帝が死亡、実質的支配者の西太后(重い病…近い死期)、皇帝軍選抜隊を派遣、子のない光緒帝に代わり…弟の子・幼い溥儀を紫禁城に迎える、新たな皇帝を決め…息を引き取る西太后、幼い溥儀に500人もの重臣達…叩頭の礼を捧げる儀式…ゲームのよう? ■紫禁城の生活…外へ出ること以外は自由でも “家に帰りたい” と泣き続ける毎日、唯一心の支えは乳母のみ ■7年後、実弟・溥傑と初めて会う…直ぐに仲良し、ある日の溥傑の服、「黄色は皇帝の色…脱げ」と溥儀、「もう皇帝なんかじゃない」と言う溥傑の言葉、塀の外…中国全土に革命の嵐、塀をよじ登る溥儀、弁髪廃止、指導者のパレード…激変した北京、自分だけが取り残されている?乳母が去る日…孤独な溥儀 ■雇われ家庭教師レジナルド・ジョンストン(RJ)…勉学、テニス、自転車、西洋の知識、世界に向けられる溥儀の目…自由に動けない反動、母の死…アヘンによる自殺、最後にひと目会いたい溥儀、彼を閉じ込めていれば安泰の重臣達…拒否、「門を開けろ!」…溥儀の悲痛な叫び ■古い習慣に反発しながら…17歳の婉容を皇后、12歳の文繍を第二妃に迎える…自分で相手を選べない不満、結婚の儀式、寝室…初めてベールを取った婉容の美しさ、「一緒にオックスフォードヘ」…プロポーズの言葉 ◆ハルビン駅で自殺を図った溥儀…心ならずも直隷総監(収容所所長)に救われる、撫順・戦犯管理センタ…自分の犯した罪を償う“人間改造”の場、反省の意思がない溥儀、苛立つ尋問者 ■1924年、中華民国・軍人の馮玉祥のクーデター、紫禁城追放となる溥儀、望んでいた自由の身も…「自分は殺される?」との不安、英国大使館へ保護要請を約束するRJ、2人の妻&溥傑達と紫禁城を出る溥儀 ◆戦犯管理センタ、「なぜ、皇帝になったんだ」との問い…甘粕大尉との出会いを思い出す溥儀 ■天津の租界地での生活を楽しむ溥儀、甘粕との出会い、そんな時…蒋介石の率いる国民党が上海を攻略、溥儀の身を案じた甘粕大尉…日本公使館へ逃亡するよう指示、ずっと孤独を感じ民主主義に目覚めた文繍…手紙を残し去って行く、仲の良かった婉容の悲しみ…彼女を訪れる従姉イースタン・ジュエル(東洋の宝石)…日本のスパイ、情報…協定を破る蒋介石の共和国政府、歴代皇帝の墓から金銀・財宝を略奪、西太后が愛用した黒真珠…女性に贈る蒋介石、中国が自分に背を向けたと感じる溥儀、追打ち?良き教師&友人のRJ…ロンドン大学の教授になるために帰国、入替り…相次ぐ日本軍人の訪問 ■1932年、関東(日本)軍の傀儡政権・満州国の執政となる溥儀…


ジョン・ローンの出世作にして…最も注目を浴び、売れた映画、彼に…これ以外は?うーん、どうだったかな?今、何処で何をしているのだろう?彼は…確か日本にいるときは高嶋忠夫家に入りびたりだったとか…居ませんよね、今は?ちなみに下欄にある映画「ラスト・ジゴロ」もジョン・ローン主演の映画ですが、ナントモな内容の映画です…よほどのファンでもなければ見る必要はないでしょう、それはさておき…
あまりに長い中国の歴史、実は“西太后”は取り敢えず知っていて(映画ネタの残虐行為だったりして…相当に昔の方だと思っていました)、そして清朝の最後の皇帝“愛新覚羅 溥儀”であり、中国で文化革命が起こり、日本の大陸進出があり、関東軍、甘粕大尉、満州国が作られたことなど…教科書的内容で知ってはいたものの、これらがこのように組み合わさっていたんだと…改めて理解、1人の人間の人生とはココまで波乱に富むものなのだと…確かにドラマである
日本からは…坂本龍一が音楽を担当、しかも甘粕大尉役で出演しております、演技の上手い下手というより、なんか存在感でハマッたキャスティングかな…という感じです
しかし本当に、ジョン・ローンはどこに行ってしまったのだろうか?情報は特に求めませんが… (2003/11/5)
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 ラスト サムライ/THE LAST SAMURAI 
[HUMAN DORAMA & HISTORY]
2003:アメリカ作品/2003.11日本公開(ワーナー・ブラザース映画)
監督:エドワード・ズウィック
CAST-1:トム・クルーズ渡辺謙真田広之小雪菅田俊福本清三小山田シン池松壮亮
CAST-2:中村七之助原田眞人
CAST-3:ティモシー・スポールトニー・ゴールドウィンビリー・コノリー
CAST-4:二階堂智松崎悠希/他
ハリウッド製JAPAN的映画、日本人がケッコウ好むトム・クルーズ主演、渡辺謙、真田広之・他のチャントした日本人俳優が出演、ケッコウ勉強してますが…やはり、チョット外してくれてます、アメリカ人の見た日本ということで…

STORYは…
■1870年代、米国、南北戦争の英雄ネイサン・オールグレン大尉、同戦争の見世物小屋、酒に溺れる日々…勇気と名声と名誉は何処?インディアン討伐での虐殺行為…悔い、そんな彼を呼び出す元上官バグリー大佐達と…日本政府の要人・大村、近代化の道を進む日本、西洋式戦術を教える教官として…破格の待遇、笑うオールグレン、説得するバグリー大尉 ■船上のオールグレン、日本上陸、西洋化の進む日本…アメリカ先住民を追いやり西部を侵略したのと同じ?やりたい放題の米国商人達、商売人サイモン・グレアムの出迎え、異例の天皇の謁見、若い天皇、仕切る大村 ■政府軍視察、元侍の部隊長、銃もまともに扱えない兵、敵はサムライ?訓練の始まり ■鉄道襲撃の報、出兵要請、時期尚早(戦う覚悟がない)とオールグレン、強要する大村、展開する軍、霧の中…騎馬群、蹴散らされる政府軍、防戦一方のオールグレン…転倒、自分を殺そうとする赤い鎧の男を刺殺、興味を示す大将、捕縛、意識を失う寸前…部隊長の首をハネている男の姿 ■山奥の村、オールグレンの治療&面倒を見る女・タカ、家の中にあの赤い鎧、屋外へ…監視役の無口なサムライ(ボブと命名)、自由に村中を歩ける?よく働く女達、武術の稽古に精を出す男達…剣術指南の氏尾、武術の中尾、馬術、弓術… ■寺、オールグレンの手帳を読むあの男…英語!勝元盛次の名乗り、オールグレンの質問責め、敵を知るため&英語を学ぶため捕えたこと、天皇の剣の指南役、天皇の命に従い国を乱すものを討つ?西洋化…交易に都合の良い政府を作ろうとする者…サムライ根絶の企て&“武士道”が崩壊しつつあること、戦わずして去るつもりがない勝元、首をハネたこと…名誉な役、名乗らぬオールグレンは無礼者、混乱するオールグレン、最後の問い…あの女性?勝元の妹、オールグレンが殺したのは彼女の夫! ■食事、彼に興味を示す子供・飛源と孫次郎&勝元の息子・信忠、彼を嫌うタカ、臭い…せめて風呂に ■稽古に励むタカの息子、落ちた木刀を拾うオールグレンに氏尾の攻撃…ボロボロ、ストイックなまで…己の武術を磨く男達、最後のサムライの長・勝元を崇拝、死をも超えるゆるぎない“武士道”精神に感銘するオールグレン、必死に日本語を学ぶ、風呂も気持ちよい、タカの夫の着物…袖を通すオールグレン、勝元の桜の短歌、剣術稽古に参加、精進、その姿に…心を開きだす人々、氏尾との稽古、未熟ながら“無の境地”を!氏尾を本気にさせるまでに…驚き、固い絆で結ばれていく東洋と西洋のサムライ達…


見ようか見まいか、悩みましたが、ついに見てしまいました、もしも見るならば、怖いもの見たさとの仲間内の意見!
映画(ハリウッド)的には、ケッコウ計算されてまして盛り上がります、外人の視点から見た映画として見れば…そんなものかな?微妙なズレは已む無しとも思えば思うが…、でも渡辺謙、真田広之をはじめとする面々が出演、当然だが演技も日本語もチャントしています、勉強も研究もされています、今までの日本人モドキが出演している映画とは別格扱い…評価の対象の範疇に入るのですが…やはり、外すとこは外してます、そう簡単にOK出せません
評価に悩みましたが、少々時間をおいて冷静になってから…判断、今までの日本を扱ったものからすれば、ケッコウ本気で作っていただいた点&映画自体も流石ハリウッド…楽しまさせていただいた点より→、そうは言っても…アレヤコレヤの不満の部分→、合わせて考えて…少し甘めかもしれないが…といったところで強行的に決着しました
こうなったら!THE LAST SAMURAIのリメイク権を日本が買え!CASTは一緒で…日本映画で再構築を望む!
ちなみに、公開29日目第3回、ほぼ満員でした(渋谷)、おそらく歴史的なものが分からない客席の声&CMのインタビューを見る限り暫くは上映が続くと思います
(渋谷ピカデリー)
2000-2009format



 ラスト・ジゴロ/SHADOWS OF THE PEACOCK 
[MELODRAMA]
1987:オーストラリア作品/1988.12日本公開(松竹富士)
監督:フィリップ・ノイス
CAST-1:ジョン・ローンウェンディ・ヒューズ
CAST-2:ロッド・ミュリナーギリアン・ジョーンズスティーヴ・ジェイコブスペタ・トッパーノ/他
「ラストエンペラー」で日本でも有名になったジョン・ローンの過去の映画を引っ張り出してきました?

STORYは…
マリア・マクエボイ、30代前半の主婦、政界進出を目指し多忙になった弁護士の夫ジョージ、3人の子供…充分に満足な生活だった… 父の死、夫の浮気発覚、動揺するマリア、友人ジュディへ相談、気分転換の旅行の誘い、プーケット島へ…ジュディとその友人テリー(ホテル経営者)との散歩、コテージでダンスの練習中の男ラカ…バリ島のダンサー、パリ公演で過ごした1年、その後なぜか人前で踊らなくなった…、今はテリーがコテージに住まわせ、街外れのバーを任せている…、翌朝、散歩中のマリア、コテージ、突然に声を掛けてきたラカ、さりげない誘惑、触れた手、官能的な気分、退けるマリア… その日、マリア達3人はテリーを連れで洞窟の寺院へ、厳粛な儀式、不思議な感情の波に襲われるマリア、脳裏を駆け巡る過去の出来事、「霊魂に近付いている」と表現するラカ、そしてバカンスも残り1日…帰国する気にならないマリア、もう少し自分を見つめなおす時間が欲しい…、帰国するジュディ、子供達への手紙、ビザ延長、テリーの好意で借りたコテージ、生まれて初めての自由?隣人となったラカ、うたた寝、目覚め、一輪の花と招待状…ラカのバーを訪れるマリア、ラカもまた自分と同じ心の放浪者と知る、パリの生活で失った何かを見付けるまでバリ島へ帰れないと… その晩、ベッドを共にする2人、そしてマリアのために踊るラカ…美しい一羽のクジャク、完璧に魅了されてしまったマリア…


「ラスト・エンペラー」の主役を演じ、旬でもあったジョーン・ローン、取り合えず手近に“転がっていた主演作品”を公開しましたくらいの内容の映画でした、私も特に考えもせずに見に行ってしまったわけで…なんだコリャ?状態でした、このデータをUPするにあたり、脳の奥深くに封印しておいた記憶が浮上してしまいました、これを書ききったら、また封印いたします、もう思い出すことも無いでしょう…ハイ (2002・秋)ページの構成変更に伴い、いろいろと手を入れていますが、この作業上やむなく内容の点検をしているものですから、また数シーンを思い出してしまいました、今度こそコンクリートの重しを付けて記憶の海に沈めます
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 ラスト・ドラゴン 
[ACTION]
1987:アメリカ作品/1988.12日本公開(東宝)
監督:マイケル・シュルツ
CAST-1:タイマックヴァニティ
CAST-2:ジュリアス・J・キャリー3世クリストファー・マーニーフェイス・プリンス
CAST-3:トーマス・イケダレオ・オブライエングレン・イートンカール・アンソニー・ペイン2世/他
今となっては何故見たかも不明の映画、よほどヒマだったのだろう…

STORYは…
■リーロイ・グリーン…若きカンフーの求道者、今は亡きプルース・リーの精神と武道の型を崇拝、N.Y.郊外の道場…東洋人マスターの許に住み込み、日夜鍛錬に励む ■とある日、激しい修行中…突然リーロイの上着からドラゴンの紋章を剥ぎ取るマスター、驚くリーロイに…マスターの祝福の言葉、伝授し得るワザの最終段階に到達!更に“ドラゴンヘの道”を極めるため…N.Y.で“新しい師匠”につく必要、探す手助けに…リーロイに黄金色のツバを授けるマスター ■ハーレムでピッツァ・ハウスを経営するリーロイの実家…人のよい両親と弟リッチー&妹、N.Y.ヘ舞い戻ったリーロイを待ち受ける2人の強敵、◇1人は身長2m&過激なファッションで周囲を威圧するアウトロー武闘集団のリーダ、N.Y.最強を自負する…ハーレムの将軍ことショーナフ ◇もう1人…N.Y.のミュージック・ビデオ産業を一手に握る野望に燃えるビデオ会社社長エディ・アルカディアン、自社タレントのアンジェラの人気がいまひとつ、で…ビデオ・スタジオ セブンス・ヘブンの人気スター、ローラ・チャールズを自社タレントに取込もうとアノ手コノ手の圧力、キッパリ断るローラ ■少年道場のインストラクターをしながら…新しい師匠を探すリーロイ、“セブンス・ヘプン”前、ファンに取り囲まれるローラを目撃、一目惚れ!数人の男達が出現…ローラに襲いかかる、悲鳴!殴りこむリーロイ、逃げ出す一味、ローラ救出、その際…大事なツバを落とし&それを彼女が拾ったとも知らないリーロイ ■情報を持ってきた弟・リッチー、救出した女性…人気スターのローラと知る ■ショーナフ一派のリーロイに対する攻撃&エディー味のローラに対する嫌がらせ…エスカレート ■白昼堂々…ローラ誘拐を決行するエディの手下達、目撃したリーロイ…覆面姿で登場、撃退!感激するローラ ■ショーナフー派の挑発、“忍”の一字で耐え忍んできたリーロイ、ピッツァ・ハウスに乱入&店を滅茶苦茶に破壊されるに及ぴ…ついに飛び来る火の粉を振り払うための猛特訓を開始するリーロイ ■用心棒集めを始めるエディ、N.Y.中から集まる猛者達の中に…ショーナフの姿! ■度々の救出劇にローラとリーロイの愛が急速に高まる、自分のスタジオに案内するローラ、ビデオ・スクリーンには…「燃えよドラゴン」のブルース・リーの勇姿、感激するリーロイ ■エディー味の魔の手が伸びる、ローラとリッチーが誘拐されたとの知らせ、道場の僚友ジョニーの援護の申し出も断り…単身敵地へと向かうリーロイ…


見たことは分かっている…パンフがあるのだから、ただストーリーを記しながら…当時の自分はどう思ってこの映画を見たのだろうか?なにはともあれ覚えていないのだから感想の書きようもなしです (2008.11)
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 ラスト・ナイツ/LAST KNIGHTS 
[ACTION]
2015:アメリカ作品/2015.11:日本公開(GAGA)
監督:紀里谷和明
出演:クライヴ・オーウェンモーガン・フリーマンアクセル・ヘニー伊原剛志
ペイマン・モアディアン・ソンギ
クリフ・カーティスノア・シルヴァーマイケル・ロンバルディ
アイェレット・ゾラーショーレ・アグダシュルーパク・シヨンローズ・ケイトン/他
世間的には、今までの作品の評価は良くないのだけれど…私はそう嫌いじゃないな
と言うわけで、観に行こうと思ってました
ムビチケ購入していたのですが、公開日が11/14(TOHOシネマズの日)だったために、見送り!一週間先送りです

STORYは…
とある封建国家の領主バルトーク卿の城
都から皇帝の使者、携えてきた悪徳大臣ギザ・モットに賄賂を渡すように命じる書状
高潔で思慮深いバルトーク、不正が横行する国の未来を憂い、都へ旅立つ前に騎士団の隊長ライデンを呼び出す
世継ぎは既に亡く、自信も重い病を抱えているバルトーク、「私の魂を継ぐのはお前だ」とライデンを後継者指名
かつて天涯孤独のならず者だったライデン、自分を騎士に取り立ててくれた主君への恩義を改めて胸に刻み…
バルトーク家に代々伝わる名刀を拝受するのだった
遠路はるばる都に上ったバルトーク、ギザ・モットと対面、献上したのは一枚の衣のみ
賄賂を拒絶され激高したギザ・モット、邪悪な本性ほ剥き出しにしてバルトークに暴力、いわれなき反逆罪で告発
裁きの場、皇帝と居並ぶ諸侯を前に…ギザ・モットを「切り取るべき癌」と痛烈に批判
「裁きを受けるが、私の魂は裁かれない」と威厳に満ちた態度で言い放つ
それを受けて…皇帝が直々に死刑宣告、ライデンが斬首を行うよう命じる
「私にはできません」と頑なに拒絶するライデン
既に覚悟したバルトークから諭され…主君の首に刀を振り下ろす
バルトークの領土は没収、妻と娘が追放された城に火が放たれる
使えるべき主君を亡くした騎士団も解散、十代続いたバルトーク家は名実共に崩壊
1年後…一層の栄華を極め、権勢をほしいままにしていたギザ・モット、唯一の気がかり…ライデン
復讐を恐れ、腹心の護衛官イトーに昼夜を問わずライデンを監視させる
一方で大軍が押し寄せても破れない鉄の城門を建設、居城の守りを固めるギザ・モット
警戒のあまり…猜疑心の塊、良識派の領主オーガストの娘である妻への虐待もエスカレート
その頃、コルテス副官を中心とする騎士団の面々、都で様々な職に就きながら、密かに報復の準備
ところが肝心のライデンは酒場に入り浸り、賭け事や女遊びにうつつを抜かし…
ついにはバルトークから贈られた大切な刀を質に入れ…愛想を尽かした妻に去られてしまう
地位も名誉も、部下も家族も全てを失ったライデン、主君への忠誠心までも捨て去ってしまったのか?
果たし“最後の騎士達”は非業の死を遂げた主君の仇を討つことができるのか?
難攻不落の要塞と化したギザ・モットの城を舞台に、誇りを懸けた大決戦が始まる!


「CASSHERN」「GOEMON」の紀里谷監督のハリウッド進出作品です
前2作も賛否両論、しばらく動きが無かったのですが、3作目にしてハリウッド映画から逆襲です
いろいろ過激な発言をしている紀里谷監督ですが、ベースは「忠臣蔵」、超日本的です
とある国としていますが、なんともベタな感じです
全て読めまくりますので、安心して観てられますが…残念ながら眠たくなってきました
うーん、こんなもんなんだろうかな…お世辞にも凄い面白いというわけではない
まあ公開1週目にして、夜のみ1回、2回の上映に限定されてる劇場多数
辛うじて朝の上映だった日比谷に流れ込んだしだい…しかも1割程度の入り
紀里谷監督自ら、TVの番宣出まくりでしたが…結果は惨敗と言ったところでしょうか?
ちなみに公開8日目の第1回(10:25)、184席の映画館で1割程度の入り(TOHOシネマズみゆき座)
2011.09format



 ラストナイト・イン・ソーホー/LAST NIGHT IN SOHO 
[HORROR]
2021:イギリス作品/2021.12:日本公開(パルコ)
監督:エドガー・ライト
出演:トーマシン・マッケンジーアニヤ・テイラー=ジョイ
マット・スミスダイアナ・リグ
シノーヴ・カールセンマイケル・アジャオ
テレンス・スタンプリタ・トゥシンハム/他
今年は、映画枯渇気が長い!
が、観たい映画は来週から怒涛の如く始まる!
しかしだ、今週はどうする?
ネット・ムビチケの12/10開始映画はたったの4本!
それでも前々から「観たい」にチェックの入っていたのが
「ラストナイト・イン・ソーホー」である
さあ、どれだけ面白いか分らんが、観に行くぞ…

STORYは…
華やかなりし60年代ロンドンに憧れを抱き、ファッション・デザイナーを夢見るエロイーズ(エリー)
ロンドン・カレッジ・オブ・ファッションに合格、夢を叶えるために田舎町から大都会ロンドンのソーホーへ引っ越し
彼女には、普通の人が見えない“何か”が見える不思議な能力
彼女が7歳の時に自殺した母親が今もエロイーズの前に現れる…そんな力のせいで、引っ込み思案
入学早々(学生寮)から周囲に馴染めず孤立、意を決して学生寮を出て…
ミズ・コリンズが所有する古い屋敷の一室(屋根裏部屋)を借りて、一人暮らしを始める(バイトも開始)
その夜、エロイーズは不思議な夢を見る
そこは憧れの60年代ロンドン、映画館では「007/サンダーボルト作戦」を上映中
クラブ「カフェド・パリ」へと足を踏み入れた彼女
歌手を夢見るサンディといつの間にかシンクロしていることに気付く
サンディはこの界隈に顔の利くマネジャーのジャックに取り入ることに成功、夢に向かって大きな一歩
自信と才能に満ち溢れたサンディにに魅了されたエロイーズ
サンディと同じブロンドに髪を染め、白いコートを身にまとうようになる
不思議と感性が磨かれたエロイーズのデザインは学校でも評価されるようになる
エロイーズは夜ごと、夢でサンディに会えるように願って眠りにつく
クラブ「リアルト」のオーディションに合格、ジャックと恋仲になったサンディ
順風満帆なスタートに見えたのも束の間、リアルトでは安っぽいストリップ・ショーの脇役
舞台に立ちたいんだったら男達にサービスするんだとジャック、客の斡旋
無力な彼女は、ジャックの言葉に従い、男達身を委ねるしかなかった…
サンディが直面した“現実”にショックを受けるエロイーズ、そんななか、偶然にもリアルトの跡地を発見
サンディは夢の中の架空の人物ではなく、過去に実在していた!
更にエロイーズの前に怪しげな老人が度々現れ不可解な言動を繰り返す、もしや彼がジャック?
更に謎の亡霊達が現実世界に現れるようになり、彼女は心身ともに疲弊していく
そしてある夜の夢の中で、エロイーズはサンディの身に降りかかった悲劇を目撃
これは夢の中の出来事ではなく、過去に実際に起きた事件なのだ…と確信
1人真相を追い始めたエロイーズ
やがて恐ろしくも悲しい結末に辿り着くこととなる…


「60年代に愛を込めて…鬼才エドガー・ライトが贈るタイムリープ・サイコ・ホラー」だそうな
シンクロする霊が見えてしまう女性エロイーズ、夢を叶えるためロンドンの服飾科に学ぶ
下宿先の屋根裏部屋で彼女が見えてしまったものは?
綺麗な女性陣に目を奪われて、ついつい目が行ってしまう
そう厚い内容ではないが、60年代音楽に乗ってストーリーは進む
まあ、そこそこって感じかな!?
公開2日目の第1回(9:50)、163席の映画館で25人程度の入り(シネクイント スクリーン1)
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 ラスベガスをぶっつぶせ/21 
[YOUTH & HUMAN DRAMA]
2008:アメリカ作品/2008.06日本公開(ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント)
監督:ロバート・ルケティック     製作総指揮:ブレット・ラトナー
CAST-1:ジム・スタージェスケイト・ボスワースアーロン・ヨーリザ・ラピラジェイコブ・ピッツ
     ケヴィン・スペイシー
CAST-2:ローレンス・フィッシュバーン
CAST-3:ヘレン・ケリージョシュ・ギャッドサム・ゴルザーリ/他
ラスベガスのカジノで現役学生達が起こした「実話」をベースにして製作された映画です、現題「21」が示すように「ブラックジャック」が主題、唯一戦略が立てられると言われるゲーム、果たして学生達は何を起こしたのか?というところでしょうか

STORYは…
■ボストン、MIT(マサチュ・セッツ工科夫学)、優秀な成績の学生ベン・キャンベル、親友達とコンテスト用ロボットの研究、帰りにはバーに寄って…酒、平凡&地味な学生生活、ベンの夢…MIT卒業後に母親の夢であるハーパード大学医学部へ進学、医師になること、但し30万ドルの学費が必要、母子家庭のベンには巨額、奨学生の試験を受験、途中経過…応募者70数名は全て成績よし、奨学生は1名のみ、彼らより優位に立てる点が何かあるか?逆に問われるベン ■スーツ・ショップでバイト、副店長に昇格…でも時給8ドル ■友人との会話、勉強・勉強!少しは楽しんでるか?彼女は?SEXは?まあ程々に、溜まり場のバー、片思いのジルに声でも掛けてみれば!と友人 ■天才的な数学力を持つベン、ミッキー・ローザ教授の質問に的確に即答、考察方法を聞き…感心する教授 ■教授の呼出し、優秀な学生を集め…「ブラックジャック」で必ず勝つカード・カウンティングの研究、ベンを誘う教授、学生のジル、キアナ、チョイ、フィッシャーの5人、彼らのやっていることが信じられないベン、退室 ■自宅、母が渡す6万ドル余のお金!母にとっても必要な金、「奨学生の試験にパスしたから援助はいらない」と嘘…追い詰められるベン、お金が必要、ミッキーの話&憧れの美女ジル、心の葛藤、学費のためと割り切るベン…研究室のドアを叩く ■カード・カウンティングのイロハを叩き込まれるベン…カードのポイント、速読と計算の繰返し、分析結果から投資額をコントロール、監視カメラに気付かれずに…テーブル毎のポイントを知らせる暗号、危険回避ゼスチャー、凄い勢いで習得するベン、数々のテストをパス、ズバ抜けたセンスの持ち主として認められる ■研究チームの最終試験、チャイナタウンの地下カジノ、潜入済みの仲間、決められた暗号、トレーニングの成果を駆使、成功!手荒い仲間の祝福、最終試験にパス! ■ミッキーが告げる勝負の日、どうしても出席&レポート提出が必要な講義!どうにでもなるとミッキー、使われるコネ、実際に単位取得…驚くベン ■ラスベガス、資金を出すミッキー、テーブルに散るメンバー、初めての本場…カードに触れて注意を受けるベンだが…早速能力発揮!週末…ラスベガスの超高級ホテルのスイートルームに集結、カジノへ、役に徹するメンバー、稼ぎ出される大金…


長男が観覧希望!中間試験が終わりましたので漸く見てきました、長男が見たがった理由…カードゲーム、チェス等の対戦ゲーム、パズルの類が大好き、映画が「ブラックジャック」、ネタが「カウンティング」ということで、興味をそそられたようです…、ちなみに長男は…ゲームについて私の説明は一切不要とのこと、ゆえに…映画を見たがっていました
映画自体は実際にラスベガスで現役学生達が起こした「実話」に基づく内容らしい、対象となったのはトランプ・ゲームの「ブラックジャック」、ともかく手持ちのカードの合計数を「21」に近づけて、さらに親(ディーラー)に勝つゲーム、「絵札は=10点」、「Aは=1 or 10の選択」、「その他の数字=表記の点」、カジノでは、テーブルに立つディーラー(親) VS 複数のお客…つまり「1」対「不特定多数」を同時に、かつ途切れなく進めるため(客に逃げられないよう)、そして「ゲーム自体の弱点」を補うことからも多数のカードセットを混ぜて同時に使用してゲームを行います、カジノにおいては、「ブラックジャック」のように勝つための戦略を立てられるものがあります、ゲーム自体の弱点をつく例として…「カウンティング」がありますが、これは使用後にテーブル上から排除されたカードの点数を頭の中で(瞬時に)カウントして…残り枚数での点数を把握したうえで、ゲームに勝つための戦略を立てるわけです、ゲーム感に優れ、勝負に熱くならないこと…などの条件も必要となります(映画より)
で、映画ですが…スピード感を上げるための演出が…映画自体をタンタンとしたものにしてしまった感があります、ハラハラドキドキのの駆け引きというよりは、チェイスに重きを置いてしまったよう…、ヒロインはもっと綺麗な人が良かったな…個人的趣味ですが、まあラストの展開はソコソコ面白いものもありましたので…上記の評価といたしました、ちなみに…長男の評価も「まあまあ」でした
それから、見に行ったのが6/14だったのですが…毎月14日は「TOHOシネマの日」ということで、一般が1000円でして、1300円の前売券を購入してしまっていた私は…チョット悲しい状況でした
前売券の特典は…10秒間で3つの球を3つのスポットに入れてみろ!」のパスル(?)です、直ぐにクリアしましたが、長男は見せただけで答えてしまいました…イロイロと悔しい!
最後に…邦題は「ラスベガスをぶっつぶせ」ですが、原題は「21」です、単純にブラックジャックの点数のことです、それから邦題「ラスベガスを…」タイトルでは個人的に…下にある「ラスベガスをやっつけろ」の方が好みです(どうでもよいことですが)
ちなみに公開15日後の第1回(11:00〜)、245席の映画館は、40人程の入り!(渋谷シネフロント:渋谷)
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 ラスベガスをやっつけろ 
/FEAR AND LOATHING IN LASVEGAS
[???]
1999:アメリカ作品/1999.12日本公開(東北新社)
監督:テリー・ギリアム
CAST-1:ジョニー・デップベニチオ・デル・トロ
CAST-2:トビー・マグワイヤクリスティーナ・リッチエレン・バーキンキャメロン・ディアスフリー
     ハリー・ディーン・スタントンマーク・ハーモンリチャード・ポートナウ
     キャサリン・ヘルモンド/他
「人間は獣になる事で、人間である苦悩を忘れる…」 やりたい放題、夜明け、修復不可能なまでに破壊された部屋、俺は一体ナニをしたのか? 「落ち着け、壊れるな!」

STORYは…
人間は獣になる事で、人間である苦悩を忘れる…
1971年、ジャーナリストのラウル・デュークと彼の弁護士(サモア人)のドクター・ゴンゾー。レッド・シャークと名付けられた真っ赤なオープン・カーで荒野のハイウェイを疾走、ラスベガスで開催されるモータースポーツの取材へ…トランク一杯のドラッグ(大麻、コカイン、メスカリン、ペーパーアシッド、興奮剤、鎮静剤、エーテル、アミル、etc.)と共に… 用意されていた超一流ホテルのスウィートルーム、取材そっちのけでドラッグ、ドラッグ、ドラッグ…部屋は荒らし放題、ルームサービスは使い放題、やりたい放題…
目覚め、パニック…落ち着け、壊れるな!平和が崩れていく… 助かる道…あまりの悪行非道に裁判官が「まさか」と無罪にすること… 神自身の試作品…大量生産に向かない強力な突然変異。生きるにも死ぬにも珍重すぎる男…
平和と理解をドラッグで買えると信じた若者達…彼等の過ちは、我々の過ち…永遠に道を失った若者が残った。彼等はアシッド文化の本質的な誤りを理解せず、トンネルの出口で誰かが光を与えてくれるという絶望的な期待を抱いていた…

あのですね…すごいもの見てしまいました。評価が割れそうですが、GO的には○です。原作も凄いらしいですが、この映像化はテリー・ギリアム(かの「空飛ぶモンティ・パイソン」を見ていた…中学生時代、東京12チャンネル、土曜深夜25:30位からだったか…、未来世紀ブラジルも良かった…)ならではであり、ジョニー・デップ、ベニチオ・デル・トロの怪演があってのものかと…  それから、前日に忘年会で飲み過ぎた体で見に行ったけど、ヘビーだった… ヤバイ、誘発、崩壊寸前だ…落ち着け、壊れるな!
(シネスイッチ銀座)
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 落下の解剖学/Anatomy of a Fall 
[SUSPENSE]
2024アカデミー賞[脚本賞]
2023:アメリカ作品/2024.02:日本公開(GAGA)
監督:ジャスティーヌ・トリエ
出演:ザンドラ・ヒュラーサミュエル・タイスミロ・マシャド・グラネール
スワン・アルローアントワーヌ・レナルツアン・ロトジェ
ジェニー・ベスソフィー・フィリエール/他
2月23日は「落下の解剖学」を観る予定だったのをスッカリ忘れてて…
先に「ジャン=リュック・ゴダール/遺言 奇妙な戦争}を予約してしまった!
あああ?来週も観たい映画あるしって嘆いていたら…
妻がアッサリと「3連休」何だから「2本観れば?」と言うことで連チャンします!
(どっちにしても「フランス映画」だったのが笑い)
「雪山の山荘」で男が転落死!不審な死体、男の妻に殺人容疑が掛かり…唯一の証人は視覚障害のある11歳の息子!
これは事故か、自殺か、殺人か…っていう映画なんだけど「予告編」の映像に惹きつけられてしまった!
観るの決定してたのにミスして1日出遅れたが楽しんで来ます!

STORYは…
その日、ドイツ人のベストセラー作家サンドラは、自宅で学生からインタビューを受けていた…
すると突然、屋根裏部屋のリフォームをしているという夫サミュエルが、大音量で音楽をかけ始める!
サンドラは取材を中断、また別の機会にと学生を帰らせる
ここはサミュエルが生まれ育ったフランスの人里離れた雪山に佇む一軒の山荘
サンドラは…教師の仕事をしながら作家を目指す夫サミュエル、11歳の息子ダニエル、愛犬のスヌープと暮らす
事件が発覚したのは、ダニエルがスヌープの散歩から戻った時だった…
交通事故が原因で視覚に障害のあるダニエルが、山荘近くの雪の上で頭から血を流し横たわる父親に気づいたのだ
ダニエルの叫び声を聞いたサンドラが駆けつけると…既に事切れているサミュエル
検視の結果、死因は事故または第三者の殴打による頭部の外傷だと報告される
事故か?自殺か?他殺か?殺人となれば状況から容疑者はサンドラ しかいない!
サンドラはかつて交流があった弁護士のヴァンサンに連絡を取る
山荘にやってきたヴァンサンに全ては自分が昼寝をしていた間の出来事だと説明するサンドラ
ヴァンサンは、「サミュエルは窓から落下して物置の屋根に頭部をぶつけた」と申し立てることに決め…
更に窓枠の位置の高さから、事故ではなく「自殺」だと主張するしかないと説明する!
サンドラは「息子の目の前で自殺する筈がない」と一度は異を唱えるが…
半年ほど前、夫が嘔吐した際、吐瀉物に白い錠剤が混じっていたことを思い出す…自殺の予兆があった?
捜査が進み、検察はサンドラを起訴する決断を下す
起訴理由を聞いて驚き、サンドラに「なぜ僕に黙っていた」と詰め寄るヴァンサン
サミュエルの死の前日、夫婦が激しく口論し殴り合う音声が、サミュエルのUSBメモリに残されていたのだ…
だが、それはまだ夫婦の謎に満ちた関係が暴露される最初のとっかかりに過ぎなかった!
裁判が始まると、証人や検事から次々と夫婦の秘密や嘘が暴露され、彼等を知る人物の数だけ〈真実〉が現れる!
審理は混沌を極め、真相が全く見えない中、(とある金曜日)公判は終結をしようとしていたその時…
一度は証言を終えた息子のダニエルが「もう一度証言したい」 と申し出る!


もっとサスペンス色が強い映画を想定してました!
ジャケ買いする私ゆえに度々発生する事象!一度観ると決めたらその後の情報シャットアウトするので…
そうか「解剖学」という「事件を白日に晒そうとする法廷劇」と言う意味だったか!
(ちなみに原題のAnatomy of a Fallの「Anatomy」は確かに「解剖学」の意なので直訳だった!)
不審死した夫、家にいたのは妻だけ、11歳の(視覚障害)息子は犬の散歩から戻って死体を発見する!
ただの事故死・自殺とは受取らない警察・検察側
必死に抗弁する妻と弁護士だが…
次々とこれまでの夫婦の仲が破綻していたという証拠が提示される…憶測でものを言うな!
死亡した当日のことを語れるのは11歳の息子だけ
でも大人達の容赦ない誘導に前言撤回が続く…でも検察側の証拠も全て想像の域を出ない!
果たして事件は「解剖(全容把握)」されるのか?
という法廷ドラマでした!
勝手に想定外でしたが、まあまあ面白かったです!
基本裁判は「想定無罪」で進む筈ですが、なかなかに追い込まれていくのがハラハラ
まあキリスト教が支配するヨーロッパに於ける「男性中心社会」の不誠実さに抗う女性の格闘?
やっていないことを証明することの難しさ?夫が遺した「最悪の置き土産」にどう対処する?
(それとも本当に犯人なの?)
11歳の息子はどうする?
なんなら全てを知っているのは「愛犬スヌープ」だけ?
証言できないが…ラストがそれを物語っているかな?
で、【関係ない話-1】
今回観た映画館「Bunkamura ル・シネマ渋谷宮下」は「Bunkamuraル・シネマ」改装中のため
潰れた「渋谷TOEI」の跡地に一時移転してきた!
渋谷TOEI 1・2は良いスクリーンだったのに、実に無機質なホールで寒々としていたのだが
流石に一時の仮のスクリーンとはいえ「Bunkamura」が来たからにはオシャレになっていた!
【関係ない話-2】
隣に座ったハイソ気取りのおばさま2人が、まあデカい声で喋る喋る!
暗くなって予告編始まってもスマホ観ながら喋る喋る!
もう本気で始まる寸前、堪忍袋の緒が切れて「ウルサイ!」って叱りつけると、流石に黙った!
映画終わりのエンディングロールで立ち上がった2人のおばさん
彼女達の座ってた席に何か物がある?手を伸ばして触ったら「ストール」と思われる感触
自分の荷物は座席に置いたまま、彼女達を追いかけるが足が早い!
劇場扉を開けて追いつく!「忘れ物です!」と言って渡すが…「あっ」でお終い!
まだエンディングロール中だし、自分の荷物が座席に置きっ放しなので席に戻る!
全て終了して、明るくなって、今度こそ退場!
公開2日目の第1回(10:45)、189席の映画館で50人割程度の入り(Bunkamura ル・シネマ渋谷宮下 9F)
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 RUSH/ラッシュ/プライドと友情 
[HUMAN DRAMA]
2013:アメリカ・ドイツ・イギリス作品/2014.02日本公開(GAGA)
監督・製作:ロン・ハワード
出演:クリス・ヘムズワースダニエル・ブリュール
オリヴィア・ワイルドアレクサンドラ・マリア・ララナタリー・ドーマー
ピエルフランチェスコ・ファヴィーノクリスチャン・マッケイデヴィッド・カルダー/他
F1好きですね〜!中学生時代、終末深夜に放映していて見てました!まさに映画のオンタイム!
ニキ・ラウダが(ジェームス・ハントも)映画になるんだ!しかもロン・ハワード監督で!
とりあえず、前評判が良いので観に行くこととしました!

STORYは…
1976年8月、F1ドイツGP(グランプリ)、スタート直前、2人の男が視線を交わす…
ジェームス・ハントとニキ・ラウダ
宿命のライバルの出会いは6年前に遡る!
F1参戦を目指すレーサー達がしのぎを削るF3のサーキット
その日、人気レーサーのハントを苦しめたのは新人ニキ・ラウダ
デッドヒート、ハントの攻撃的アタックを受けたラウダがクラッシュ!表彰台に上がるハントに中指立てるラウダ
オーストリアの資産家の息子として生まれたニキ・ラウダ、政界&財界に君臨する祖父&父
レーサーになることを猛反対、勘当
類まれなる交渉力、自身の命を担保に銀行融資、持参金付き…資金難に喘ぐF1チーム・BRMに加入!
専属のメカニックを要求!プロ並みのメカの知識を武器に車体の改良に着手!
オーナーのスタンレー卿、チームメイトのレガッツォーニ、エンジニア達の信用を勝ち得る
一方、イギリス出身のジェームス・ハント、レース前日にも酒&女…を常とする享楽的プレイボーイ
そんなハントに惹きつけられたF3時代からのスポンサー…貴族のアレクサンダー・ヘスケス卿
卿が自腹でF1チーム結成を決断、ハントもラウダを追うようにF1参戦を果たす!
1975年、レガッツォーニの名門フェラーリの移籍に伴い、彼の口利きで一緒にステップアップしたラウダ
恋人マルレーヌの応援、ワールドチャンピオンに登りつめる
対するハント、スーパーモデルのスージー・ミラーと結婚、独身時代と変わらない生活、不仲
さらにヘスケス卿が資金難に陥り…F1から撤退
「同じ車なら俺が勝つ」と挑発するハント、「車の性能も実力のうち」と一蹴するラウダ
自暴自棄となり酒に溺れるハント、妻との溝も深まるばかり
しかし彼に夢を掛けるかつての仲間が必死に売り込み…強豪マクラーレンのドライバーの座を得る!
1976年、シーズン中盤までの9戦で5勝!2年連続ワールドチャンピオン目前
スペインGPで一矢を報いたハントだが…ラウダの指摘、車幅が規定より広いという違反、失格処分
妻スージーと人気俳優との熱愛報道、直ぐに離婚!
鬱憤を晴らすかのような巻き返し、フランスGP優勝、スペインGPの失格も取り消し、ポイントを重ねるハント
一方、シーズン途中でマルレーヌと結婚したラウダ、幸せは僕を弱くする…迷いが生まれると…
8月1日、ドイツGP、“墓場”と呼ばれる世界一危険なサーキット、悪天候のニュルブルリンク
安全を重視するラウダ、レースの中止を訴える!ポイントを稼ぎたいハント達の反対、レース決行!
レース序盤、ラウダの車がクラッシュ、400℃の炎、間に合った救出、瀕死の重傷を負ったラウダ
事故の一因は自分にあるという自責の念に駆られるハント
奇蹟的に一命を取り留めたラウダ、レーサー復帰は絶望?
マルレーヌの献身的看病、過酷な治療に励むラウダ、TVに流れるレース、イギリスGPで優勝したハント
ニュルブルリンクの悪夢から42日後、再起不能と噂されていたラウダがイタリアGP会場に現れる!復帰宣言!
「俺のせいだ」と事故を謝罪するハント
「TVで君の勝利を見て生きる闘志が湧いた!僕をここに戻したのも君だ」とラウダ
レース前のインタビュー、ラウダの焼けただれた顔を笑いのネタに!その男を呼び出したハント…ボコボコに!
ラウダの復帰を一番喜んだのはハントだった…
復帰戦で4位と健闘したラウダ、奇蹟の復活に熱狂する観客
1976年、最終決戦“日本GP”、豪雨の富士スピードウェイ
ラウダ68ポイント、ハント65ポイント、その差僅か3ポイント
8万人のずぶ濡れの観衆が見守る中…2人は視線を交わす!スタートランプが青に!踏み込まれるアクセル!
限界のその先へ!


ジェームス・ハントとニキ・ラウダのドラマということで…、レース(サーキット)以外のお話が多いかな?
2人の天才が、天賦の才以外にあの手この手で、如何にF1界を駆け上がっていくのかは興味深い
ストイックなまでにF1に立ち向かう天才ラウダ、ナーバスに成りながら強引に陽気に立ち振る舞うハントの対比
いちいち対立しながら、最も理解し合っていた2人の姿…人間ドラマだな〜!ところでいつレースは始まるの?
1976年のシーズン結果がコマギレに流れる…
そして問題の8月、“ドイツGP”で事件が発生する!やっと始まったと思ったら、あっ、あけない…事故シーン
緊迫感のないラウダ救出シーン、炎が合成っぽいというか…現実味がない気がする
ハントの活躍を横目に…ラウダの治療シーン、ココはいい流れになってきたかな
そして再起不能を囁かれた重症から42日後、ラウダ復活!見ていられない奥さんを説得…するわな!
そして問題の“日本GP(富士スピードウェイ)”、天候は大雨
リタイアするラウダ、大雨に挑むハント、2人の葛藤、随分と淡々としてないか?もっと盛り上げて良くないか?
しかも時間が短くないかい?シフトレバー故障のシーンなんか入っていても良くないか?
で、ラストが、これまたアッサリ終わっちゃうんだな…
なんかロン・ハワード監督らしくないような感じがするな…突っ込みどころが違うのかな?
たぶんメインはジェームス・ハントの太く短くド派手に生きた人生がメインなんだろうな!
緻密で冷静、ストイックな天才ニキ・ラウダ中心だと面白くないと判断されたかな?引き立て役なのかな?
私はニキ・ラウダの方が好きだったんだな!
まあニキ・ラウダが生きてるので脚色しにくいだろう、何度もあった映画化オファーも蹴り続けてきたらしいし…
ニキ・ラウダが観たかった映画と画面に噛り付いていた人間が観たかった映画は違うんだろうな…
しかし何故に今、この映画だったんだろう?脈絡ないんだな…不思議?
あっ、もう一つ!コッチは嬉しかったネタ、6輪のタイレルフォードが走ってたこと!これはニヤリと…
さらにもう一個!何でタイトルは「RUSH」じゃなくて、邦題は「ラッシュ/プライドと友情」なんだろう?
副題が余計な気がして仕方ないんだけどね…最も嫌いなパターン
まあ、ということで、前評判は無茶苦茶高かったんだが…私的にはスベッた感じでございました!
ただし…新宿ピカデリーのポイントカード移行に伴う、ポイント利用が2月28日まで…
どうにか8ポイントまで貯まっていたので、今回行使しましたので無料で観られましたので、痛くないよ〜!

話は大きく変わりますが…新宿ピカデリーはポイントだと事前のネット予約が出来ないので、早目に出動!
松葉杖をついているので端っこの席を探すも既に無し!通路側に置くのは安全上ダメと言われた…
じゃ〜、入り口で預かってもらえませんか?と聞いたら、あっさりとOKが出ました!
チケット売り場からスクリーンに内線で指示、松葉杖を預かってもらいました
驚いたのは、映画を観終わったら、席まで松葉杖を届けていただいた事
ありがとうございました!
公開5日目の第2回(11:35)、234席の映画館で8割程度の入り(新宿ピカデリー スクリーン6)
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 ラッシュアワー/RUSH HOUR 
[CLAIM ACTION&COMEDY]
1998:アメリカ作品/1998.01日本公開(GAGA-HUMAX)
監督:ブレット・ラトナー
CAST-1:クリス・タッカージャッキー・チェン
CAST-2:エリザベス・ペーニャトム・ウィルキンソンツィ・マージュリア・スー
CAST-3:ケン・レオンジョージ・チャンフィリップ・ベイカー・ホールクリス・ペン
     バリー・シャバカ・ヘンリー/他
コミカルなアクション映画、ジャッキー・チェンお得意な分野?お約束…確実に確実に積み上げて行く笑い、クリス・タッカーと掛け合いもそれなりに(クリス・タッカーが何を喋っているのか知りたい)…

STORYは…
香港で犯罪組織を追う刑事。中国高官邸…アメリカ高官送別のパーティー。時がたち、アメリカに渡ることになる中国高官…。娘の誘拐事件。領事は香港から刑事を呼び寄せるが、FBIは、ロス警察のもてあましを張付け、捜査に介入させないことに…。娘(=友人)を助けたい刑事は、どうにか捜査に参加。身代金の受渡し現場で逮捕失敗。ビル爆発。犯人は香港で追っていた組織…アジトに潜入する2人は犯人逮捕失敗、責任から香港強制送還へ。この間に単独行動からチームの必要性の認識した刑事は、相棒として送還直前を奪取。再度、犯人を追い詰めていくことに…


ジャッキー・チェン映画+クリス・タッカー、笑わせてくれます。プラス、ハリウッド映画で大袈裟にしてくれてます。上に書いた内容は、あくまでSTORYであり、この映画は2人のやりとりの軽妙さでしょう。楽しむには良いのではないでしょうか。ジャッキー映画お約束のエンディング・クレジットのおまけ付です。
(新宿東急)
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 ラビリンス/魔王の迷宮/LABYRINTH 
[FANTASY]
1986:アメリカ作品/1986.07日本公開(トライスター映画)
監督:ジム・ヘンソン
CAST-1:ジェニファー・コネリーデヴィッド・ボウイトビー・フラウド
CAST-2:ロバート・ビーティ
CAST-2:ジャック・パーヴィスマルコム・ディクソン/他
ジェニファー・コネリーとデヴィッド・ボーイでファンタジー映画、デヴィッド・ボーイが出る!?一体どんな役で?ラビリンス(迷宮)の王様ジャレス!興味があって見に行きましたが…

STORYは…
■…数え切れない危険をおかして、ゴブリン・シティを通って、このお城へ、あなたの盗んだ子供を私に返して、私の決心は岩のように固く、王国は偉大です… ■15歳になる少女サラ、空想好きの読書家、頭の中はファンタジーで一杯、女優になる夢、公園で愛犬マーリン相手に1人芝居「ザ・ラビリンス」の練習中、気付けば7時過ぎ、雨!急ぎ帰宅、両親が芝居鑑賞へ行く日!赤ん坊の弟トビーの子守の約束 ■家、待っていたのは…継母の小言、自室で空想世界へ…トビーの泣き声、あやしても泣き止まず、サラは「ザ・ラビリンス」の物語を聞かせる…ゴブリン(邪悪な精霊)の王が虐げられた子守の娘に恋、娘の願い通り赤ん坊をさらってしまう…と、泣き続けるトビー、サラはゴブリンの王に願うも…何も起きず、しかしそんなサラを見守る一団…闇に隠れたゴブリン達、サラが合言葉を言うのを待っている、部屋を出るサラ…「どうぞ…」と呟く、それが合い言葉 ■突然トビーの声が聞こえなくなる、Uターン、消えたトビー、ベッドにゴブリン、雷鳴、窓から梟…黒衣の青年の姿!ゴブリンの王ジャレス、3つの水晶球を操りながら…トビーをさらったと告げる、窓の外に広がる異次元の迷宮、その中央に建つジャレスの城、トビーを返してとサラ、条件を提示するジャレス…13時間以内に迷宮を抜けて城に着くこと、時間を超えれば…トビーはゴブリンと化す!飛び去るジャレス、迷宮に足を踏み入れるサラ ■最初に出合った小人ホグル、殺虫剤でフェアリー(妖精)退治中、実は獰猛でサラに噛付くフェアリー、迷宮への入口を尋ねるサラ、指し示す方向へ ■果てしなく続く一本道、疲れ果てたサラ、イモ虫が教えてくれた壁に隠された道…城とは反対方向だが ■石造りの廃墟、迷わぬよう…敷石に口紅で印、敷石をひっくり返すゴブリン、途方に暮れるサラ ■城、サラの様子を見ながら騒ぐゴブリンとジャレス ■目の前に赤と青の扉、それぞれに老犬の顔アルフとラルフ、片方は正直者、片方は嘘つき、質問…青い扉を選択、落とし穴、サラを受け止める何百という手、「上がいいか下がいいか?」の問い、下を選ぶサラ、正解の道…不安になるジャレス ■ウーブリエと呼ばれる真っ暗な地下室、気がつけばホグルがいる、プラスチック製ブレスレットでホグル(宝石好き)の関心を買う…道案内を依頼、ウーブリエは長く居ると記憶を失う…壁に扉を開けるホグル、通路出現、途中…巨大な壁の顔が警告を繰返す…だけ ■ホグルの裏切りを咎めに来た変装したジャレス、「迷路なんて簡単!」と強気のサラ、ならば…残り時間を5時間に短縮!投げられる水晶球…巨大な機械が出現、サラ達に迫り来る…ゴミさらい!必死の逃走…目前に鉄格子!脇の壁を押し倒すサラ、間一髪…空洞へ、ハシゴで外へ ■庭園、ジャレスの“悪臭の沼へ落とす”との警告!降りたいとホグル、ブレスレッドを奪い…脅して案内を続行! ■2人の前に…物言う烏の帽子を被った老賢者ワイズマン、道を尋ねるも賢者の言うことは…意味不明、眠りこむ賢者を残して進む、ご機嫌なホグル…サラが賢者にホグルを「友達」と紹介したから、恐ろしい吠え声、変わり身の早さ…サラを置いて逃げるホグル、声の主…逆さ吊りにされた巨大な獣、ゴプリン兵達が槍で突付く!「石があれば」と思うサラ…どこからか転がり来る石、投石!兵に命中、勘違いから…同士打ち、もう一回!争い去っていくゴブリン兵達、獣の名はルド、サラと直ぐに打解ける…「トモダチ!」 ■庭園の外れ、人顔のノッカーが付くドアが2つ、1つは耳にノッカー…聞こえず、1つは口に…喋れず、口にノッカーを選ぶサラ、質問して…ノッカーの鼻を抓む!口を開けるノッカー、ノックに成功、開く扉…中は薄暗い森、落とし穴に落ちるルド、「ホグル!助けて」の叫び ■振り返るホグル…サラが気になるが…目の前にジャレス、桃を渡し…サラに喰べさせるよう命令、「友達?あの娘がお前にキスをしたら、お前を王子にしてやろう、悪臭の王子にな!」と…


ジェニファー・コネリーとデヴィッド・ボーイ主演の映画であることと「ラビリンス(迷宮)」というタイトルだけで見に行ったファンタジー映画です、まあジェニファー・コネリー中心です、ファンタジー映画ならではの特殊な生き物達はケッコウ大雑把な感じ、ぬいぐるみ世界…まあセサミ・ストーリーより多少はマシかなという位の状況、って、えっ…やっぱりセサミ・ストーリー絡みか…!?そんな世界に…デヴィッド・ボーイ!存在感は大アリだが…無理矢理演じされられている感があり痛々しい…、こんなオコチャマ映画に出てしまって失敗だったのではないだろうか?ともかくデヴィッド・ボーイが出る映画だったこと、ジェニファー・コネリーを見たいという大義名分あり(胸張って言うことか?)…まあ今もファンではあるが…内容に感してはあまり触れる気は無い… (2008.07.16)
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 LA LA LAND/ラ・ラ・ランド 
[MUSICAL]
2017 アカデミー賞[監督賞][主演女優賞:エマ・ストーン][撮影賞][美術賞][作曲賞][歌曲賞]
2017 ゴールデングローブ賞[作品賞(コメディ/ミュージカル部門)][女優賞(コメディ/ミュージカル部門:エマ・ストーン)][男優賞(コメディ/ミュージカル部門:ライアン・ゴズリング)][監督賞][脚本賞][作曲賞][主題歌賞]
2016:アメリカ作品/2017.02:日本公開(GAGA/ポニーキャニオン)
監督・脚本:デイミアン・チャゼル
出演:ライアン・ゴズリングエマ・ストーン
ジョン・レジェンドローズマリー・デヴィットJ・K・シモンズフィン・ウィットロック
キャリー・ヘルナンデスジェシカ・ローテソノヤ・ミズノ
 オリヴィア・ハミルトン/他
アカデミー賞14部門ノミネートのミュージカル映画
どんなんだか観に行ってみることといたしました
宣伝バンバンやってるのもありまして
初日は満員御礼
ネット予約していて良かった

STORYは…

クリスマスが近いのに暑いカリフォルニア、ロサンゼルス
ネバタ州ポールダーシティ出身のミア、女優になる夢を叶うようと、大学を中退して数年
映画スタジオのコーヒーショップでバリスタとして働きながら…
オーディションを受ける日々、チャンスが訪れる気配はまるでなし
ある夜、ピアノの音色に誘われてレストランに足を踏み入れるミア
演奏に感動し、ピアニストに声を掛けようとしたが、店長の選曲に従わなかったためにクビになったピアニスト
彼の名前はセブことセバスチャン、見れば、先日、渋滞する高速道路でクラクションを鳴らして抜いて行った男

出会いは最悪だったが、不思議と何度も偶然に会ううちに、2人は言葉を交わすようになる
世間では人気が落ちてしまったジャズをこよなく愛するセブの夢…
いつか自分の店を持って好きな曲を好きなだけ演奏すること
初めはイヤミを言い合っていた2人だが、夢を熱く語るうちに、互いに惹かれ始める
ミアの演技研究のため、名作映画「理由なき反抗」を観に行く約束する2人
だが、ミアはその日、付き合い始めたばかりのグレッグとのデートが入っていた
グレッグと彼の兄とその恋人とのディナーは退屈な会話、気もそぞろになるミア
その時、店のスピーカーからセブが弾いていた曲が流れる
気が付けばミアは、セブの待つ映画館へと駆け出していた
グリフィス天文台のシーンで手を握り、唇が触れかけた瞬間、映写トラブルで場内の明かりが点く
恋に落ちた2人、丘の上の本物のグリフィス天文台へ
2人の心は、プラネタリウムを越えて星空の彼方へと舞い上がる
翌日から、ミアは独り芝居の脚本を書き始める
自作自演ならオーディションとはおさらばだというセブのアドバイスに従ったのだ

2人はデートを重ね、やがてミアはセブのアパートで暮らすようになる
脚本を書き上げたミア、セブの夢も応援、店名とロゴを考える、励まし合い、夢を支え合い、2人は幸せの絶頂
だが現実と向き合えば、貯金はおろかレギュラーの仕事もないセブにとって店を持つのは遠すぎる夢
そこでセブは、学校が一緒だったキースの誘いに乗り、彼のバンドに参加する
ジャズの伝統に固執するよりも売れることが肝心だと考えるキースに反感を抱いていたセブだが…
ミアのために安定した仕事が欲しかった
そのバンドのライブに出かけたミアは戸惑いを隠せない
彼らの音楽には、あんなにもセブが愛していたフリージャズの精神は欠片もないのだ
だがバンドは大人気を博し、レコーディングやツアーでセブは多忙になり
ミアは会えない寂しさを堪えながら独り芝居の公演の準備を始める

久しぶりに会えた夜、今のバンドの音楽が好きなのかというミアの一言から、大ゲンカに発展してしまう
君のために入ったと怒るセブを、「夢はどこへ行ったの?」と責めるミア
ついにミアの独り芝居「さらばボールダーシティ」の幕が開く
客席はガラ空き、終演後には演技も脚本もけなす声が聞こえてきて絶望するミア
雑誌の撮影を終えて駆け付けたが間に合わなかったセブに…
「終わりよ、何もかも」と告げ、ミアは故郷へ帰ってしまう
数日後、セブの携帯電話に配役事務所から連絡が入る、ミアへの伝言を頼まれるセブ
2人の恋と夢は今、新しい局面を迎えようとしていた…


ネット予約していたとはいえ前の方、観ずらかったな
字幕と映像を行ったり来たりして…
早めに事前予約をお勧めいたします
でもラストは…書けないな、あれで良かったのかな?というかああいうラストで話題になって良いのかな?
●は●●たけれど、●は●わなかったなんて…そんな
まあそんなに全てが上手くいもんじゃない
そんなこと分かっちゃいるけどね
とはいえ、ミアの最後のオーディションは背筋ゾクゾクであった
あっ、CMで流れていたシーンは全て確認できました…安心?
やっぱりラストはあれで良かったのかな?
「セッション」の監督デイミアン・チャゼルゆえなのかな?

アカデミー賞14部門ノミネートだけど、そんなにいかないんじゃないと思うんだが
…でも6つ取ったけど、作品賞は取れなかったね
公開初日の第3回(16:05)、299席の映画館で満員(TOHOシネマズ紙渋谷 SCREEN3)
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ランボー/怒りの脱出         は、別ページとなります
ランボー3/怒りのアフガン    は、別ページとなります
ランボー/最後の戦場         は、別ページとなります



 ラン・ローラ・ラン/LOLA RENNT 
[LOVE STORY?]
1998:ドイツ作品/1999.07日本公開(コムストック/パンドラ)
監督:トム・ティクヴァ
CAST-1:フランカ・ポテンテモーリッツ・ブライプトロイ
CAST-2:ヘルベルト・クナウプニナ・ペトリアーミン・ローデヨハヒム・クロール
     ハイノ・フェルヒ/他
ハッピーエンドに向けて走りに走る、走るたびに周りを巻き込み、未来が変わる、BADな結末は彼女の絶叫でリセット、そしてまたハッピーエンドに向けて同じ道を走り出す… 凝った作りの80分、楽しめました

STORYは…
ベルリン、夏。11:40 a.m. ローラの部屋の電話が鳴り響く。恋人のマニ…裏金の運び屋…「助けてくれ、俺は殺される…ボスに渡す金「10万マルク」を地下鉄に…12時に会うことに…それまでに金を作らないと、殺される」、ローラ、バイクを盗まれ、約束の場所に迎えに行けなかった。回想シーン、「おまえのせいだ!」、パニック状態、マニの目の前にスーパー・マーケット!「今から強盗すれば…」時計を見るローラ、残り20分。12時強盗決行、ローラの頭に浮かぶ人物…銀行頭取の父親…受話器を投げるローラ、電話機に着地…START!部屋を飛び出すローラ…(アニメ)階段を駆け降り、犬連れの少年の脇をすり抜ける…(実写)果たしてローラはお金を手に入れ、マニを救えるか?走れローラ、走れ!

思い出されるピロー・トーク。マニに質問しているローラ…。こんな終わりは、イヤだーーー

思い出されるピロー・トーク。ローラに質問しているマニ…。こんな終わりも、イヤだーーー


ともかく、ちょっと太目のローラが走る、走る。真っ赤な髪の毛を振り乱しながら…走る毎に変わる状況。彼女達の運命も変わるが、巻込まれる人達の運命も変わる。アニメ・シーンとの関わりによって生じるタイム・ラグが起こす話の展開の変化。彼女の絶叫と共にリセットされるSTORY…ゲームのようなお話。ハッピー・エンドに向けて、ひたすらゲーム(ストーリー)は繰返される。全編で80分ですが、走りまくるスピード、カット割りの細かさと織り込まれるサイド・ストーリー等、飽きさせずに見せてくれます。余りこういう映画は無いので、面食らう人も多いかなと…
(シネマライズ:渋谷)
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