キャスト トム・ハーディ(レオ・デミドフ)/ファレス・ファレス(レオの同僚アレクセイ)/ノオミ・ラパス(レオの妻ライーサ・デミドワ)/ジョエル・キナマン(レオのライバル・ワシーリー)ワシーリー)/ニコライ・リー・コス(教師イワン「
「真夜中のゆりかご」)/パディ・コンシダイン(出張する男ウラジミール「ボーン・アルティメイタム(記者)」「イン・アメリカ/三つの小さな願いごと(お父さん)」 )/ジェイソン・クラーク(獣医ブロツキー
「猿の惑星:新世紀(ライジング)」)/ヴァンサン・カッセル(クズミン少佐)/チャールズ・ダンス(レオの後任の上司)
メモ 2015.7.4(土) 大阪ステーションシティシネマ
あらすじ
ソ連が農業国から工業国への転換のための大混乱で起こったウクライナ地方の大飢饉の時に助けられ養父母に育てられたレオは、第二次大戦ベルリン陥落の英雄となり1953年には秘密警察MGBで反共を狩っていた。そんな日戦友で同僚のアレクセイの息子が死体で発見される。レオの名づけ子だ。切り傷があるが、「楽園に犯罪は存在しない」スターリン主義のため事故と処理される。レオが調べると同じような子供の事故が起こっていた。
感想
トム・ロブ・スミス「チャイルド44」の映画化。たぶん
「市民X−チカチーロ−」と同じ題材。
粛清の嵐のスターリン独裁政権下、何も口にできない重苦しい息の詰まるような駆け引きの日常が描かれていた。はしょってあっても原作にかなり忠実なんやけど何しろ137分やから、本を読んでいる方がわかりやすいと思う。
「ミレニアム」のノオミ・ラパスがレオの妻なんはどうかな、もっと可憐で美人じゃと思ってたんやけど、あれだけドロンコにならなあかんからきれいなだけやと無理やね。映画は肉弾戦です。
豪華競演で最後にチャールズ・ダンスまで表れたのにびっくり。最近見た
「特捜部Q−檻の中の女」のカール(ニコライ・リー・コス)が教師のイワンで、アサド(ファレス・ファレス)がレオの同僚アレクセイやった。本は映画につながり、映画と映画はつながるんやね。