2026年6月の映画  戻る

FUJIKO 
2025年 日本 95分
監督・原案 木村太一
企画・プロデュース MEGUMI
出演 片山友希(FUJIKO『茜色に焼かれる』)/橋本淳/諏訪珠理すわしゅり
メモ 2026.6.8(月)大坂ステーションシティシネマ
感想
40年ほど前の1977年〜1982年、日本国静岡で奮闘するシングルマザーの話 静岡やから富士子(FUJIKO)って名前なのか。
とても深刻でもなく笑えるところも色々あり、かといって能天気でもなく、運があったりなかったり縁があったり波乱万丈の5年間。監督さんは自身のお母さんにインスパイアされて作ったそうです。
商店では嫁は労働力であり、介護保険もなく、シングルマザーへの支援も少なく、ゼロ歳児を預かってくれるのは無認可保育園ばかりなり、そして兄弟姉妹の中では男の子が優遇されてる時代。
FUJIKOさんは美大志望やったのにスケッチもしないのはちょっと残念。そんなことをしている暇はないということか。
 
たぶん同世代なので共感出来るところもあれば、FUJIKOさんはディスコで踊り狂っていた人らしくあまりに向こう見ずで共感出来ないところもある。
まあ私は運よく会社にも親の支援にも恵まれていた。(その分色々重たかった)
比較的働きやすかったけど、7週間の産休が明けて会社に行ったら、二つ下の男の人(社内結婚後、幼い子供もいた)から「子供置いて会社に来るってどういう気持ち?」
って聞かれた。スルーしたけど。嫌味やなくほんまに不思議やったのかもしれん。
共働きせなあかんような給料は出してない、共働き率ほぼゼロ、社内結婚寿退社推進家族一丸で会社を支えてちょうだい、やったな。
 
今思い返せば、当時全国の本支店の人事、総務、経理と仕事しててんけど名古屋支店が一番頭が固く、男尊女卑で驚いた覚えがある。
東海地方って特にそういう風土やったんかな。
 
FUJIKOさんが別れた夫と喫茶店で斜めに向き合うシーンがとてもよかった。それとラスト。私にもこういう選択もあったかもしれん とちょっぴり思う。
★★★★戻る